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第2章
第三話 ⑨ ~構内新聞・新生徒会副会長桐崎悠斗特集~
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第三話 ⑨
『構内新聞・新生徒会副会長 桐崎悠斗特集』
『今回。我々新聞部は新生徒会副会長の桐崎悠斗に独占取材を申し込むことに成功した』
『女たらしのハーレム王。女子バスケ部の美少女レギュラーの彼氏。通学路の中心で愛を叫ぶ。学年次席の秀才。原付ニケツの問題児。など、話題に絶えない彼について語っていこうと思う』
『なぜ、今回は生徒会の副会長になったんですか?』
桐崎『昼休みに蒼井生徒会長から、直接オファーをいただきました。クラスメイトの黒瀬詩織さんも一緒でしたね』
桐崎『その時に蒼井生徒会長からは、自分を副会長に、詩織さんを会計に。と言われました』
『副会長を決心した理由はなんですか?』
桐崎『蒼井生徒会長から、生徒会は深刻な人員不足だと聞かされました。その事を知らなかった自分は、少しでも力になりたいと思い、入会を決意しました』
桐崎『詩織さんも同じ思いだったと思います』
『学園の聖女様と名高い黒瀬詩織さんを名前呼びしてる件については?』
桐崎『あはは。クラスメイトにも話しましたが、詩織さんは俺にとってとても大切な友人です。彼女からは以前より名前で呼んで欲しいと言われてましたので、交際してる彼女から許可を貰って名前で呼んでます』
桐崎『彼女の藤崎朱里さんからは、一万発のビンタで許すと言われました……』
我々は苦笑い
『来週の月曜日には部活動の予算会議があります。その件については?』
桐崎『その件について聞かれることを待ってました』
我々は笑う
桐崎『正直な話を言うと、お金が足りません』
我々は絶句
桐崎『蒼井生徒会長からは、自分にこの件に関して何か妙案はないか?と言われてます』
『何かあるのですか?』
桐崎『えぇ。これはまだオフレコですが、予算会議では皆さんが驚くような案を披露できると思ってます』
『それは、予算を減らすという意味で?』
桐崎『あはは。部活動の予算をただ減らすなんて言ったら、首が何個あっても足んないですよ?ちなみに、今回の予算会議は、リアルタイムのオンラインで配信する予定です』
『学園初の試みですが、これも桐崎副会長が?』
桐崎『はい。蒼井生徒会長からは予算会議の件については一任されてます。会議での説明は蒼井生徒会長にお願いしますがね』
桐崎『こんなむさ苦しい男より、見目麗しい蒼井生徒会長の方が画面映えしますからね』
我々は爆笑
『今後もこう言う取材をする機会をいただけますか?』
桐崎『そうですね。生徒会の人員不足を自分が知らなかった。ということからも言えるように、今までの生徒会は閉鎖的な組織だったと思います』
桐崎『自分は副会長になった時に、蒼井生徒会長に言いました。広報の活性化は学園の活性化に繋がる。と』
桐崎『ですので、自分が中心となってこうして新聞部の方にインタビューを受ける機会というのは大切にしていこうと思ってます』
桐崎『ただ、学園の皆さんはこんな野郎なんかよりも、可愛いどころが揃ってる三人の美少女の方が知りたいんんじゃないですか?』
我々は再び爆笑
『では、最後に。副会長としてのひとことをどうぞ』
桐崎『まずは目前に迫った予算会議を穏便に済ませたいと考えてます。各部の部長さんには、なにとぞご協力をよろしくお願いします!!』
『以上で取材を終わります。ありがとうございました。女たらしのハーレム王にしてペテン師の桐崎悠斗生徒会副会長』
桐崎『ちょ……っ!!??』
『構内新聞・新生徒会副会長 桐崎悠斗特集』
『今回。我々新聞部は新生徒会副会長の桐崎悠斗に独占取材を申し込むことに成功した』
『女たらしのハーレム王。女子バスケ部の美少女レギュラーの彼氏。通学路の中心で愛を叫ぶ。学年次席の秀才。原付ニケツの問題児。など、話題に絶えない彼について語っていこうと思う』
『なぜ、今回は生徒会の副会長になったんですか?』
桐崎『昼休みに蒼井生徒会長から、直接オファーをいただきました。クラスメイトの黒瀬詩織さんも一緒でしたね』
桐崎『その時に蒼井生徒会長からは、自分を副会長に、詩織さんを会計に。と言われました』
『副会長を決心した理由はなんですか?』
桐崎『蒼井生徒会長から、生徒会は深刻な人員不足だと聞かされました。その事を知らなかった自分は、少しでも力になりたいと思い、入会を決意しました』
桐崎『詩織さんも同じ思いだったと思います』
『学園の聖女様と名高い黒瀬詩織さんを名前呼びしてる件については?』
桐崎『あはは。クラスメイトにも話しましたが、詩織さんは俺にとってとても大切な友人です。彼女からは以前より名前で呼んで欲しいと言われてましたので、交際してる彼女から許可を貰って名前で呼んでます』
桐崎『彼女の藤崎朱里さんからは、一万発のビンタで許すと言われました……』
我々は苦笑い
『来週の月曜日には部活動の予算会議があります。その件については?』
桐崎『その件について聞かれることを待ってました』
我々は笑う
桐崎『正直な話を言うと、お金が足りません』
我々は絶句
桐崎『蒼井生徒会長からは、自分にこの件に関して何か妙案はないか?と言われてます』
『何かあるのですか?』
桐崎『えぇ。これはまだオフレコですが、予算会議では皆さんが驚くような案を披露できると思ってます』
『それは、予算を減らすという意味で?』
桐崎『あはは。部活動の予算をただ減らすなんて言ったら、首が何個あっても足んないですよ?ちなみに、今回の予算会議は、リアルタイムのオンラインで配信する予定です』
『学園初の試みですが、これも桐崎副会長が?』
桐崎『はい。蒼井生徒会長からは予算会議の件については一任されてます。会議での説明は蒼井生徒会長にお願いしますがね』
桐崎『こんなむさ苦しい男より、見目麗しい蒼井生徒会長の方が画面映えしますからね』
我々は爆笑
『今後もこう言う取材をする機会をいただけますか?』
桐崎『そうですね。生徒会の人員不足を自分が知らなかった。ということからも言えるように、今までの生徒会は閉鎖的な組織だったと思います』
桐崎『自分は副会長になった時に、蒼井生徒会長に言いました。広報の活性化は学園の活性化に繋がる。と』
桐崎『ですので、自分が中心となってこうして新聞部の方にインタビューを受ける機会というのは大切にしていこうと思ってます』
桐崎『ただ、学園の皆さんはこんな野郎なんかよりも、可愛いどころが揃ってる三人の美少女の方が知りたいんんじゃないですか?』
我々は再び爆笑
『では、最後に。副会長としてのひとことをどうぞ』
桐崎『まずは目前に迫った予算会議を穏便に済ませたいと考えてます。各部の部長さんには、なにとぞご協力をよろしくお願いします!!』
『以上で取材を終わります。ありがとうございました。女たらしのハーレム王にしてペテン師の桐崎悠斗生徒会副会長』
桐崎『ちょ……っ!!??』
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