灰色の人生は異世界(MMORPG仕様)への転移で、虹色の人生に

ぎたー

文字の大きさ
67 / 155

第67話・飛び掛かるイケメン2

しおりを挟む
「「「ワーーーーーーーーーーー!」」」

ギルドバトルフィールドへ転移すると、もの凄い歓声がおこる。

おお、初戦のギルドバトルの宣伝が効いたらしいな。
ルリさーん!とか可愛いー!とかいっぱい聞こえてくる。
これでいい、これでいいのだとゼロは頷く。

俺は、ルリさんに手を振ってあげてくださいと言う。
ルリさんが遠慮がちに観客席に向かって手を振ると大歓声。
観客共、こっちにはまだアイドル候補のアシュレイ様とレイナがいるから楽しみにしとけよ!

今回のギルドバトルフィールドは草原だ、今回も障害物はなし。
敵の姿は現状見えないが、フィールドの構成上方角は分かる。
準備期間の5分が経過しギルドバトル開始だ。

「みんな、いくぞ!ヘイスト!」

fortune全員にヘイストをかけて、敵ギルドがいるであろう方面に向けて走る。

「みんな止まってくれ。敵を確認する」

エネミーサーチに敵を確認した。
ウインドアイで確認する。

右前方から男アサシン2人、左前方から男アサシン2人がこちらへ向かってきている。
4人共隠蔽スキルで身を隠しながら移動している感じだ。
その後ろに女性アーチャー2人。
って飛び掛かるイケメンって隠蔽スキルから飛びかかるって意味か・・・
名前から戦略がバレている時点でネタギルドと言っても過言ではないな。
と、考察している場合ではない。

「右前方からアサシン2、左前方からアサシン2、後衛にアーチャー2。アサシンは全員隠蔽スキルを使用している。
アーチャーに気を取らせておいて、アサシン4が襲撃するという作戦だな。本当は隠蔽を見破れることを隠しておきたかったのだが、俺が倒そう」

今後のギルドバトルを有利に動かすためにも、隠し玉を用意しておきたい。とは言っても、隠蔽状態のものを倒せなんて俺以外不可能だから今回は諦めるしかないが。

「ふふ、じゃあ私達の出番ね」

「ええ、私達がアサシンを担当しますわ!」

レイナとアシュレイが名乗り出る。
ゼロはこの二人にアサシンは見えないはずだが?と視線を送る。

「アシュレイ様と対人戦について打ち合わせしてたのよ。今回は私達に任せてもらえないかしら」

二人とも自信に溢れた顔をしている、ここまで言われたら任せるしかないな。

「分かった、今回は二人にアサシンを任すことにする。ルリさんは、万が一を考えアシュレイ様とレイナを助ける準備を」

「はい!集中!速射!」

「じゃあ、いくぞ」

アシュレイとレイナは右と左に少し離れた状態で前進をはじめる。
囮的な立ち位置にしているんだろうが、引っかかるかどうかは賭けだな。
俺とルリさんは隠蔽されたアサシンを狙っているとバレてはいけないため、後方に陣取る。
さあ、相手はどうでてくる。

ちなみに俺が相手ギルドなら、4人のアサシンでfortuneメンバー全員を一斉に暗殺するのを狙うかな。まあ、隠蔽がバレている場合は負け確ではあるが。と、相手の考察をしないとな。
まずアシュレイは盾持ちのガチガチタンクだし、レイナも大剣持ちの前衛だ。
こうなってくるとアサシン1人では前衛を暗殺できないと考えたのだろう、アサシン2人ずつでアシュレイとレイナを倒して、後方のアーチャーの援護をもらいながら即撤退。その後隠蔽スキルを使用して、俺とルリさんを倒すという作戦か。あれ?こっちの作戦のほうが勝率が高そうだぞ。
いかん、どうすれば相手の度肝を抜けるかとかを考えてしまうな・・・勝利することを優先せねば。

と考察してると、右前方アサシン2人がレイナへ、左前方アサシン2人がアシュレイへと向かう。
ルリさんはいつでも援護できるように弓を構えている。
さあて、レイナとアシュレイ様がどのような立ち回りを見せてくれるか楽しみだな。

右前方アサシン2人と左前方アサシン2人は暗殺の射程へ入ると、一斉に襲いかかる。

「ライジングスラッシュ!」

「城壁!」

「バカな!」「なぜ!」

レイナは、危機察知スキルで判断するとライジングスラッシュで暗殺の射程から即離脱する。
アシュレイは、城壁を自分の下に配置することで作られた城壁の上に陣取る。
アサシン4人は暗殺スキルを使用したことで、隠蔽が解け呆然としている。

「鬼人化!怒気!ライジングスラッシュ!」

レイナの体から真っ赤なら妖気のようなものが現れる。
すると一瞬のうちにアサシンに近づき、鬼人の大剣でぶった斬った。
その様子を見ていたゼロは、真っ二つになってますけどと慄いていた。

「こ、こんなことがッ!」

「ミラージュスイング」

驚愕するもう1人のアサシンの元に、大剣を上から下へ振り下ろしと下から上へ振り下ろす2人と右から左へ、左から右へ薙ぎ払う2人の計4人のレイナが出現し、アサシンはミンチにされていた。
ホラー映画だ・・・あれ?このセリフどこかで・・・

「ライジングスラッシュ」

アシュレイのほうにいた3人目のアサシンも驚愕しながら真っ二つに。
4人目のアサシンは、ヒエーといいながら逃げだしていたが、ライジングスラッシュはゼロの修行によって大幅に加速力と移動距離が伸びている。

「ライジングスラッシュ」

遠方まで逃げていた4人目のアサシンも瞬時に追いつき真っ二つにする。
相手のアーチャー2人が慌ててレイナを狙って矢を放ってくるが、レイナはライジングスラッシュで避けつつ、接近し2人共をぶった斬った。
こんなもんホラーだろ、鬼が大剣振り回して虐殺を行っただけだ。

電子掲示板にWin fortuneとデカデカでる。

「「「ワァー!!!!」」」

大歓声がおきる。

「鬼様―!」「最強の大剣使いだー!」
「俺と付き合ってくれー!」「ファンになったー!」

観客の皆様には最強の大剣使い降臨みたいな印象らしい。
確かにレイナ1人が無双していたし、観客が熱くなるのもしょうがないか。
というか、俺のギルドメンバー処刑人部隊みたいになってるが大丈夫かな・・・
まあ、歓声もいただいているし結果オーライか。

「ゼロやったわ」
「やりましたわ」

アシュレイ様とレイナが俺の元へ駆け寄ってくる。

「二人とも凄かった。正直びっくりしたよ、この展開は予想できなかった」

「私、役に立てたかな?」

レイナが心配そうに聞いてくる。

「ああ、今回の立ち回りは完璧だった!レイナありがとう」

「よかった・・・よかったよぉ・・・」

レイナは涙が溢れてくる。
ルリさんだけを育成しギルドバトルで活躍させたから、お荷物になっているんじゃないかと心配してたかな?
もう少し上手く立ち回らないといけないなとゼロは思った。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜

KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

天城の夢幻ダンジョン攻略と無限の神空間で超絶レベリング ~ガチャスキルに目覚めた俺は無職だけどダンジョンを攻略してトップの探索士を目指す~

仮実谷 望
ファンタジー
無職になってしまった摩廻天重郎はある日ガチャを引くスキルを得る。ガチャで得た鍛錬の神鍵で無限の神空間にたどり着く。そこで色々な異世界の住人との出会いもある。神空間で色んなユニットを配置できるようになり自分自身だけレベリングが可能になりどんどんレベルが上がっていく。可愛いヒロイン多数登場予定です。ガチャから出てくるユニットも可愛くて強いキャラが出てくる中、300年の時を生きる謎の少女が暗躍していた。ダンジョンが一般に知られるようになり動き出す政府の動向を観察しつつ我先へとダンジョンに入りたいと願う一般人たちを跳ね除けて天重郎はトップの探索士を目指して生きていく。次々と美少女の探索士が天重郎のところに集まってくる。天重郎は最強の探索士を目指していく。他の雑草のような奴らを跳ね除けて天重郎は最強への道を歩み続ける。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

チート魔力はお金のために使うもの~守銭奴転移を果たした俺にはチートな仲間が集まるらしい~

桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。 交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。 そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。 その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。 だが、それが不幸の始まりだった。 世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。 彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。 さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。 金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。 面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。 本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。 ※小説家になろう・カクヨムでも更新中 ※表紙:あニキさん ※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ ※月、水、金、更新予定!

日本国 召喚獣管理省 関東庁 召喚獣総合事案即応科。

wakaba1890
ファンタジー
召喚獣。 それは向こう側とされる所から、10歳を迎えた日本人の子供の下に召喚されるモンスターのことである。 初代天皇・神武天皇が日本を建国した際に書かれた絵画には彼は金鵄と呼ばれる金色に輝く鵄(とび)と契約したのが原初となっている。 そして、縄文、弥生、古墳、飛鳥、平安、戦国時代から近代から今に至るまで、時代を動かしてきた人物の側には確かに召喚獣は介在していた。 また、奇妙な事に、日本国に限り、齢10歳を迎えた日本在住の日本人にのみ体のどこかから多種多様な紋章が発現し、当人が念じると任意の場所から召喚陣が現れ、人ならざるモンスターを召喚される。 そして、彼らモンスターは主人である当人や心を許した者に対して忠実であった。 そのため、古来の日本から、彼ら召喚獣は農耕、治水、土木、科学技術、エネルギー、政治、経済、金融、戦争など国家の基盤となる柱から、ありとあらゆる分野において、今日に至るまで日本国とアジアの繁栄に寄与してきた。 そして、建国から今まで、国益の基盤たる彼ら数万種類以上をも及ぶ召喚獣を取り締まり管理し、2600年以上と脈々と受け継がれてきた名誉ある国家職がーーーーー国家召喚獣管理官である。

ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜

平明神
ファンタジー
 ユーゴ・タカトー。  それは、女神の「推し」になった男。  見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。  彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。  彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。  その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!  女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!  さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?  英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───  なんでもありの異世界アベンジャーズ!  女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕! ※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。 ※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

処理中です...