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第60話・初!ギルドバトル1
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俺達は防具屋を後にする。
二人共、俺から防具をプレゼントされて恐縮がっていたが、ギルドメンバーの底上げもギルドバトルには必要なことなんだ。
ルリさんはブラックコーデ。
レイナの鎧は赤を基調しとした、怒気という名前にふさわしい装いだ。
美人二人はオシャレすると映えるな~。と思いながら、冒険者協会へ。
「おいおい、ゼロじゃねえか。
見かけねえから、引退したかと思ったぜ」
「Dランクのおっさん、おひさし!」
「オッサンじゃねえ!Dランク冒険者のジーだ!」
ゼロはオッサンを上から下まで確認する。
何も変わってない。いや、変わっているのかもしれないが変わっているように見えない。
「オッサン・・・以前会った時となにも変わってねえだろ」
「あ!?あの時の無様な俺と思うなよ?お前なんか、敵にならねえぞ」
うーん、そういうこと言うやつは大抵弱いものだよな。
「今日はギルドバトルがあるから一瞬で倒すけど、それでいいなら決闘場いく?」
「なぁに~!?調子こきやがって、ぶっ殺してやる!」
「待て待て、俺達もギルドバトルがあるだろ」
オッサンの後方から、オッサン2号が止めにきた。
「はっ!ゼロなんか一瞬で倒して、ギルドバトルも余裕で勝利してやる!」
「オッサンのギルドは何て名前?」
「俺のギルドは、常に初心者の気持ちで挑もうって意味のビギナーっていうカッコイイ名前だ!」
オッサン・・・荒くれもののくせに、ギルドは常に初心者の気持ちで挑むとかチグハグすぎだろ。
それを自慢げに話せるオッサンはどうなっているんだ、本当に・・・
「ビギナーって、私達が戦う対戦ギルドじゃない?」
レイナが呟く。
「なにぃ?お前達が俺達の相手か!ゼロ、先輩として一つ教えておいてやる」
オッサンは神妙な顔をしながら語ってくる。
「ハーレムの女共を集めて、粋がってるようじゃギルドバトルには勝てねえよ」
俺も神妙な顔をして言い返す。
「オッサン。その粋がっているギルドにボコボコにされて泣きたくなるだろうから、そのへんにしときなって」
「こいつ!生かしてはおかん!」
「ジー、おさえろって!ギルドバトルで決着つけようぜ!」
後ろのオッサン2号がきちんとオッサンをおさえている。
ゼロはいいコンビだなと感心する。
「ボコボコにしてやる!」
オッサンは憤慨しながら、ギルドバトル専用の待機所に入っていく。
「ゼロさん、私達も待機所に行きましょう」
「そうですね、行きましょう」
「ゼロは礼儀正しく話せるのに、変なところで煽るわよね」
「オッサンの事が嫌いなわけじゃない、逆に気に入ってるぐらいだよ。オッサンって多分いいやつだろ?だから、からかいたくなるんだよ」
「ゼロも変な人ね」
「ふふっ」
ルリさんにも笑われてしまった。
ゼロはこうやって、みんなでバカやったり助け合ったり貶し合ったりする時間がとてもいいなと思えるのだった。
「ゼロ、作戦は?」
「ギルドバトルフィールドに行ったら教える」
「そんなんで大丈夫かしら・・・」
「がんばりましょうね!」
時間だ。
3人で冒険者協会にあるギルドバトルフィールドへの転移陣に乗る。
転移すると、なにもない荒野が広がっていた。
これは障害物なしのぶつかり合いになるな。
会場の左右に観客席があり、思いのほか人が入っており歓声が聞こえてくる。
「あのハーレム野郎をぶっ殺せ!」「あいつが俺のマリさんを!」「ビギナー頼む!男の苦悩をゼロに!」「女性ばっかギルドメンバーにしやがって羨ましすぎる!死ね!」「ゼロに鉄槌を!」「ゼロは俺のものだ!」
俺がやられるのを見に来た冒険者達が観客か。
というか、俺ってそんなに嫌われてたのかとゼロは肩を落とす。
だが、初戦からアウェイなんて燃える展開だと気持ちを切り替える。
さて、ここからギルドバトル開始までに5分の準備期間が設けられている。
対人戦はキラーウインドだよな、ディレイスペルとしてダブルキラーウインドを待機させる。
「ゼロ、このフィールドだと作戦なんてないだろうけど一応聞いておくわ。どうするの?」
「ああ。今回はルリさん一人で、ビギナーギルドを殲滅してもらう」
「え、え~~~~~!」
「はぁ。やっぱり無謀な事を考えていたのね」
ルリは心底動揺し、レイナは呆れた顔をする。
ゼロは二人がこうなることは想定通りだったため、動じずに通達する。
「ルリさんは敵に向かって歩き全部倒す。レイナは、万が一に備えルリさんの後を着いて行き、敵に攻撃されそうになったら倒す。以上!ヘイスト!」
「ゼロはどうするのよ?」
「俺は監督的な感じで見守ってる」
腕を組んで頷くのが恰好いいか?
