上 下
68 / 78

第68話 会議って............なんか怖い

しおりを挟む
王達の会議中、村にて



「ねえ、村内の家とか、温泉の数とか、いっぱい変わったよね?」

「うん、一年前と比べたら凄いよ!住んでる場所も......て言うか全部!!!」



だよね、やっぱりこの村って凄いんだよね、最近あまり実感できてなかったけど、



家を数秒で建てたり伝説の魔物を瞬殺したり、神を仲間にしたり........



「やっぱこの村って結構やばいよね」

「そう?」

「うん、どっかの国に行ったらそこの王都を見せるよ、きっと驚くから」

「へー」



まあな、この村より発展してないなら驚くよね.............王都より発展してる村って........



「おーい、ロベル、リン!」

「なんですか村長?」

「会議があるんだけど、忘れて、行くの手伝ってくれる?て言うか、二人も呼ばれてるよね?」



会議............やべっ!



「会議って何なn........ふがふが!」

「か、会議ね、い、今行く気だったので、行きましょう!」

「お、おう、でもリンの口からその手離した方が良いよ......」



やべっ、そういや、ゴーンさんこの前リンに言っとくようにって言ってたな.......



村長大好き!!!



リンには後で説明しておこう



◇◇◇◇

村長の初代家



「じゃあ、先ずは欠席か

 泥棒団、ゴーン、村長、ロベル、ブリジットの使い、リン、ダリッド(俺)」



最初もこの人達がいたな~



変わらないのは嬉しいけど、大丈夫なの?新鮮な意見も居るよね?



「じゃあ、"王戦前の戦力/進歩確認!" を始めようか、先ずゴーンから」

「おう、"まあ戦いが早いかもしれん!"



なんて言っておいた人が居るからな、人間を無傷で捕まえる罠を作ったわ」



どうして発明品が毎回あるんだろう?一人で作ってないでしょ?



「まあ、簡単で、掛かった数人を異空間に飛ばす訳じゃ、アイテムボックス的な?」

「何個作れそうなの?」

「そうだな...........いっぱい」



なんだろう、先ず人を当たり前の様に異空間に飛ばすのもかなりツッコみたいけど!ツッコみたいけど!



その "いっぱい" が気になるんだよ!



無限って事?それとも十個?言っておいてよ!



「へー、それもまた頼もしいね、相手の動きを完全に封じるやつの上位互換って事だね」

「まあ、そうだな」

「じゃあ次は........村長!!!!」



うん、今回のノリなに?



本で読んだ テレビバングミ? っぽいかも....



「戦力の説明を!おねがああああい!します!」

「お前、痛くないのかそのノリ?」

「うん、正直ちょっとキツイ」



あっ、やっぱりキツかったんだ



「戦力か、

犬族は全員戦えるな、赤子でも弱い兵士ぐらいなら倒せるし



ブリジット、ドワーフとエルフは援護えんごが強いだろうし、武器を強化したり、弓矢とか」



そう言や、この村って赤子でも強いんだったわ



そんな当たり前の事を忘れてたなんて..........はー、疲れてるんかな?



と思える今の自分に恐怖すら覚える.......



「まあ、龍、泥棒団、草さん辺りは直接攻撃したり、せこい手で相手の戦力を減らすのが出来るから良いよね?」

「まあね、土から突然出たり、木を使ったりしてね」



龍と並んでる泥棒団も凄いけど、



このなんだろう、戦闘での恥はじのクソもない感じ...........カッコイイ...



「それと忘れちゃいけない、俺と神様達」

「まあ、そうなるよね、神が居ると安心だし、村長もスピードなら勝ってるでしょ?」

「う~ん、神による」

「へー」



そこを へー で済ますの!?この人今!自分が神と同等だって言ったよ!ねえ!て言うか神もすら上回れる素質があるって言ったし!



て言うか実際上回ってるよ!凄いんだよ!もっと驚いてよ!失神位してよ!



「まあ、最強はロベルだな」

「「「うんうん」」」



いや?何全員頷いてるの?



ちゃっかりリンも頷いてるし



「いやいや、頑張っても泥棒団と同等だよ俺は」

「「「ジトー」」」

「な、なんだ?俺を変な目で見て.....」

「ロベル、お前のスキル今どうなってる?」

「いや、そりゃあ数ヶ月前よりはいい感じだけど...........普通だよ」



勿論、誰も信じてくれず、また変な目をされるのだった..............



「すまん、でもスキル20個は多いって......」

「神様のもコピーしてたし......」

「勇者専用スキルとか使えるし......」



なんか聞いてると強そうだけど.....



「でも、俺荷物持ちだよ」

「「「うん、何言ってるの?」」」











移住した兵士達: 俺等は?



村: お、俺も結構広くなったのに、誰も喋ってくれない......
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

大切”だった”仲間に裏切られたので、皆殺しにしようと思います

騙道みりあ
ファンタジー
 魔王を討伐し、世界に平和をもたらした”勇者パーティー”。  その一員であり、”人類最強”と呼ばれる少年ユウキは、何故か仲間たちに裏切られてしまう。  仲間への信頼、恋人への愛。それら全てが作られたものだと知り、ユウキは怒りを覚えた。  なので、全員殺すことにした。  1話完結ですが、続編も考えています。

無能なので辞めさせていただきます!

サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。 マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。 えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって? 残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、 無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって? はいはいわかりました。 辞めますよ。 退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。 自分無能なんで、なんにもわかりませんから。 カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。

幸福の王子は鍵の乙女をひらく

桐坂数也
ファンタジー
「わたしをひらいて世界を救って下さい」 少女サキのやっかいごとにいきなり巻き込まれたぼく。異世界のすご腕剣士にぼくまで命を狙われるはめに。なんで? 「それは遼太さん、あなたが鍵の乙女をひらく『開錠の者』だからです」 そんなこと言われても、平凡な大学生のぼくにどうしろと? でもひとり健気に立ち向かうサキをほっておけなくて、ぼくらは助け合い、かばい合い、一緒に逃げて、そして闘う。世界のエレメントを取り戻すために。 なんの取り柄もないぼくが世界を救う方法はただひとつ。火の鍵の乙女サキをひらくこと。そのためには……自分に惚れさせること? 誰だそんなギャルゲーみたいな設定作ったやつは?  世界の命運をかけた恋の駆け引き、ここにはじまる。 鍵の乙女は全部で6人。ぼくはすべての乙女をひらけるのか? かわいい女の子とラブラブになれるのか? それは嬉しいんだけど、いいことばかりじゃないみたい。 鍵の乙女をひらくごとに、ぼくは自分の何かを失う。五感、記憶、感情……。それでもぼくは、鍵の乙女をひらくのか? 世界と、少女たちを救うことができるのか?  「小説家になろう」でも連載中です。

『殺す』スキルを授かったけど使えなかったので追放されました。お願いなので静かに暮らさせてください。

晴行
ファンタジー
 ぼっち高校生、冷泉刹華(れいぜい=せつか)は突然クラスごと異世界への召喚に巻き込まれる。スキル付与の儀式で物騒な名前のスキルを授かるも、試したところ大した能力ではないと判明。いじめをするようなクラスメイトに「ビビらせんな」と邪険にされ、そして聖女に「スキル使えないならいらないからどっか行け」と拷問されわずかな金やアイテムすら与えられずに放り出され、着の身着のままで異世界をさまよう羽目になる。しかし路頭に迷う彼はまだ気がついていなかった。自らのスキルのあまりのチートさゆえ、世界のすべてを『殺す』権利を手に入れてしまったことを。不思議なことに自然と集まってくる可愛い女の子たちを襲う、残酷な運命を『殺し』、理不尽に偉ぶった奴らや強大な敵、クラスメイト達を蚊を払うようにあしらう。おかしいな、俺は独りで静かに暮らしたいだけなんだがと思いながら――。

オリュンポス

ハーメルンのホラ吹き
ファンタジー
悠久の時を生き続ける種族たちの星。 別名:神々の世界【オリュンポス】では、いつ始まったのかも分からない神域を広める領土戦争が何億世紀にも渡り続いていた。戦の時代に産み落とされた主人公も【常世の終焉】と呼ばれた神界戦争に参加し、自領を広げ【禍威の混沌狐】と畏怖の対象にされるまで登りつめた。しかし、複数の神によって封印された過去の神となった主人公。 幾億の時を経て封印から逃れることに成功した主人公は...

【完結】おじいちゃんは元勇者

三園 七詩
ファンタジー
元勇者のおじいさんに拾われた子供の話… 親に捨てられ、周りからも見放され生きる事をあきらめた子供の前に国から追放された元勇者のおじいさんが現れる。 エイトを息子のように可愛がり…いつしか子供は強くなり過ぎてしまっていた…

ゴミアイテムを変換して無限レベルアップ!

桜井正宗
ファンタジー
 辺境の村出身のレイジは文字通り、ゴミ製造スキルしか持っておらず馬鹿にされていた。少しでも強くなろうと帝国兵に志願。お前のような無能は雑兵なら雇ってやると言われ、レイジは日々努力した。  そんな努力もついに報われる日が。  ゴミ製造スキルが【経験値製造スキル】となっていたのだ。  日々、優秀な帝国兵が倒したモンスターのドロップアイテムを廃棄所に捨てていく。それを拾って【経験値クリスタル】へ変換して経験値を獲得。レベルアップ出来る事を知ったレイジは、この漁夫の利を使い、一気にレベルアップしていく。  仲間に加えた聖女とメイドと共にレベルを上げていくと、経験値テーブルすら操れるようになっていた。その力を使い、やがてレイジは帝国最強の皇剣となり、王の座につく――。 ※HOTランキング1位ありがとうございます! ※ファンタジー7位ありがとうございます!

復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜

サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」 孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。 淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。 だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。 1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。 スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。 それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。 それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。 増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。 一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。 冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。 これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。

処理中です...