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ギルって実はネコなんだよね。
僕が相手だとめっちゃ攻めてくるけど。
「ちょっと、どういう事?あれって別人?」
マーカスは知らないから驚いている。
魔法で音声を遮断しているのか声は聞こえない。
ギルは木に両手をついて立ったまま後ろから突かれて気持ち良さそうに涎を垂らしている。
あんな顔見たことない。
「あのエルフ、エグっ。チンコ長っ。」
「しかも持久力もあるんだよ。」
「マジ?」
マーカス、涎!
さすがに外だし、仲間もいるからか早めにフィニッシュをむかえたみたいだ。良かった。
ふきふきしているギルの前にしゃがんで覗きこみ、
「見ちゃった。(ハート)」
「!!!?」
声にならない叫び声をあげた。
マーカスはフローレンスの首にナイフを突き立て、
「静かにしてね。話したいだけだから。」
「…了解です。とりあえず、パンツ履いていいでしょうか?」
二人の身支度を待って。
「久しぶり~。」
ニヤニヤしちゃう僕ら。
「最低な再会だな。」
「ごめんごめん。
僕を討伐に来たの?」
「表向きはな。
奴らと同行したほうが楽に到達出来るだろうと思ってな。」
「のわりにはボロボロじゃないか。」
体中傷だらけだ。そんな体でエッチするのもどうかと思うわ。
治癒魔法で傷を癒した。
「うわっ、助かる。
あいつら思いの外弱くてな。
ほとんど俺とフローレンスの魔法でここまで乗りきってきたんだ。」
「じゃあこの先は難しいかも。
魔族が配置されているよ?」
「参ったな。
俺はお前に会いに来ただけなんだが。」
「そんな事言いながらフローレンスに気持ちよくされてたよね?」
「あれはあれで、ジュリアスはジュリアスだ。」
真っ赤になって恥ずかしがってる、
「あははは、なんだよそれ。」
「本気だぞ。
お前といるために弟に王位継承権を譲ってきた。」
「なんで?」
ギルは僕より国を選ぶと思っていたのに。
「愛していると言っただろう?」
「え~。」
だからフローレンスに掘られてたの見られた後によくそんな事言えるよね。
「はははっ、楽しそうだからだ。
それにな、アドルゲードにとってダンジョンは貴重な資金源だ。その源を探るのは王族としての義務だろう。
魔王と懇意になれるならこの上ない事だ。」
そういう事か。
「じゃあ魔王城で待ってるよ。」
この先の魔族には手を抜くように連絡しておくか。
「ところでフローレンスはなんでダークエルフになってるの?」
「エルフは瘴気に侵されるとダークエルフに墜ちると言われていたので、自分で実証してみたのです。
性格や自我に変化は無いようです。変わったのは皮膚の色のみのようです。
まあ、私、元々穢れてますから。」
うん、ダークエルフのほうが似合っているかもね。
さてと、お出迎えの準備しなくちゃな。
僕が相手だとめっちゃ攻めてくるけど。
「ちょっと、どういう事?あれって別人?」
マーカスは知らないから驚いている。
魔法で音声を遮断しているのか声は聞こえない。
ギルは木に両手をついて立ったまま後ろから突かれて気持ち良さそうに涎を垂らしている。
あんな顔見たことない。
「あのエルフ、エグっ。チンコ長っ。」
「しかも持久力もあるんだよ。」
「マジ?」
マーカス、涎!
さすがに外だし、仲間もいるからか早めにフィニッシュをむかえたみたいだ。良かった。
ふきふきしているギルの前にしゃがんで覗きこみ、
「見ちゃった。(ハート)」
「!!!?」
声にならない叫び声をあげた。
マーカスはフローレンスの首にナイフを突き立て、
「静かにしてね。話したいだけだから。」
「…了解です。とりあえず、パンツ履いていいでしょうか?」
二人の身支度を待って。
「久しぶり~。」
ニヤニヤしちゃう僕ら。
「最低な再会だな。」
「ごめんごめん。
僕を討伐に来たの?」
「表向きはな。
奴らと同行したほうが楽に到達出来るだろうと思ってな。」
「のわりにはボロボロじゃないか。」
体中傷だらけだ。そんな体でエッチするのもどうかと思うわ。
治癒魔法で傷を癒した。
「うわっ、助かる。
あいつら思いの外弱くてな。
ほとんど俺とフローレンスの魔法でここまで乗りきってきたんだ。」
「じゃあこの先は難しいかも。
魔族が配置されているよ?」
「参ったな。
俺はお前に会いに来ただけなんだが。」
「そんな事言いながらフローレンスに気持ちよくされてたよね?」
「あれはあれで、ジュリアスはジュリアスだ。」
真っ赤になって恥ずかしがってる、
「あははは、なんだよそれ。」
「本気だぞ。
お前といるために弟に王位継承権を譲ってきた。」
「なんで?」
ギルは僕より国を選ぶと思っていたのに。
「愛していると言っただろう?」
「え~。」
だからフローレンスに掘られてたの見られた後によくそんな事言えるよね。
「はははっ、楽しそうだからだ。
それにな、アドルゲードにとってダンジョンは貴重な資金源だ。その源を探るのは王族としての義務だろう。
魔王と懇意になれるならこの上ない事だ。」
そういう事か。
「じゃあ魔王城で待ってるよ。」
この先の魔族には手を抜くように連絡しておくか。
「ところでフローレンスはなんでダークエルフになってるの?」
「エルフは瘴気に侵されるとダークエルフに墜ちると言われていたので、自分で実証してみたのです。
性格や自我に変化は無いようです。変わったのは皮膚の色のみのようです。
まあ、私、元々穢れてますから。」
うん、ダークエルフのほうが似合っているかもね。
さてと、お出迎えの準備しなくちゃな。
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