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第四章 波乱の学園生活
86 治療方法の確認
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朝、ゆるく揺らされて目を開けると目の前に、金髪のイケメンが朝日に輝きつつ覗き込んでいました。
いや…陛下だけども。
本当に憎らしい程、均整のとれたイケメンだな。
この陛下。
僕の中の『俺』がそう拗ねている。
最近、僕と『俺』の思考がずれているように思う。
二重人格か?
というか…『俺』は…たぶん前世の時の感覚なのだと思うのだけど。
いつのころからか少しずれを感じているのだよなぁ。
だからと言って決定的にずれているわけではなくて。
『俺』の感覚が少し離れたような、少し俯瞰している意識のような…でも同じような。
変な感じ。
「ラスティ?」
陛下が心配そうにのぞき込んでいる。
僕でも『俺』でも陛下のことが好きなのは、共通しているのだなとぼんやりと思う。
…うん?僕今何考えていた???
うすらぼんやりとしていた意識がはっきりする。
「おはようございます。」
陛下がほっとしたように微笑んだ。
「おはよう、起きれるかい?」
いつもより早いからねぇと陛下は苦笑している。
「大丈夫です。」
体調万全とへらりと笑うと陛下は大丈夫そうだねと目を細めた。
陛下は、僕の頭をなでながら僕の神力の状態を測っている。
鑑定使おうかと思ったけど…どのくらい力がいるかわからないから微々たる消費もしない方がいいかなと僕は何もしないことにした。
いっぱいいっぱいと陛下はにこりと笑った。
感覚でMaxまで上がっているだろうとは思っていたけどそうだったみたいだ。
というか、いっぱいとかいうな。
かわいいな、陛下。
これも、惚れた弱みだろうか……いや…そういう意味での惚れたではないはず。
…たぶん。
最近、ちょっと思考がこれが普通になってる…。
「朝食前だけど…ジークの所に行こうか。」
はいと、頷いてへいかと一緒に部屋を出る。
「朝食を…いっしょに食べれるといいね。」
朝食前に、えっちぃ状態にはなりたくないですが。
とは言えないので、僕はちょっと口をとがらせて黙る。
陛下が、首を傾げた。
「どうしたの?」
言わすのか?
「だって、ご飯の前に僕は大変なことになるのですか?」
陛下は目を丸くする。
「え?昨日大変な感じだった?えっと…その…」
どう説明したものかと陛下はわたわた慌てている。
「いえ…たぶん?…」
ちょっとほかほかしたくらいで…ちょっときゅんとしたくらいだと思う。
…きゅんが問題なのだろうが。
「なら…たぶん大丈夫だと思うんだけど。私が少しだけど勝手に奪ってもそこまで出なかったんだよね?」
そういえば、僕は陛下に渡してない。
けど、あのくらいなら…僕の訓練の意味!!!
「流石に今日は大量に私が、無理に引き出したらきついだろうからね。…ラスティが安定的に神力をくれたら大丈夫だ。」
僕は、そうですか…と言いながら首をかしげた。
「もし…安定できなかったら?」
陛下は、うんと首を眉を寄せた。
「無理矢理奪うしかなくなるから…がんばって。」
陛下は気まずげに笑う。
「まぁ…言わないのはフェアではないか…」
紋章は、他人の肉体に変化を促す魔法陣だ。
基本は子供が作れるようになるためのものだけど、特殊な使い方をするとお互いの魔力や神力をある程度は自由になる。僕に入っている紋章は、陛下のモノでもあるけれど、王家のものとも出来るので、子供は、王家の直系に連なる者ならば僕と作れる可能性があるのだという。
今回のような特殊な使い方は、陛下としか使えないらしい。
「うーんと…ふわふわした?りするのは、紋章を通した力だからだ。普通の回復とかはそんなことにはならないよ。紋章は、その…えっと…子供を作るためのものだからね…痛いとか無いように…その…えっと…そこはまたあとで教えるね…今関係ないと思うし…。」
どうにも陛下は、僕をかなりおこちゃまだと思っているらしいなとぼんやり思う。
14歳だし、そろそろそっちの知識をしっかり教えてない度とまずくないか?と、前世の『俺』部分は思ってしまうがそういう陛下も微笑ましいかと内心苦笑だけする。
というか…陛下意外に純情か…ヘタレか?
