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第九章 王都公認 案内人適性試験 最終試験 準決勝編
93.準決勝に向けて
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準決勝まであと二日。それぞれが当日に向け早朝から特訓を開始していた。
「うーんナターシャの動きはこんな感じだったかなぁ」
「うん確かにそんな感じの動きしてたよね」
ルナとロイは王都の西側にある公園を使い特訓を行っていた。
「ねぇルナ。おいらはこうやって二日間昨日見たナターシャの動きの対策をしていく感じー?」
ロイはやる気のなさそうな声でルナに声を掛ける。
「そうね、今はそれしかないかな。正直他に対策のしようがないんじゃ……」
「でもおいらこうやって頭使うの苦手だし、実際に戦いになると忘れそうだし……」
「う、それも確かに……」
「それに、こうやって対策している間にもきっとナターシャはもっと強くなってるんじゃないかな」
大きな岩に座って特訓を見届けていたルナが目を瞑り思考を巡らせた。
「ルナーおーい! だめだまたこのモード入っちゃった」
目の前で手を振るロイだがルナは全く反応しない。
ロイ君の言う通りかも……。正直これじゃ一回戦のナターシャちゃんの対策をしているだけで先はない。一日であれだけ強くなったんだからこの二日間でもっと成長することは目に見えている。ならわたくし達のできることは相手の対策をすることじゃないってこと……?
「なるほどね……わかったわ、ロイ君」
「え? 何が?」
「今から壁外に行きましょう」
「え!? おいらが壁外に……どうしたんだいきなり」
「とりあえずついてきて!」
ルナはロイの手を取り荷物を持って走り出す。
「ちょ、ルナ!」
こうして二人は王都を出て壁外の森へと辿り着いた。
「ねぇ、ここ前に先生がモンスター出るからあんまり入っちゃダメって言ってたよ。それにどうしてここに? 準決勝でおいらが戦うのはモンスターじゃないんだよ?」
「うん。知ってるよ。でも、今日から二日間はここがわたくし達の特訓場です!」
「は……さっきの話聞いてた? ルナ」
呆れ顔で自信満々のルナの顔を見るロイ。
「ロイ君わたくし達の強みはなんでしょうか?」
「え? 相性の良さ……かな。自分で言うのもなんかむずむずするけど」
「そうね。それでさっきの質問の答えなんだけど、ロイ君が公園で言ってたことは確かにその通りだったわ」
「ならなんでこんなところに?」
「わたくし達はこれからナターシャちゃんの対策は一切しません!」
ルナの一言に目を見開いたロイ。
「一切しないの?」
「うん。一切。その代わりわたくし達の持つそれぞれの直感力や勘を使って最大限のシナジー効果を生むように特訓していくよ!」
「直感力……? シナジー? おいら話が全然分からないぞ」
「まぁ簡単に言うと『対策してもしょうがない。それならわたくし達がもっと強くなっちゃえばいい』ってことよ!」
「おぉ。分かりやすい! おいらそっちの方がいいぞ!」
その場でぴょんぴょんと飛び跳ねるロイ。
「特訓の方法はやりながら伝えていくよ! 試したいこともあるしね」
「うん! おいら頑張るよ!」
「ほらこんな話をしているとスライムが、じゃあさっそく特訓開始です!」
「おぉ!」
ロイは大きなハンマーを持ち上げスライムへと向かっていった。
同刻、ケビン、ナターシャペア。
二人は早朝から壁外を歩いていた。
「ねぇケビンさん。今日からどんな特訓をしていくんですか?」
「それはいいから、いい加減俺の腕に巻き付いてくるのやめないか……」
「えーだって人前じゃなければいいんですよねー?」
「お前なぁ……まぁいい、着いたぞ」
ナターシャはケビンの指さす方を見ると、草むらの中心にある、地下へと繋がる階段を発見する。
「ここは……ダンジョンですか?」
「あぁ、このダンジョンのボスと戦ってもらう」
「え! ボスって……? あたし達アカデミー生はまだダンジョンにも入ったことないんですよ?」
「ナターシャ、お前の力は一回戦で見せた実力以上のポテンシャルがある。それをここで引きだしてもらう」
「引き出してもらうって……あたしの実力はあれでも十分ケビンさんに引き出されてますよ……ってもう入るんですか! ちょっとーケビンさん待ってください! わっぷ、急に止まらないでください!」
階段の途中でケビンは急に止まりそのまま背中を向けて話始めた。
「ナターシャ。お前の実力ならボス部屋までは簡単に行けるだろう。基本的にはお前の限界が来たら助けてやる。が、その限界かの判断は俺が下す。それまで俺は一切手助けしないし」
「……ケビンさんが何を考えてるかあたしにはわかんないけどとりあえずやってみます!」
「あぁ、頑張れよ」
二人はそのままダンジョンの奥へと進んでいった。
すまんなナターシャ。少々の荒療治になるがこれがお前の力を短時間で最大限に引き出す方法なんだ。
「ん? くんくん。なんか臭いますね」
「どうしたナターシャ」
「何かヒューマンっぽい臭いが……」
「何だと……?」
「あれ、ここから先はしないです」
「ふむ……ならいいだろ。とりあえず先に進もう」
誰かいるのか……?