「はぁ、ルリさん行きましょう。ゼロ、私達が倒れたら責任とりなさいよ」
「レイナ、敵に突っ込んだらダメだからな」
「分かってるわ」
5分が経過し、ギルドバトルが始まる。
「ゼロー!お前らはまだ初戦だー!負けるのが普通だからそんなに悔しがらなくていいからなー!」
遠くのほうからオッサンが叫んでくる。
相手の人数は見える限りで5人。全員オッサンだな。
魔法使い2人、ジー含めた剣士が2人、後方にビショップ1人か。
「オッサーン!今から、この可愛い女の子一人でビギナー全滅させるからよろしくー!」
ゼロはオッサンに向けて叫びながら、ルリの頭に手をやる。
「ゼロさん・・・」
ルリは色々な意味でゼロに辱められ俯く。
煽られたオッサンはというと、ブチ切れて発狂した。
「ゼロぉぉおおお!てめぇえええええ!!!」
さて、始めよう。
「ルリさん、ゴー!」
「はい!集中!速射!」
ルリは自己バフをかけながらビギナーがいる方面へ歩いて行く。
相手は剣士2人を先頭に魔法使い2人もこちらへと向かってきている。
まだ相当距離は開いているが、ルリさんの射程に入った。
「ラピッドショット!」
ルリの弓からダダダダダと物凄い勢いで矢が放たれる。
二人共、俺から防具をプレゼントされて恐縮がっていたが、ギルドメンバーの底上げもギルドバトルには必要なことなんだ。
ルリさんはブラックコーデ。
レイナの鎧は赤を基調しとした、怒気という名前にふさわしい装いだ。
美人二人はオシャレすると映えるな~。と思いながら、冒険者協会へ。
「おいおい、ゼロじゃねえか。
見かけねえから、引退したかと思ったぜ」
「Dランクのおっさん、おひさし!」
「オッサンじゃねえ!Dランク冒険者のジーだ!」
ゼロはオッサンを上から下まで確認する。
何も変わってない。いや、変わっているのかもしれないが変わっているように見えない。
「オッサン・・・以前会った時となにも変わってねえだろ」
「あ!?あの時の無様な俺と思うなよ?お前なんか、敵にならねえぞ」
うーん、そういうこと言うやつは大抵弱いものだよな。
「今日はギルドバトルがあるから一瞬で倒すけど、それでいいなら決闘場いく?」
「なぁに~!?調子こきやがって、ぶっ殺してやる!」
「待て待て、俺達もギルドバトルがあるだろ」
オッサンの後方から、オッサン2号が止めにきた。
「はっ!ゼロなんか一瞬で倒して、ギルドバトルも余裕で勝利してやる!」
「オッサンのギルドは何て名前?」
「俺のギルドは、常に初心者の気持ちで挑もうって意味のビギナーっていうカッコイイ名前だ!」
オッサン・・・荒くれもののくせに、ギルドは常に初心者の気持ちで挑むとかチグハグすぎだろ。
それを自慢げに話せるオッサンはどうなっているんだ、本当に・・・
「ビギナーって、私達が戦う対戦ギルドじゃない?」
レイナが呟く。
「なにぃ?お前達が俺達の相手か!ゼロ、先輩として一つ教えておいてやる」
オッサンは神妙な顔をしながら語ってくる。
「ハーレムの女共を集めて、粋がってるようじゃギルドバトルには勝てねえよ」
俺も神妙な顔をして言い返す。
「オッサン。その粋がっているギルドにボコボコにされて泣きたくなるだろうから、そのへんにしときなって」
「こいつ!生かしてはおかん!」
「ジー、おさえろって!ギルドバトルで決着つけようぜ!」
後ろのオッサン2号がきちんとオッサンをおさえている。
ゼロはいいコンビだなと感心する。
「ボコボコにしてやる!」
