事あるときは幽霊の足をいただく！

第2章 守護霊を解放せよ

キャラクター紹介②

◎坂本 樹生　Sakamoto Itsuki◎
地元：桜並木市
三年一組の風紀委員。
真とは小学校、中学校が一緒の旧知の仲で、クラスの誰よりも付き合いが長い。
リーダーシップがあり、クラスをまとめる中心人物的役割を果たしている。
顔よし、性格よし、さらには文武両道で男女問わず人気がある。
バレンタインデーには私物のあちこちからチョコレートが湧いたという逸話がある。
中学時代はバスケ部の主将を務めていた。
桜並木駅前のファミレスでバイトをしている。



◎平沢知宏　Hirasawa Tomohiro◎
地元：梅見原市
三年一組のぽっちゃり担当。
お菓子通。
平沢のお菓子アンテナは常に流行に敏感で、平沢に訊ねればネットよりもいち早く、新発売のお菓子の情報を知ることができる。
通学カバンの中は常時お菓子が入っており、みんなに分け与えるのが趣味。
彼がお菓子を食べている姿はパンダが笹をむさぼっているようで愛嬌がある。
席は真のひとつ前。



◎上野 聡　Ueno Satoshi◎
地元：桜並木市
真の同級生。
小学校、中学校は真と同じ学び舎で過ごしたが、現在は地元桜並木市の私立高校に通っている。
真を桜花川やプールに突き落とし、殺そうとしたことがある。
不良グループのリーダー。
プライドが高く、人を見下す癖がある。
一番になることに異常なほど固執しており、目標達成のためならどんな手段も選ばない。



■桜並木警察署の人々
◎三田村 直哉　Mitamura Naoya◎
桜並木警察署刑事課強行犯係。
階級：巡査部長。
39歳。
桜並木市で多発する通り魔事件の担当刑事。
貧乏神を彷彿させる冴えない容姿だが、聖子先生が通り魔事件の被害に遭ったときは頼もしい対応をした。
喫煙とテキトーな仕事が健康の秘訣だと思っているが、バディの安藤は三田村の禁煙と真面目な仕事改革を推し進めている。
掃除嫌いが原因で、官舎にキノコを生やしたという噂がある。



◎安藤 うみ　Ando Umi◎
桜並木警察署刑事課強行犯係。
階級：巡査。
24歳。
歯に衣着せぬ物言いと愛想のなさで刑事課を冷凍室に変えてしまう氷点下女子。
この四月から移動となり三田村のバディになった。
三田村を心底ダメな上司だと思っており、安藤が三田村を「三田村サ・ン・」と呼ぶのは軽蔑しているため。
犯人逮捕時に怪我をして、先日まで市立病院に入院していた。
柔道は黒帯の腕前。



◎藤木　Hujiki◎
桜並木警察署生活安全課少年係の刑事。
階級：巡査部長。
38歳。
三田村の同期であり、よき友人。
若い頃は私生活が乱れがちな三田村を放っておけず、わざわざ家事をするために部屋まで通っていた。
生真面目でお節介すぎる性格が災いし、彼女ができても「重い」とすぐに振られる。
現在は安藤に恋心を抱いており、三田村に合コンをセッティングして欲しいと頼んでいる。
少し天然。