132 / 164
第2章 後編
第七話 ~北島永久の逆襲・体育祭では彼女の本気を味わいました~ ⑩
しおりを挟む
第七話 ~北島永久の逆襲・体育祭では彼女の本気を味わいました~ ⑩
『さぁ!!始まりました。午後の部最初の種目は大縄跳びです!!各クラスの精鋭たちが制限時間内に何回飛べるかを競う種目です!!桜井くん。この種目のポイントはどこでしょうか!?』
『そうですね。この大縄跳びは、仮に失敗しても回数はリセットされません。単純に何回飛んだかを競います。失敗したときに、どれだけ素早く縄跳びを再開できるかがポイントになると思います!!』
三郷先輩の振りにそう答えた俺だったが、多分叱責を受けるだろうと思っていた。
きっと、
『馬鹿野郎!!この種目の一番のポイントは、大縄を飛ぶ女子生徒の揺れるおっぱいだろ!!』
って言われると思うからだ。
そう言われたらスムーズにツッコミが入れられるようにしておこう。
なんて思っていた。
『流石は桜井くん!!君の言うように、この種目は一度の失敗が致命傷にはなりません!!失敗を恐れずにどんどん回していって欲しいですね!!』
『…………あ、あれ?三郷先輩。今のコメントで良かったんですか?』
思っていた言葉と違う言葉を言われて、俺は少しだけ戸惑ってしまう。
『……え?どうしたのかな、桜井くん。君らしい真面目で模範的な回答だったよ!!』
『いえ、三郷先輩のことですから。きっと『この種目の見所は女子生徒の揺れるおっぱいだろ!!』って言われ……』
ここまで言ったところで気が付いた。
三郷先輩がニヤニヤと笑いながらこちらを見ていることを!!
し、しまった!!これは俺のセリフを誘導する罠だった!!
『おやおや?桜井くん。やっぱり君も男の子なんだね!!大縄跳びの見所はやはり、女子生徒の揺れるおっぱいだろ!!って言う君の熱い気持ちを受け取ったよ!!』
『ち、違いま……』
男子生徒の歓声と、女子生徒からの冷めた視線。
つ、辛い……
『さぁ!!そろそろ始まる時間になりました!!女子生徒の皆さん!!桜井くんにお楽しみの時間をたくさん与えて上げてください!!』
『もう……そのくらいで勘弁してください……』
こうして、多少のハプニングはあったものの、大縄跳びが開始された。
そして、うちのクラスが順調に勝ち進む中で俺のスマホがメッセージを受信した。と伝えてきた。
「すみません。ちょっとスマホを確認します」
マイクを通さずに、俺は三郷先輩に許可を取る。
「良いよ。なんとなく要件は予想出来るけど」
「……え?」
先輩の言葉に首を傾げながら、俺はメッセージアプリを起動する。
そこには、永久さんからのメッセージが届いていた。
『少し面倒な事態に巻き込まれてしまいました。助けてください。体育館の裏に呼び出されてしまいました。凛音さんも来てくれるそうですが、女子だけだと怖いので貴方と一緒に向かいたいです』
……これが桐崎先輩や三郷先輩が言っていたことか。
「すみません。ちょっと急用が出来たので席を外します」
「構わないよ。新婦のところに行ってあげなよ。こっちは何とかしておくからね」
俺の言葉に、三郷先輩は笑って答えてくれた。
「助かります。それではちょっと行ってきます!!」
俺はそう言い残して、放送席を後にした。
自分のクラスに向かうと、永久が不安そうな表情で俺の事を待っていた。
「ごめんね、待たせちゃったね」
「いえ、こちらこそ呼び出してしまってすみません」
俺の言葉に、彼女は申し訳無さそうに頭を下げる。
「そんなことをする必要は無いわよ、永久。こいつの身体のデカさはこんな時くらいにしか役に立たないんだから」
「り、凛音……」
「桐崎さんと星くんは根岸先生に事情を話しに行ったわ。永久が面倒事に巻き込まれたから私も着いていこうと思ってるけど、流石に女二人じゃ心許ないわ。だからあんたも着いてきなさい」
「意外だな。凛音が永久のことを助けるなんて」
俺がそう言うと、凛音はかなり怒ったような表情をした。
「はぁ!?バカにしないでちょうだい。この女を倒すのはこの私よ。しかもこんな陰険なことをするつもりは微塵も無いわ。正面から叩き潰してやるんだから。だからこんな意味不明な呼び出しでこの女が潰れるのは許せないわ」
「凛音さん……」
「凛音」
凛音はそう言うと、体育館の裏へと先陣を切って歩き始める。
「ほら、さっさと行くわよ!!大縄跳びが終わったら男女混合リレーなんだからね。時間は限られてるわよ!!」
「あはは、そうだな」
「ですね。すぐに終わらせましょう」
こうして俺たち三人は呼び出しを受けた体育館の裏へと向かった。
『体育館の裏』
じめじめした体育館の裏へと辿り着くと、二人の男子生徒が立っていた。
なるほど。こんな状況になるなら女子二人を向かわせなくて正解だったな。
と言うか、向こうとしては男子二人で永久一人を呼び出すつもりだったのかよ。
人間のクズだな。男の風上にも置けない。
そんなことを思いながら、俺は二人の前に立って話を始める。
「こんな所に俺の『嫁』を呼び出して、一体何をするつもりだったんだよ」
体操服の色を見ればわかるが、この男子生徒。同級生だ。
先輩ならともかく、同年代なら敬語なんか必要無いな。
永久のことを敢えて『嫁』と呼んだのは、きっとこの二人は俺たちが挙げた『結婚式』に対して、良い感情を持ってないと確信を持っているから。
つまり、感情的にさせるための挑発みたいなものだ。
「俺たちが呼び出したのは永久さんだ……」
「人の嫁を勝手に名前で呼ぶんじゃねぇよ」
「「ひぃっ!!」」
いけない……こっちが感情的になってしまったな。
落ち着いて話をしないと……
「き、北島さんは俺たちのアイドルだったんだ」
「……はぁ?」
こいつらは何を言ってるんだ?
「中学時代。俺たちは『永久さんファンクラブ』の会長と副会長だった」
「そ、そんなのがあったの?」
俺が永久にそう尋ねると、彼女はため息をついてから首を縦に振った。
「はい。辞めて欲しいと言っても聞いてくれませんでしたが」
「傍迷惑もいい所ね。私も中学時代には似たようなのがあったけど、蹴り飛ばしたら無くなったわよ」
そういやそんなこともあったな。
「お、俺たちの方が先に彼女を推してたのに!!それをぽっと出のお前なんかに奪われた気持ちがわかるのかよ!!」
「北島さんにはみんなのアイドルに戻ってもらおうと『話し合い』をしようと思ってたんだ!!」
「話し合い……ね」
こんな場所に女の子を一人呼び出して、男二人で何を話し合うつもりだったんだよ。
「気持ち悪いわね。こういう男は私嫌いよ」
二人の言い分を聞いた凛音は表情を歪めてそう言っていた。
「私も嫌いです。勝手な事を言わないで欲しいと思ってしまいます」
女子二人から『嫌い』と言われた男二人は、理不尽な言葉を返してきた。
「お、お前さえ居なければ良かったのに!!」
「全部お前が悪いんだ、桜井!!」
「……はぁ。そうなるとは思ってたけど、本当にそうなるとはなぁ」
「モテる男は辛いわね、霧都」
「私の中学時代の同級生が迷惑をかけてすみません……」
「別に永久が謝ることじゃないよ」
俺がそう言って彼女の頭を撫でてあげると、男二人は逆上して殴り掛かってきた。
「お、俺たちのアイドルに触るんじゃねぇよ!!」
「…………はぁ。デッドボールよりは痛くないとは思うから、我慢するかな」
俺は歯を食いしばって、二人の拳を顔で受け止める。
大して鍛えてない男二人の拳なんて、軟球のデッドボールより痛くない。
「霧都!!」
「だ、大丈夫ですか!!??」
心配する女子二人に俺は笑いかける。
「あぁ、心配しなくて平気だよ。こんなのは痛くもなんともないよ」
俺はそう言うと、スマホを取りだして男子生徒二人の写真を撮る。
「な、何写真なんか撮ってるんだよ!!」
「犯罪者の写真を残すのは基本だろ?」
「は、犯罪者だと……」
俺は冷めた口調で男二人にそう言ってやった。
「人を殴ったら傷害罪だよ。証拠も証人も揃ってる。お前達二人にはそれなりの処罰が待ってると思えよ?」
「お、お前が悪いんだろうが!!」
「散々こっちをバカにしやがって!!」
男二人がそう言うので、俺は凛音に視線を向ける。
すると、凛音はジャージの胸ポケットからボイスレコーダーを取り出す。
こいつはいつもこういうことに巻き込まれた時のために、ボイスレコーダーを持ってるんだよな。
「あんたらとの会話は全部このボイスレコーダーで録音してるわ。誰が悪かったのかは、第三者が決めることよ。まぁ、終始暴言を吐いていたのはあんた達だと私は思うけどね」
凛音がそう言うと、男二人は地面に膝を着いた。
「良くて停学。悪くて退学。去年、桐崎先輩に暴力を奮った生徒は停学になった。三年だったけどな。自分たちの行いがどれだけ重いことかを良く考えるんだな」
俺は男二人にそう言い残してその場を去った。
『さぁ!!始まりました。午後の部最初の種目は大縄跳びです!!各クラスの精鋭たちが制限時間内に何回飛べるかを競う種目です!!桜井くん。この種目のポイントはどこでしょうか!?』
『そうですね。この大縄跳びは、仮に失敗しても回数はリセットされません。単純に何回飛んだかを競います。失敗したときに、どれだけ素早く縄跳びを再開できるかがポイントになると思います!!』
三郷先輩の振りにそう答えた俺だったが、多分叱責を受けるだろうと思っていた。
きっと、
『馬鹿野郎!!この種目の一番のポイントは、大縄を飛ぶ女子生徒の揺れるおっぱいだろ!!』
って言われると思うからだ。
そう言われたらスムーズにツッコミが入れられるようにしておこう。
なんて思っていた。
『流石は桜井くん!!君の言うように、この種目は一度の失敗が致命傷にはなりません!!失敗を恐れずにどんどん回していって欲しいですね!!』
『…………あ、あれ?三郷先輩。今のコメントで良かったんですか?』
思っていた言葉と違う言葉を言われて、俺は少しだけ戸惑ってしまう。
『……え?どうしたのかな、桜井くん。君らしい真面目で模範的な回答だったよ!!』
『いえ、三郷先輩のことですから。きっと『この種目の見所は女子生徒の揺れるおっぱいだろ!!』って言われ……』
ここまで言ったところで気が付いた。
三郷先輩がニヤニヤと笑いながらこちらを見ていることを!!
し、しまった!!これは俺のセリフを誘導する罠だった!!
『おやおや?桜井くん。やっぱり君も男の子なんだね!!大縄跳びの見所はやはり、女子生徒の揺れるおっぱいだろ!!って言う君の熱い気持ちを受け取ったよ!!』
『ち、違いま……』
男子生徒の歓声と、女子生徒からの冷めた視線。
つ、辛い……
『さぁ!!そろそろ始まる時間になりました!!女子生徒の皆さん!!桜井くんにお楽しみの時間をたくさん与えて上げてください!!』
『もう……そのくらいで勘弁してください……』
こうして、多少のハプニングはあったものの、大縄跳びが開始された。
そして、うちのクラスが順調に勝ち進む中で俺のスマホがメッセージを受信した。と伝えてきた。
「すみません。ちょっとスマホを確認します」
マイクを通さずに、俺は三郷先輩に許可を取る。
「良いよ。なんとなく要件は予想出来るけど」
「……え?」
先輩の言葉に首を傾げながら、俺はメッセージアプリを起動する。
そこには、永久さんからのメッセージが届いていた。
『少し面倒な事態に巻き込まれてしまいました。助けてください。体育館の裏に呼び出されてしまいました。凛音さんも来てくれるそうですが、女子だけだと怖いので貴方と一緒に向かいたいです』
……これが桐崎先輩や三郷先輩が言っていたことか。
「すみません。ちょっと急用が出来たので席を外します」
「構わないよ。新婦のところに行ってあげなよ。こっちは何とかしておくからね」
俺の言葉に、三郷先輩は笑って答えてくれた。
「助かります。それではちょっと行ってきます!!」
俺はそう言い残して、放送席を後にした。
自分のクラスに向かうと、永久が不安そうな表情で俺の事を待っていた。
「ごめんね、待たせちゃったね」
「いえ、こちらこそ呼び出してしまってすみません」
俺の言葉に、彼女は申し訳無さそうに頭を下げる。
「そんなことをする必要は無いわよ、永久。こいつの身体のデカさはこんな時くらいにしか役に立たないんだから」
「り、凛音……」
「桐崎さんと星くんは根岸先生に事情を話しに行ったわ。永久が面倒事に巻き込まれたから私も着いていこうと思ってるけど、流石に女二人じゃ心許ないわ。だからあんたも着いてきなさい」
「意外だな。凛音が永久のことを助けるなんて」
俺がそう言うと、凛音はかなり怒ったような表情をした。
「はぁ!?バカにしないでちょうだい。この女を倒すのはこの私よ。しかもこんな陰険なことをするつもりは微塵も無いわ。正面から叩き潰してやるんだから。だからこんな意味不明な呼び出しでこの女が潰れるのは許せないわ」
「凛音さん……」
「凛音」
凛音はそう言うと、体育館の裏へと先陣を切って歩き始める。
「ほら、さっさと行くわよ!!大縄跳びが終わったら男女混合リレーなんだからね。時間は限られてるわよ!!」
「あはは、そうだな」
「ですね。すぐに終わらせましょう」
こうして俺たち三人は呼び出しを受けた体育館の裏へと向かった。
『体育館の裏』
じめじめした体育館の裏へと辿り着くと、二人の男子生徒が立っていた。
なるほど。こんな状況になるなら女子二人を向かわせなくて正解だったな。
と言うか、向こうとしては男子二人で永久一人を呼び出すつもりだったのかよ。
人間のクズだな。男の風上にも置けない。
そんなことを思いながら、俺は二人の前に立って話を始める。
「こんな所に俺の『嫁』を呼び出して、一体何をするつもりだったんだよ」
体操服の色を見ればわかるが、この男子生徒。同級生だ。
先輩ならともかく、同年代なら敬語なんか必要無いな。
永久のことを敢えて『嫁』と呼んだのは、きっとこの二人は俺たちが挙げた『結婚式』に対して、良い感情を持ってないと確信を持っているから。
つまり、感情的にさせるための挑発みたいなものだ。
「俺たちが呼び出したのは永久さんだ……」
「人の嫁を勝手に名前で呼ぶんじゃねぇよ」
「「ひぃっ!!」」
いけない……こっちが感情的になってしまったな。
落ち着いて話をしないと……
「き、北島さんは俺たちのアイドルだったんだ」
「……はぁ?」
こいつらは何を言ってるんだ?
「中学時代。俺たちは『永久さんファンクラブ』の会長と副会長だった」
「そ、そんなのがあったの?」
俺が永久にそう尋ねると、彼女はため息をついてから首を縦に振った。
「はい。辞めて欲しいと言っても聞いてくれませんでしたが」
「傍迷惑もいい所ね。私も中学時代には似たようなのがあったけど、蹴り飛ばしたら無くなったわよ」
そういやそんなこともあったな。
「お、俺たちの方が先に彼女を推してたのに!!それをぽっと出のお前なんかに奪われた気持ちがわかるのかよ!!」
「北島さんにはみんなのアイドルに戻ってもらおうと『話し合い』をしようと思ってたんだ!!」
「話し合い……ね」
こんな場所に女の子を一人呼び出して、男二人で何を話し合うつもりだったんだよ。
「気持ち悪いわね。こういう男は私嫌いよ」
二人の言い分を聞いた凛音は表情を歪めてそう言っていた。
「私も嫌いです。勝手な事を言わないで欲しいと思ってしまいます」
女子二人から『嫌い』と言われた男二人は、理不尽な言葉を返してきた。
「お、お前さえ居なければ良かったのに!!」
「全部お前が悪いんだ、桜井!!」
「……はぁ。そうなるとは思ってたけど、本当にそうなるとはなぁ」
「モテる男は辛いわね、霧都」
「私の中学時代の同級生が迷惑をかけてすみません……」
「別に永久が謝ることじゃないよ」
俺がそう言って彼女の頭を撫でてあげると、男二人は逆上して殴り掛かってきた。
「お、俺たちのアイドルに触るんじゃねぇよ!!」
「…………はぁ。デッドボールよりは痛くないとは思うから、我慢するかな」
俺は歯を食いしばって、二人の拳を顔で受け止める。
大して鍛えてない男二人の拳なんて、軟球のデッドボールより痛くない。
「霧都!!」
「だ、大丈夫ですか!!??」
心配する女子二人に俺は笑いかける。
「あぁ、心配しなくて平気だよ。こんなのは痛くもなんともないよ」
俺はそう言うと、スマホを取りだして男子生徒二人の写真を撮る。
「な、何写真なんか撮ってるんだよ!!」
「犯罪者の写真を残すのは基本だろ?」
「は、犯罪者だと……」
俺は冷めた口調で男二人にそう言ってやった。
「人を殴ったら傷害罪だよ。証拠も証人も揃ってる。お前達二人にはそれなりの処罰が待ってると思えよ?」
「お、お前が悪いんだろうが!!」
「散々こっちをバカにしやがって!!」
男二人がそう言うので、俺は凛音に視線を向ける。
すると、凛音はジャージの胸ポケットからボイスレコーダーを取り出す。
こいつはいつもこういうことに巻き込まれた時のために、ボイスレコーダーを持ってるんだよな。
「あんたらとの会話は全部このボイスレコーダーで録音してるわ。誰が悪かったのかは、第三者が決めることよ。まぁ、終始暴言を吐いていたのはあんた達だと私は思うけどね」
凛音がそう言うと、男二人は地面に膝を着いた。
「良くて停学。悪くて退学。去年、桐崎先輩に暴力を奮った生徒は停学になった。三年だったけどな。自分たちの行いがどれだけ重いことかを良く考えるんだな」
俺は男二人にそう言い残してその場を去った。
0
お気に入りに追加
186
あなたにおすすめの小説

逃げて、追われて、捕まって
あみにあ
恋愛
平民に生まれた私には、なぜか生まれる前の記憶があった。
この世界で王妃として生きてきた記憶。
過去の私は貴族社会の頂点に立ち、さながら悪役令嬢のような存在だった。
人を蹴落とし、気に食わない女を断罪し、今思えばひどい令嬢だったと思うわ。
だから今度は平民としての幸せをつかみたい、そう願っていたはずなのに、一体全体どうしてこんな事になってしまたのかしら……。
2020年1月5日より 番外編:続編随時アップ
2020年1月28日より 続編となります第二章スタートです。
**********お知らせ***********
2020年 1月末 レジーナブックス 様より書籍化します。
それに伴い短編で掲載している以外の話をレンタルと致します。
ご理解ご了承の程、宜しくお願い致します。

好きだった幼馴染に出会ったらイケメンドクターだった!?
すず。
恋愛
体調を崩してしまった私
社会人 26歳 佐藤鈴音(すずね)
診察室にいた医師は2つ年上の
幼馴染だった!?
診察室に居た医師(鈴音と幼馴染)
内科医 28歳 桐生慶太(けいた)
※お話に出てくるものは全て空想です
現実世界とは何も関係ないです
※治療法、病気知識ほぼなく書かせて頂きます

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
交換された花嫁
秘密 (秘翠ミツキ)
恋愛
「お姉さんなんだから我慢なさい」
お姉さんなんだから…お姉さんなんだから…
我儘で自由奔放な妹の所為で昔からそればかり言われ続けてきた。ずっと我慢してきたが。公爵令嬢のヒロインは16歳になり婚約者が妹と共に出来きたが…まさかの展開が。
「お姉様の婚約者頂戴」
妹がヒロインの婚約者を寝取ってしまい、終いには頂戴と言う始末。両親に話すが…。
「お姉さんなのだから、交換して上げなさい」
流石に婚約者を交換するのは…不味いのでは…。
結局ヒロインは妹の要求通りに婚約者を交換した。
そしてヒロインは仕方無しに嫁いで行くが、夫である第2王子にはどうやら想い人がいるらしく…。

転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる