学園の聖女様と俺の彼女が修羅場ってる。

味のないお茶

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第2章

番外編 ⑩ ~星くんの恋愛相談~

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 番外編  ⑩





『構内新聞・学園の王子様特集』


『皆さんこんにちは!!新聞部です。今回は学園の王子様。としても有名な星明さんの特集になります!!』

『我が学園の二年生にして、強豪サッカー部のレギュラーフォワード。エースストライカーとして活躍している星さん。運動だけでなく、勉学でも学年三位と秀才ぶりを発揮。そして、甘いマスクにファンにも平等に優しく接するその姿から、学園の王子様と呼ばれています!!』

『どっかの女たらしのハーレム王とは違いますね!!』

『さて!!そんな星さんですが、最近は少しお悩みを抱えている模様!!』

『我々の同士でもある桐崎副会長から話を伺うと、どうやらサッカー部のマネージャーをしている首藤美月さんに付きまとっている他校の男性が居る。とのこと』

『大切な仲間が困っている。さらにはマネージャー業にも支障が出かねないと考え、星さんは桐崎副会長に相談をしていた。そのような話を入手しました!!』

『そこで智将桐崎副会長は言ったそうです!!』

『君が首藤さんの恋人役をすることで、その男を追い払えば良い。と!!』

『深緑の令嬢との呼び声もある首藤美月さんを、学園の王子様でもある星明さんが助け出す!!まるでドラマや映画のワンシーンのようですね!!』

『そして!!どうやらこれは黒瀬詩織さんがこの話をモチーフにした脚本を書き、さらには演劇部も一枚噛んでいる。という噂も聞いています!!』

『学園全体を巻き込んで行われるこの恋愛群像劇に、我々新聞部は密着取材を行っていきます!!』

『今後の続報をお楽しみに!!』

『新聞部でした!!』



 番外編  ~星くんの恋愛相談~


 前編  ~完~

 中編へ続く。
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