222 / 292
第2章
番外編 ⑩ ~星くんの恋愛相談~
しおりを挟む
番外編 ⑩
『構内新聞・学園の王子様特集』
『皆さんこんにちは!!新聞部です。今回は学園の王子様。としても有名な星明さんの特集になります!!』
『我が学園の二年生にして、強豪サッカー部のレギュラーフォワード。エースストライカーとして活躍している星さん。運動だけでなく、勉学でも学年三位と秀才ぶりを発揮。そして、甘いマスクにファンにも平等に優しく接するその姿から、学園の王子様と呼ばれています!!』
『どっかの女たらしのハーレム王とは違いますね!!』
『さて!!そんな星さんですが、最近は少しお悩みを抱えている模様!!』
『我々の同士でもある桐崎副会長から話を伺うと、どうやらサッカー部のマネージャーをしている首藤美月さんに付きまとっている他校の男性が居る。とのこと』
『大切な仲間が困っている。さらにはマネージャー業にも支障が出かねないと考え、星さんは桐崎副会長に相談をしていた。そのような話を入手しました!!』
『そこで智将桐崎副会長は言ったそうです!!』
『君が首藤さんの恋人役をすることで、その男を追い払えば良い。と!!』
『深緑の令嬢との呼び声もある首藤美月さんを、学園の王子様でもある星明さんが助け出す!!まるでドラマや映画のワンシーンのようですね!!』
『そして!!どうやらこれは黒瀬詩織さんがこの話をモチーフにした脚本を書き、さらには演劇部も一枚噛んでいる。という噂も聞いています!!』
『学園全体を巻き込んで行われるこの恋愛群像劇に、我々新聞部は密着取材を行っていきます!!』
『今後の続報をお楽しみに!!』
『新聞部でした!!』
番外編 ~星くんの恋愛相談~
前編 ~完~
中編へ続く。
『構内新聞・学園の王子様特集』
『皆さんこんにちは!!新聞部です。今回は学園の王子様。としても有名な星明さんの特集になります!!』
『我が学園の二年生にして、強豪サッカー部のレギュラーフォワード。エースストライカーとして活躍している星さん。運動だけでなく、勉学でも学年三位と秀才ぶりを発揮。そして、甘いマスクにファンにも平等に優しく接するその姿から、学園の王子様と呼ばれています!!』
『どっかの女たらしのハーレム王とは違いますね!!』
『さて!!そんな星さんですが、最近は少しお悩みを抱えている模様!!』
『我々の同士でもある桐崎副会長から話を伺うと、どうやらサッカー部のマネージャーをしている首藤美月さんに付きまとっている他校の男性が居る。とのこと』
『大切な仲間が困っている。さらにはマネージャー業にも支障が出かねないと考え、星さんは桐崎副会長に相談をしていた。そのような話を入手しました!!』
『そこで智将桐崎副会長は言ったそうです!!』
『君が首藤さんの恋人役をすることで、その男を追い払えば良い。と!!』
『深緑の令嬢との呼び声もある首藤美月さんを、学園の王子様でもある星明さんが助け出す!!まるでドラマや映画のワンシーンのようですね!!』
『そして!!どうやらこれは黒瀬詩織さんがこの話をモチーフにした脚本を書き、さらには演劇部も一枚噛んでいる。という噂も聞いています!!』
『学園全体を巻き込んで行われるこの恋愛群像劇に、我々新聞部は密着取材を行っていきます!!』
『今後の続報をお楽しみに!!』
『新聞部でした!!』
番外編 ~星くんの恋愛相談~
前編 ~完~
中編へ続く。
0
お気に入りに追加
93
あなたにおすすめの小説

腹ぺこお嬢様の飯使い ~隣の部屋のお嬢様にご飯を振舞ったら懐かれた件~
味のないお茶
恋愛
「お腹が空きました。何か食べさせてください」
春休みの最終日。俺、海野凛太郎(うみのりんたろう)の部屋に同年代くらいの一人の女が腹を空かせてやって来た。
そいつの名前は美凪優花(みなぎゆうか)
今日。マンションの隣の部屋に母親と一緒に引っ越して来た奴だった。
「なんで初対面の人間に飯を振る舞わなきゃなんねぇんだよ?」
そう言う俺に、
「先程お母さんに言ったそうですね。『何か困り事があったら言ってください。隣人同士、助け合いで行きましょう』と」
と笑顔で言い返して来た。
「まさか、その言葉を言って数時間でこんな事になるとは思いもしなかったわ……」
「ふふーん。こんな美少女にご飯を振る舞えるのです。光栄に思ってくださ……」
パタン
俺は玄関の扉を閉めた。
すると直ぐに
バンバンバン!!!!
と扉を叩く音
『ごめんなさい!!嘘です!!お腹ぺこぺこなんです!!助けてください!!隣人さん!!』
そんな声が扉を突きぬけて聞こえて来る。
はぁ……勘弁してくれよ……
近所の人に誤解されるだろ……
俺はため息をつきながら玄関を開ける。
そう。これが俺と彼女のファーストコンタクト。
腹ぺこお嬢様の飯使いになった瞬間だった。


十年間片思いしていた幼馴染に告白したら、完膚なきまでに振られた俺が、昔イジメから助けた美少女にアプローチを受けてる。
味のないお茶
恋愛
中学三年の終わり、俺。桜井霧都(さくらいきりと)は十年間片思いしていた幼馴染。南野凛音(みなみのりんね)に告白した。
十分以上に勝算がある。と思っていたが、
「アンタを男として見たことなんか一度も無いから無理!!」
と完膚なきまでに振られた俺。
失意のまま、十年目にして初めて一人で登校すると、小学生の頃にいじめから助けた女の子。北島永久(きたじまとわ)が目の前に居た。
彼女は俺を見て涙を流しながら、今までずっと俺のことを想い続けていたと言ってきた。
そして、
「北島永久は桜井霧都くんを心から愛しています。私をあなたの彼女にしてください」
と、告白をされ、抱きしめられる。
突然の出来事に困惑する俺。
そんな俺を追撃するように、
「な、な、な、な……何してんのよアンタ……」
「………………凛音、なんでここに」
その現場を見ていたのは、朝が苦手なはずの、置いてきた幼なじみだった。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる