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冒険者になる
5 裏切り
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それから私たちは、数日間何事もなく馬車に揺られ続けた。
その間に、食料が尽きた時は山へ動物を狩りに行ったり、山菜を取ったりしながら行動した。
水に関しては、適度に川まで進むことによって確保していた。
流石にこのあたりを行き来しているだけあって、御者に迷いはないようだった。
そしてあと一日で中央街まで辿り着くというところまで差し掛かっていた。
「この山を越えられれば中央街だよ」
「懐かしいなあ、俺が冒険者になったのも中央街だったんだよな」
アダマンは努めて明るく振舞おうとする。
それを知ってか知らずかハイドも笑顔を見せる。
最初の町の悲惨な状態を見てから既に六日も経ってはいるが、やはり皆思うところはあるだろう。
私だって今でも夢に見る。
今の私は10歳。前世の分を合わせてもニ十歳と少し。その生きた年数の中でもダントツの凄惨さだったのだ。トラウマになってもおかしくないだろう。
それでも私がまだ平静を装えているのは、この冒険者パーティ「銀の鎧」たちがいるからだった。仲間ではないのかもしれないけど、私はこの人たちに救われたのは事実だ。
中央街で冒険者となれたなら、こうした仲間を募りたいものだ。私は強く仲間というものに憧れを抱いたのだった。
馬車は山の麓まで到着し、その歩を止めた。日も暮れ始めたし、どうやらここで野宿となるようだった。
既に何日も野宿している私にとってはもう慣れっこだ。とはいっても、やはり御者や冒険者たちのように年季が入っているわけではないので、手伝えることはほとんどない。
いつも通り、御者は積み荷から野宿用の道具を降ろし、アダマンとハイドとアンバーが山へ狩りに行った。シェリルは、馬車が見える範囲で山菜を摘んでいる。
用心棒のテラスは、御者と私を護衛しつつ、火をおこし始めた。その時周囲警戒を一切怠ってないのが、やはり彼の凄いところだろう。
しばらくすると、狩り隊が戻ってくる。鹿一頭丸々背負ってきていた。鹿は長い木の棒に足を括り付けられ、その棒をアダマンとアンバーが担いできていた。
おい、ハイドよ。仮にも女の子にそんな重労働させていいのか。
確かに、アンバーはめちゃ筋肉質だけどさ。さわやか姉さんに何させてんだ。
「おかえりなさい」
「おう、ただいま。こいつ、なかなか逃げ足が速くて捕まえるのに苦労したぜ」
「ハイドの魔法ってのはやっぱり便利だね。あたしには真似できないよ」
「いやいや、それほどでもないよ。今回は役にたててよかったと思ってる」
なるほど、今回の功労者はハイドなのか。それなら文句は言えないな。そもそも何もしていない私が何を偉そうに、とは思うけどそこは気にしない。だって子供だもん。
鹿はテラスとアンバーが解体作業を行った。私は、シェリルと一緒に山菜を取り分けていた。
「……これ、葉っぱには毒があるから……、茎のとこだけ食べるの」
「へえ、やっぱりシェリルさんは物知りなんですね」
「……」
シェリルさんは物静かだ。というか、コミュ障というのだろうか。しゃべるのが苦手という雰囲気がある。言葉もたどたどしいし。
でもなんだかその口調に引っ掛かりを覚えるんだよなー。まるで何かを隠しているかのような喋り方。いや、何を隠しているのかはわかんないけど。
そうこうしているうちに、鹿鍋が完成していた。私はシェリルと一緒に取り分けた山菜を皆に配る。
しかし、アダマンが待ちきれないとばかりに鹿肉をさらに盛り付け食べ始める。
「おい、こらアダマン。まだみんなにお皿を分け終えてないだろう」
「腹が減ってしかたねえんだよ。今日は特に走り回ったからさ」
「……それなら、私の……食べる?」
「おお、いいのかシェリル! お前はいつも優しいよな!」
「……」
やはり冒険者のパーティだ。すごく仲がよさそう。
シェリルは、まだ欲しい人はいないかと皆に聞く。それに用心棒のテラスが応じ、シェリルから鹿肉を貰っていた。
「鹿肉は……、臭みがするから……苦手なの」
わかる気がする。けど、私は肉が好きだから全然食べちゃうけどね。身体は小さいから全然食べれないけど。
そうして私たちは食事を終え、眠りに就くことになった。今日の不寝番は、テラスとアダマンだ。
二人に火の番を任せ、それぞれ自分たちの仮設テントで寝ることになった。ちなみに私はテントを持っていないので、馬車の中を使わせてもらっている。
私は疲れからか、深い眠りへと直ぐにいざなわれた。
……何か、声がする。
眠り始めてから三時間くらいだろうか。なぜか急に目が覚めた。それは蚊の鳴くような小さな声に反応したからなのだろう。
馬車の外からの話し声。この声は……、ハイドとシェリル?
