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第9章 ドワーフの村
第128話 救済
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しばらくすると、いつの間にか震えが収まっていることに気付いた。
「アティアスさまに撫でられるの、大好きです……」
顔は見えないが、うっとりした声で彼女が呟いた。
「そうか。満足するまで付き合ってやるさ」
「ふふ……。アティアスさまと初めて会った日の夜も、落ち着くまで……こうして撫でていただいたのを覚えています。あのときから……私はアティアスさまがいないと生きていけなくなったんです」
「……俺だって、エミーがいなかったら、もう生きていなかったかもしれないな」
エミリスはぐるっと身体を回して、正面から彼に抱きついた。
「すみません、少し眠くなってきちゃいました……。胸をお借りしてもいいでしょうか……? 気持ちよくて……」
「ああ。ゆっくり寝たら良い。どうせ真っ暗で何もできないからな」
「はい……ありがとうございます……」
歩き疲れていたのか、彼の胸に顔を埋めたまま、エミリスは寝息を立て始めた。
起こさないように気をつけて、アティアスも目を閉じた。
◆
翌朝、うっすらと周りが明るくなってきたころ、2人は目を覚ました。
「とりあえず軽く腹ごしらえしよう」
「承知しましたー」
エミリスもよく寝たようで、機嫌良く返事をして荷物から保存食を取り出す。
節約しながらも行動できるだけの食料を補給し終わって、今後のことを相談する。
「……今日はなんとか森から脱出したいな」
「ですねぇ……」
「せめて方角が分かればな……」
西から森に入ったことから、西に向かえば王都の方向の筈ではある。
日が見えればわかるのだが、木々が鬱蒼としていて、それもほとんど見えないのが厄介だった。
そのときだった。
「――おい、お前らどうした……?」
突然、周囲に声が響いた。
「――えっ⁉︎」
エミリスがそれに驚いて、ビクッと体を震わせたのが見える。
声の方に顔を向ければ、そこには30歳くらいだろうか、黒い短髪の男が鋭い目付きで立っていた。
「どうしたと言われてもな。……道に迷って困ってるだけだ」
アティアスが自嘲しながら答えた。
それを聞いた男は、ふっと笑う。
ベージュ基調のその男の格好は、アティアスには見覚えがあった。王都の魔導士の通常服だ。
「そうか。……変な魔力が一帯に広がってたから、何事かと思ったが、ただの迷子か。ドワーフの村にでも行くつもりか?」
「ああ、そのつもりだったが、これではな。とりあえず森を出ようと……」
エミリスはまだ警戒しているのか、アティアスの側で黙っている。
「村に行きたいなら案内くらいしてやる。……それにしても、そこの女、この程度の魔力干渉も破れないのか?」
男はエミリスの方を見ながら言った。
彼が言っているのはこの森のことだろう。
「それだけの魔力があっても、扱いがなってないな。どうせ俺が近づいたのすら、気づけなかったんだろ?」
「…………」
男の言葉に、エミリスは顔を強張らせる。
図星だったのだろう。常に周りを確認しているつもりでいたが、この男にあっさり近づかれたことに、先ほどあれほど驚いたのだ。
「ふん、別に取って食うつもりもない。……ただ、あまり魔力を撒き散らすのは感心しないな。俺みたいに、それが感じ取れる奴もいるってことを覚えとけ」
「……はい」
彼女は青ざめた顔で声を絞り出す。
「……王都の魔導士か?」
アティアスの問いに、男は答える。
「ああ。一応名乗っておいてやる。俺はワイヤードって呼ばれてる。……お前らは?」
「俺はアティアス。……アティアス・ヴァル・ゼルム。こっちは妻のエミリスだ」
アティアスの返答に、ワイヤードは「ほぅ」と感嘆する。
「わざわざゼバーシュから来たのか。ご苦労なことだな。……まあいい。ついてこい」
「ああ」
アティアスは頷き、ワイヤードの後を歩く。
「……アティアス様、大丈夫なのですか?」
「……他に選択肢あるのか?」
「いえ……ないですけど……」
心配そうにエミリスが小声で耳打ちする。
アティアスとしては、得体の知れない男だが、ここで迷っているよりはマシだと考えていた。
「疑うのは構わんが、全部聞こえてるからな?」
振り返りもせずにワイヤードは言う。
それを聞いて、エミリスは押し黙って、後ろに付いて歩くことにした。
30分ほど歩いた頃だろうか、エミリスが「あっ」と小声で呟く。
それが聞こえたのか、ワイヤードが答える。
「なるほど。このくらいの距離で、もうわかるのか」
エミリスが感じたのは、恐らくドワーフの村人達の気配なのだろう。
ワイヤードは残りの距離を知っていることから、彼女の探知範囲が、どれほどあるのかがわかったのだ。
「ならもう俺の役目は終わりだな。またそのうち会うだろう。……じゃあな」
ワイヤードは2人に一方的に話し――その瞬間、ふっとその姿がかき消えた。
「――えっ!」
アティアスは驚きの声を漏らす。
ただ、エミリスはそのまま黙っていた。
しばらく呆然としていたアティアスが呟く。
「……なんだったんだ……?」
「たぶんですけど、最初からそこにいなかったんだと……思います。幻のようなものとしか……」
「そう言っても、確かに目の前に……」
「私にもわかりませんけど、気配はずっと存在してませんでしたから」
「存在してない?」
彼女の話にアティアスは首を傾げて聞き返した。
「ええ、最後まで私の探知にかかりませんでしたし、空気の揺らぎとかもありませんでした。つまり、息もしてません。それに匂いも。……じゃあ何? って言われても答えられませんけど……」
「それは……謎だな。幽霊か?」
「嫌すぎますね、それ……」
エミリスはワイヤードが現れたときと同じように、青ざめた顔をしていた。
しかし、気を取り直す。
「とりあえず、今はドワーフの村に行きましょう。もうすぐですから」
「ああ、そうだな……」
2人は人の気配のする方に歩き出した。
「アティアスさまに撫でられるの、大好きです……」
顔は見えないが、うっとりした声で彼女が呟いた。
「そうか。満足するまで付き合ってやるさ」
「ふふ……。アティアスさまと初めて会った日の夜も、落ち着くまで……こうして撫でていただいたのを覚えています。あのときから……私はアティアスさまがいないと生きていけなくなったんです」
「……俺だって、エミーがいなかったら、もう生きていなかったかもしれないな」
エミリスはぐるっと身体を回して、正面から彼に抱きついた。
「すみません、少し眠くなってきちゃいました……。胸をお借りしてもいいでしょうか……? 気持ちよくて……」
「ああ。ゆっくり寝たら良い。どうせ真っ暗で何もできないからな」
「はい……ありがとうございます……」
歩き疲れていたのか、彼の胸に顔を埋めたまま、エミリスは寝息を立て始めた。
起こさないように気をつけて、アティアスも目を閉じた。
◆
翌朝、うっすらと周りが明るくなってきたころ、2人は目を覚ました。
「とりあえず軽く腹ごしらえしよう」
「承知しましたー」
エミリスもよく寝たようで、機嫌良く返事をして荷物から保存食を取り出す。
節約しながらも行動できるだけの食料を補給し終わって、今後のことを相談する。
「……今日はなんとか森から脱出したいな」
「ですねぇ……」
「せめて方角が分かればな……」
西から森に入ったことから、西に向かえば王都の方向の筈ではある。
日が見えればわかるのだが、木々が鬱蒼としていて、それもほとんど見えないのが厄介だった。
そのときだった。
「――おい、お前らどうした……?」
突然、周囲に声が響いた。
「――えっ⁉︎」
エミリスがそれに驚いて、ビクッと体を震わせたのが見える。
声の方に顔を向ければ、そこには30歳くらいだろうか、黒い短髪の男が鋭い目付きで立っていた。
