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Episode.3
卒業
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3月8日。今日は中学生最後の日。私でテラスで涙を流していた。明日、みっつーに会ったら……もう2度と会えない気がするから。初恋の相手、長年の相手、みっつーに。
「おい」
みっつーの声が聞こえる。幻聴だ。
「おい」
私は幻聴が消えるよう念じて、耳を塞ぐ。
「おい!」
ーーバタッ!
みっつーの声が聞こえた後、卒業アルバムが落ちた音がした。私は泣いている顔を見せたくなくて、後ろを向け無かった。
「ゆっきー、俺の方を向いてくれ……」
みっつーが私に言う。私は首を横に振る。
「な、なんで!」
みっつーが疑問の声が聞こえる。私は泣き顔のまま、彼に顔を向ける。
「こんな顔、見せたくなかったの」
私の目から涙が次々出てきて、止まらない。
「俺も同じ気持ちだ」
みっつーは、私の手を取ると思いきや抱き付いた。そして、声はあげなったものの泣き出していた。
「ゆっきー……いや、友希と会えないなんて悲しいに決まってる!」
みっつーは私を強く抱き締める。
翌日。私はみっつーから、第2ボタンを受け取った。
「おい」
みっつーの声が聞こえる。幻聴だ。
「おい」
私は幻聴が消えるよう念じて、耳を塞ぐ。
「おい!」
ーーバタッ!
みっつーの声が聞こえた後、卒業アルバムが落ちた音がした。私は泣いている顔を見せたくなくて、後ろを向け無かった。
「ゆっきー、俺の方を向いてくれ……」
みっつーが私に言う。私は首を横に振る。
「な、なんで!」
みっつーが疑問の声が聞こえる。私は泣き顔のまま、彼に顔を向ける。
「こんな顔、見せたくなかったの」
私の目から涙が次々出てきて、止まらない。
「俺も同じ気持ちだ」
みっつーは、私の手を取ると思いきや抱き付いた。そして、声はあげなったものの泣き出していた。
「ゆっきー……いや、友希と会えないなんて悲しいに決まってる!」
みっつーは私を強く抱き締める。
翌日。私はみっつーから、第2ボタンを受け取った。
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