私は二人がこんな夜中に何を話しているのか気になって、耳をよく済ませた。
「で、シェリル。しっかりと二人に毒は盛れたか?」
「は、はい……。ハイド様の仰せのままに。アジリスの葉を鹿肉スープにしっかりと混ぜましたので、今頃痺れて動けなくなっているはずです」
「……!!」
アジリスの葉は、先ほどシェリルから教わった毒のある葉のことだ。その葉の成分は麻痺毒。体内に含んだら、体中がしびれて動けなくなり、やがて心臓が停止するというやばい代物だと本人が言っていた。だからこそ絶対に千切って捨ててね、とも。
「僕は、アンバーを殺す。君は、あのフラムという少女をやれ。御者は僕達には絶対に敵わないだろうから最後でいい。だけど気を付けろよ。あのフラムという子の魔力量は異常に多かった。油断だけはするな」
「かしこまりました、ハイド様」
二人は個別に動き始めた。
やばい、シェリルが馬車の方までやってきた。
私、どうする!!?
その間に、食料が尽きた時は山へ動物を狩りに行ったり、山菜を取ったりしながら行動した。
水に関しては、適度に川まで進むことによって確保していた。
流石にこのあたりを行き来しているだけあって、御者に迷いはないようだった。
そしてあと一日で中央街まで辿り着くというところまで差し掛かっていた。
「この山を越えられれば中央街だよ」
「懐かしいなあ、俺が冒険者になったのも中央街だったんだよな」
アダマンは努めて明るく振舞おうとする。
それを知ってか知らずかハイドも笑顔を見せる。
最初の町の悲惨な状態を見てから既に六日も経ってはいるが、やはり皆思うところはあるだろう。
私だって今でも夢に見る。
今の私は10歳。前世の分を合わせてもニ十歳と少し。その生きた年数の中でもダントツの凄惨さだったのだ。トラウマになってもおかしくないだろう。
それでも私がまだ平静を装えているのは、この冒険者パーティ「銀の鎧」たちがいるからだった。仲間ではないのかもしれないけど、私はこの人たちに救われたのは事実だ。
中央街で冒険者となれたなら、こうした仲間を募りたいものだ。私は強く仲間というものに憧れを抱いたのだった。
馬車は山の麓まで到着し、その歩を止めた。日も暮れ始めたし、どうやらここで野宿となるようだった。
既に何日も野宿している私にとってはもう慣れっこだ。とはいっても、やはり御者や冒険者たちのように年季が入っているわけではないので、手伝えることはほとんどない。
いつも通り、御者は積み荷から野宿用の道具を降ろし、アダマンとハイドとアンバーが山へ狩りに行った。シェリルは、馬車が見える範囲で山菜を摘んでいる。
用心棒のテラスは、御者と私を護衛しつつ、火をおこし始めた。その時周囲警戒を一切怠ってないのが、やはり彼の凄いところだろう。
しばらくすると、狩り隊が戻ってくる。鹿一頭丸々背負ってきていた。鹿は長い木の棒に足を括り付けられ、その棒をアダマンとアンバーが担いできていた。
おい、ハイドよ。仮にも女の子にそんな重労働させていいのか。
確かに、アンバーはめちゃ筋肉質だけどさ。さわやか姉さんに何させてんだ。
「おかえりなさい」
「おう、ただいま。こいつ、なかなか逃げ足が速くて捕まえるのに苦労したぜ」
「ハイドの魔法ってのはやっぱり便利だね。あたしには真似できないよ」
「いやいや、それほどでもないよ。今回は役にたててよかったと思ってる」
なるほど、今回の功労者はハイドなのか。それなら文句は言えないな。そもそも何もしていない私が何を偉そうに、とは思うけどそこは気にしない。だって子供だもん。
鹿はテラスとアンバーが解体作業を行った。私は、シェリルと一緒に山菜を取り分けていた。
「……これ、葉っぱには毒があるから……、茎のとこだけ食べるの」
「へえ、やっぱりシェリルさんは物知りなんですね」
「……」
シェリルさんは物静かだ。というか、コミュ障というのだろうか。しゃべるのが苦手という雰囲気がある。言葉もたどたどしいし。
でもなんだかその口調に引っ掛かりを覚えるんだよなー。まるで何かを隠しているかのような喋り方。いや、何を隠しているのかはわかんないけど。
そうこうしているうちに、鹿鍋が完成していた。私はシェリルと一緒に取り分けた山菜を皆に配る。
しかし、アダマンが待ちきれないとばかりに鹿肉をさらに盛り付け食べ始める。
「おい、こらアダマン。まだみんなにお皿を分け終えてないだろう」
「腹が減ってしかたねえんだよ。今日は特に走り回ったからさ」
「……それなら、私の……食べる?」
「おお、いいのかシェリル! お前はいつも優しいよな!」
「……」
やはり冒険者のパーティだ。すごく仲がよさそう。
シェリルは、まだ欲しい人はいないかと皆に聞く。それに用心棒のテラスが応じ、シェリルから鹿肉を貰っていた。
「鹿肉は……、臭みがするから……苦手なの」
わかる気がする。けど、私は肉が好きだから全然食べちゃうけどね。身体は小さいから全然食べれないけど。
そうして私たちは食事を終え、眠りに就くことになった。今日の不寝番は、テラスとアダマンだ。
二人に火の番を任せ、それぞれ自分たちの仮設テントで寝ることになった。ちなみに私はテントを持っていないので、馬車の中を使わせてもらっている。
私は疲れからか、深い眠りへと直ぐにいざなわれた。
……何か、声がする。
眠り始めてから三時間くらいだろうか。なぜか急に目が覚めた。それは蚊の鳴くような小さな声に反応したからなのだろう。
馬車の外からの話し声。この声は……、ハイドとシェリル?
私は二人がこんな夜中に何を話しているのか気になって、耳をよく済ませた。
「で、シェリル。しっかりと二人に毒は盛れたか?」
「は、はい……。ハイド様の仰せのままに。アジリスの葉を鹿肉スープにしっかりと混ぜましたので、今頃痺れて動けなくなっているはずです」
「……!!」
アジリスの葉は、先ほどシェリルから教わった毒のある葉のことだ。その葉の成分は麻痺毒。体内に含んだら、体中がしびれて動けなくなり、やがて心臓が停止するというやばい代物だと本人が言っていた。だからこそ絶対に千切って捨ててね、とも。
「僕は、アンバーを殺す。君は、あのフラムという少女をやれ。御者は僕達には絶対に敵わないだろうから最後でいい。だけど気を付けろよ。あのフラムという子の魔力量は異常に多かった。油断だけはするな」
「かしこまりました、ハイド様」
二人は個別に動き始めた。
やばい、シェリルが馬車の方までやってきた。
私、どうする!!?
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