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第1章
第一話 ④ ~彼女との電話はキュンキュンポイントが貯まります~
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第一話 ④
カツ丼を食い終わり、冷めてしたまった風呂を追い炊きしてるとスマホが震えた。
『バイトお疲れ様ー!!そろそろご飯とか食べ終わった所かな?』
『おつありー。ちょうどカツ丼食べ終わって、風呂を沸かし直してる所だよ』
『お!?カツ丼かーいいねえ!!うちの夕飯は炒飯と餃子だったよ!!』
彼女からのメッセージに頬を緩ませていると、
『ねぇねぇ、お風呂が沸くまでの間。おしゃべりしない?』
と電話の誘いが来た。
断る理由なんかなんも無い俺は、自室に移動しながら
『いいよ。じゃあ俺からかけるけど平気?』
と送る。
『今ならオッケー!!』
と返信が来たのを確認し、俺は彼女に電話をかける。
『こんばんはー!!えへへーこんな時間にわがまま言ってごめんね?』
『こんなん全然わがままじゃないよ。むしろ俺の方が朱里さんの声聞きたかったくらいだし』
『おぉ?悠斗くん。今のはキュンキュンポイントが高めだぞ!!』
『キュンキュンポイント?』
なんだそれ?
『私がトキメキを感じた時に増えるポイントだね!!ちなみに今日だけでかなり貯まってるぞ!!』
どうしよう。俺の彼女がとても可愛い。
『ちなみにそのキュンキュンポイントが貯まるとなんかいい事あるの?』
『ふふふーそれは貯まってからのお楽しみと言うやつですぞー』
『なるほど。じゃあ今ってどのくらい貯まってるのかな?』
『53万!!』
『www』
『あー!!笑ったなぁ!!』
『いや、だって53万はネタすぎるでしょwww』
『ちなみに100万ポイントでほっぺにチューです!!』
『溜まってからのお楽しみを教えちゃった!?』
『ふふふー。あと47万ポイントを初デートまでに稼げたら、ほっぺにチューしてあげる!!』
『俄然やる気出てきた』
『ちなみに悠斗くんは初デートでこう言うのがいいなーってのはあるの?』
『第一候補は映画館かなぁって。ラウンドツーとかと考えたんだけど、ほら、朱里さんは普段からバスケで身体動かしてるから、休みの日はしっかりと身体を休めて欲しいってのもあるよね』
『キュンキュンポイントが入りました!!』
『入ったたの!?』
『いいですねー悠斗くん。この調子でどんどん貯めて行ってください』
『ちなみに朱里さんはゲームセンターとか好き?』
『好きだよー。友達とプリ撮ったりするよ!!』
『俺はプリクラってやった事ないから、教えて欲しいなって。あと出来れば、ツーショットとか欲しいなって』
『もー悠斗くん。どれだけキュンキュンポイントを貯めていけば満足なのかな!?』
『また入っちゃった感じ?』
『そもそも私、悠斗んとRAINしてるだけでキュンキュンしちゃうから……』
……。
『俺のキュンキュンポイントが入りました』
『入っちゃった感じ!?』
『まぁ俺も朱里さんと同じようにRAINしてるだけで嬉しいし』
『あはは、私たち似た者同士だね!!』
と、ここまで話したところで
『お風呂が沸きました』
『あ、お風呂が沸いたみたいだ』
『うん。聞こえたー』
『じゃあお風呂入ってくるね』
『行ってらー。バイトで疲れてるからって湯船で寝たらダメだぞー』
『うん。それは本当に気をつけてる』
『よしよし。じゃあ私はいい時間だからそろそろ寝るね!!』
『了解よー。じゃあ、おやすみ』
『おやすみー』
そう言って俺がスマホから耳を少し話すと、
ちゅっ
という音が聞こえてきて、通話が切れた。
あぁ……
キュンキュンポイントめっちゃ入ったわ……
まだ風呂に入ってないのに、のぼせたような表情を浮かべながら、俺は風呂へと向かった。
カツ丼を食い終わり、冷めてしたまった風呂を追い炊きしてるとスマホが震えた。
『バイトお疲れ様ー!!そろそろご飯とか食べ終わった所かな?』
『おつありー。ちょうどカツ丼食べ終わって、風呂を沸かし直してる所だよ』
『お!?カツ丼かーいいねえ!!うちの夕飯は炒飯と餃子だったよ!!』
彼女からのメッセージに頬を緩ませていると、
『ねぇねぇ、お風呂が沸くまでの間。おしゃべりしない?』
と電話の誘いが来た。
断る理由なんかなんも無い俺は、自室に移動しながら
『いいよ。じゃあ俺からかけるけど平気?』
と送る。
『今ならオッケー!!』
と返信が来たのを確認し、俺は彼女に電話をかける。
『こんばんはー!!えへへーこんな時間にわがまま言ってごめんね?』
『こんなん全然わがままじゃないよ。むしろ俺の方が朱里さんの声聞きたかったくらいだし』
『おぉ?悠斗くん。今のはキュンキュンポイントが高めだぞ!!』
『キュンキュンポイント?』
なんだそれ?
『私がトキメキを感じた時に増えるポイントだね!!ちなみに今日だけでかなり貯まってるぞ!!』
どうしよう。俺の彼女がとても可愛い。
『ちなみにそのキュンキュンポイントが貯まるとなんかいい事あるの?』
『ふふふーそれは貯まってからのお楽しみと言うやつですぞー』
『なるほど。じゃあ今ってどのくらい貯まってるのかな?』
『53万!!』
『www』
『あー!!笑ったなぁ!!』
『いや、だって53万はネタすぎるでしょwww』
『ちなみに100万ポイントでほっぺにチューです!!』
『溜まってからのお楽しみを教えちゃった!?』
『ふふふー。あと47万ポイントを初デートまでに稼げたら、ほっぺにチューしてあげる!!』
『俄然やる気出てきた』
『ちなみに悠斗くんは初デートでこう言うのがいいなーってのはあるの?』
『第一候補は映画館かなぁって。ラウンドツーとかと考えたんだけど、ほら、朱里さんは普段からバスケで身体動かしてるから、休みの日はしっかりと身体を休めて欲しいってのもあるよね』
『キュンキュンポイントが入りました!!』
『入ったたの!?』
『いいですねー悠斗くん。この調子でどんどん貯めて行ってください』
『ちなみに朱里さんはゲームセンターとか好き?』
『好きだよー。友達とプリ撮ったりするよ!!』
『俺はプリクラってやった事ないから、教えて欲しいなって。あと出来れば、ツーショットとか欲しいなって』
『もー悠斗くん。どれだけキュンキュンポイントを貯めていけば満足なのかな!?』
『また入っちゃった感じ?』
『そもそも私、悠斗んとRAINしてるだけでキュンキュンしちゃうから……』
……。
『俺のキュンキュンポイントが入りました』
『入っちゃった感じ!?』
『まぁ俺も朱里さんと同じようにRAINしてるだけで嬉しいし』
『あはは、私たち似た者同士だね!!』
と、ここまで話したところで
『お風呂が沸きました』
『あ、お風呂が沸いたみたいだ』
『うん。聞こえたー』
『じゃあお風呂入ってくるね』
『行ってらー。バイトで疲れてるからって湯船で寝たらダメだぞー』
『うん。それは本当に気をつけてる』
『よしよし。じゃあ私はいい時間だからそろそろ寝るね!!』
『了解よー。じゃあ、おやすみ』
『おやすみー』
そう言って俺がスマホから耳を少し話すと、
ちゅっ
という音が聞こえてきて、通話が切れた。
あぁ……
キュンキュンポイントめっちゃ入ったわ……
まだ風呂に入ってないのに、のぼせたような表情を浮かべながら、俺は風呂へと向かった。
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