罪人達のバルハラ

「心優しい君はきっとこの仕事に嫌気がさすでしょう、でも良かったですねケイトは有能だからきっと招かれる」

「招かれるってどこに?こんな汚れ仕事ばかりやってるやつが行き着くとこなんて路地裏のごみ溜めの中ぐらいだろ……あとひとつあげるなら」

「そうバルハラ、知っていたんですか?」

「くだらない嘘臭い話だ、まだ地獄の方が信じられるよ馬鹿」

「ははっ、行けますよケイトならいつか彼女に招かれてね」

1年後ケイトはふと裏社会で生きてきた頃に会話した内容を思い出していた

「もう一度言いますね?えっと……ようこそバルハラへここは平和な村、私の名前はユリアです」

作り物の天使の羽に白いエプロン姿で頬笑む謎の少女を目にしながら




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