子供相手に戸惑っているというよりはあまり、そっち方面は苦手なのかもなと思う。
子煩悩で愛情は深い人だとは思うが、エスターが一応陛下の子供で通っているのだから未経験という事は無いと思うのだが…。
俺がそんなことももんもんと考えていると陛下は立ち直ったらしい。
「大まかに言うと…紋章を通した力は、子供を作るための効力が多少追加されるんだ。今回は、ラスティの力を私が受け取る側になるからラスティ側には影響は少ないと思う。」
無理矢理奪われる場合は、奪うために一旦相手の力が流れ込んでくるという。
そのため、感覚がおかしくなる、と陛下は言葉を濁したがつまりは発情するのだと思う。
…その言葉があっているのかちょっと『俺』にとっても微妙だが、僕の方ではあては余る語彙すらない。
…陛下…僕への教育はこれで大丈夫なのか?
『俺』と繰り返しの記憶があるから、僕は大丈夫だが無かったらラスティは本当におこちゃま状態なのでは?
なんとなく、陛下の教育方針に不安を覚えつつ話を聞く。
18になっていきなり実践されたら僕きっとパニック起こすぞ。
とりあえず、そこは置いておくとこにして、受け取る陛下側にこの場合は問題が起こる。
「陛下が…大変なことになる…ということですか?」
というか…今、言う???それ。
「ラスティがくれる力が一定なら、打ち消す魔術を使いながらジークの治療出来るけど安定してないと打ち消す魔術が働かないから、ジークの治療が上手く行かない。」
陛下が集中できなくなったら、術が上手く使えなくなる。
それで、陛下がジェン公に怒られていたらしい。
魔石を作りながら一応集中する訓練はしていたらしい。
そもそもどうやって訓練するんだ??という感じになっていたらしく、ジェン公があわてて僕に訓練したのはそういう経緯だという。
僕が安定して力を送れば自動的に打ち消す魔術を発動できる。
安定できていなかったら、打ち消す魔術に集中が奪われるし、発情したら集中は無理。
だから、安定的に力を得るために僕から無理やり奪うことになる。
力の通路を無理やりに作るのでその間は陛下の力が僕に多少は流れ込む状態になる。
打ち消すための対抗策がない僕は、陛下の言う大変なことになるという。
「打ち消す魔術は今のラスティには難しいからね…。」
そもそもの体質もあって陛下は、バットステータスに強い。
その上で打ち消す魔術の対策で、ジークの治療が行える。
陛下は、僕の眼を見てにっこりと笑った。
「最悪…なんとかするけども…ラスティ、頑張るんだよ。」
僕は、はいと返事をしつつ不安いっぱいになるのだった。
なにをどうするつもりなんですか??陛下…。
いや…陛下だけども。
本当に憎らしい程、均整のとれたイケメンだな。
この陛下。
僕の中の『俺』がそう拗ねている。
最近、僕と『俺』の思考がずれているように思う。
二重人格か?
というか…『俺』は…たぶん前世の時の感覚なのだと思うのだけど。
いつのころからか少しずれを感じているのだよなぁ。
だからと言って決定的にずれているわけではなくて。
『俺』の感覚が少し離れたような、少し俯瞰している意識のような…でも同じような。
変な感じ。
「ラスティ?」
陛下が心配そうにのぞき込んでいる。
僕でも『俺』でも陛下のことが好きなのは、共通しているのだなとぼんやりと思う。
…うん?僕今何考えていた???
うすらぼんやりとしていた意識がはっきりする。
「おはようございます。」
陛下がほっとしたように微笑んだ。
「おはよう、起きれるかい?」
いつもより早いからねぇと陛下は苦笑している。
「大丈夫です。」
体調万全とへらりと笑うと陛下は大丈夫そうだねと目を細めた。
陛下は、僕の頭をなでながら僕の神力の状態を測っている。
鑑定使おうかと思ったけど…どのくらい力がいるかわからないから微々たる消費もしない方がいいかなと僕は何もしないことにした。
いっぱいいっぱいと陛下はにこりと笑った。
感覚でMaxまで上がっているだろうとは思っていたけどそうだったみたいだ。
というか、いっぱいとかいうな。
かわいいな、陛下。
これも、惚れた弱みだろうか……いや…そういう意味での惚れたではないはず。
…たぶん。
最近、ちょっと思考がこれが普通になってる…。
「朝食前だけど…ジークの所に行こうか。」
はいと、頷いてへいかと一緒に部屋を出る。
「朝食を…いっしょに食べれるといいね。」
朝食前に、えっちぃ状態にはなりたくないですが。
とは言えないので、僕はちょっと口をとがらせて黙る。
陛下が、首を傾げた。
「どうしたの?」
言わすのか?