「どうしたと言われてもな。……道に迷って困ってるだけだ」
アティアスが自嘲しながら答えた。
それを聞いた男は、ふっと笑う。
ベージュ基調のその男の格好は、アティアスには見覚えがあった。王都の魔導士の通常服だ。
「そうか。……変な魔力が一帯に広がってたから、何事かと思ったが、ただの迷子か。ドワーフの村にでも行くつもりか?」
「ああ、そのつもりだったが、これではな。とりあえず森を出ようと……」
エミリスはまだ警戒しているのか、アティアスの側で黙っている。
「村に行きたいなら案内くらいしてやる。……それにしても、そこの女、この程度の魔力干渉も破れないのか?」
男はエミリスの方を見ながら言った。
彼が言っているのはこの森のことだろう。
「それだけの魔力があっても、扱いがなってないな。どうせ俺が近づいたのすら、気づけなかったんだろ?」
「…………」
男の言葉に、エミリスは顔を強張らせる。
図星だったのだろう。常に周りを確認しているつもりでいたが、この男にあっさり近づかれたことに、先ほどあれほど驚いたのだ。
「ふん、別に取って食うつもりもない。……ただ、あまり魔力を撒き散らすのは感心しないな。俺みたいに、それが感じ取れる奴もいるってことを覚えとけ」
「……はい」
彼女は青ざめた顔で声を絞り出す。
「……王都の魔導士か?」
アティアスの問いに、男は答える。
「ああ。一応名乗っておいてやる。俺はワイヤードって呼ばれてる。……お前らは?」
「俺はアティアス。……アティアス・ヴァル・ゼルム。こっちは妻のエミリスだ」
アティアスの返答に、ワイヤードは「ほぅ」と感嘆する。
「わざわざゼバーシュから来たのか。ご苦労なことだな。……まあいい。ついてこい」
「ああ」
アティアスは頷き、ワイヤードの後を歩く。
「……アティアス様、大丈夫なのですか?」
「……他に選択肢あるのか?」
「いえ……ないですけど……」
心配そうにエミリスが小声で耳打ちする。
アティアスとしては、得体の知れない男だが、ここで迷っているよりはマシだと考えていた。
「疑うのは構わんが、全部聞こえてるからな?」
振り返りもせずにワイヤードは言う。
それを聞いて、エミリスは押し黙って、後ろに付いて歩くことにした。
30分ほど歩いた頃だろうか、エミリスが「あっ」と小声で呟く。
それが聞こえたのか、ワイヤードが答える。
「なるほど。このくらいの距離で、もうわかるのか」
エミリスが感じたのは、恐らくドワーフの村人達の気配なのだろう。
ワイヤードは残りの距離を知っていることから、彼女の探知範囲が、どれほどあるのかがわかったのだ。
「ならもう俺の役目は終わりだな。またそのうち会うだろう。……じゃあな」
ワイヤードは2人に一方的に話し――その瞬間、ふっとその姿がかき消えた。
「――えっ!」
アティアスは驚きの声を漏らす。
ただ、エミリスはそのまま黙っていた。
しばらく呆然としていたアティアスが呟く。
「……なんだったんだ……?」
「たぶんですけど、最初からそこにいなかったんだと……思います。幻のようなものとしか……」
「そう言っても、確かに目の前に……」
「私にもわかりませんけど、気配はずっと存在してませんでしたから」
「存在してない?」
彼女の話にアティアスは首を傾げて聞き返した。
「ええ、最後まで私の探知にかかりませんでしたし、空気の揺らぎとかもありませんでした。つまり、息もしてません。それに匂いも。……じゃあ何? って言われても答えられませんけど……」
「それは……謎だな。幽霊か?」
「嫌すぎますね、それ……」
エミリスはワイヤードが現れたときと同じように、青ざめた顔をしていた。
しかし、気を取り直す。
「とりあえず、今はドワーフの村に行きましょう。もうすぐですから」
「ああ、そうだな……」
2人は人の気配のする方に歩き出した。
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