「うーんナターシャの動きはこんな感じだったかなぁ」
「うん確かにそんな感じの動きしてたよね」
ルナとロイは王都の西側にある公園を使い特訓を行っていた。
「ねぇルナ。おいらはこうやって二日間昨日見たナターシャの動きの対策をしていく感じー?」
ロイはやる気のなさそうな声でルナに声を掛ける。
「そうね、今はそれしかないかな。正直他に対策のしようがないんじゃ……」
「でもおいらこうやって頭使うの苦手だし、実際に戦いになると忘れそうだし……」
「う、それも確かに……」
「それに、こうやって対策している間にもきっとナターシャはもっと強くなってるんじゃないかな」
大きな岩に座って特訓を見届けていたルナが目を瞑り思考を巡らせた。
「ルナーおーい! だめだまたこのモード入っちゃった」
目の前で手を振るロイだがルナは全く反応しない。
ロイ君の言う通りかも……。正直これじゃ一回戦のナターシャちゃんの対策をしているだけで先はない。一日であれだけ強くなったんだからこの二日間でもっと成長することは目に見えている。ならわたくし達のできることは相手の対策をすることじゃないってこと……?
「なるほどね……わかったわ、ロイ君」
「え? 何が?」
「今から壁外に行きましょう」
「え!? おいらが壁外に……どうしたんだいきなり」
「とりあえずついてきて!」
ルナはロイの手を取り荷物を持って走り出す。
「ちょ、ルナ!」
こうして二人は王都を出て壁外の森へと辿り着いた。
「ねぇ、ここ前に先生がモンスター出るからあんまり入っちゃダメって言ってたよ。それにどうしてここに? 準決勝でおいらが戦うのはモンスターじゃないんだよ?」
「うん。知ってるよ。でも、今日から二日間はここがわたくし達の特訓場です!」
「は……さっきの話聞いてた? ルナ」
呆れ顔で自信満々のルナの顔を見るロイ。
「ロイ君わたくし達の強みはなんでしょうか?」
「え? 相性の良さ……かな。自分で言うのもなんかむずむずするけど」
「そうね。それでさっきの質問の答えなんだけど、ロイ君が公園で言ってたことは確かにその通りだったわ」
「ならなんでこんなところに?」
「わたくし達はこれからナターシャちゃんの対策は一切しません!」
ルナの一言に目を見開いたロイ。
「一切しないの?」
「うん。一切。その代わりわたくし達の持つそれぞれの直感力や勘を使って最大限のシナジー効果を生むように特訓していくよ!」
「直感力……? シナジー? おいら話が全然分からないぞ」
「まぁ簡単に言うと『対策してもしょうがない。それならわたくし達がもっと強くなっちゃえばいい』ってことよ!」
「おぉ。分かりやすい! おいらそっちの方がいいぞ!」
その場でぴょんぴょんと飛び跳ねるロイ。
「特訓の方法はやりながら伝えていくよ! 試したいこともあるしね」
「うん! おいら頑張るよ!」
「ほらこんな話をしているとスライムが、じゃあさっそく特訓開始です!」
「おぉ!」
ロイは大きなハンマーを持ち上げスライムへと向かっていった。
同刻、ケビン、ナターシャペア。
二人は早朝から壁外を歩いていた。
「ねぇケビンさん。今日からどんな特訓をしていくんですか?」
「それはいいから、いい加減俺の腕に巻き付いてくるのやめないか……」
「えーだって人前じゃなければいいんですよねー?」
「お前なぁ……まぁいい、着いたぞ」
ナターシャはケビンの指さす方を見ると、草むらの中心にある、地下へと繋がる階段を発見する。
「ここは……ダンジョンですか?」
「あぁ、このダンジョンのボスと戦ってもらう」
「え! ボスって……? あたし達アカデミー生はまだダンジョンにも入ったことないんですよ?」
「ナターシャ、お前の力は一回戦で見せた実力以上のポテンシャルがある。それをここで引きだしてもらう」
「引き出してもらうって……あたしの実力はあれでも十分ケビンさんに引き出されてますよ……ってもう入るんですか! ちょっとーケビンさん待ってください! わっぷ、急に止まらないでください!」
階段の途中でケビンは急に止まりそのまま背中を向けて話始めた。
「ナターシャ。お前の実力ならボス部屋までは簡単に行けるだろう。基本的にはお前の限界が来たら助けてやる。が、その限界かの判断は俺が下す。それまで俺は一切手助けしないし」
「……ケビンさんが何を考えてるかあたしにはわかんないけどとりあえずやってみます!」
「あぁ、頑張れよ」
二人はそのままダンジョンの奥へと進んでいった。
すまんなナターシャ。少々の荒療治になるがこれがお前の力を短時間で最大限に引き出す方法なんだ。
「ん? くんくん。なんか臭いますね」
「どうしたナターシャ」
「何かヒューマンっぽい臭いが……」
「何だと……?」
「あれ、ここから先はしないです」
「ふむ……ならいいだろ。とりあえず先に進もう」
誰かいるのか……?
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