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恋心と告白
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翌日。俺……いや、私は拓真に恋をして、ずっと上の空だった。朝ごはんを食べている時も、登校の時も、授業中も、下校の際も、入浴の時も。こんな感情は生まれて初めてだった。でも、そんな私でも上の空から脱却することがある。それは、莉々咲たちと話している時。
6組。私が莉々咲たちと女子トークしていると。
「あぁ、美津ちゃん可愛いなぁ」
芋男の男子生徒数名が私を教室の窓から見ていた。
「おい! カメラ貸せよ!」
芋男の1人が、新聞部所属のガリ勉男子生徒のカメラを手に取る。
「ダメだよ! これは新聞部の備品だから!」
新聞部所属のガリ勉男子生徒は拒否するが
「はぁ? 俺様に逆らうな!」
芋男の1人が脅す。
「わ、分かった」
新聞部所属のガリ勉男子生徒は、私にカメラを向けると、シャッターボタンを押した。
「おい! もっと取れよ!」
脅した芋男とは別の芋男が、言う。新聞部所属のガリ勉男子生徒は連写をする。
「おい、工藤……あとで俺にファイル送っとけよ!」
芋男が新聞部所属のガリ勉男子生徒に言った。ガリ勉男子生徒は頷いた。
「おい! 早くしねぇと休み時間終わるぞ!」
芋男数名は去っていった。新聞部所属のガリ勉男子生徒は、縮こまっていた。私は
「ちょっと待ってて」
と。莉々咲たちに言って、教室を出る。そして、新聞部所属のガリ勉男子生徒を引っ張っていく。その時に、教室窓から新聞部所属のガリ勉男子生徒が見えた時、莉々咲たちは、きょとんとしてたはず。
屋上の踊り場。俺は新聞部所属のガリ勉男子生徒を床に倒した。そして
「肖像権の侵害……」
と。言った。
「ごめん……でも、俺だって好きでやったわけじゃ……」
新聞部所属のガリ勉男子生徒は、言い訳する。私は
「でも、幇助はしたでしょ?」
私の言葉に、新聞部所属のガリ勉男子生徒は、口を閉ざす。
「今回は見逃す……でも、2度目はないから」
私は許した。今度は許さないけど。
「あ、ありがとう」
新聞部所属のガリ勉男子生徒は、下を向く。
「あと、私を撮りたいなら……サービスショット1枚だけならいいよ」
私は一応、ここで引きずったのは、その理由だ。莉々咲の前でやったら
「女子のご法度!」
って言われるから。
「えっと、エッチなやつでもいいの?」
新聞部所属のガリ勉男子生徒は、質問する。
「脱ぐ系は、ダメ!」
私は範囲を決めた。制服を脱ぐ系とかは、禁止にする。
「じゃあ……スカートをパンティが見えるまで上げて」
新聞部所属のガリ勉男子生徒は、私にポーズを撮らせる。彼の自己満足だって分かる。でも、私から言い出したからには、しないといけない。
下校時、繁華街。今日は、莉々咲たちが用事があり私は1人で帰る事になった。すると
「あん時の嬢ちゃんじゃねぇか……」
頬に傷とタバコ咥えた李男が居た。かなり包帯で巻かれているけど、歩けるまでには回復している。しかも、今回は鉄パイプを持っている。
「な、なんですか……」
私は分かった。李男が私を殺そうとしている。
「あん時の憂さ晴らしだ! 死ねぇ!」
私は死ぬと分かって、目を強く瞑った。しかし、死ななかった。私が目をゆっくり開くと、竹刀で抑えていた拓真が居た。
「あぁ? また男かよ……」
李男は、一旦離れた。
「美津に、指一本触れさせない!」
拓真は、竹刀を構える。
「そんな竹の剣でオレに勝てると思ってんのか?」
李男は、鉄パイプを再び振ると、拓真の竹刀で曲がってしまった。
「面!」
拓真は李男の頭を竹刀で叩いた。李男は膝から崩れ落ちた。
