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8 祝!
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《クエストクリア!!コングラチュレーション!》
〈クエスト名〉運命保守計画No.2~加害者サロメピンクの暴行事件を回避せよ~
〈クエスト地区〉模擬地獄ランド
〈キーアイテム〉時計はほっとけーい
〈報酬〉た行レンジャー専用笑いのツボ&タネ(使用回数上限∞) は行レンジャー専用笑いのツボ&タネ(使用回数上限∞) 地獄のフリーパス券(使用回数上限∞)
クエスト名に目を白黒させてるうちに文字は消え、ファンファーレもクラッカーも風船もフェードアウトした。そしてそこには待ち望んでたドアノブかっこ片方だけかっことじだけが残った。
えーこれがクエスト……?言っちゃなんだが、なんか、すごい複雑な気分だ。フェミニストを豪語する俺はサロメピンクというレディのピンチを救えた事実を嬉しく思う。が!が!!さすがにさぁ~暴走した戦隊ヒロインを止めるだけとかさぁ~このレース参加する必要あった?みたいな?まぁキーアイテムをゲットするためには仲間にしていただいてないとダメだったかもしれないが、命の危機が多すぎたからかちょっと消化不良をおこしている。とゆうか地獄のフリーパス券(使用回数上限∞)死ぬほどいらない。
「ありがとうタンジェリンオレンジ。あなたが技を使ってくれなかったら私、我を忘れてあの虎をボコボコにしてしまうところだったわ」
「お薬のおれい」
「っーー! もうっあなたって子は!!」
だがもやもやしてるのは俺ひとりだったようで、同じ境遇なはずの小向はちゃっかりと株をあげていた。小向のタンジェリンオレンジ色のヘルメットがいい感じにサロメピンクのおっぱいに埋まっている。しかしいやらしさは全くなく、逆に親子のようでほほえましいくらいだ。小向ポジがカッパーレッドかマラカイトグリーンだったならうける感情は180度違っただろうけど。
「ず、ズルだ! ズルっこだーー!」
「これは不正行為にあたる。許されないぞ」
「おいおい何を行っているんだい? そのタイマーは大王様から預かった絶対的な指針と自ら言っていたではないか」
「そうだ。よって、ズルではない」
消化不良でもやもやしていた心を癒やしてくれる……そんな光景にほのぼのしている間に、ズルだズルじゃない論争が勃発していた。どちらも譲らず、激しい舌戦が巻き起こっている。だがお互いの距離は一定の幅あいていた。どちらも先ほどのサロメピンク暴走事件が尾を引きずっているようだ。
この論争の終止符を打つにはどうすればよいのだろうか。俺にできるか?いやできない。
俺は拾い上げたドアノブかっこ片方だけかっことじをぎゅっと握りしめた。とりあえず、白い枠線はどこだ。
「何を争っているのだ。うるさいぞ」
元の世界へ繋がる白い枠線を探してキョロキョロしていた俺の耳に、ダンディー過ぎて腰が砕けそうなほどのイケてるバリトンボイスが入ってきた。その声は女なら腰直撃で失神してしまうレベルだと推測する。現に小向をむぎゅむぎゅしていたサロメピンクがカクンと崩れ落ちたのが視界の隅にうつった。因みに獄卒のほうからもドサドサと倒れる音が聞こえた。
「だ、大王様ぁ!?」
「なんでどうしてこのような場所にっ!?」
どしんどしんと地響きを立て、獄卒集団の後方から現れる声の持ち主。まるでモーセの奇跡の海割れのごとく、人垣を真ん中から2分割して一筋の道を形成していく。
突然の主催者登場に場が騒然とした。主催者のくせに来る予定はなかったのか、大層な驚かれようだ。伝承などでメジャーな中国風の服装を纏っているのは俺の想像と違いはない。身丈は獄卒と比べても倍くらい大きく、ガタイがいいと言うよりそもそもがでかい。だが顔が年の頃30代くらいの思いっきり美形。なんか違う。
「どうも騒がしくて昼寝ができんのでな。何で揉めておるのだ? どれ、我が直々に裁いてやろう」
「そんな恐れ多いこと……」
「いや大王様にきちんと正してもらおう! こいつらには絶対に賞金やりたくない」
お願いします大王様と閻魔大王に群がる獄卒たちを見ていると、ここが地獄ではなくふれあい動物園かなにかだと錯覚しそうになる。
事情を話す獄卒は味方が来たと喜々としていて、対象的にカッパーレッドとマラカイトグリーンはがたがたと震えていた。頼りのサロメピンクは閻魔大王のボイスの余韻に浸り、呆けて上の空になっている。
閻魔大王は獄卒たちの言い分をしかと聞き、顎に手を当て何度か頷いた。
「うむ、被告人前へ出ろ」
その言葉に獄卒たちが一斉に小向を見る。だが当の本人はつーんと顔を背け、きかん坊スタイルである。被告人呼ばわりはいけ好かないが、こんな時に無視は不利になるんじゃないか?そんな不安に小心者の俺はオロオロしてしまう。
「小向、一緒に行こう?」
「やだ。ひこく人とかちょーしつれい」
「うん分かるよ。だからちゃんと説明しよう? 嫌だったら小向は黙秘でいいよ、俺が説明する」
「……」
だんまりした小向はしばし俺と見つめ合った後、すっと手を出してきた。俺はその手を掴み握りしめ、前を見据える。
小向を背後に庇うように俺は閻魔大王に歩み寄った。目の前に来るとやはり大きさが凄まじく、それだけで威圧されてしまいそうだ。
あの小向が俺の手を握ってきた。あの小向が!これって、すごい頼りにされてるってことじゃん。俺はここが男の見せ場だと奮い立つ感情に、恐怖心とかエトセトラなものを一瞬で超越した。
被告人と呼ばれた事に小向がぷんぷんしているが、実は俺も結構頭にきている。こいつらには絶対に賞金やりたくない、このセリフが今まさに沸々としていた。ダメだろそれは、確実に言ったらダメなやつだろう。不快だから賞金やらないとか公私混同もいいところだあり得ない。それに、閻魔大王に頼って自ら解決しないその根性もいけ好かない。そもそも、小向ががんばってあみだしたワザにいちゃもんつけるってのが何様ですか状態だ。
大丈夫だ、俺は今とても頭が冴えている。策など何もないが、なんか今、何でもできる気がする。
「我が呼んだのは被告人のはずだが?」
「……連帯責任というのをご存知でしょうか。俺たちは五人一チームなので被告人には俺も含まれる、そう解釈しています」
「よかろう。して、釈明はあるか」
考えるより先に、動き出す口。もう引き返せない、前進あるのみだ。
「ルールは死なない限りリタイアできないって事と、指示してないのに参加者同士が殺し合う事……そう説明を受けました。その中にワザを使ってはいけないというのは含まれておりません。だからワザを使って時間を巻き戻すことはなんら不正ではありません!」
「ほう」
「レースの時間をはかっていたタイマーは、大王様から預かった絶対的な指針だと聞きました。そのタイマーが指し示す時間が絶対的なら、巻き戻った時間も絶対的であると思います。ワザをかけられたら時間が狂うタイマーを採用していた時点で、ワザをかけられて時間が巻き戻る可能性を受け入れていると、俺はそうとらえました」
「そうだな」
「不正が存在し得るのは、それを不正とするルールがあってこそ。ルールに則り立ちはだかる試練をクリアしてゴールまでたどり着いた俺たちに、大王様から預かった絶対的な指針が指し示すタイム相応の賞金を出さない方が不正ではないですか? 最も、ルールを守れない方たちに不正だのどうのこうの文句を言われるのは筋が違うと思いますがね」
どうだ必殺揚げ足取り!俺の言い切ったさまを見て勇気が湧いてきたのか、そうだそうだと小さな声で後方からカッパーレッドとマラカイトグリーンの援護射撃が放たれる。
なめてもらっちゃ困るぜ。俺は勉強はできないが、円滑な人間関係を築けるスキルが先天的に備わっているんだ。要領がいいとはすなわち、悪知恵が働くってことだ。
俺はキッと閻魔大王の背後に隠れている獄卒集団を睨みつけた。
〈クエスト名〉運命保守計画No.2~加害者サロメピンクの暴行事件を回避せよ~
〈クエスト地区〉模擬地獄ランド
〈キーアイテム〉時計はほっとけーい
〈報酬〉た行レンジャー専用笑いのツボ&タネ(使用回数上限∞) は行レンジャー専用笑いのツボ&タネ(使用回数上限∞) 地獄のフリーパス券(使用回数上限∞)
クエスト名に目を白黒させてるうちに文字は消え、ファンファーレもクラッカーも風船もフェードアウトした。そしてそこには待ち望んでたドアノブかっこ片方だけかっことじだけが残った。
えーこれがクエスト……?言っちゃなんだが、なんか、すごい複雑な気分だ。フェミニストを豪語する俺はサロメピンクというレディのピンチを救えた事実を嬉しく思う。が!が!!さすがにさぁ~暴走した戦隊ヒロインを止めるだけとかさぁ~このレース参加する必要あった?みたいな?まぁキーアイテムをゲットするためには仲間にしていただいてないとダメだったかもしれないが、命の危機が多すぎたからかちょっと消化不良をおこしている。とゆうか地獄のフリーパス券(使用回数上限∞)死ぬほどいらない。
「ありがとうタンジェリンオレンジ。あなたが技を使ってくれなかったら私、我を忘れてあの虎をボコボコにしてしまうところだったわ」
「お薬のおれい」
「っーー! もうっあなたって子は!!」
だがもやもやしてるのは俺ひとりだったようで、同じ境遇なはずの小向はちゃっかりと株をあげていた。小向のタンジェリンオレンジ色のヘルメットがいい感じにサロメピンクのおっぱいに埋まっている。しかしいやらしさは全くなく、逆に親子のようでほほえましいくらいだ。小向ポジがカッパーレッドかマラカイトグリーンだったならうける感情は180度違っただろうけど。
「ず、ズルだ! ズルっこだーー!」
「これは不正行為にあたる。許されないぞ」
「おいおい何を行っているんだい? そのタイマーは大王様から預かった絶対的な指針と自ら言っていたではないか」
「そうだ。よって、ズルではない」
消化不良でもやもやしていた心を癒やしてくれる……そんな光景にほのぼのしている間に、ズルだズルじゃない論争が勃発していた。どちらも譲らず、激しい舌戦が巻き起こっている。だがお互いの距離は一定の幅あいていた。どちらも先ほどのサロメピンク暴走事件が尾を引きずっているようだ。
この論争の終止符を打つにはどうすればよいのだろうか。俺にできるか?いやできない。
俺は拾い上げたドアノブかっこ片方だけかっことじをぎゅっと握りしめた。とりあえず、白い枠線はどこだ。
「何を争っているのだ。うるさいぞ」
元の世界へ繋がる白い枠線を探してキョロキョロしていた俺の耳に、ダンディー過ぎて腰が砕けそうなほどのイケてるバリトンボイスが入ってきた。その声は女なら腰直撃で失神してしまうレベルだと推測する。現に小向をむぎゅむぎゅしていたサロメピンクがカクンと崩れ落ちたのが視界の隅にうつった。因みに獄卒のほうからもドサドサと倒れる音が聞こえた。
「だ、大王様ぁ!?」
「なんでどうしてこのような場所にっ!?」
どしんどしんと地響きを立て、獄卒集団の後方から現れる声の持ち主。まるでモーセの奇跡の海割れのごとく、人垣を真ん中から2分割して一筋の道を形成していく。
突然の主催者登場に場が騒然とした。主催者のくせに来る予定はなかったのか、大層な驚かれようだ。伝承などでメジャーな中国風の服装を纏っているのは俺の想像と違いはない。身丈は獄卒と比べても倍くらい大きく、ガタイがいいと言うよりそもそもがでかい。だが顔が年の頃30代くらいの思いっきり美形。なんか違う。
「どうも騒がしくて昼寝ができんのでな。何で揉めておるのだ? どれ、我が直々に裁いてやろう」
「そんな恐れ多いこと……」
