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第153話・悪魔の国との戦争20
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「ガァァァァ!」
レイナさんは、ライジングスラッシュを控える事は拒否します!ってことですね。ゼロはレイナの大剣振り下ろしを右に避ける。
レイナは鬼人化と怒気状態で、ミラージュスイング、ライジングスラッシュ、振り下ろし、横薙ぎを繰り出し続ける。紙一重で避けているものの、俺のローブは何箇所も切り裂かれている。俺は神様に祈る、お願いですから未来予測のイメージに合わせた回避をさせてください!ミスだけは勘弁してください!
ゼロは常に死と隣り合わせになっているために、神へ祈りだす。頭がおかしくなってきたようだ。
ふと、レイナの目を見た。あ~、完全に逝ってるわ。
あの目はヤンデレ美少女の目だ。自分の思い通りにならない男を殺してしまうような美少女が目の前にいる。俺の知識の中に、大剣を持ったヤンデレ美少女が殺しにくるなんてものはない!包丁とかじゃないんですか!
「ゼロ!なにがどうなってる!?」
追いかけてきたリリィが俺を見かけ叫んできた。そちらを振り向くとサタンがいた。
暴走したレイナを止める方法が見当たらないし、ここは一度サタンに丸投げしよう!
レイナの鬼人化と怒気は切れたようだし、接近戦を得意としているサタンなら余裕で丸め込めるはずだ!
「サタンっ様!俺と!交代!しっ!てくれませんか!」
「ゼロ、それぐらい無力化することはできんのか。一つ借りだぞ?」
サタンは溜息をつきながら、ゼロとレイナが戦ってくるところへ突っ込んでくる。
サタンは余裕もってレイナを後ろから羽交い絞めにした。レイナは逃れようと暴れるがビクともしない。
俺はサタンという強者を見て、自分が貧弱な魔法使いだということを思い出した。
「複雑な心境になったが助かった・・・サタン様ありがとうございますって、雷は大丈夫ですか?」
レイナが纏っている雷は、羽交い絞めしている腕を通してサタンに牙を向いているようだ。
あの雷、防御面でも優秀すぎる。触れただけでダメージになるって接近職でも、まともに戦うのは厳しいだろ。強すぎじゃないか。
「この程度、蚊に刺された程度だ」
結構ビリビリきてそうだが、余裕とおっしゃってますな。
「サタン様、このようなレイナの状況に心当たりありませんか?いきなり襲ってきたんですけど」
ゼロは悪魔に詳しいサタンに、レイナの状況を説明をして打開方法を聞いてみる。
俺が見る限り、操られているか、狂わされたという事ぐらいしか分からない状況だ。
「う~む」
サタンはレイナの体をぼんやりと見る。頭の中に黒い魔力が渦巻いているように見えた。
これが元凶だろうと、その魔力を辿ると腕輪に行きつく。
「んー?ゼロ、この腕輪を破壊してみろ」
「は、はい」
俺は爆風の剣で腕輪を壊す。レイナは腕輪を壊された瞬間に気を失った、サタンが羽交い絞めにしているため倒れるなどの問題はなさそうだ。この腕輪、どこで手に入れたんだ?俺は見たことないが。
「シル、お前がその腕輪を渡していたな?」
サタンがレイナを地面へ寝かせ、シルに問いかける。
・・・シルだと?ゼロはシルのほうを向く。リリィも驚いたようにシルを見る。
シルは薄っすらと笑い、語り出す。
「初めまして、私は七大悪魔ベルフェゴール。私がその腕輪をレイナ様に渡したのですよ、仲間からの奇襲であればゼロ様を倒すことができるかと思ったのですが残念です」
俺はレイナを危険な目に合わせた事に怒りを覚え、爆風の剣を構えるとサタンから声がかかる。
「待て、ベルフェゴールは変身してシルに成り代わっているわけじゃない。憑依という形で乗っ取っているだけだ。斬ればベルフェゴールを倒せるが、シルも死ぬ」
あれはシルそのものだっていうのか、どうすればいい・・・
fortuneの仲間であるシルを殺すことは絶対にしたくない。シルにはギルドバトルや生活面で支えてもらい、ギルドメンバー全員が感謝しているかけがえのない存在だ。それもリリィとシルは深い絆で結ばれているのはあきらかで、シルを殺せば確実にfortuneは崩れ出す。
リリィは唇を噛みしめながら震えている。
ベルフェゴールがゼロに向けて語りだす。
「ゼロ様、私と戦いますか?私は憑依した対象の能力を大幅に上げることができます。
私が憑依した状態のシルならば、ゼロ様も本気を出して戦えると思いますよ。もちろんシルを殺せば、私も死にますから安心してください」
ベルフェゴールは堂々と語る。
俺は深呼吸をして感情を抑える、ベルフェゴールの挑発に乗ってはダメだ。俺が無策で戦えば、殺すことでしか決着がつかなくなってしまうかもしれない。
・・・
そうだ、なぜベルフェゴールは俺を殺しに来ない?俺がシルを殺せないと分かれば、それをたてに俺を殺しにこればいいはずだ。なのに、ベルフェゴールは俺から攻撃してくるように挑発しかしてこない。
なんだ?なにかが変じゃないか?