「くっ、くそ! 覚えておけ!」
李男は、曲がった鉄パイプを投げ捨て逃げて行った。拓真は竹刀を閉まって、私の方を向く。
「怪我はない?」
拓真は、私に優しく話しかける。
「うん……大丈夫、ありがとう……」
私は怒る時以外は、相手を倒せない。あの時は、政郎に危害を加えたから。拓真は、私を家まで送ってくれた。
「じゃあ、また学校でな!」
拓真は、手を甲を向けて手を振る。
《ますます好きになっちゃったじゃん!》
私は花織が帰宅するまで、家の前で立ち尽くしていた。
美津(光稀)の部屋。私は拓真に告白しようと決意した。それで私は恥ずかしくなると、滑舌が悪くなるため、手紙で告白しようと思った。でも、なんで書けば良いのか分からない。すると、花織が入って来た。
「みつ兄? なんか最近変だよ? いつも上の空だし……」
花織は私の不審な行動に気付いていたらしい。
「……恋に堕ちた」
私はボソッと呟いた。花織は私の勉強机に置かれたものを見て、分かったみたいだ。
「みつ兄、私に便箋とペンを貸して」
花織が言う。私が便箋とペンを渡した。すると、花織は何かメッセージを書いていた。そして、書き終わったら、私に返した。
「これを例にして、書いてみて」
花織は部屋を出て行った。私は返された便箋を見ると、ラブレターの例文が書かれていた。私は拓真に出会った日などを、振り返りながら、書いて行った。
翌日、放課後。私は政郎に
「拓真に『屋上に来てって!』って伝えといて!」
と、言った。これでもし、政郎が拓真に伝えてくれたら来てくれる。そのために、屋上のドアを閉めた。
ーーガチャ!
ドアが開いた。拓真が来てくれたんだ。
「美津? なんか俺に用か?」
拓真は、かなり汗だくだった。わざわざ部活から抜け出して来たのだろうか。
「拓真くん……その……これ、受け取って……」
私は拓真にラブレターを差し出す。拓真は目を見開いただろう。すると、拓真は手紙を受け取ってくれたのが感触で分かった。そして、拓真は手紙の内容を取り
「OK……美津、付き合おう……恋人として」
拓真なOKしてくれた。私は拓真くんとお付き合いできた。
6組。私が莉々咲たちと女子トークしていると。
「あぁ、美津ちゃん可愛いなぁ」
芋男の男子生徒数名が私を教室の窓から見ていた。
「おい! カメラ貸せよ!」
芋男の1人が、新聞部所属のガリ勉男子生徒のカメラを手に取る。
「ダメだよ! これは新聞部の備品だから!」
新聞部所属のガリ勉男子生徒は拒否するが
「はぁ? 俺様に逆らうな!」
芋男の1人が脅す。
「わ、分かった」
新聞部所属のガリ勉男子生徒は、私にカメラを向けると、シャッターボタンを押した。
「おい! もっと取れよ!」
脅した芋男とは別の芋男が、言う。新聞部所属のガリ勉男子生徒は連写をする。
「おい、工藤……あとで俺にファイル送っとけよ!」
芋男が新聞部所属のガリ勉男子生徒に言った。ガリ勉男子生徒は頷いた。
「おい! 早くしねぇと休み時間終わるぞ!」
芋男数名は去っていった。新聞部所属のガリ勉男子生徒は、縮こまっていた。私は
「ちょっと待ってて」
と。莉々咲たちに言って、教室を出る。そして、新聞部所属のガリ勉男子生徒を引っ張っていく。その時に、教室窓から新聞部所属のガリ勉男子生徒が見えた時、莉々咲たちは、きょとんとしてたはず。
屋上の踊り場。俺は新聞部所属のガリ勉男子生徒を床に倒した。そして
「肖像権の侵害……」
と。言った。
「ごめん……でも、俺だって好きでやったわけじゃ……」
新聞部所属のガリ勉男子生徒は、言い訳する。私は
「でも、幇助はしたでしょ?」
私の言葉に、新聞部所属のガリ勉男子生徒は、口を閉ざす。
「今回は見逃す……でも、2度目はないから」
私は許した。今度は許さないけど。
「あ、ありがとう」
新聞部所属のガリ勉男子生徒は、下を向く。
「あと、私を撮りたいなら……サービスショット1枚だけならいいよ」
私は一応、ここで引きずったのは、その理由だ。莉々咲の前でやったら
「女子のご法度!」
って言われるから。
「えっと、エッチなやつでもいいの?」
新聞部所属のガリ勉男子生徒は、質問する。
「脱ぐ系は、ダメ!」
私は範囲を決めた。制服を脱ぐ系とかは、禁止にする。
「じゃあ……スカートをパンティが見えるまで上げて」
新聞部所属のガリ勉男子生徒は、私にポーズを撮らせる。彼の自己満足だって分かる。でも、私から言い出したからには、しないといけない。
下校時、繁華街。今日は、莉々咲たちが用事があり私は1人で帰る事になった。すると
「あん時の嬢ちゃんじゃねぇか……」
頬に傷とタバコ咥えた李男が居た。かなり包帯で巻かれているけど、歩けるまでには回復している。しかも、今回は鉄パイプを持っている。
「な、なんですか……」
私は分かった。李男が私を殺そうとしている。
「あん時の憂さ晴らしだ! 死ねぇ!」
私は死ぬと分かって、目を強く瞑った。しかし、死ななかった。私が目をゆっくり開くと、竹刀で抑えていた拓真が居た。
「あぁ? また男かよ……」
李男は、一旦離れた。
「美津に、指一本触れさせない!」
拓真は、竹刀を構える。
「そんな竹の剣でオレに勝てると思ってんのか?」
李男は、鉄パイプを再び振ると、拓真の竹刀で曲がってしまった。
「面!」
拓真は李男の頭を竹刀で叩いた。李男は膝から崩れ落ちた。
「くっ、くそ! 覚えておけ!」
李男は、曲がった鉄パイプを投げ捨て逃げて行った。拓真は竹刀を閉まって、私の方を向く。
「怪我はない?」
拓真は、私に優しく話しかける。
「うん……大丈夫、ありがとう……」
私は怒る時以外は、相手を倒せない。あの時は、政郎に危害を加えたから。拓真は、私を家まで送ってくれた。
「じゃあ、また学校でな!」
拓真は、手を甲を向けて手を振る。
《ますます好きになっちゃったじゃん!》
私は花織が帰宅するまで、家の前で立ち尽くしていた。
美津(光稀)の部屋。私は拓真に告白しようと決意した。それで私は恥ずかしくなると、滑舌が悪くなるため、手紙で告白しようと思った。でも、なんで書けば良いのか分からない。すると、花織が入って来た。
「みつ兄? なんか最近変だよ? いつも上の空だし……」
花織は私の不審な行動に気付いていたらしい。
「……恋に堕ちた」
私はボソッと呟いた。花織は私の勉強机に置かれたものを見て、分かったみたいだ。
「みつ兄、私に便箋とペンを貸して」
花織が言う。私が便箋とペンを渡した。すると、花織は何かメッセージを書いていた。そして、書き終わったら、私に返した。
「これを例にして、書いてみて」
花織は部屋を出て行った。私は返された便箋を見ると、ラブレターの例文が書かれていた。私は拓真に出会った日などを、振り返りながら、書いて行った。
翌日、放課後。私は政郎に
「拓真に『屋上に来てって!』って伝えといて!」
と、言った。これでもし、政郎が拓真に伝えてくれたら来てくれる。そのために、屋上のドアを閉めた。
ーーガチャ!
ドアが開いた。拓真が来てくれたんだ。
「美津? なんか俺に用か?」
拓真は、かなり汗だくだった。わざわざ部活から抜け出して来たのだろうか。
「拓真くん……その……これ、受け取って……」
私は拓真にラブレターを差し出す。拓真は目を見開いただろう。すると、拓真は手紙を受け取ってくれたのが感触で分かった。そして、拓真は手紙の内容を取り
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