オッサンは憤慨しながら、ギルドバトル専用の待機所に入っていく。
「ゼロさん、私達も待機所に行きましょう」
「そうですね、行きましょう」
「ゼロは礼儀正しく話せるのに、変なところで煽るわよね」
「オッサンの事が嫌いなわけじゃない、逆に気に入ってるぐらいだよ。オッサンって多分いいやつだろ?だから、からかいたくなるんだよ」
「ゼロも変な人ね」
「ふふっ」
ルリさんにも笑われてしまった。
ゼロはこうやって、みんなでバカやったり助け合ったり貶し合ったりする時間がとてもいいなと思えるのだった。
「ゼロ、作戦は?」
「ギルドバトルフィールドに行ったら教える」
「そんなんで大丈夫かしら・・・」
「がんばりましょうね!」
時間だ。
3人で冒険者協会にあるギルドバトルフィールドへの転移陣に乗る。
転移すると、なにもない荒野が広がっていた。
これは障害物なしのぶつかり合いになるな。
会場の左右に観客席があり、思いのほか人が入っており歓声が聞こえてくる。
「あのハーレム野郎をぶっ殺せ!」「あいつが俺のマリさんを!」「ビギナー頼む!男の苦悩をゼロに!」「女性ばっかギルドメンバーにしやがって羨ましすぎる!死ね!」「ゼロに鉄槌を!」「ゼロは俺のものだ!」
俺がやられるのを見に来た冒険者達が観客か。
というか、俺ってそんなに嫌われてたのかとゼロは肩を落とす。
だが、初戦からアウェイなんて燃える展開だと気持ちを切り替える。
さて、ここからギルドバトル開始までに5分の準備期間が設けられている。
対人戦はキラーウインドだよな、ディレイスペルとしてダブルキラーウインドを待機させる。
「ゼロ、このフィールドだと作戦なんてないだろうけど一応聞いておくわ。どうするの?」
「ああ。今回はルリさん一人で、ビギナーギルドを殲滅してもらう」
「え、え~~~~~!」
「はぁ。やっぱり無謀な事を考えていたのね」
ルリは心底動揺し、レイナは呆れた顔をする。
ゼロは二人がこうなることは想定通りだったため、動じずに通達する。
「ルリさんは敵に向かって歩き全部倒す。レイナは、万が一に備えルリさんの後を着いて行き、敵に攻撃されそうになったら倒す。以上!ヘイスト!」
「ゼロはどうするのよ?」
「俺は監督的な感じで見守ってる」
腕を組んで頷くのが恰好いいか?
「はぁ、ルリさん行きましょう。ゼロ、私達が倒れたら責任とりなさいよ」
「レイナ、敵に突っ込んだらダメだからな」
「分かってるわ」
5分が経過し、ギルドバトルが始まる。
「ゼロー!お前らはまだ初戦だー!負けるのが普通だからそんなに悔しがらなくていいからなー!」
遠くのほうからオッサンが叫んでくる。
相手の人数は見える限りで5人。全員オッサンだな。
魔法使い2人、ジー含めた剣士が2人、後方にビショップ1人か。
「オッサーン!今から、この可愛い女の子一人でビギナー全滅させるからよろしくー!」
ゼロはオッサンに向けて叫びながら、ルリの頭に手をやる。
「ゼロさん・・・」
ルリは色々な意味でゼロに辱められ俯く。
煽られたオッサンはというと、ブチ切れて発狂した。
「ゼロぉぉおおお!てめぇえええええ!!!」
さて、始めよう。
「ルリさん、ゴー!」
「はい!集中!速射!」
ルリは自己バフをかけながらビギナーがいる方面へ歩いて行く。
相手は剣士2人を先頭に魔法使い2人もこちらへと向かってきている。
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