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終章

事件解決

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 元上地家(現空き家)。彼は相川と共に、自宅に訪れる。すると、1人の男性が現れた。
「はい?」
かなりの悪臭が漂う。
「私、時効探偵事務所の比嘉一維と申します……」
彼は名刺を悪臭男性に渡す。
「探偵が何の用だ?」
悪臭男性が問いかける。
「3年前に亡くなった長木に子という人物を知っていませんか?」
彼は悪臭男性に問う。
「知らねぇな……」
悪臭男性は、知らないと答える。相川はガスマスクをして、この悪臭はやばいと思い警察を呼んだ。
 数10分後。
「警察だ!」
宜野湾市警察と那覇市警察が拳銃を構える。
「警察を呼んだのは、誰だ!」
悪臭男性が怒鳴る。
「警察さん……この家から悪臭がするので家宅捜索をお願いします! あとこの部屋がどっかにあるはずです」
相川は警察官にアダルト動画の画像を見せる。
「分かった」
宜野湾市警察と那覇市警察が空き家にヅカヅカと上がり込む。
「おい! やめろ! 俺の敷居を跨ぐな!」
悪臭男性は食い止めるが、1対10で勝てるわけがなかった。
 家宅捜索から10数分後。
「例の部屋がありました!」
那覇市警察の宮城十八番みやぎええすが相川に伝える。
「部屋の状況は?」
相川が問いかける。
「部屋には、血溜まりと白濁液が所々に散らばっている」
十八番が答える。
「貴方、名前は?」
同じく那覇市警察の新垣讃大あらかきさんたが、悪臭男性に問う。
「金城攻だ」
悪臭男性は名前を答える。
「ちょっと署までご同行願います」
新垣刑事が攻をパトカーに連行する。その後は、日南人、桂史朗、一蔵、明悟が家宅から出て来た。4人共悪臭が漂う。
「遺体は?」
宜野湾市警察の島袋愛久しまぶくろあいくが問う。
「別の空き家にあったので、宜野湾市警察の皆さんは私について来てください」
彼が言う。那覇市警察は容疑者に事情聴取をした。
 元安里家。
「残念ながら、被害者本人は亡くなっていました」
彼が宜野湾市警察の5人に見せる。宜野湾市警察の愛久、平良鷹理たいらおうり山城襲太郎やましろそたろう知念晃ノ介ちねんこうのすけ宮里咲久也みやざとさくやは手を合わせ成仏を試みる。
「では、証拠はこちらで押収する」
平良刑事がパトカーに証拠を積む。
「もしかしたら、増築部分も証拠になるかもしれない」
相川が言う。
「じゃあ、もう一回あそこに向かうぞ」
宮里刑事が指示する。
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