27 / 52
第1章
第二十六話 ~俺の結婚に対して、お袋と親父から耳の痛い言葉を貰った~
しおりを挟む
第二十六話
「カトレアおばさんにミゲルおじさん。お久しぶりです。ラルフさんは先週会ったばかりよね」
「そうだね。契約書類の確認印を貰いにレイドさんを訪ねた時に挨拶をさせてもらったかな」
ミルクはそう切り出すと、俺たちの前に出て話を始めた。
「まぁこうしてベルが結婚するって話は私もついさっき知ったことよ。全く。私と結婚するって約束してたのに、王都でこんな綺麗な女性を手篭めにしてるとは思わなかったわ」
「あはは……」
「でもベルからは私も妻にしてくれると言う話を貰ったわ。これに関してはリーファもツキも容認してることよ。まぁ誰が正妻で誰が側室かはこれからじっくりと話し合いが必要になってくるとは思うけどね」
ミルクはそう言うと、俺たちの方を向いてニヤリと笑う。
それを受けたリーファとツキは『受けて立つわよ』と言うような表情で応えていた。
「あと、今夜は私がベルと一緒に寝ることになってるの。ふふふ。ベルは特別なことはするつもりは無いとは言ってるけど、別に誘惑しちゃいけないとは言われてないからね?」
「ベルフォードは私と『初めて』をすると契約をしてますからね。それを反故にするような真似はしないと信じてますよ?」
「ツキの信頼を裏切るような真似はしないと誓うよ。それに、リーファやミルクにも言えることだけど、結婚をするまでは一線を超えることはしないと決めてるんだ」
「理性的なのか、本能的なのかベルはよくわからないわね」
り、理性的な人間でありたいとは常々思ってるよ……
俺がそう思っていると、今まで沈黙をしていたお袋が口を開いた。
『リーファさんにツキさん。私はベルフォードの母親のカトレアと申します』
そう言って立ち上がり、一礼をしたお袋にリーファとツキは礼を返す。
『冒険者としての息子を身近で支えてくれた二人には母親として感謝の言葉しかありません。こうして息子が五体満足でここに居られるのは貴女方を含めた色々な人たちの助けあっての事と思います』
そうだな。こうして五体満足で引退出来たのは、色々な人の支えがあっての事だ。
だからこそ、引退した身だから出来ることをしたいと思っている。
これまで受けてきた恩を少しでも返していきたい。
『ベルフォードは冒険者としては最高位のSランクを拝命するなど一流かと思います。ですが、家庭を持つ男としては未熟かと思います。家族に対して手紙すら出さない。優しいと言えば聞こえが良いかもしれませんが、優柔不断な性格の人間です。そんな息子をこれからもよろしくお願いします』
ははは……痛いところをつかれてる……
と言うか連絡をしなかったのは本当にダメだったみたいだ……
気を付けないとな。
「彼とは二十年の時を冒険者として共に過ごしてきました。ベルの良い所も悪い所も知っているつもりです。お互いを補えるような家庭を作っていきたいと思います」
リーファは珍しく敬語でそう言うと、お袋に言葉と礼を返した。
「リーファは家事が出来ない女性ですからね。私がベルフォードに美味しい食事を毎日振る舞いたいと思います。『お義母さま』もしよろしけれ、ラドクリフ家の味というのを教えて貰っても良いですか?」
『ふふふ。良いですよ。ベルフォードは子供の頃からハンバーグが好きな子でしたからね。秘伝のソースの作り方も教えましょう』
「ありがとうございます。それはとても嬉しいです!!」
ツキはお袋から料理を教えて貰う約束を取り付けていた。
とりあえず、上手く行きそうでよかったな。
「なぁ、親父からは何かあるか?」
俺がそう言うと、親父は苦笑いを浮かべながら言葉を返す。
『突然の事だったから驚いていたけど、ようやく事の次第が飲み込めたよ』
親父はそう言うと、椅子から立ち上がってリーファ達の前に立った。