リリィが震えながら口を開く。
「ゼロ、シルを殺せ。それしか方法はない。ベルフェゴールの憑依を解くことができるのはルシファー様しかいない。シルを助ける方法がないんだ・・・」
レイナさんは、ライジングスラッシュを控える事は拒否します!ってことですね。ゼロはレイナの大剣振り下ろしを右に避ける。
レイナは鬼人化と怒気状態で、ミラージュスイング、ライジングスラッシュ、振り下ろし、横薙ぎを繰り出し続ける。紙一重で避けているものの、俺のローブは何箇所も切り裂かれている。俺は神様に祈る、お願いですから未来予測のイメージに合わせた回避をさせてください!ミスだけは勘弁してください!
ゼロは常に死と隣り合わせになっているために、神へ祈りだす。頭がおかしくなってきたようだ。
ふと、レイナの目を見た。あ~、完全に逝ってるわ。
あの目はヤンデレ美少女の目だ。自分の思い通りにならない男を殺してしまうような美少女が目の前にいる。俺の知識の中に、大剣を持ったヤンデレ美少女が殺しにくるなんてものはない!包丁とかじゃないんですか!
「ゼロ!なにがどうなってる!?」
追いかけてきたリリィが俺を見かけ叫んできた。そちらを振り向くとサタンがいた。
暴走したレイナを止める方法が見当たらないし、ここは一度サタンに丸投げしよう!
レイナの鬼人化と怒気は切れたようだし、接近戦を得意としているサタンなら余裕で丸め込めるはずだ!
「サタンっ様!俺と!交代!しっ!てくれませんか!」
「ゼロ、それぐらい無力化することはできんのか。一つ借りだぞ?」
サタンは溜息をつきながら、ゼロとレイナが戦ってくるところへ突っ込んでくる。
サタンは余裕もってレイナを後ろから羽交い絞めにした。レイナは逃れようと暴れるがビクともしない。
俺はサタンという強者を見て、自分が貧弱な魔法使いだということを思い出した。
「複雑な心境になったが助かった・・・サタン様ありがとうございますって、雷は大丈夫ですか?」
レイナが纏っている雷は、羽交い絞めしている腕を通してサタンに牙を向いているようだ。
あの雷、防御面でも優秀すぎる。触れただけでダメージになるって接近職でも、まともに戦うのは厳しいだろ。強すぎじゃないか。
「この程度、蚊に刺された程度だ」
結構ビリビリきてそうだが、余裕とおっしゃってますな。
「サタン様、このようなレイナの状況に心当たりありませんか?いきなり襲ってきたんですけど」
ゼロは悪魔に詳しいサタンに、レイナの状況を説明をして打開方法を聞いてみる。
俺が見る限り、操られているか、狂わされたという事ぐらいしか分からない状況だ。
「う~む」
サタンはレイナの体をぼんやりと見る。頭の中に黒い魔力が渦巻いているように見えた。
これが元凶だろうと、その魔力を辿ると腕輪に行きつく。
「んー?ゼロ、この腕輪を破壊してみろ」
「は、はい」
俺は爆風の剣で腕輪を壊す。レイナは腕輪を壊された瞬間に気を失った、サタンが羽交い絞めにしているため倒れるなどの問題はなさそうだ。この腕輪、どこで手に入れたんだ?俺は見たことないが。
「シル、お前がその腕輪を渡していたな?」
サタンがレイナを地面へ寝かせ、シルに問いかける。
・・・シルだと?ゼロはシルのほうを向く。リリィも驚いたようにシルを見る。
シルは薄っすらと笑い、語り出す。
「初めまして、私は七大悪魔ベルフェゴール。私がその腕輪をレイナ様に渡したのですよ、仲間からの奇襲であればゼロ様を倒すことができるかと思ったのですが残念です」
俺はレイナを危険な目に合わせた事に怒りを覚え、爆風の剣を構えるとサタンから声がかかる。
「待て、ベルフェゴールは変身してシルに成り代わっているわけじゃない。憑依という形で乗っ取っているだけだ。斬ればベルフェゴールを倒せるが、シルも死ぬ」
あれはシルそのものだっていうのか、どうすればいい・・・
fortuneの仲間であるシルを殺すことは絶対にしたくない。シルにはギルドバトルや生活面で支えてもらい、ギルドメンバー全員が感謝しているかけがえのない存在だ。それもリリィとシルは深い絆で結ばれているのはあきらかで、シルを殺せば確実にfortuneは崩れ出す。
リリィは唇を噛みしめながら震えている。
ベルフェゴールがゼロに向けて語りだす。
「ゼロ様、私と戦いますか?私は憑依した対象の能力を大幅に上げることができます。
私が憑依した状態のシルならば、ゼロ様も本気を出して戦えると思いますよ。もちろんシルを殺せば、私も死にますから安心してください」
ベルフェゴールは堂々と語る。
俺は深呼吸をして感情を抑える、ベルフェゴールの挑発に乗ってはダメだ。俺が無策で戦えば、殺すことでしか決着がつかなくなってしまうかもしれない。
・・・
そうだ、なぜベルフェゴールは俺を殺しに来ない?俺がシルを殺せないと分かれば、それをたてに俺を殺しにこればいいはずだ。なのに、ベルフェゴールは俺から攻撃してくるように挑発しかしてこない。
なんだ?なにかが変じゃないか?
リリィが震えながら口を開く。
「ゼロ、シルを殺せ。それしか方法はない。ベルフェゴールの憑依を解くことができるのはルシファー様しかいない。シルを助ける方法がないんだ・・・」
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