「だって、ご飯の前に僕は大変なことになるのですか?」
陛下は目を丸くする。
「え?昨日大変な感じだった?えっと…その…」
どう説明したものかと陛下はわたわた慌てている。
「いえ…たぶん?…」
ちょっとほかほかしたくらいで…ちょっときゅんとしたくらいだと思う。
…きゅんが問題なのだろうが。
「なら…たぶん大丈夫だと思うんだけど。私が少しだけど勝手に奪ってもそこまで出なかったんだよね?」
そういえば、僕は陛下に渡してない。
けど、あのくらいなら…僕の訓練の意味!!!
「流石に今日は大量に私が、無理に引き出したらきついだろうからね。…ラスティが安定的に神力をくれたら大丈夫だ。」
僕は、そうですか…と言いながら首をかしげた。
「もし…安定できなかったら?」
陛下は、うんと首を眉を寄せた。
「無理矢理奪うしかなくなるから…がんばって。」
陛下は気まずげに笑う。
「まぁ…言わないのはフェアではないか…」
紋章は、他人の肉体に変化を促す魔法陣だ。
基本は子供が作れるようになるためのものだけど、特殊な使い方をするとお互いの魔力や神力をある程度は自由になる。僕に入っている紋章は、陛下のモノでもあるけれど、王家のものとも出来るので、子供は、王家の直系に連なる者ならば僕と作れる可能性があるのだという。
今回のような特殊な使い方は、陛下としか使えないらしい。
「うーんと…ふわふわした?りするのは、紋章を通した力だからだ。普通の回復とかはそんなことにはならないよ。紋章は、その…えっと…子供を作るためのものだからね…痛いとか無いように…その…えっと…そこはまたあとで教えるね…今関係ないと思うし…。」
どうにも陛下は、僕をかなりおこちゃまだと思っているらしいなとぼんやり思う。
14歳だし、そろそろそっちの知識をしっかり教えてない度とまずくないか?と、前世の『俺』部分は思ってしまうがそういう陛下も微笑ましいかと内心苦笑だけする。
というか…陛下意外に純情か…ヘタレか?
子供相手に戸惑っているというよりはあまり、そっち方面は苦手なのかもなと思う。
子煩悩で愛情は深い人だとは思うが、エスターが一応陛下の子供で通っているのだから未経験という事は無いと思うのだが…。
俺がそんなことももんもんと考えていると陛下は立ち直ったらしい。
「大まかに言うと…紋章を通した力は、子供を作るための効力が多少追加されるんだ。今回は、ラスティの力を私が受け取る側になるからラスティ側には影響は少ないと思う。」
無理矢理奪われる場合は、奪うために一旦相手の力が流れ込んでくるという。
そのため、感覚がおかしくなる、と陛下は言葉を濁したがつまりは発情するのだと思う。
…その言葉があっているのかちょっと『俺』にとっても微妙だが、僕の方ではあては余る語彙すらない。
…陛下…僕への教育はこれで大丈夫なのか?
『俺』と繰り返しの記憶があるから、僕は大丈夫だが無かったらラスティは本当におこちゃま状態なのでは?
なんとなく、陛下の教育方針に不安を覚えつつ話を聞く。
18になっていきなり実践されたら僕きっとパニック起こすぞ。
とりあえず、そこは置いておくとこにして、受け取る陛下側にこの場合は問題が起こる。
「陛下が…大変なことになる…ということですか?」
というか…今、言う???それ。
「ラスティがくれる力が一定なら、打ち消す魔術を使いながらジークの治療出来るけど安定してないと打ち消す魔術が働かないから、ジークの治療が上手く行かない。」
陛下が集中できなくなったら、術が上手く使えなくなる。
それで、陛下がジェン公に怒られていたらしい。
魔石を作りながら一応集中する訓練はしていたらしい。
そもそもどうやって訓練するんだ??という感じになっていたらしく、ジェン公があわてて僕に訓練したのはそういう経緯だという。
僕が安定して力を送れば自動的に打ち消す魔術を発動できる。
安定できていなかったら、打ち消す魔術に集中が奪われるし、発情したら集中は無理。
だから、安定的に力を得るために僕から無理やり奪うことになる。
力の通路を無理やりに作るのでその間は陛下の力が僕に多少は流れ込む状態になる。
打ち消すための対抗策がない僕は、陛下の言う大変なことになるという。
「打ち消す魔術は今のラスティには難しいからね…。」
そもそもの体質もあって陛下は、バットステータスに強い。
その上で打ち消す魔術の対策で、ジークの治療が行える。
陛下は、僕の眼を見てにっこりと笑った。
「最悪…なんとかするけども…ラスティ、頑張るんだよ。」
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