『ベルフォードの父親のミゲルです。家督は息子のラルフに譲っているから今はのんびりと余暇を過ごしている感じかな』
話をそう切り出したあと、気まずそうに親父は言葉を続ける。
『まぁ、ベルフォードについてはカトレアさんが語りきってしまったからね。私からは特に言うことは無いかな。情けない話だけど、ベルフォードがこの家に居る時は仕事に追われていて、育児に携われなかった。私よりも君たちの方が息子のことを知っているとすら思っている』
「気にするなよ親父。そうして仕事をきちっとやってくれたからこそ、俺もラルフも何不自由無い生活をさせてもらったんだからな」
『ははは。そう言ってくれると救われるよ』
そして、親父はリーファとツキとミルクに頭を下げる。
『カトレアさんが言っていたベルフォードのダメなところ。優柔不断なところは私に似てしまったんだと思う。しかしね、息子がしっかりと悩んで出した答えは間違ってはいないと思うんだ。だからこうして息子が君たちと結婚すると言う結論を出したのは間違いでは無いと思ってる』
親父はそう言ったあと、少しだけ視線を逸らして言葉を続ける。
『だけど、もしかしたら君たちのことを悪くいう輩は居るかもしれない。ハーレム野郎と罵る人間が出てくるかもしれないね』
「ははは……ありえないな話じゃないな……」
「結果としてはベルフォードのハーレムを認めてしまってます。とても遺憾です」
「まぁ、英雄色を好むとも言うわ。ある程度は許容してるわよ」
「私はベルの隣に居られるなら、そこに何人居ても良いとは思ってるわ!!」
『でも、私たちは君たちのことを心から祝福しているという事を、知っていて欲しい。結婚おめでとうベルフォード。幸せな家庭を築いて欲しい』
「ありがとう親父。その言葉はとても嬉しい」
こうして、俺は両親に結婚の報告をすることが出来た。
そして、レオンさんが用意してくれたシチューに舌鼓を打ち、俺の冒険者時代の話などもしながら楽しく夕飯を食べ終えた。
「カトレアおばさんにミゲルおじさん。お久しぶりです。ラルフさんは先週会ったばかりよね」
「そうだね。契約書類の確認印を貰いにレイドさんを訪ねた時に挨拶をさせてもらったかな」
ミルクはそう切り出すと、俺たちの前に出て話を始めた。
「まぁこうしてベルが結婚するって話は私もついさっき知ったことよ。全く。私と結婚するって約束してたのに、王都でこんな綺麗な女性を手篭めにしてるとは思わなかったわ」
「あはは……」
「でもベルからは私も妻にしてくれると言う話を貰ったわ。これに関してはリーファもツキも容認してることよ。まぁ誰が正妻で誰が側室かはこれからじっくりと話し合いが必要になってくるとは思うけどね」
ミルクはそう言うと、俺たちの方を向いてニヤリと笑う。
それを受けたリーファとツキは『受けて立つわよ』と言うような表情で応えていた。
「あと、今夜は私がベルと一緒に寝ることになってるの。ふふふ。ベルは特別なことはするつもりは無いとは言ってるけど、別に誘惑しちゃいけないとは言われてないからね?」
「ベルフォードは私と『初めて』をすると契約をしてますからね。それを反故にするような真似はしないと信じてますよ?」
「ツキの信頼を裏切るような真似はしないと誓うよ。それに、リーファやミルクにも言えることだけど、結婚をするまでは一線を超えることはしないと決めてるんだ」
「理性的なのか、本能的なのかベルはよくわからないわね」
り、理性的な人間でありたいとは常々思ってるよ……
俺がそう思っていると、今まで沈黙をしていたお袋が口を開いた。
『リーファさんにツキさん。私はベルフォードの母親のカトレアと申します』
そう言って立ち上がり、一礼をしたお袋にリーファとツキは礼を返す。
『冒険者としての息子を身近で支えてくれた二人には母親として感謝の言葉しかありません。こうして息子が五体満足でここに居られるのは貴女方を含めた色々な人たちの助けあっての事と思います』
