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第3章 ギャハハ、お前らも俺と同じ所まで堕ちてきやがれ!
3-12
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「はじめ!」
審判の号令が会場全体に響いた。
ジャッロは右肩上に剣を立てるように構えると、コウスケは胴の中央に構えた。
しばらくこの状態で睨みあったが、先にジャッロが仕掛ける。
一気に距離を詰めて、頭上に剣を振り下ろす。
コウスケは慌てながら、これを避けた。
(フィジカルはすごく衰えてるな)
足元を狙って木剣を振ってきたので、これを避ける。
(技も錆びついている)
ジャッロは剣を左側から振るような動作を見せる。
相棒は、右側に移動した。
(フェイントを見破った。感は昔より鋭いな……思った以上に楽しめそうだ。)
だが、どこか動きがおかしい。何かを狙っているのだろうか……。
しかし考えても分からないので、ペースを乱さないために、気にせず戦う事にした。
◇
(年とってんのに、身体能力が衰えてねえ)
鋭い剣劇が来たので、必死に身をよじらせてよけた。
(技は昔よりキレがある。想像以上にやべえ。ってか、剣術縛りの勝負で、昔からコイツに勝てたことは、一度もねえ)
激しい連続攻撃が来たので、必死に避ける。
(クソ、相手は俺だぞ! もっと舐めてかかりやがれ!)
体力的にも精神的にも、もう限界だった。
(もういやだあああ! 早く終わりてえ!)
なので、策の仕上げに入ることにした。
◇
(あの連撃を全部避けるとは思わなかったな)
素直に感心した。
だが、相棒は目に見えて疲弊していた。
しかし、演技の可能性もあるので、様子見のために、軽く木剣を振り下した。
相棒は避けた。
しかし、足がふらつき、反応が先ほどより遅い。
一気に決めるために、さっきよりも激しい連撃を放つ。
相棒は避けているが、段々動きが悪くなってきている。
(そこだ!)
胸部に隙を見つけたので、突く。
「がふ……」
突きが直撃し、宙に舞い、床を転がった。
近づいて確認する。
息はあった。
しかし、意識は失っている。
(気配も完全に消えている……終わった)
勝利を確信し、医療班を呼ぶために、相棒に背を向けた。
「ギャハハ! みっともねえぞゲス勇者!」
「いきってたくせに、ざまあねえな」
「ジャッロ団長! 流石です! スッキリしました!」
友人を侮辱する野次が耳に入ってきた。
(君ら、なにが分かってるんだ。……あんなことが無ければ、相棒は)
相棒のお嬢さんと、連れのハーフエルフの少女が目に入った。
とても、悲しそうな表情でこちらを見ている。
いたたまれない気持ちになったその時、
「!」
肛門に異質な感触と、激しい痛みを感じた。
◇
(おっしゃ! 尻穴にぶっすりは入ったな!)
狙い通り木剣での浣腸が成功した。
普通に剣術で戦う振りをした後に、動きがおぼつかなくなる演技をして、
狙い通りの場所に打ち込ませて、威力を軽減するために当たった瞬間にジャンプをした。
倒れ込んだとき、魔法の擬態では、見破られる可能性が高いので、先ほどより入念に気配を消した。
その成果が実ったのだ。
だが、実際に受けた疲労とダメージも、凄まじいものだった。
とどめを刺す為に、立ち上がり足裏で押す様に背中を蹴る。
「おら!」
ジャッロは、仰向けに倒れ込んだ。
「ギャハハ! 俺の勝ちだ! 見たかこれが俺の実力よ!」
周囲に勝利を誇示したいので、軽く背中も踏む。
「ジャッロ団長!」
「ゲス勇者! 貴様、剣術試合のルールを知らんのか!?」
怒り狂った団員たちがコウスケの周囲を取り囲む。
「なに言ってんだ。勝負は常に実戦を想定しなきゃいけねえぞ。剣術試合のルールをモンスターに説明して分かってくれんのか?」
「屁理屈をこねるな!卑怯者め!」
なお、コウスケは自分が逆の事をやられた場合、相手を卑怯者だと確実になじっている。
怒りで頭に血が登った団員たちは皆、真剣を抜き始める。
ヤバい状況である。
しかし、絶対勝てないと思っていたジャッロに勝利したことで、コウスケは調子に乗っていた。
「へへへ。正々堂々と戦った相手に負けたら、集団でなぶり殺しにしろと剣聖様は、君たちに教えてるのかね? 卑怯者はどっちなのかねえ?」
「言わせておけば……」
「皆、団と団長の名誉ためにゲス勇者を討ち取るぞ!」
「へへへ」
団員たちが陣形を整え、飛び掛かろうとしたその時、
「ハハハハ!」
ジャッロの笑い声が響いた。
「参った相棒! 僕の負けだ!」
「団長……」
団員たちは納得できない表情を浮かべたがグッとこらえて剣を納めた。
それを見たコウスケは更に調子に乗る。
「ほらあ、お前らの尊敬するジャッロ団長はちゃんと、潔くちゃんと負けを認めてるぞお♪」
至近距離で変顔をしながら、挑発するような声色で言葉を投げ続けた。
「ねえ、今どんな気持ち? 自分たちのやろうとしている事が敬愛する剣聖ジャッロ団長に否定されて、今どんな気持ちいいい?」
団員達は身体を振るわせて、怒りをこらえている。
飽きたのでスカーレットとヴィオレに視線を移した。
ヴィオレは、スカーレットを見て、口を大きく空けて驚愕の表情を浮かべている。
コウスケの強さを目の当りにして、驚きが止まらないようだ。
しかし、顔色が真っ青なのが気になる。急に体調が悪くなったのだろうか?
逆にスカーレットの顔色は真っ赤になっている。熱はもう引いているはずなのにおかしいと思ったが、涙が溢れている。どうやらコウスケの戦いを見て、激しく感動したようだ。
目つきはつり上がっている様に見えるが、それは気のせいだろう。
「どうだ、お前ら。見てたか、俺の雄姿!」
意気揚々と、2人に勝利を報告しにいくコウスケ。
その直後、ヴィオレの静止を聞かずに飛び掛かったスカーレットにより、コウスケは木刀でタコ殴りされた。
審判の号令が会場全体に響いた。
ジャッロは右肩上に剣を立てるように構えると、コウスケは胴の中央に構えた。
しばらくこの状態で睨みあったが、先にジャッロが仕掛ける。
一気に距離を詰めて、頭上に剣を振り下ろす。
コウスケは慌てながら、これを避けた。
(フィジカルはすごく衰えてるな)
足元を狙って木剣を振ってきたので、これを避ける。
(技も錆びついている)
ジャッロは剣を左側から振るような動作を見せる。
相棒は、右側に移動した。
(フェイントを見破った。感は昔より鋭いな……思った以上に楽しめそうだ。)
だが、どこか動きがおかしい。何かを狙っているのだろうか……。
しかし考えても分からないので、ペースを乱さないために、気にせず戦う事にした。
◇
(年とってんのに、身体能力が衰えてねえ)
鋭い剣劇が来たので、必死に身をよじらせてよけた。
(技は昔よりキレがある。想像以上にやべえ。ってか、剣術縛りの勝負で、昔からコイツに勝てたことは、一度もねえ)
激しい連続攻撃が来たので、必死に避ける。
(クソ、相手は俺だぞ! もっと舐めてかかりやがれ!)
体力的にも精神的にも、もう限界だった。
(もういやだあああ! 早く終わりてえ!)
なので、策の仕上げに入ることにした。
◇
(あの連撃を全部避けるとは思わなかったな)
素直に感心した。
だが、相棒は目に見えて疲弊していた。
しかし、演技の可能性もあるので、様子見のために、軽く木剣を振り下した。
相棒は避けた。
しかし、足がふらつき、反応が先ほどより遅い。
一気に決めるために、さっきよりも激しい連撃を放つ。
相棒は避けているが、段々動きが悪くなってきている。
(そこだ!)
胸部に隙を見つけたので、突く。
「がふ……」
突きが直撃し、宙に舞い、床を転がった。
近づいて確認する。
息はあった。
しかし、意識は失っている。
(気配も完全に消えている……終わった)
勝利を確信し、医療班を呼ぶために、相棒に背を向けた。
「ギャハハ! みっともねえぞゲス勇者!」
「いきってたくせに、ざまあねえな」
「ジャッロ団長! 流石です! スッキリしました!」
友人を侮辱する野次が耳に入ってきた。
(君ら、なにが分かってるんだ。……あんなことが無ければ、相棒は)
相棒のお嬢さんと、連れのハーフエルフの少女が目に入った。
とても、悲しそうな表情でこちらを見ている。
いたたまれない気持ちになったその時、
「!」
肛門に異質な感触と、激しい痛みを感じた。
◇
(おっしゃ! 尻穴にぶっすりは入ったな!)
狙い通り木剣での浣腸が成功した。
普通に剣術で戦う振りをした後に、動きがおぼつかなくなる演技をして、
狙い通りの場所に打ち込ませて、威力を軽減するために当たった瞬間にジャンプをした。
倒れ込んだとき、魔法の擬態では、見破られる可能性が高いので、先ほどより入念に気配を消した。
その成果が実ったのだ。
だが、実際に受けた疲労とダメージも、凄まじいものだった。
とどめを刺す為に、立ち上がり足裏で押す様に背中を蹴る。
「おら!」
ジャッロは、仰向けに倒れ込んだ。
「ギャハハ! 俺の勝ちだ! 見たかこれが俺の実力よ!」
周囲に勝利を誇示したいので、軽く背中も踏む。
「ジャッロ団長!」
「ゲス勇者! 貴様、剣術試合のルールを知らんのか!?」
怒り狂った団員たちがコウスケの周囲を取り囲む。
「なに言ってんだ。勝負は常に実戦を想定しなきゃいけねえぞ。剣術試合のルールをモンスターに説明して分かってくれんのか?」
「屁理屈をこねるな!卑怯者め!」
なお、コウスケは自分が逆の事をやられた場合、相手を卑怯者だと確実になじっている。
怒りで頭に血が登った団員たちは皆、真剣を抜き始める。
ヤバい状況である。
しかし、絶対勝てないと思っていたジャッロに勝利したことで、コウスケは調子に乗っていた。
「へへへ。正々堂々と戦った相手に負けたら、集団でなぶり殺しにしろと剣聖様は、君たちに教えてるのかね? 卑怯者はどっちなのかねえ?」
「言わせておけば……」
「皆、団と団長の名誉ためにゲス勇者を討ち取るぞ!」
「へへへ」
団員たちが陣形を整え、飛び掛かろうとしたその時、
「ハハハハ!」
ジャッロの笑い声が響いた。
「参った相棒! 僕の負けだ!」
「団長……」
団員たちは納得できない表情を浮かべたがグッとこらえて剣を納めた。
それを見たコウスケは更に調子に乗る。
「ほらあ、お前らの尊敬するジャッロ団長はちゃんと、潔くちゃんと負けを認めてるぞお♪」
至近距離で変顔をしながら、挑発するような声色で言葉を投げ続けた。
「ねえ、今どんな気持ち? 自分たちのやろうとしている事が敬愛する剣聖ジャッロ団長に否定されて、今どんな気持ちいいい?」
団員達は身体を振るわせて、怒りをこらえている。
飽きたのでスカーレットとヴィオレに視線を移した。
ヴィオレは、スカーレットを見て、口を大きく空けて驚愕の表情を浮かべている。
コウスケの強さを目の当りにして、驚きが止まらないようだ。
しかし、顔色が真っ青なのが気になる。急に体調が悪くなったのだろうか?
逆にスカーレットの顔色は真っ赤になっている。熱はもう引いているはずなのにおかしいと思ったが、涙が溢れている。どうやらコウスケの戦いを見て、激しく感動したようだ。
目つきはつり上がっている様に見えるが、それは気のせいだろう。
「どうだ、お前ら。見てたか、俺の雄姿!」
意気揚々と、2人に勝利を報告しにいくコウスケ。
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