転生辺境伯次男はチートが過ぎる

如月 満月

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国名紹介&用語解説

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※話数の進み具合によって解説内容も変更・修正される為ネタバレ注意。



【国名紹介】※第12話時点

⬛︎アウクシリア王国
主人公であるシルフィリアが住む国。
人族が一番多く住んでいる多種族国家で、近代的な建物が多く並び首都を中心に産業も進んでおり現在進行形で繁栄している経済国家。
首都はアウジリアス。
国名の由来は、はるか昔に神々の争いで主神が窮地に追い込まれた際に、人の身で主神の味方として馳せ参じ主神の窮地を救ったアウクシリア・ローデから拝借したと言われている。

◇ワーマイア領
アウクシリア王国の最北部にある辺境の地で四方を山に囲まれている。
主人公シルフィリアの父アーノルドが領主を務めている。

◇ミンク村
ワーマイア領からそこそこ北東に向かった場所にある小さな村。

◇ツヴェッタ
アウクシリアとトライア・ドラグーンの国境近くにある町。
近くに海があり海産物が有名。
ただしどれも物騒な名前の為、名前だけ聞くと食欲が湧かない。


⬛︎トライア・ドラグーン王国
ガイナスを含む3人の竜王が治める大国。
住んでいるのは竜人がほとんどだが、一部他種族も住んでいる(竜人の番が他種族の場合がある為)。
自他ともに認める最強種族である竜人が住んでいる国の為、攻守共に他国の追随を許さず『最強の国』であると世界で共通認識されている。
緑が多く自然豊かでほどほどに首都周りは発展しているが、基本的には自然と共に共存している街や村が多い。
首都はユグドラシアで、王城の中に世界で一番大きいと言われている大木が生えているのが特徴。
国名の由来は不明。


⬛︎クェダット王国
昔は砂漠の国と言われた南端にある小国。
主人公が生まれた年に、一部の王族が今では禁忌とされているはずの『勇者召喚の儀』を強行した。


⬛︎リフィルシュタイン公国
クェダット王国の隣にある大公爵が治めるクェダットと変わらない大きさの小国。
カカラの実を使った『チョコラ』というお菓子が名産品。


⬛︎ミッガルト大帝国
云百年前、最初に勇者召喚を行ったとされる今は亡き大国。
勇者召喚を行った当時の皇帝であるノアロークの名は今でも戒めとして各国の教科書に国名と共に名前が載っている。





【用語解説】※第19話時点
(あくまで当作品内での設定であり、他作品とは同じ名称でも設定が異なりますので予めご了承ください)

⬛︎『勇者』
云百年前、ミッガルト大帝国の皇帝ノアロークが神託を受けて初めて召喚したとされる。世界が『魔王』と呼ばれる存在が率いる魔物によって蹂躙されようとした際、それに抵抗出来うる力を持つ存在として異世界から召喚される人族が『勇者』である。
勇者は様々な能力を神から授けられるが、その時召喚される勇者によっても多少異なる。
また、召喚時には神の声を聞く事となるが、『聖女』のようにその後も都度神の声を聞くことは出来ない。
聖剣などといった他作品にはある勇者専用武器はこの作品には存在しないが、勇者のみ使える能力はある。
基本的には世界にとってイレギュラーな存在。


⬛︎『聖女』
『魔王』が世界に干渉し過ぎると感じたら神が介入し、そこで神の代行者となる『聖女』が既にその世界に居る者を器として覚醒する。
覚醒時には体のどこかに“聖紋”と呼ばれる紋様が現れ、前世の記憶を引き継ぐ。
聖女は 1つの国に必ず1人だけ現れ、覚醒時に神によって与えられた最高レベルの光魔法を用いて魔物をほふり、瘴気によって穢れた地を浄化する力を持つ。
その為、基本的に聖女は光属性と少しの無属性しか扱えない。
また、聖女の最大の特徴は神から何かの節目などに神託を授けられる事にある。
ただしミッガルトのように国が滅びかけて聖女の器が居ないと判断された場合は聖女が覚醒しないという例外あり。


⬛︎『魔王』
世界に害をなす魔物を統べる、世界にとって悪しき存在。
救世主となる『勇者』が召喚される世界には、勇者の行動を阻もうとする『魔王』が必ず存在する。
だが魔王がどこから生まれるのか、どこから来たのかはこの世界を俯瞰で見ている神以外誰にも分からない。
過去の聖女の残した書物によると、人の形をしていたらしいがそもそも種族は人なのか別の何かなのか、それすらも知られていない。
過去に3代目の『勇者』を言葉巧みに誑かし、己の配下にした事がある。


⬛︎魔物
瘴気から生まれる悪しき存在。
動物や人のような形をしているが、似て非なるもの。
その世界の命あるものを蹂躙し、滅ぼす事が彼らの存在意義である。
何故『魔王』の命令には従うのか、『魔王』とどんな関係なのかは不明。


⬛︎神
この世界を作った存在。
基本的にはその世界に住む人々に世界の行く末を任せ、たまに気まぐれのように力を与えて手助けする。
世界は彼の創造した箱庭であり、人々は彼の退屈を紛らわせる玩具であるーーーかもしれない。


⬛︎精霊
人とは異なり高度な存在ではあるが、世界に縛られている。
清らかな心を持つ人の所に現れると言われており、人と接触する機会も多く、その属性によっても力も大きさも姿も様々。
6大属性の中でそれぞれ1番強い精霊がおり、それが各属性の精霊の王となる。
基本的には有機物の体を持たない為、地上の生物と子を成すことは不可能だが、同じく特殊な存在や状況下であれば可能。

⬛︎6大属性
火・水・風・土・光・闇の6つの属性。
強さは光=闇>火=水=風=土である。
それとは別に火は水に弱い、火は風に強いなどという弱点や利点はそれぞれにある。
ただし光と闇に関しては互いが弱点となり、他の属性に対してはどれも強い。
無属性は6大属性には含まれず、精霊も居ない。
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