そうだな。こうして五体満足で引退出来たのは、色々な人の支えがあっての事だ。
だからこそ、引退した身だから出来ることをしたいと思っている。
これまで受けてきた恩を少しでも返していきたい。
『ベルフォードは冒険者としては最高位のSランクを拝命するなど一流かと思います。ですが、家庭を持つ男としては未熟かと思います。家族に対して手紙すら出さない。優しいと言えば聞こえが良いかもしれませんが、優柔不断な性格の人間です。そんな息子をこれからもよろしくお願いします』
ははは……痛いところをつかれてる……
と言うか連絡をしなかったのは本当にダメだったみたいだ……
気を付けないとな。
「彼とは二十年の時を冒険者として共に過ごしてきました。ベルの良い所も悪い所も知っているつもりです。お互いを補えるような家庭を作っていきたいと思います」
リーファは珍しく敬語でそう言うと、お袋に言葉と礼を返した。
「リーファは家事が出来ない女性ですからね。私がベルフォードに美味しい食事を毎日振る舞いたいと思います。『お義母さま』もしよろしけれ、ラドクリフ家の味というのを教えて貰っても良いですか?」
『ふふふ。良いですよ。ベルフォードは子供の頃からハンバーグが好きな子でしたからね。秘伝のソースの作り方も教えましょう』
「ありがとうございます。それはとても嬉しいです!!」
ツキはお袋から料理を教えて貰う約束を取り付けていた。
とりあえず、上手く行きそうでよかったな。
「なぁ、親父からは何かあるか?」
俺がそう言うと、親父は苦笑いを浮かべながら言葉を返す。
『突然の事だったから驚いていたけど、ようやく事の次第が飲み込めたよ』
親父はそう言うと、椅子から立ち上がってリーファ達の前に立った。
『ベルフォードの父親のミゲルです。家督は息子のラルフに譲っているから今はのんびりと余暇を過ごしている感じかな』
話をそう切り出したあと、気まずそうに親父は言葉を続ける。
『まぁ、ベルフォードについてはカトレアさんが語りきってしまったからね。私からは特に言うことは無いかな。情けない話だけど、ベルフォードがこの家に居る時は仕事に追われていて、育児に携われなかった。私よりも君たちの方が息子のことを知っているとすら思っている』
「気にするなよ親父。そうして仕事をきちっとやってくれたからこそ、俺もラルフも何不自由無い生活をさせてもらったんだからな」
『ははは。そう言ってくれると救われるよ』
そして、親父はリーファとツキとミルクに頭を下げる。
『カトレアさんが言っていたベルフォードのダメなところ。優柔不断なところは私に似てしまったんだと思う。しかしね、息子がしっかりと悩んで出した答えは間違ってはいないと思うんだ。だからこうして息子が君たちと結婚すると言う結論を出したのは間違いでは無いと思ってる』
親父はそう言ったあと、少しだけ視線を逸らして言葉を続ける。
『だけど、もしかしたら君たちのことを悪くいう輩は居るかもしれない。ハーレム野郎と罵る人間が出てくるかもしれないね』
「ははは……ありえないな話じゃないな……」
「結果としてはベルフォードのハーレムを認めてしまってます。とても遺憾です」
「まぁ、英雄色を好むとも言うわ。ある程度は許容してるわよ」
「私はベルの隣に居られるなら、そこに何人居ても良いとは思ってるわ!!」
『でも、私たちは君たちのことを心から祝福しているという事を、知っていて欲しい。結婚おめでとうベルフォード。幸せな家庭を築いて欲しい』
「ありがとう親父。その言葉はとても嬉しい」
こうして、俺は両親に結婚の報告をすることが出来た。
そして、レオンさんが用意してくれたシチューに舌鼓を打ち、俺の冒険者時代の話などもしながら楽しく夕飯を食べ終えた。
7
お気に入りに追加
2,137
あなたにおすすめの小説

十年間片思いしていた幼馴染に告白したら、完膚なきまでに振られた俺が、昔イジメから助けた美少女にアプローチを受けてる。
味のないお茶
恋愛
中学三年の終わり、俺。桜井霧都(さくらいきりと)は十年間片思いしていた幼馴染。南野凛音(みなみのりんね)に告白した。
十分以上に勝算がある。と思っていたが、
「アンタを男として見たことなんか一度も無いから無理!!」
と完膚なきまでに振られた俺。
失意のまま、十年目にして初めて一人で登校すると、小学生の頃にいじめから助けた女の子。北島永久(きたじまとわ)が目の前に居た。
彼女は俺を見て涙を流しながら、今までずっと俺のことを想い続けていたと言ってきた。
そして、
「北島永久は桜井霧都くんを心から愛しています。私をあなたの彼女にしてください」
と、告白をされ、抱きしめられる。
突然の出来事に困惑する俺。
そんな俺を追撃するように、
「な、な、な、な……何してんのよアンタ……」
「………………凛音、なんでここに」
その現場を見ていたのは、朝が苦手なはずの、置いてきた幼なじみだった。

実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第三章フェレスト王国エルフ編

最低最悪の悪役令息に転生しましたが、神スキル構成を引き当てたので思うままに突き進みます! 〜何やら転生者の勇者から強いヘイトを買っている模様
コレゼン
ファンタジー
「おいおい、嘘だろ」
ある日、目が覚めて鏡を見ると俺はゲーム「ブレイス・オブ・ワールド」の公爵家三男の悪役令息グレイスに転生していた。
幸いにも「ブレイス・オブ・ワールド」は転生前にやりこんだゲームだった。
早速、どんなスキルを授かったのかとステータスを確認してみると――
「超低確率の神スキル構成、コピースキルとスキル融合の組み合わせを神引きしてるじゃん!!」
やったね! この神スキル構成なら処刑エンドを回避して、かなり有利にゲーム世界を進めることができるはず。
一方で、別の転生者の勇者であり、元エリートで地方自治体の首長でもあったアルフレッドは、
「なんでモブキャラの悪役令息があんなに強力なスキルを複数持ってるんだ! しかも俺が目指してる国王エンドを邪魔するような行動ばかり取りやがって!!」
悪役令息のグレイスに対して日々不満を高まらせていた。
なんか俺、勇者のアルフレッドからものすごいヘイト買ってる?
でもまあ、勇者が最強なのは検証が進む前の攻略情報だから大丈夫っしょ。
というわけで、ゲーム知識と神スキル構成で思うままにこのゲーム世界を突き進んでいきます!

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)

チートな嫁たちに囲まれて異世界で暮らしています
もぶぞう
ファンタジー
森でナギサを拾ってくれたのはダークエルフの女性だった。
使命が有る訳でも無い男が強い嫁を増やしながら異世界で暮らす話です(予定)。
死んで全ての凶運を使い果たした俺は異世界では強運しか残ってなかったみたいです。〜最強スキルと強運で異世界を無双します!〜
猫パンチ
ファンタジー
主人公、音峰 蓮(おとみね れん)はとてつもなく不幸な男だった。
ある日、とんでもない死に方をしたレンは気づくと神の世界にいた。
そこには創造神がいて、レンの余りの不運な死に方に同情し、異世界転生を提案する。
それを大いに喜び、快諾したレンは創造神にスキルをもらうことになる。
ただし、スキルは選べず運のみが頼り。
しかし、死んだ時に凶運を使い果たしたレンは強運の力で次々と最強スキルを引いてしまう。
それは創造神ですら引くほどのスキルだらけで・・・
そして、レンは最強スキルと強運で異世界を無双してゆく・・・。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる