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十四.はじめてのキス
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悠仁はローテーブルの上に腰を下ろす。
意味を分かりかねていると、体を引き寄せ反転させられ、足を開いた悠仁の間に座らせられた。座りながら後ろから抱きしめられるような格好になる。
「え?」
なんでテーブルの上に座ってるんだ、と大和は悠仁の行動に戸惑った。
邪魔だね、と言って悠仁の手が大和のスウェットにかかる。
悠仁がそこでしようとしていることが分かり、脱がされそうになるのを大和は抵抗した。
「暴れないで、兄さん」
何を言っているんだ、この弟は。大和が暴れないわけがない。
悠仁に両腕ごと腹に手を回され押さえ込まれていた為、大和は両足をバタバタ動かした。
「あんまり床を蹴ると、階下に聞こえるよ」
悠仁の言葉に、大和は動きをぴたりと止める。
この部屋は東端にある。つまり、一階には両親がいるということだ。
反射的に、大和は床から足を浮かせた。大和が暴れたために、スウェットは足首で引っ掛かったまま、脱がされずに終わった。
「お前がこんなことしなければ、俺も暴れない」
大和は後ろに座る悠仁に、正当な文句を言う。
やれやれと言わんばかりに、悠仁が溜め息をつく。溜め息をつきたいのは大和の方だ。
「脱がせなかったけど仕方ないね」
悠仁は大和の太腿を撫でた。膝の裏側まで辿り着いたところで、足を掴まれる。
「なっ…」
大和の両足を掴まれたと思ったら足を開かれ、悠仁の膝の上に乗せられた。強引に開かれたおかげで、足首で止まっていたスウェットと下着が右足だけ外れる。
思いきり股を開かれた体勢に、大和はかっと羞恥で頬を染めた。誰に見られているわけでもないが、プライドの傷つく格好だ。
「あ、脱げたしちょうど良かった」
悠仁はマイペースだ。
大和は少し足を上げた体勢になった為、バランスを崩す。手をテーブルにつこうとするが、上手く力が入れられない。
体を支えきれず、上体の体重を悠仁に預けた。ちょうど悠仁の肩に頭がぶつかり、少し見上げると悠仁の顔が見えた。
悠仁の方が経験値が少ないくせに、大和より一段上手だ。いや、むしろ狡猾と言って良いだろう。
まずい状況に、大和は焦る。
また快楽に流されてしまったら、どうしよう。兄弟なのに二度もセックスをしてしまうなんて、あってはならない。
悠仁は、後先考えずに自分の想いで突っ走ろうとしている。
大和が理性で食い止めるしかないのだ。
ガタン、と突然の物音に、大和はびくりとした。
勉強机の横の窓がカーテン越しにガタガタと揺れていた。窓ガラスに雨風が強く当たっただけのようだ。大和が暴れた音を聞きつけて親が来たのかと動揺してしまったので、大和はほっと胸をなでおろす。
「兄さん」
こめかみにキスをされる。
無理矢理しようとしているくせに、そんな恋人みたいなキスはやめてくれ。大和は唇をきゅっと結んだ。
「ねえ、兄さん。覚えてる? しろいの」
しろいの、という言葉に懐かしさを感じる。
左手は大和の体を後ろから拘束したままで、悠仁が手の平を上にして右手を前に伸ばす。大和はその手を見た。
悠仁の手の平から、白いもやのようなものが浮かび始める。次第に濃くなり、それは白く光を放ち始めると、悠仁の手の平の少し上空で丸く形を変えた。光は少しずつ形を変え始め、大きくなっていく。懐かしい光景だった。
しかし、光が完全に形を変えた時、思わず大和は小さく悲鳴を上げた。
「ひっ」
そこに現れたのは、胴回りが十五センチ以上、全長が二メートル近い白い蛇だった。
大和が記憶している“しろいの”は、一メートルに満たないもっと細身で小柄な白蛇だ。
「だいぶ大きくなったと思わない? 最後に見せたのどれくらいだったか覚えてないけど」
「あ、ああ……」
さすがに大股を開いた自分の足の間で蛇にとぐろを巻かれると、緊張が走る。大和は小さく頷いた。
“告”の人間は、一人につき一体、自分のエネルギーを媒体として、霊獣を出すことができる。それは人によって形が違う。悠仁は白蛇、大和は鳥を出すことができる。意思疎通も可能だ。
子供の頃、神が告の人間を護る為に与えて下さったものだと、母から教えられた。
だが、鳩のような小さな鳥では、到底身を護るなんてことは難しいだろうと大和は思っている。どちらにしろ、この数年大和は出したことがない。
「兄さんの“ボクノトリ”は元気?」
ボクノトリとは、大和がつけた鳥の名前だ。悠仁の、“しろいの”以上にセンスがない。
「さあ……。もうずっと出してない」
霊的存在に元気も何もないと思ったが、大和は黙った。
出さないのには苦い思い出がある。
しかし、今何故白蛇を出すのか。大和が逃げないようにするためだろうか。
大和は目の前で赤い舌をちろちろと見せる白蛇を見た。
「そうなの? 俺は結構ちょっとした話し相手に出したりしてるよ」
ペットじゃないんだから、と大和は内心思ってしまった。
「おいで、しろいの」
「!」
白蛇の体がするりと動く。まるでわざとそうしているように、大和の体に絡みつくように胴をしならせながら這う。
本物の蛇でないと分かってはいても、そのしっとりとした感触にぞくりと肌が泡立つ。蛇だと意識するせいか、感覚が鋭敏になる。
「…っく」
白蛇は、悠仁と意思疎通ができる。悠仁が何を考えているかが、大和には分かった。
悠仁は、大和のTシャツの裾を捲り上げた。裾に隠れていた大和自身が露わになる。
大和の宙に浮いた足、そして中心へと、まるで巻くつくように蛇が動く。すっかり柔らかくなっていた大和自身に絡みつき、絶妙な力加減で大和を刺激する。足を閉じようとしても、悠仁がさらに膝を開き、蛇が動きやすいよう股を開かされてしまう。
「悠仁……。こんな使い方、していいと思ってるのか…っ」
蛇によって、大和自身は再び少しずつ熱を取り戻す。人間の手ではない予測のつかない動きに、不本意ながらも大和は反応してしまう。そして、男は反応していることを隠せない。
「俺、しろいのと仲良しだから」
答えになっていない返事をされる。
「は……っ、んっ」
自身の先端が濡れ始めたのが、大和にも分かる。
まさか蛇にイカされるとか、兄弟以上に有り得ない。
ちろりと先端の窪みに蛇の細い舌が埋め込まれ、思わず大和はびくりと体を揺らす。
「アッ、や……っ」
ちろちろと舐められ、大和の浮いた足がガクガクと震えた。
「ダメだよ、しろいの。それを舐めるのは俺の特権だから」
悠仁が優しく言うと、蛇がするりと大和自身から離れた。
「兄さんの精液、たくさん体に取り込んだら力が強くなったりするのかな。どう思う?」
訊ねてはいるが、答えは求めてはいないだろう。大和の耳元で、悠仁が優しく囁く。
「今日も全部舐めてあげるね、兄さん」
「……っ」
蛇が離れたその場所に、悠仁の右手が触れる。敏感になっている先端を爪先で弄られると、堪らない快感が押し寄せる。
「あ、あっ……っ」
先走りが、悠仁の指を濡らす。
濡れた指を悠仁は口元へと運んだ。
ぼんやりと大和が見ていると、視線に気づいた悠仁の顔が近づいて唇にキスをされた。
それは、キスもろくに知らない高校生の、触れるだけのキスだった。
「………」
初めて抱かれた夜の記憶は途中からないが、もしかしてこれが悠仁との初めてのキスかもしれないと、何故だかこんな状況で大和はぼんやりと考えた。
意味を分かりかねていると、体を引き寄せ反転させられ、足を開いた悠仁の間に座らせられた。座りながら後ろから抱きしめられるような格好になる。
「え?」
なんでテーブルの上に座ってるんだ、と大和は悠仁の行動に戸惑った。
邪魔だね、と言って悠仁の手が大和のスウェットにかかる。
悠仁がそこでしようとしていることが分かり、脱がされそうになるのを大和は抵抗した。
「暴れないで、兄さん」
何を言っているんだ、この弟は。大和が暴れないわけがない。
悠仁に両腕ごと腹に手を回され押さえ込まれていた為、大和は両足をバタバタ動かした。
「あんまり床を蹴ると、階下に聞こえるよ」
悠仁の言葉に、大和は動きをぴたりと止める。
この部屋は東端にある。つまり、一階には両親がいるということだ。
反射的に、大和は床から足を浮かせた。大和が暴れたために、スウェットは足首で引っ掛かったまま、脱がされずに終わった。
「お前がこんなことしなければ、俺も暴れない」
大和は後ろに座る悠仁に、正当な文句を言う。
やれやれと言わんばかりに、悠仁が溜め息をつく。溜め息をつきたいのは大和の方だ。
「脱がせなかったけど仕方ないね」
悠仁は大和の太腿を撫でた。膝の裏側まで辿り着いたところで、足を掴まれる。
「なっ…」
大和の両足を掴まれたと思ったら足を開かれ、悠仁の膝の上に乗せられた。強引に開かれたおかげで、足首で止まっていたスウェットと下着が右足だけ外れる。
思いきり股を開かれた体勢に、大和はかっと羞恥で頬を染めた。誰に見られているわけでもないが、プライドの傷つく格好だ。
「あ、脱げたしちょうど良かった」
悠仁はマイペースだ。
大和は少し足を上げた体勢になった為、バランスを崩す。手をテーブルにつこうとするが、上手く力が入れられない。
体を支えきれず、上体の体重を悠仁に預けた。ちょうど悠仁の肩に頭がぶつかり、少し見上げると悠仁の顔が見えた。
悠仁の方が経験値が少ないくせに、大和より一段上手だ。いや、むしろ狡猾と言って良いだろう。
まずい状況に、大和は焦る。
また快楽に流されてしまったら、どうしよう。兄弟なのに二度もセックスをしてしまうなんて、あってはならない。
悠仁は、後先考えずに自分の想いで突っ走ろうとしている。
大和が理性で食い止めるしかないのだ。
ガタン、と突然の物音に、大和はびくりとした。
勉強机の横の窓がカーテン越しにガタガタと揺れていた。窓ガラスに雨風が強く当たっただけのようだ。大和が暴れた音を聞きつけて親が来たのかと動揺してしまったので、大和はほっと胸をなでおろす。
「兄さん」
こめかみにキスをされる。
無理矢理しようとしているくせに、そんな恋人みたいなキスはやめてくれ。大和は唇をきゅっと結んだ。
「ねえ、兄さん。覚えてる? しろいの」
しろいの、という言葉に懐かしさを感じる。
左手は大和の体を後ろから拘束したままで、悠仁が手の平を上にして右手を前に伸ばす。大和はその手を見た。
悠仁の手の平から、白いもやのようなものが浮かび始める。次第に濃くなり、それは白く光を放ち始めると、悠仁の手の平の少し上空で丸く形を変えた。光は少しずつ形を変え始め、大きくなっていく。懐かしい光景だった。
しかし、光が完全に形を変えた時、思わず大和は小さく悲鳴を上げた。
「ひっ」
そこに現れたのは、胴回りが十五センチ以上、全長が二メートル近い白い蛇だった。
大和が記憶している“しろいの”は、一メートルに満たないもっと細身で小柄な白蛇だ。
「だいぶ大きくなったと思わない? 最後に見せたのどれくらいだったか覚えてないけど」
「あ、ああ……」
さすがに大股を開いた自分の足の間で蛇にとぐろを巻かれると、緊張が走る。大和は小さく頷いた。
“告”の人間は、一人につき一体、自分のエネルギーを媒体として、霊獣を出すことができる。それは人によって形が違う。悠仁は白蛇、大和は鳥を出すことができる。意思疎通も可能だ。
子供の頃、神が告の人間を護る為に与えて下さったものだと、母から教えられた。
だが、鳩のような小さな鳥では、到底身を護るなんてことは難しいだろうと大和は思っている。どちらにしろ、この数年大和は出したことがない。
「兄さんの“ボクノトリ”は元気?」
ボクノトリとは、大和がつけた鳥の名前だ。悠仁の、“しろいの”以上にセンスがない。
「さあ……。もうずっと出してない」
霊的存在に元気も何もないと思ったが、大和は黙った。
出さないのには苦い思い出がある。
しかし、今何故白蛇を出すのか。大和が逃げないようにするためだろうか。
大和は目の前で赤い舌をちろちろと見せる白蛇を見た。
「そうなの? 俺は結構ちょっとした話し相手に出したりしてるよ」
ペットじゃないんだから、と大和は内心思ってしまった。
「おいで、しろいの」
「!」
白蛇の体がするりと動く。まるでわざとそうしているように、大和の体に絡みつくように胴をしならせながら這う。
本物の蛇でないと分かってはいても、そのしっとりとした感触にぞくりと肌が泡立つ。蛇だと意識するせいか、感覚が鋭敏になる。
「…っく」
白蛇は、悠仁と意思疎通ができる。悠仁が何を考えているかが、大和には分かった。
悠仁は、大和のTシャツの裾を捲り上げた。裾に隠れていた大和自身が露わになる。
大和の宙に浮いた足、そして中心へと、まるで巻くつくように蛇が動く。すっかり柔らかくなっていた大和自身に絡みつき、絶妙な力加減で大和を刺激する。足を閉じようとしても、悠仁がさらに膝を開き、蛇が動きやすいよう股を開かされてしまう。
「悠仁……。こんな使い方、していいと思ってるのか…っ」
蛇によって、大和自身は再び少しずつ熱を取り戻す。人間の手ではない予測のつかない動きに、不本意ながらも大和は反応してしまう。そして、男は反応していることを隠せない。
「俺、しろいのと仲良しだから」
答えになっていない返事をされる。
「は……っ、んっ」
自身の先端が濡れ始めたのが、大和にも分かる。
まさか蛇にイカされるとか、兄弟以上に有り得ない。
ちろりと先端の窪みに蛇の細い舌が埋め込まれ、思わず大和はびくりと体を揺らす。
「アッ、や……っ」
ちろちろと舐められ、大和の浮いた足がガクガクと震えた。
「ダメだよ、しろいの。それを舐めるのは俺の特権だから」
悠仁が優しく言うと、蛇がするりと大和自身から離れた。
「兄さんの精液、たくさん体に取り込んだら力が強くなったりするのかな。どう思う?」
訊ねてはいるが、答えは求めてはいないだろう。大和の耳元で、悠仁が優しく囁く。
「今日も全部舐めてあげるね、兄さん」
「……っ」
蛇が離れたその場所に、悠仁の右手が触れる。敏感になっている先端を爪先で弄られると、堪らない快感が押し寄せる。
「あ、あっ……っ」
先走りが、悠仁の指を濡らす。
濡れた指を悠仁は口元へと運んだ。
ぼんやりと大和が見ていると、視線に気づいた悠仁の顔が近づいて唇にキスをされた。
それは、キスもろくに知らない高校生の、触れるだけのキスだった。
「………」
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