18 / 51
17話 アキナのグッズも爆売れ中!
しおりを挟む
チャンネル登録者が爆増したことで、大きな変化があった。
おっかけや出待ちをするアキナのファンが現れだしたのである。
撮影を終えて1階層の受付に帰ってきたアキナを、今日も沢山のファンたちが待ち構えていた。
「わあー! なつめさああん!」
「キャー!」
「写真お願いします! サインください‼」
ファンの年齢層は10代中盤から20代前半。男女の割合は半々である。
アキナは彼女たちに笑顔で手を振りながら、
(いやあああああ!)
心の中で絶叫していた。
ダンジョン配信を始めた理由は、必要なおカネを稼ぐためである。
影響力や知名度が欲しかったからではない。
さらにいえば、もういい歳なのに、自分の娘と同じ年代の子供にまで、アイドルの様に扱われる事に強い戸惑いと恥ずかしさを覚えていた。
足早にこの場を去ろうとする中、ファンたちを売店に客引きするゴンザレスが目に止まる。
「なつめさんのグッズはコチラでござるぞ。Tシャツにスマホカバー、どれでも好きな物を買うでござる」
いつの間にか出来ていた売店のグッズコーナーで、いつの間にかゴンザレスが作っていた沢山の自分のグッズを、アキナのファンたちが興味津々に眺めている。
この隙に立ち去ろうとした時、後ろにいたレナが食って掛かり始めた。
「なに勝手ん作って売ってんだよ!」
「勝手ではないでござる。MCNに所属する時に契約書に書いていたでござる」
「……なつめさんへのマージンはいくらになる訳?」
「無いでござる。全て拙者の者でござる。契約書をよく読むでござる」
「てめえゲスすぎんだし!」
不穏な空気を感じたファンの子達は、足早にこの場を離れていった。
レナはゴンザレスの胸ぐらを掴んで、今にも殴りかかりそうだ。
アキナは慌てて間に割って入った。
「れなちゃん、止めて」
「そうでござる。暴力反対でござる」
自分の背中に隠れながら息巻くゴンザレスに呆れながら、言いたいことを伝える。
「あのう、グッズは良いんだけど私の顔写真つきはちょっと……変装しているって言っても、もういい歳だから恥ずかしくて」
「なつめさんというキャラの肖像財産は、拙者が管理する契約になっているので自由でござる」
「あはは……。あの時はこんな事になるなんて思っていなかったから」
困った笑いを浮かべながら、アキナは売店に陳列されている商品を見回した。
売っているものの品質自体は、一般的な道具屋のものと同じになっている。
だが、値段はどれもまだ相場の3倍程度だ。
「ところでアイテムなんだけど……」
「は、はい……でござる」
「まだ、高すぎない」
「こ、このダンジョンは島にある故、運送コストがかかり高くつくのでござる。アキナ様もそれはご存じのはずでござる」
「島はダンジョン資源で栄えていて、船の往来も頻繁にあるはずなんだけど」
ゴンザレスは、冷や汗を沢山流しながら、明後日の方向を向いた。
もっと追求しようかとしたが、先手必勝とばかりに話しを反らしてきた。
「と、ところで、例の約束の物を作って頂きたいでござる」
この言葉に、アキナは目を丸くする。
「あ、ごめんなさい。忘れてたわ」
ゴンザレスは売店の隅から大きなポリタンクが5つ持ってきた。
「中に聖水は入れており申す」
「力持ちなのね」
「では、頼むでござる」
アキナはポリタンクに手を当てて、魔力を込め始めた。
「えい!」
手の平に込めた魔力を放出すると、ポリタンクはしばらくの間、光輝いた。
輝きが収まるなり、ゴンザレスが蓋を開けて中身を確認する。
「おおー! 間違いなく聖女のポーションでござる!」
「ホント! 良かったあ。久しぶりだから上手く行くかどうか不安だったの」
「なにやってんすか?」
盛り上がる二人に、いぶかし気な表情のレナが話しかけてきた。
「私にポーションを作って欲しいみたいなの」
「ちゃんとカネは払ってるでござるぞ。毎月ポリタンク5つで5万円の契約でござる」
