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Episode.2
ペンション
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秋休み終了まで残り3日。今日は、1組限定でペンションの前日だ。クラスメイトの親睦を深めるために担任が企画してくれた。私は遠足の時と同じ人に、新しい人を加えて班を組みなぜだかリーダーに任命された。班を組んだら、買い出しをし……リーダーである私が食材を管理する。ちなみに、1組のペンションには携帯やスマホは持ち込み可。私達は今、買い出し中。
「えーっと、焼きそば用の麺とレタスと……玉ねぎと後1つなんだっけ?」
慶子がリストの1食材を忘れたらしい。
「まぁ、友希なら知ってるんじゃない?」
泰絵が私の肩を叩く。
「ねぇ? 友希、教えてよ」
慶子が聞く。
《えーっと、何だっけ……あ! あれだ!》
私は肉コーナーを指差す。
「ソーセージだよ!」
私は慶子に答える。
「そうだよね!」
泰絵は食材が分かった瞬間、店内を走る。
「泰絵! 店内は走らないで!」
私は泰絵に忠告したが、聞く耳は持っていなかった。後、ソーセージは食材のリストには入ってなかった。
10数分後。
「4点、合計で3800円になります」
私はお金(担任の自腹)を出すと同時に
「領収書をお願いします」
と言った。担任から領収書を取るよう、指示されたから。
「お名前を聞いても、宜しいでしょうか?」
店員がボールペンを持つ。
「松本友希です。友希は友情の『友』に希望の『希』です」
私は名前と漢字を店員に伝えた。私は領収書を貰うと
「「「じゃあ、食材管理よろしくね!」」」
4人は、私にそう伝え帰って行った。
《重い……乙女にはハードだよ……》
私は登下校路を何回か休んで家に着いた。
翌日。私はリュックに必要最低限の物(iPad、ガラケーを含む)を入れて私服で中学校へ向かった。学校車のマイクロバスには、既に何人かのクラスメイトが乗車していた。私は大型の学校車に乗車する。数分後、香澄と慶子が来て……2人で新型のカードゲームをしていた。私は、ガラケーをWi-Fiにデザリングして、iPadの動画配信視聴アプリで……2.5次元の動画クリエイターが投稿している動画を鑑賞していた。
数十分後。学校車が動き出した。私は窓側の席で、隣には泰絵が座った。どうやら、私は泰絵の保護者扱いになっていた。私は学校車で走行中、動画鑑賞していたが目が疲れて寝てしまった。再び目を覚ますと、後数分で宿泊先に着く所だった。何時間寝てたんだろうか。学校車ではまだ明るかった。1組全員が小売店の建物の前で待機した。今回の宿泊先はフリーWi-Fiが使えるみたいだ。私の通う中学校は男子より女子が数人多く、女子は3部屋が繋がったワンルームで1泊する。男子は1部屋だけで足りたみたい。
深夜。私はBBQや焼きそばを食べて、入浴して寝る時間だった。男子は数人が騒いでいる。私達の女子も静かだがオールしている。私は隣の部屋から小さなボールを投げる優莉と冬夏にイライラして、部屋から飛び出した。何回も私にぶつけやがって。私は水位の変わる湖に行って星空を眺めていた。
《もし、私にボーイフレンドが居たら、1段と綺麗に見えたんだろうなぁ》
などと、思っていた。すると、思わぬ人が私のところに来ていた。
「イテッ!」
突然、男子の声がした。だが、その声は聞き覚えのあった。親の声よりも聞いた声だ。私は懐中電灯の光で照らすと、岡本くんだった。
「岡本くん!」
私は吃驚した。岡本くんがこんな時間になんで私のところに来たんだ。
「あ? 誰だ?」
岡本くんは、スマホのライトを私に向けた。
「松本か……」
岡本くんは、私の隣に座る。私は岡本くんが、左手の手首を抑えているのに気付く。
「左手、どうかした?」
私は岡本くんに聞いてみた。私はまだ岡本くんを友達以上恋人未満の関係だった。
「滑って怪我した……」
岡本くんは私の方を見ずに答えた。
「怪我! 大丈夫?」
私は怪我した彼が心配だった。
「大した傷じゃない……」
私は岡本くんの左手にライトをあてる。すると、止血はしていたが出血していた。
「出血してるじゃん!」
私は吃驚して、偶々持っていた天然水をかけようとすると、
「いいよ! こんな傷、唾つければ治る」
岡本くんは、すごく痛そうな顔をしている。
「絆創膏とか持ってない?」
岡本くんは、傷が風に触れて痛みが伝わるのが耐えられなかった。私が初めて、岡本くんの弱さを知った。
私は岡本くんの左手首に絆創膏を貼った。念の為に持っていた。
「これで終わり……」
私が言うと
「まだだ……」
岡本くんは、私に顔を近付けて唇を重ね合わせた。
「……」
私は一瞬、何が起こったのか分からず沈黙していた。
《この感覚って……あの運動会の……》
岡本くんは、私の意識が戻ったのを確認して
「郁江とは別れた」
と言った。
「くだらないかもだけど、話すよ」
《運動会終了後。
「どうした? 郁江……」
郁江は、岡本くんに話があったみたいだった。
「私達……別れましょう」
郁江は岡本くんに別れを告げる。
「あっそう!」
岡本くんは易々と別れることを了承した。
「私、2組のアンカーと付き合う!」
郁江は次の相手を岡本くんに告げた。
「あっそう!」
岡本くんは『あっそう!』しか答えてなかった》
現在。
「そんな感じで、別れた……郁江、俺の誕生日すら覚えてくれなかった」
岡本くんは続けて
「俺の誕生日を祝ってくれない彼女なんて、彼女じゃない」
と。言った。私は返す言葉が見つからず、ただ沈黙していた。嫌なことは吐き出した方がスッキリする。私はその話を聞き役でも良かったのかもしれない。
「でさ、松本……」
岡本くんが話題を変える。
「何? 岡本くん……」
私は岡本くんにライトをあてる。彼は今、耳が赤くなっている。
「俺の誕生日の日……つまり中間考査1日目に告ったろ? あの返事OKだ……」
私は『告ったろ?』の後の言葉が聞こえなかった。
「え?」
私は首を傾げる。すると、岡本くんは私の両肩を掴み顔を下に向け
「まつも……いや、友希! 俺と付き合ってくれ!」
と。告白された。
「お、岡本くん? なんでいきなり告白なんて……」
私が問いかけると
「友希だって、俺のこと何も知らずに告ったじゃん……おあいこさ……」
私も2年前に同じことをした。
「俺さ……郁江と別れたことはそれほどショックじゃなかった……でも、孤独感があったんだ……それで、小学校の頃思い出したら松本とちゃんと話したことなかったなと思って……特に、友希が楽しそうに笑う笑顔が可愛い」
岡本くんは、私を好きになったということは伝わった。ただそれを言語化するのが難しいのだと分かる。
「だから、俺と付き合ってくれ!」
岡本くんは、頭から蒸気が出るほど赤面していた。
「OKだけど、一つ聞いていい?」
私は岡本くんにキスされた感触が似た日があったことを聞こうとした。
「な、なんだよ……」
岡本くんが返答する。
「岡本くんって……さっき以外に私にキスしたことある?」
私が聞いてみると
「あぁ……あるよ、運動会の組体操の後な」
岡本くんは白状する。
「なんで、私にキスしたの!?」
私が吃驚し怒鳴ってしまった。
「友希が、目開けたまま寝てると思ってたし……郁江と別れたつもりだったから」
岡本くんは続けて
「あと、郁江今ごろ……苦労してるんじゃね? 2組のアンカー……束縛体質だから」
岡本くんは元カノの現状も把握済みらしい。
「あとさぁ、友希は俺の事『岡本くん』じゃなくて『みっつー』と呼んでくれない?」
彼は私にあだ名を教えてくれた。
「じゃあ、私の名前も呼びやすくしてよ……みっつー」
私はみっつーと呼んだ。
「友希だから……『ゆっきー』は?」
みっつーは私にゆっきーというあだ名を付けてくれた。
「じゃあ、これから宜しくな! ゆっきー!」
みっつーが手を差し伸べる。
「こちらこそ、宜しくね! みっつー!」
こうして、私は岡本くんことみっつーと付き合うことができた。
「えーっと、焼きそば用の麺とレタスと……玉ねぎと後1つなんだっけ?」
慶子がリストの1食材を忘れたらしい。
「まぁ、友希なら知ってるんじゃない?」
泰絵が私の肩を叩く。
「ねぇ? 友希、教えてよ」
慶子が聞く。
《えーっと、何だっけ……あ! あれだ!》
私は肉コーナーを指差す。
「ソーセージだよ!」
私は慶子に答える。
「そうだよね!」
泰絵は食材が分かった瞬間、店内を走る。
「泰絵! 店内は走らないで!」
私は泰絵に忠告したが、聞く耳は持っていなかった。後、ソーセージは食材のリストには入ってなかった。
10数分後。
「4点、合計で3800円になります」
私はお金(担任の自腹)を出すと同時に
「領収書をお願いします」
と言った。担任から領収書を取るよう、指示されたから。
「お名前を聞いても、宜しいでしょうか?」
店員がボールペンを持つ。
「松本友希です。友希は友情の『友』に希望の『希』です」
私は名前と漢字を店員に伝えた。私は領収書を貰うと
「「「じゃあ、食材管理よろしくね!」」」
4人は、私にそう伝え帰って行った。
《重い……乙女にはハードだよ……》
私は登下校路を何回か休んで家に着いた。
翌日。私はリュックに必要最低限の物(iPad、ガラケーを含む)を入れて私服で中学校へ向かった。学校車のマイクロバスには、既に何人かのクラスメイトが乗車していた。私は大型の学校車に乗車する。数分後、香澄と慶子が来て……2人で新型のカードゲームをしていた。私は、ガラケーをWi-Fiにデザリングして、iPadの動画配信視聴アプリで……2.5次元の動画クリエイターが投稿している動画を鑑賞していた。
数十分後。学校車が動き出した。私は窓側の席で、隣には泰絵が座った。どうやら、私は泰絵の保護者扱いになっていた。私は学校車で走行中、動画鑑賞していたが目が疲れて寝てしまった。再び目を覚ますと、後数分で宿泊先に着く所だった。何時間寝てたんだろうか。学校車ではまだ明るかった。1組全員が小売店の建物の前で待機した。今回の宿泊先はフリーWi-Fiが使えるみたいだ。私の通う中学校は男子より女子が数人多く、女子は3部屋が繋がったワンルームで1泊する。男子は1部屋だけで足りたみたい。
深夜。私はBBQや焼きそばを食べて、入浴して寝る時間だった。男子は数人が騒いでいる。私達の女子も静かだがオールしている。私は隣の部屋から小さなボールを投げる優莉と冬夏にイライラして、部屋から飛び出した。何回も私にぶつけやがって。私は水位の変わる湖に行って星空を眺めていた。
《もし、私にボーイフレンドが居たら、1段と綺麗に見えたんだろうなぁ》
などと、思っていた。すると、思わぬ人が私のところに来ていた。
「イテッ!」
突然、男子の声がした。だが、その声は聞き覚えのあった。親の声よりも聞いた声だ。私は懐中電灯の光で照らすと、岡本くんだった。
「岡本くん!」
私は吃驚した。岡本くんがこんな時間になんで私のところに来たんだ。
「あ? 誰だ?」
岡本くんは、スマホのライトを私に向けた。
「松本か……」
岡本くんは、私の隣に座る。私は岡本くんが、左手の手首を抑えているのに気付く。
「左手、どうかした?」
私は岡本くんに聞いてみた。私はまだ岡本くんを友達以上恋人未満の関係だった。
「滑って怪我した……」
岡本くんは私の方を見ずに答えた。
「怪我! 大丈夫?」
私は怪我した彼が心配だった。
「大した傷じゃない……」
私は岡本くんの左手にライトをあてる。すると、止血はしていたが出血していた。
「出血してるじゃん!」
私は吃驚して、偶々持っていた天然水をかけようとすると、
「いいよ! こんな傷、唾つければ治る」
岡本くんは、すごく痛そうな顔をしている。
「絆創膏とか持ってない?」
岡本くんは、傷が風に触れて痛みが伝わるのが耐えられなかった。私が初めて、岡本くんの弱さを知った。
私は岡本くんの左手首に絆創膏を貼った。念の為に持っていた。
「これで終わり……」
私が言うと
「まだだ……」
岡本くんは、私に顔を近付けて唇を重ね合わせた。
「……」
私は一瞬、何が起こったのか分からず沈黙していた。
《この感覚って……あの運動会の……》
岡本くんは、私の意識が戻ったのを確認して
「郁江とは別れた」
と言った。
「くだらないかもだけど、話すよ」
《運動会終了後。
「どうした? 郁江……」
郁江は、岡本くんに話があったみたいだった。
「私達……別れましょう」
郁江は岡本くんに別れを告げる。
「あっそう!」
岡本くんは易々と別れることを了承した。
「私、2組のアンカーと付き合う!」
郁江は次の相手を岡本くんに告げた。
「あっそう!」
岡本くんは『あっそう!』しか答えてなかった》
現在。
「そんな感じで、別れた……郁江、俺の誕生日すら覚えてくれなかった」
岡本くんは続けて
「俺の誕生日を祝ってくれない彼女なんて、彼女じゃない」
と。言った。私は返す言葉が見つからず、ただ沈黙していた。嫌なことは吐き出した方がスッキリする。私はその話を聞き役でも良かったのかもしれない。
「でさ、松本……」
岡本くんが話題を変える。
「何? 岡本くん……」
私は岡本くんにライトをあてる。彼は今、耳が赤くなっている。
「俺の誕生日の日……つまり中間考査1日目に告ったろ? あの返事OKだ……」
私は『告ったろ?』の後の言葉が聞こえなかった。
「え?」
私は首を傾げる。すると、岡本くんは私の両肩を掴み顔を下に向け
「まつも……いや、友希! 俺と付き合ってくれ!」
と。告白された。
「お、岡本くん? なんでいきなり告白なんて……」
私が問いかけると
「友希だって、俺のこと何も知らずに告ったじゃん……おあいこさ……」
私も2年前に同じことをした。
「俺さ……郁江と別れたことはそれほどショックじゃなかった……でも、孤独感があったんだ……それで、小学校の頃思い出したら松本とちゃんと話したことなかったなと思って……特に、友希が楽しそうに笑う笑顔が可愛い」
岡本くんは、私を好きになったということは伝わった。ただそれを言語化するのが難しいのだと分かる。
「だから、俺と付き合ってくれ!」
岡本くんは、頭から蒸気が出るほど赤面していた。
「OKだけど、一つ聞いていい?」
私は岡本くんにキスされた感触が似た日があったことを聞こうとした。
「な、なんだよ……」
岡本くんが返答する。
「岡本くんって……さっき以外に私にキスしたことある?」
私が聞いてみると
「あぁ……あるよ、運動会の組体操の後な」
岡本くんは白状する。
「なんで、私にキスしたの!?」
私が吃驚し怒鳴ってしまった。
「友希が、目開けたまま寝てると思ってたし……郁江と別れたつもりだったから」
岡本くんは続けて
「あと、郁江今ごろ……苦労してるんじゃね? 2組のアンカー……束縛体質だから」
岡本くんは元カノの現状も把握済みらしい。
「あとさぁ、友希は俺の事『岡本くん』じゃなくて『みっつー』と呼んでくれない?」
彼は私にあだ名を教えてくれた。
「じゃあ、私の名前も呼びやすくしてよ……みっつー」
私はみっつーと呼んだ。
「友希だから……『ゆっきー』は?」
みっつーは私にゆっきーというあだ名を付けてくれた。
「じゃあ、これから宜しくな! ゆっきー!」
みっつーが手を差し伸べる。
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