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一章

十話 能力の意味

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外が明るくなった。
メイはまだ寝てるようだった
アカリは目覚めて
部屋を出た。

「おはよう!!」

「おはようございます」
アカリは、返事をした

「メイちゃんはまだ寝てるのか
まあ、いいか
昨日のことを話したい
ご飯でも食べながら
聞いてくれないか?」

アカリは
「わかりました」
と言い、椅子に座った

「夜中、能力の原因考えてみたんだけどな」
どうやら、能力のことについて考えてくれていたようだ。

「俺を守ろうとして、前に来たんだよな?」
ジョンはアカリに聞いた。

「そうですね。
失敗に終わりましたけど
すみません……。」
守れなかったのが悔しかったのか
少し落ち込んでいる

「謝らなくていい。
メイちゃんを守る時は、発動したんだよな?」

「そうです」と頷いた。

「人を守る能力じゃなくて
メイちゃんだけを守る能力なんじゃないか」

「ーーー!」
アカリの頭にある言葉が過ぎった
(この世界は好きなものが能力になる)

「このことはメイちゃんには……。」
かなり恥ずかしかった。

「わかってる!
恥ずかしいもんな!
内緒にしといてやる!」

アカリは黙った。

「そんな怒んなって
ささ、この話は終わり!
ご飯たべよう
メイちゃん起こしといで」

アカリはメイを起こしに
部屋に戻った。

(私の能力……。
メイちゃんしか守れないんだ……。
だけど、いいかな)
少し嬉しそうだった。

「メイちゃん、
おはよー
朝ごはんできてるよ
そろそろ起きよ」

「もう……。そんな時間……なの?」
メイは眠そうだ。

「アカリ……。なんかあった?」

「なんもないよ!
ささ、早く食べに行こ!」
メイは、眠気からか納涼を使うのを忘れていた。

「「「いただきます!!」」」
朝食を食べ終えた。
このまま楽しい生活が続いてほしいと二人は願った。
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