「いや大王様にきちんと正してもらおう! こいつらには絶対に賞金やりたくない」
お願いします大王様と閻魔大王に群がる獄卒たちを見ていると、ここが地獄ではなくふれあい動物園かなにかだと錯覚しそうになる。
事情を話す獄卒は味方が来たと喜々としていて、対象的にカッパーレッドとマラカイトグリーンはがたがたと震えていた。頼りのサロメピンクは閻魔大王のボイスの余韻に浸り、呆けて上の空になっている。
閻魔大王は獄卒たちの言い分をしかと聞き、顎に手を当て何度か頷いた。
「うむ、被告人前へ出ろ」
その言葉に獄卒たちが一斉に小向を見る。だが当の本人はつーんと顔を背け、きかん坊スタイルである。被告人呼ばわりはいけ好かないが、こんな時に無視は不利になるんじゃないか?そんな不安に小心者の俺はオロオロしてしまう。
「小向、一緒に行こう?」
「やだ。ひこく人とかちょーしつれい」
「うん分かるよ。だからちゃんと説明しよう? 嫌だったら小向は黙秘でいいよ、俺が説明する」
「……」
だんまりした小向はしばし俺と見つめ合った後、すっと手を出してきた。俺はその手を掴み握りしめ、前を見据える。
小向を背後に庇うように俺は閻魔大王に歩み寄った。目の前に来るとやはり大きさが凄まじく、それだけで威圧されてしまいそうだ。
あの小向が俺の手を握ってきた。あの小向が!これって、すごい頼りにされてるってことじゃん。俺はここが男の見せ場だと奮い立つ感情に、恐怖心とかエトセトラなものを一瞬で超越した。
被告人と呼ばれた事に小向がぷんぷんしているが、実は俺も結構頭にきている。こいつらには絶対に賞金やりたくない、このセリフが今まさに沸々としていた。ダメだろそれは、確実に言ったらダメなやつだろう。不快だから賞金やらないとか公私混同もいいところだあり得ない。それに、閻魔大王に頼って自ら解決しないその根性もいけ好かない。そもそも、小向ががんばってあみだしたワザにいちゃもんつけるってのが何様ですか状態だ。
大丈夫だ、俺は今とても頭が冴えている。策など何もないが、なんか今、何でもできる気がする。
「我が呼んだのは被告人のはずだが?」
「……連帯責任というのをご存知でしょうか。俺たちは五人一チームなので被告人には俺も含まれる、そう解釈しています」
「よかろう。して、釈明はあるか」
考えるより先に、動き出す口。もう引き返せない、前進あるのみだ。
「ルールは死なない限りリタイアできないって事と、指示してないのに参加者同士が殺し合う事……そう説明を受けました。その中にワザを使ってはいけないというのは含まれておりません。だからワザを使って時間を巻き戻すことはなんら不正ではありません!」
「ほう」
「レースの時間をはかっていたタイマーは、大王様から預かった絶対的な指針だと聞きました。そのタイマーが指し示す時間が絶対的なら、巻き戻った時間も絶対的であると思います。ワザをかけられたら時間が狂うタイマーを採用していた時点で、ワザをかけられて時間が巻き戻る可能性を受け入れていると、俺はそうとらえました」
「そうだな」
「不正が存在し得るのは、それを不正とするルールがあってこそ。ルールに則り立ちはだかる試練をクリアしてゴールまでたどり着いた俺たちに、大王様から預かった絶対的な指針が指し示すタイム相応の賞金を出さない方が不正ではないですか? 最も、ルールを守れない方たちに不正だのどうのこうの文句を言われるのは筋が違うと思いますがね」
どうだ必殺揚げ足取り!俺の言い切ったさまを見て勇気が湧いてきたのか、そうだそうだと小さな声で後方からカッパーレッドとマラカイトグリーンの援護射撃が放たれる。
なめてもらっちゃ困るぜ。俺は勉強はできないが、円滑な人間関係を築けるスキルが先天的に備わっているんだ。要領がいいとはすなわち、悪知恵が働くってことだ。
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