「これでおばあちゃんちへの仕送りがなんとかできるから助かるわ。本当にありがと。ついでに少しだけオマケを作ってあげても良いわよ」
「ホ、ホントでござるか!? あっちにエピアンのペットボトルが入った箱があるからついてきて欲しいでござる」
久しぶりのポーション作りが楽しくて仕方がないアキナは、ウキウキしながらゴンザレスについていった。
◇
一連の商人の行動に、レナは違和感を覚えた。
この商人はカネにケチでガメつい最低野郎だという事は、ここに来る配信者ならば誰でも知っている事だ。
いやここに来たことが無くても、SNSでその情報は拡散されている。
そんな男が気前よくアキナに5万円も払う事が、とても信じられなかった。
なにか裏があるはずである。
丁度近くにジン君がやってきたので聞いてみることにした。
「ねえ、ジン君。アキさんのポーションってなんかヤバいの?」
「パネねよ。量にもよるんだけど、寿命に関係するもん以外の全部の怪我、病気、呪いをあっという間に治しちまう」
「マジヤベえじゃん! 高けえんじゃねえの!?」
「目薬くらいの量でも市場に出たら1兆Gすんじゃね」
「はあ!? アイツ、1兆円以上のするもんを5万円で買ってるわけ!?」
「配信者の安全のために使うってアキさんには言ってんだけど、ぜってえに横流しして自分だけ儲けようってしてんよ。あっ俺が言ったってバラさねえでくれよ」
ジン君は、足早に仕事に戻っていった。
「マジ、アイツ超最悪なんだけど」
商人の悪行に憤慨したレナは、アキナのこの事を伝えることにした。
おっかけや出待ちをするアキナのファンが現れだしたのである。
撮影を終えて1階層の受付に帰ってきたアキナを、今日も沢山のファンたちが待ち構えていた。
「わあー! なつめさああん!」
「キャー!」
「写真お願いします! サインください‼」
ファンの年齢層は10代中盤から20代前半。男女の割合は半々である。
アキナは彼女たちに笑顔で手を振りながら、
(いやあああああ!)
心の中で絶叫していた。
ダンジョン配信を始めた理由は、必要なおカネを稼ぐためである。
影響力や知名度が欲しかったからではない。
さらにいえば、もういい歳なのに、自分の娘と同じ年代の子供にまで、アイドルの様に扱われる事に強い戸惑いと恥ずかしさを覚えていた。
足早にこの場を去ろうとする中、ファンたちを売店に客引きするゴンザレスが目に止まる。
「なつめさんのグッズはコチラでござるぞ。Tシャツにスマホカバー、どれでも好きな物を買うでござる」
いつの間にか出来ていた売店のグッズコーナーで、いつの間にかゴンザレスが作っていた沢山の自分のグッズを、アキナのファンたちが興味津々に眺めている。
この隙に立ち去ろうとした時、後ろにいたレナが食って掛かり始めた。
「なに勝手ん作って売ってんだよ!」
「勝手ではないでござる。MCNに所属する時に契約書に書いていたでござる」
「……なつめさんへのマージンはいくらになる訳?」
「無いでござる。全て拙者の者でござる。契約書をよく読むでござる」
「てめえゲスすぎんだし!」
不穏な空気を感じたファンの子達は、足早にこの場を離れていった。
レナはゴンザレスの胸ぐらを掴んで、今にも殴りかかりそうだ。
アキナは慌てて間に割って入った。
「れなちゃん、止めて」
「そうでござる。暴力反対でござる」
自分の背中に隠れながら息巻くゴンザレスに呆れながら、言いたいことを伝える。
「あのう、グッズは良いんだけど私の顔写真つきはちょっと……変装しているって言っても、もういい歳だから恥ずかしくて」
「なつめさんというキャラの肖像財産は、拙者が管理する契約になっているので自由でござる」
「あはは……。あの時はこんな事になるなんて思っていなかったから」
困った笑いを浮かべながら、アキナは売店に陳列されている商品を見回した。
売っているものの品質自体は、一般的な道具屋のものと同じになっている。
だが、値段はどれもまだ相場の3倍程度だ。
「ところでアイテムなんだけど……」
「は、はい……でござる」
「まだ、高すぎない」
「こ、このダンジョンは島にある故、運送コストがかかり高くつくのでござる。アキナ様もそれはご存じのはずでござる」
「島はダンジョン資源で栄えていて、船の往来も頻繁にあるはずなんだけど」
ゴンザレスは、冷や汗を沢山流しながら、明後日の方向を向いた。
もっと追求しようかとしたが、先手必勝とばかりに話しを反らしてきた。
「と、ところで、例の約束の物を作って頂きたいでござる」
この言葉に、アキナは目を丸くする。
「あ、ごめんなさい。忘れてたわ」
ゴンザレスは売店の隅から大きなポリタンクが5つ持ってきた。
「中に聖水は入れており申す」
「力持ちなのね」
「では、頼むでござる」
アキナはポリタンクに手を当てて、魔力を込め始めた。
「えい!」
手の平に込めた魔力を放出すると、ポリタンクはしばらくの間、光輝いた。
輝きが収まるなり、ゴンザレスが蓋を開けて中身を確認する。
「おおー! 間違いなく聖女のポーションでござる!」
「ホント! 良かったあ。久しぶりだから上手く行くかどうか不安だったの」
「なにやってんすか?」
盛り上がる二人に、いぶかし気な表情のレナが話しかけてきた。
「私にポーションを作って欲しいみたいなの」
「ちゃんとカネは払ってるでござるぞ。毎月ポリタンク5つで5万円の契約でござる」
「これでおばあちゃんちへの仕送りがなんとかできるから助かるわ。本当にありがと。ついでに少しだけオマケを作ってあげても良いわよ」
「ホ、ホントでござるか!? あっちにエピアンのペットボトルが入った箱があるからついてきて欲しいでござる」
久しぶりのポーション作りが楽しくて仕方がないアキナは、ウキウキしながらゴンザレスについていった。
◇
一連の商人の行動に、レナは違和感を覚えた。
この商人はカネにケチでガメつい最低野郎だという事は、ここに来る配信者ならば誰でも知っている事だ。
いやここに来たことが無くても、SNSでその情報は拡散されている。
そんな男が気前よくアキナに5万円も払う事が、とても信じられなかった。
なにか裏があるはずである。
丁度近くにジン君がやってきたので聞いてみることにした。
「ねえ、ジン君。アキさんのポーションってなんかヤバいの?」
「パネねよ。量にもよるんだけど、寿命に関係するもん以外の全部の怪我、病気、呪いをあっという間に治しちまう」
「マジヤベえじゃん! 高けえんじゃねえの!?」
「目薬くらいの量でも市場に出たら1兆Gすんじゃね」
「はあ!? アイツ、1兆円以上のするもんを5万円で買ってるわけ!?」
「配信者の安全のために使うってアキさんには言ってんだけど、ぜってえに横流しして自分だけ儲けようってしてんよ。あっ俺が言ったってバラさねえでくれよ」
ジン君は、足早に仕事に戻っていった。
「マジ、アイツ超最悪なんだけど」
商人の悪行に憤慨したレナは、アキナのこの事を伝えることにした。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
身バレしないように奴隷少女を買ってダンジョン配信させるが全部バレて俺がバズる
ぐうのすけ
ファンタジー
呪いを受けて冒険者を休業した俺は閃いた。
安い少女奴隷を購入し冒険者としてダンジョンに送り込みその様子を配信する。
そう、数年で美女になるであろう奴隷は配信で人気が出るはずだ。
もしそうならなくともダンジョンで魔物を狩らせれば稼ぎになる。
俺は偽装の仮面を持っている。
この魔道具があれば顔の認識を阻害し更に女の声に変える事が出来る。
身バレ対策しつつ収入を得られる。
だが現実は違った。
「ご主人様は男の人の匂いがします」
「こいつ面倒見良すぎじゃねwwwお母さんかよwwww」
俺の性別がバレ、身バレし、更には俺が金に困っていない事もバレて元英雄な事もバレた。
面倒見が良いためお母さんと呼ばれてネタにされるようになった。
おかしい、俺はそこまで配信していないのに奴隷より登録者数が伸びている。
思っていたのと違う!
俺の計画は破綻しバズっていく。
ゲームのモブに転生したと思ったら、チートスキルガン積みのバグキャラに!? 最強の勇者? 最凶の魔王? こっちは最驚の裸族だ、道を開けろ
阿弥陀乃トンマージ
ファンタジー
どこにでもいる平凡なサラリーマン「俺」は、長年勤めていたブラック企業をある日突然辞めた。
心は晴れやかだ。なんといってもその日は、昔から遊んでいる本格的ファンタジーRPGシリーズの新作、『レジェンドオブインフィニティ』の発売日であるからだ。
「俺」はゲームをプレイしようとするが、急に頭がふらついてゲーミングチェアから転げ落ちてしまう。目覚めた「俺」は驚く。自室の床ではなく、ゲームの世界の砂浜に倒れ込んでいたからである、全裸で。
「俺」のゲームの世界での快進撃が始まる……のだろうか⁉
薬華異堂薬局のお仕事は異世界にもあったのだ
柚木 潤
ファンタジー
実家の薬華異堂薬局に戻った薬剤師の舞は、亡くなった祖父から譲り受けた鍵で開けた扉の中に、不思議な漢方薬の調合が書かれた、古びた本を見つけた。
そして、異世界から助けを求める手紙が届き、舞はその異世界に転移する。
舞は不思議な薬を作り、それは魔人や魔獣にも対抗できる薬であったのだ。
そんな中、魔人の王から舞を見るなり、懐かしい人を思い出させると。
500年前にも、この異世界に転移していた女性がいたと言うのだ。
それは舞と関係のある人物であった。
その後、一部の魔人の襲撃にあうが、舞や魔人の王ブラック達の力で危機を乗り越え、人間と魔人の世界に平和が訪れた。
しかし、500年前に転移していたハナという女性が大事にしていた森がアブナイと手紙が届き、舞は再度転移する。
そして、黒い影に侵食されていた森を舞の薬や魔人達の力で復活させる事が出来たのだ。
ところが、舞が自分の世界に帰ろうとした時、黒い翼を持つ人物に遭遇し、舞に自分の世界に来てほしいと懇願する。
そこには原因不明の病の女性がいて、舞の薬で異物を分離するのだ。
そして、舞を探しに来たブラック達魔人により、昔に転移した一人の魔人を見つけるのだが、その事を隠して黒翼人として生活していたのだ。
その理由や女性の病の原因をつきとめる事が出来たのだが悲しい結果となったのだ。
戻った舞はいつもの日常を取り戻していたが、秘密の扉の中の物が燃えて灰と化したのだ。
舞はまた異世界への転移を考えるが、魔法陣は動かなかったのだ。
何とか舞は転移出来たが、その世界ではドラゴンが復活しようとしていたのだ。
舞は命懸けでドラゴンの良心を目覚めさせる事が出来、世界は火の海になる事は無かったのだ。
そんな時黒翼国の王子が、暗い森にある遺跡を見つけたのだ。
*第1章 洞窟出現編 第2章 森再生編 第3章 翼国編
第4章 火山のドラゴン編 が終了しました。
第5章 闇の遺跡編に続きます。
強制的にダンジョンに閉じ込められ配信を始めた俺、吸血鬼に進化するがエロい衝動を抑えきれない
ぐうのすけ
ファンタジー
朝起きると美人予言者が俺を訪ねて来る。
「どうも、予言者です。あなたがダンジョンで配信をしないと日本人の半分近くが死にます。さあ、行きましょう」
そして俺は黒服マッチョに両脇を抱えられて黒塗りの車に乗せられ、日本に1つしかないダンジョンに移動する。
『ダンジョン配信の義務さえ果たせばハーレムをお約束します』
『ダンジョン配信の義務さえ果たせば一生お金の心配はいりません』
「いや、それより自由をください!!」
俺は進化して力を手に入れるが、その力にはトラップがあった。
「吸血鬼、だと!バンパイア=エロだと相場は決まっている!」
王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します
有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。
妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。
さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。
そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。
そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。
現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!
100倍スキルでスローライフは無理でした
ふれっく
ファンタジー
ある日、SNSで話題に上がっていた [ Liberty hope online ] 通称リバホプと呼ばれているMMORPGのオンラインゲームが正式にサービスを開始した。
そのプレイヤーの一人である月島裕斗は、誰も倒す事が出来なかった期間限定のボスモンスターに挑み続け、長期にわたる激戦の末に勝利する。しかしその直後、過度な疲労によって深い眠りへと落ちてしまった。
次に目を覚ますと、そこは見知らぬ世界。さらにはゲームで使っていたアバターの身体になっていたり、桁違いなステータスやらおかしなスキルまで……。
これは、 美少女として異世界に転生した彼(?)のほのぼのとした日常……ではなく、規格外な力によって様々な出来事に巻き込まれる物語である。
※表紙イラストはテナ様より。使用、転載の許可は事前に得ています。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
異世界転生!俺はここで生きていく
おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。
同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。
今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。
だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。
意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった!
魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。
俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。
それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ!
小説家になろうでも投稿しています。
メインはあちらですが、こちらも同じように投稿していきます。
宜しくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる