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第6話 賢者の孫娘
⑧ 巡らされた策謀(H)
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色々とあった、次の日。
(――ど、どうしたんだ、これは)
ヴィルは困惑していた。
今はイーファへの授業中である。
教室に一人座る彼女へ、霊属性に関する知識を教え込んでいたのだが。
「――はぁ」
少女の、吐息。
なんのことはない仕草――の、はずだ。
はず、なのに。
(――色っぽい)
やたらと彼女の動作に惹きつけられてしまう。
所作の一つ一つに、妙に艶があるのだ。
「――ん、ふぅ」
息が甘ったるい。
色香を漂わせている。
それだけではない。
セミショートの赤髪をかき上げる仕草に色気がある。
瞳は悩まし気に潤んでいた。
俯き加減もどこか蠱惑的。
何もかもが昨日までと違うようで――
(――いかんいかんいかん!!)
そんなわけがない。
彼女はいつも通りのはずだ。
単に、昨日の疲れが取れていないだけだろう。
もし変わったというのであれば、それは自分の方だろう。
(エルミアが、あんな格好をするから!)
昨夜を思い出す。
学院の制服姿で散々乱れた少女のことを。
(どうしたって、意識してしまうだろうが!!)
ブレザーそのものが、エロく感じてしまう。
イーファにやたら魅力を感じるのも、きっとそのためだ。
――昨日の夜に関して言えば、ヴィルとてノリノリだったのだが。
(それは俺も反省するとして!)
今はこの状況を乗り切らねばならない。
ヴィルは己の持つ精神力やら理性やらを総動員して、湧き上がるムラムラに抗うのだった。
一方で、イーファ。
(――ど、どうしちゃったんですか、これ!)
彼女もまた、戸惑っていた。
「つまり、霊属性とは生命そのものに宿る力、或いは生命そのものとも呼べる属性であり――」
ヴィル講師から、目が離せない。
いや、それ自体に問題はない。
授業の最中、先生に注目するのは当然のことだ。
彼女が気にしているのはそこではなく。
(な、なんでヴィル先生を見てると、ドキドキしちゃうんですかー!?)
コレだ。
今日、ヴィルと会ってから、彼の一挙手一投足が気になって仕方ない。
(……ヴィル先生って、こんな素敵な人でしたっけ?)
初日は気にもしていなかったが、顔は精悍な美形だった。
身体はがっしりとしていて、屈強な印象を受ける。
学院にいる男連中とは比べるまでもない。
その上、頭も良い。
現在進行形で、最先端の魔法学を講義しているのだから。
(――魔法を使えるようにしてくれた恩人、ですし。
気になってしまうのは、仕方がない、かもしれないですね)
そんな風に自分を納得させる。
しかしそれは、ヴィルへの好意を否定する言葉では無かった。
イーファの目はどうしても、彼の姿を追ってしまう。
(……あの腕で、抱き締められたら)
贅肉など無い、筋肉の鎧を纏った腕。
あれに抱かれたら、どんな心地だろう?
(なんでしょう?
なんか、また、お腹が熱く――?)
昨夜マッサージを受けた時と同じだった。
身体の芯が、“疼く”ような感覚。
講師を見ているだけで、そんな気分になってしまう。
「――はぁ」
良くないことだが、授業中にため息を吐いてしまう。
どことなく、熱のこもった吐息。
……それが、当のヴィルを悩ませているとは思いもしない。
(ああ、ダメですダメです!
しっかりと授業に集中しなくっちゃ!!)
しかし集中しようにも、講義を受ける以上ヴィル講師の姿は注目しなければならないわけで。
(――――あ)
胸が“何か”に締め付けられる。
彼の姿に見惚れてしまう。
あの人の声をもっと近くで聴きたい。
「――ん、ふぅ」
また、大きく息をしてしまう。
結局この日の講義では、イーファはずっとこの悶々とした気持ちを抱え続ける羽目になる。
そして、夜。
「あっ! あっ! あぅっ! あぁっ! あぁああんっ!!」
ヴィルは今日も、学院の制服を着たエルミアを抱いていた。
「お前はっ――また、こんな格好で――!」
「あっ! はぅっ! こ、こういうの、好きなんでしょっ?
――あっあっあっあっあっ!! ね、先生?――あぁああああっ!!」
ミニスカートを捲りあげ、露わになった可憐なお尻。
可愛い縞々のパンツに覆われたお尻へ、後ろから剛直を突き挿れていた。
「あひっ! あっ! ああっ! 先生、すごいっ!!
もっと! もっと、してぇっ!! あっ! あっ! あっ! あっ!!」
突く度にプルンッと揺れる尻肉。
ブレザー姿で喘ぐエルミアは、この上なく煽情的で。
「あっあっあっあっあっあっ!! は、激し――あぁあああああっ!!
私、もう、イクッ――あ、あぁあああっ!
イクッ! イっちゃうっ!!」
ヴィルを一段と興奮させていた。
「ああっ! イクッ!! イクッ!! イクッ!!
イクぅぅううううううううっ!!!」
絶頂に達するエルミア。
彼女の足がガクガクと震え、倒れそうになる。
しかし、ヴィルの情欲はまだ満足していなかった。
少女の身体を抱え無理やり立たせると、己の愚息でさらに責め立てる。
「んぁああああっ!? 今、イッたっ!! イッたばっかなのにっ!?
あっあぅっあぁっあっあっあっ!!
壊れるっ!! 私、壊れちゃうっ!?
あぁぁああああああああああっ!!!?」
溜まりに溜まった欲望を全て発散させるため、ヴィルは何度もエルミアへ精を注ぎ込んだ。
時間帯はそこからやや遡り。
今度はイーファの自室にて。
「――うっ――あっ――ああっ――はぁっ――」
イーファは今夜も、ベッドの上でエルミアのマッサージを受けていた。
もうパジャマは脱がされ、下着姿。
豊満な肢体を惜しげもなく晒して、聖女の指圧を堪能している。
「――んぁっ――あ、あ――あぅっ――んぅううっ――」
エルミアの責めは、昨日よりも遠慮が無くなっていた。
全身マッサージを謡いながらも、明らかにイーファの性感帯を重点的に揉みほぐしている。
「――あっあっあっ――んぁあああっ――あっあぅっあぅっ――」
仰向けにして胸を、次にうつ伏せにしてお尻を、太ももを、丹念にマッサージされる。
その“気持ち良さ”に、イーファは無意識に喘いでしまっていた。
(あ、あ、どんどん、お腹が熱くなって――)
快感に酔いしれ、少女はこのマッサージの異常性に気付かない。
それをいいことに、エルミアは思う存分彼女を肢体を堪能していた。
「あっあっ――え、エルミアさん、なんか、変ですっ――
――アタシ、おかしく、なりそうでっ――んっあっあっあっ――」
「大丈夫ですよ。
“それ”は、とても身体に良いことなのです。
その感覚に身を任せて下さい」
「そ、そうなんです、かっ――あっあっああっあっ!」
聖女に諭されて、イーファは安心してしまった。
だから、身体の内から湧いてくる衝動に逆らうことなく、
「あっ! あっうぅっ! んっあっあっああっ!!」
うっとりとした表情で、大きな嬌声を上げ始めた。
その様子を見たエルミアは満足そうに頷く。
「……では、次はここを」
「――あっ!?」
ピクッとイーファの肢体が震えた。
聖女の指が、彼女の股に触れたからだ。
「さぁ、いっぱい、気持ち良くなって下さいね」
言って、股間を撫で始めるエルミア。
「――あぁぁああああっ!!
あっあっあっあっあっあっ!!」
十分に快感を与えられたイーファに、その刺激は強すぎた。
喘ぎは一際強くなり――
(も、もう、頭、真っ白にっ――!?)
思考力も奪われていく。
「ああっ! あっああっ! あああっあっあっああああっ!!」
“割れ目”を優しく擦られ、快感に身を震わせて悶える。
「イーファさん、ここを触られてどんな気分ですか。
気持ち、良くなってますか?」
「あっああっああっ! はい、気持ち、いいですっ――あああぁああっ!」
「もっと、して欲しいですか?
もっと、気持ち良くなりたいですか?」
「は、いっ――あっあっああっあっ――もっと、気持ち良く、なりたい、ですっ――
もっと、もっとして下さい――あぁぁあああああっ!!」
「いいですよ。
何も考えられなくなるくらい、気持ち良くなってしまいましょうね」
エルミアの指が、イーファの股間にある突起――クリトリスを触った。
さらなる快楽の波が、少女を襲う。
「あぁぁああああああっ!!?
ああっ! あっ! ああぁああっ! あぁあああああっ!!」
叫ぶような嬌声を出す。
「あっあっあっあっあっあっ!!
な、何か、来ますっ!!
あっああっああっああっああっああああっ!!
何か、来ちゃいますっ!!」
陰核を擦られ、イーファは一気に絶頂へと駆けのぼっていく。
また、昨日の感覚が、あの解放感が彼女に訪れるのだ。
「あっあっあっあっあっあっあっあっあっ!!!
来るっ! 来る、来る、来る、来るっ!!
あぁあああああああっ!! 来―――――」
「はい、今日はここまでです」
絶頂に至る寸前。
エルミアの手が、イーファから離れた。
「――え?」
「イーファさんの身体はしっかりとほぐれました。
明日に疲労が残ることは無いでしょう」
「あ、あの、エルミアさん?
アタシ、まだ――」
「まだ?
まだ、何かあるのですか?」
不思議そうな顔で、逆にエルミアが尋ねてくる。
“まだ気持ち良くなりきれてない”などと、言い出せる雰囲気では無かった。
「――いえ、なんでも、ないです」
「そうですか。
では、今夜はもうお休みなさい。
夜更かししてはいけませんよ」
そう告げると、エルミアは手早くイーファにパジャマを着せて、ふとんを被せてくる。
その手際の良さに、少女は何も口を挟めなかった。
「――それでは、失礼しました」
一つこちらに礼をしてから部屋を出る聖女。
残されたイーファは――
(か、身体が、熱い――!)
――マッサージで昂った情欲を持て余していた。
しかし、この欲求不満をどうすれば解消する手段を、性知識のない彼女は思いつかない。
(エルミアさんが言った通り、もう、寝ましょう。
寝れば、朝にはきっと元に戻るはず――)
聖女の言葉を信じて、無理やり目を閉じた。
それが、この感情をさらに蓄積させる行為とも知らず。
明くる日。
ヴィルの講義が始まってから4日目になる。
イーファの“昂り”は――
(――う、ううぅぅううぅ)
全く収まっていなかった。
疼く。
肢体が疼く。
身体の芯が、どうしようもなく熱くなっていく。
(ヴィル先生――)
それは、ヴィル講師の姿を見ることでさらに酷くなっていった。
頭が回らない。
彼以外が目に入らない。
彼の声で脳が蕩けそうになり、その声が何を言っているのか理解が追い付かない。
(ああ、ヤバい――これ、ヤバい――)
午前の講義内容はほとんど頭に残らなかった。
午後は体力トレーニング(要するにグラウンドをひたすら走るだけ)なので、そっちなら大丈夫だろう、と考えてみたものの。
「――はぁっ――はぁっ――はぁっ――はぁっ――」
駄目であった。
寧ろ、走ることで意識が朦朧とする分、なおさら歯止めが利かなくなっている。
(熱い――身体、熱い――)
運動と情欲による相乗効果か、身体が疼いて疼いて仕方なかった。
(先生、先生、先生、先生――)
頭の中が、ヴィルのことでいっぱいになる。
助けて欲しい。
自分をこの昂りから解放して欲しい。
きっと、ヴィル講師ならやってくれるはず。
いや、もう彼にしかできない。
足元も見ず、そんな考えを巡らしていたからだろう。
「――あっ」
イーファは、転んでしまった。
少女が転倒したことに、ヴィルもすぐ気づく。
ずっと彼女を見ていたのだから、当たり前だ。
今日の彼女は昨日にもまして艶っぽかった。
自分に熱い視線を送っているようにすら、感じてしまう。
全て、エルミアのコスプレに起因する青年の思い込みだろう。
ただ、イーファが上の空であったことは事実だったようだ。
少女を“そういう目”で見てしまっていた手前、余り厳しく言えなかったのが災いした。
まさか、走り込みの最中まで“心ここにあらず”という状態だとは。
「大丈夫か、イーファ?」
駆け寄って、少女を抱き起す。
初日に比べて大分優しい口調になってしまっていることに本人は気付いていない。
イーファに振れたことで、彼女の柔らかさや汗でしっとりと濡れた肌の感触が手に伝わってくる。
汗で少しTシャツが透けているのも、危険な代物だ。
短パンから伸びる太ももなど、もはや言うまでもない。
官能的なそれらの感覚を無理やり振り払い、ヴィルは彼女の怪我を確認した。
幸い、少し擦りむいた程度で済んでいるようだ。
ささっと呪文を唱え、治癒魔法でかすり傷を治す――と。
「――先生」
少女が口を開く。
疲労のせいか、瞳はどこか潤んでいた。
「ああ、すまなかったな。
君の異常に気づけなかった。
昨日までのトレーニングで、疲労が溜まってしまったんだろう。
少し休んで――」
「――先、生っ」
突然、イーファが抱き着いてきた。
相手が相手だけに払いのけることもできず、ヴィルは少女にしがみ付かれてしまう。
「お、おい、イーファ?」
「先生、先生――!」
そして、あろうことか彼女は、青年の足に自分の股間を擦り付けてきたのだ。
余りのことに、ヴィルはすぐに対応できなかった。
「先、生――ん、んんっ――ヴィル、先生っ――ああ、あぁあああっ――」
自分の名を口にしながら、甘い息を漏らすイーファ。
その表情はどんどん蕩けていく。
悪戯でやっているわけでは無い。
彼女はこの行為で、本気で感じ始めている。
(――な、なんだ?
なんなんだこれは!?
何が起こっている!?)
訳が分からなかった。
いきなり生徒が自分に性器を擦り付けてオナニーを始めたら、誰だってこうなるだろう。
混乱している最中にも、イーファの動きは続く。
「あっあっあっあっあっ!――先生、先生っ――あっああっああっあああっ!!」
クチュクチュという水音が聞こえた。
少女の股間が、濡れている。
汗で、ではない。
それ以外の“体液”によるものだ。
「先生っ――あっあっあっあっ!――ヴィル先生、ヴィル先生っ!――あっ! あっ! あっ! あっ! ああっ!!」
イーファの動きが激しくなる。
恍惚とした顔で青年を見ながら、ただ快楽を貪っていた。
ヴィルのズボンに、彼女の愛液による染みができ始める。
当たるのは、何も彼女の股間だけではなく。
抱き着かれている以上、少女の豊かに実った胸も、ヴィルに押し付けられていた。
柔肉の感触が、ヴィルの性感を刺激する。
(うぉおお、柔らかいっ!?
いや、そうじゃない!!
そうじゃなくて――ど、どうしたらいいんだ!?)
ヴィルもまた彼女を抱きしめてしまう、という欲求も生まれるが、全理性を総動員して却下する。
白昼堂々、校庭の真ん中でセックスを始めてしまいかねない。
――不幸中の幸いというか、今現在、こちらを見れる位置に人影は無いのだが。
だからといって、やっていいことと悪いことがある。
「はぁああああっ――先生っ――あっ!! ああっ!! ああっ!! あぁあああっ!!」
イーファの喘ぎが大きくなっていく。
まるで絶頂を迎えるかのように――――いや、“まるで”ではなく、実際そうなのだろう。
ヴィルは何をするでもなく、少女が高まる様子を見守っていた。
「ああっ!! あっあっあっあっあっ!!
い、くっ――――イクっ!! あぁぁぁああああああああっ!!!!?」
ガクッガクッと彼女の身体が痙攣を始める。
それと同時に、ヴィルの足へ暖かい感覚が広がった。
イーファの股間から噴き出た“液体”が、ズボンを濡らしているのだ。
(イ――イッた、のか?)
そうとしか考えられなかった。
女生徒イーファは、体操着姿でヴィルの足に股を擦り付け――そのまま絶頂を迎えた。
事実を羅列しているというのに、まるで現実感が無い。
「はーっ…はーっ…はーっ…はーっ…」
荒く息を突き、胸を上下させる少女。
その姿もまた、ヴィルの欲情を掻き立てるものであったが、何とか堪える。
「あー……イーファ。
君は、その、疲れているんだ。
本日の講義はこれで終了とする。
部屋に帰って、ゆっくり休憩するように」
少し唇を震わせて、そう告げた。
その言葉が聞こえたのかどうかは分からないが、イーファはのろのろと立ち上がり――
宣言の通り、今日は解散となった。
自室への廊下を、ヴィルは早足で移動している。
(――どうなっているんだ、今日のイーファは!)
厳しく指導し過ぎたのだろうか?
過剰なストレスが、少女をあのような“奇行”に走らせたとか。
(だとしたら、俺のせいか)
反省せねばならない。
明日からの講義内容も、この点を踏まえて修正する必要があるだろう。
だが今はそれどころではなく。
(早く、エルミアに会いたい――!)
イーファの“痴態”で、ヴィルの我慢はもう限界だった。
今すぐにでも、エルミアを抱きたい。
この滾りの全てを、彼女にぶつけたい。
そうしなければ、狂ってしまいそうだ。
(――着いたっ)
部屋の前に到着するなり、ヴィルは素早く扉を開けて中に入る。
そこにはいつも通り、制服を着た少女の姿が。
辛抱堪らず、ヴィルはその子に抱き着く。
「――きゃっ!?」
「――ん?」
だが返ってきたのは、いつもと違う反応。
それもそのはず。
何故気が付かなかったのか――その少女は、エルミアでは無く。
「い、イーファ!?」
「せ、先生?」
つい先刻までヴィルの講義を受けていた女生徒。
赤毛の髪と豊満なスタイルが特徴的な、イーファ・カシジャスがそこに居たのだ。
(――ど、どうしたんだ、これは)
ヴィルは困惑していた。
今はイーファへの授業中である。
教室に一人座る彼女へ、霊属性に関する知識を教え込んでいたのだが。
「――はぁ」
少女の、吐息。
なんのことはない仕草――の、はずだ。
はず、なのに。
(――色っぽい)
やたらと彼女の動作に惹きつけられてしまう。
所作の一つ一つに、妙に艶があるのだ。
「――ん、ふぅ」
息が甘ったるい。
色香を漂わせている。
それだけではない。
セミショートの赤髪をかき上げる仕草に色気がある。
瞳は悩まし気に潤んでいた。
俯き加減もどこか蠱惑的。
何もかもが昨日までと違うようで――
(――いかんいかんいかん!!)
そんなわけがない。
彼女はいつも通りのはずだ。
単に、昨日の疲れが取れていないだけだろう。
もし変わったというのであれば、それは自分の方だろう。
(エルミアが、あんな格好をするから!)
昨夜を思い出す。
学院の制服姿で散々乱れた少女のことを。
(どうしたって、意識してしまうだろうが!!)
ブレザーそのものが、エロく感じてしまう。
イーファにやたら魅力を感じるのも、きっとそのためだ。
――昨日の夜に関して言えば、ヴィルとてノリノリだったのだが。
(それは俺も反省するとして!)
今はこの状況を乗り切らねばならない。
ヴィルは己の持つ精神力やら理性やらを総動員して、湧き上がるムラムラに抗うのだった。
一方で、イーファ。
(――ど、どうしちゃったんですか、これ!)
彼女もまた、戸惑っていた。
「つまり、霊属性とは生命そのものに宿る力、或いは生命そのものとも呼べる属性であり――」
ヴィル講師から、目が離せない。
いや、それ自体に問題はない。
授業の最中、先生に注目するのは当然のことだ。
彼女が気にしているのはそこではなく。
(な、なんでヴィル先生を見てると、ドキドキしちゃうんですかー!?)
コレだ。
今日、ヴィルと会ってから、彼の一挙手一投足が気になって仕方ない。
(……ヴィル先生って、こんな素敵な人でしたっけ?)
初日は気にもしていなかったが、顔は精悍な美形だった。
身体はがっしりとしていて、屈強な印象を受ける。
学院にいる男連中とは比べるまでもない。
その上、頭も良い。
現在進行形で、最先端の魔法学を講義しているのだから。
(――魔法を使えるようにしてくれた恩人、ですし。
気になってしまうのは、仕方がない、かもしれないですね)
そんな風に自分を納得させる。
しかしそれは、ヴィルへの好意を否定する言葉では無かった。
イーファの目はどうしても、彼の姿を追ってしまう。
(……あの腕で、抱き締められたら)
贅肉など無い、筋肉の鎧を纏った腕。
あれに抱かれたら、どんな心地だろう?
(なんでしょう?
なんか、また、お腹が熱く――?)
昨夜マッサージを受けた時と同じだった。
身体の芯が、“疼く”ような感覚。
講師を見ているだけで、そんな気分になってしまう。
「――はぁ」
良くないことだが、授業中にため息を吐いてしまう。
どことなく、熱のこもった吐息。
……それが、当のヴィルを悩ませているとは思いもしない。
(ああ、ダメですダメです!
しっかりと授業に集中しなくっちゃ!!)
しかし集中しようにも、講義を受ける以上ヴィル講師の姿は注目しなければならないわけで。
(――――あ)
胸が“何か”に締め付けられる。
彼の姿に見惚れてしまう。
あの人の声をもっと近くで聴きたい。
「――ん、ふぅ」
また、大きく息をしてしまう。
結局この日の講義では、イーファはずっとこの悶々とした気持ちを抱え続ける羽目になる。
そして、夜。
「あっ! あっ! あぅっ! あぁっ! あぁああんっ!!」
ヴィルは今日も、学院の制服を着たエルミアを抱いていた。
「お前はっ――また、こんな格好で――!」
「あっ! はぅっ! こ、こういうの、好きなんでしょっ?
――あっあっあっあっあっ!! ね、先生?――あぁああああっ!!」
ミニスカートを捲りあげ、露わになった可憐なお尻。
可愛い縞々のパンツに覆われたお尻へ、後ろから剛直を突き挿れていた。
「あひっ! あっ! ああっ! 先生、すごいっ!!
もっと! もっと、してぇっ!! あっ! あっ! あっ! あっ!!」
突く度にプルンッと揺れる尻肉。
ブレザー姿で喘ぐエルミアは、この上なく煽情的で。
「あっあっあっあっあっあっ!! は、激し――あぁあああああっ!!
私、もう、イクッ――あ、あぁあああっ!
イクッ! イっちゃうっ!!」
ヴィルを一段と興奮させていた。
「ああっ! イクッ!! イクッ!! イクッ!!
イクぅぅううううううううっ!!!」
絶頂に達するエルミア。
彼女の足がガクガクと震え、倒れそうになる。
しかし、ヴィルの情欲はまだ満足していなかった。
少女の身体を抱え無理やり立たせると、己の愚息でさらに責め立てる。
「んぁああああっ!? 今、イッたっ!! イッたばっかなのにっ!?
あっあぅっあぁっあっあっあっ!!
壊れるっ!! 私、壊れちゃうっ!?
あぁぁああああああああああっ!!!?」
溜まりに溜まった欲望を全て発散させるため、ヴィルは何度もエルミアへ精を注ぎ込んだ。
時間帯はそこからやや遡り。
今度はイーファの自室にて。
「――うっ――あっ――ああっ――はぁっ――」
イーファは今夜も、ベッドの上でエルミアのマッサージを受けていた。
もうパジャマは脱がされ、下着姿。
豊満な肢体を惜しげもなく晒して、聖女の指圧を堪能している。
「――んぁっ――あ、あ――あぅっ――んぅううっ――」
エルミアの責めは、昨日よりも遠慮が無くなっていた。
全身マッサージを謡いながらも、明らかにイーファの性感帯を重点的に揉みほぐしている。
「――あっあっあっ――んぁあああっ――あっあぅっあぅっ――」
仰向けにして胸を、次にうつ伏せにしてお尻を、太ももを、丹念にマッサージされる。
その“気持ち良さ”に、イーファは無意識に喘いでしまっていた。
(あ、あ、どんどん、お腹が熱くなって――)
快感に酔いしれ、少女はこのマッサージの異常性に気付かない。
それをいいことに、エルミアは思う存分彼女を肢体を堪能していた。
「あっあっ――え、エルミアさん、なんか、変ですっ――
――アタシ、おかしく、なりそうでっ――んっあっあっあっ――」
「大丈夫ですよ。
“それ”は、とても身体に良いことなのです。
その感覚に身を任せて下さい」
「そ、そうなんです、かっ――あっあっああっあっ!」
聖女に諭されて、イーファは安心してしまった。
だから、身体の内から湧いてくる衝動に逆らうことなく、
「あっ! あっうぅっ! んっあっあっああっ!!」
うっとりとした表情で、大きな嬌声を上げ始めた。
その様子を見たエルミアは満足そうに頷く。
「……では、次はここを」
「――あっ!?」
ピクッとイーファの肢体が震えた。
聖女の指が、彼女の股に触れたからだ。
「さぁ、いっぱい、気持ち良くなって下さいね」
言って、股間を撫で始めるエルミア。
「――あぁぁああああっ!!
あっあっあっあっあっあっ!!」
十分に快感を与えられたイーファに、その刺激は強すぎた。
喘ぎは一際強くなり――
(も、もう、頭、真っ白にっ――!?)
思考力も奪われていく。
「ああっ! あっああっ! あああっあっあっああああっ!!」
“割れ目”を優しく擦られ、快感に身を震わせて悶える。
「イーファさん、ここを触られてどんな気分ですか。
気持ち、良くなってますか?」
「あっああっああっ! はい、気持ち、いいですっ――あああぁああっ!」
「もっと、して欲しいですか?
もっと、気持ち良くなりたいですか?」
「は、いっ――あっあっああっあっ――もっと、気持ち良く、なりたい、ですっ――
もっと、もっとして下さい――あぁぁあああああっ!!」
「いいですよ。
何も考えられなくなるくらい、気持ち良くなってしまいましょうね」
エルミアの指が、イーファの股間にある突起――クリトリスを触った。
さらなる快楽の波が、少女を襲う。
「あぁぁああああああっ!!?
ああっ! あっ! ああぁああっ! あぁあああああっ!!」
叫ぶような嬌声を出す。
「あっあっあっあっあっあっ!!
な、何か、来ますっ!!
あっああっああっああっああっああああっ!!
何か、来ちゃいますっ!!」
陰核を擦られ、イーファは一気に絶頂へと駆けのぼっていく。
また、昨日の感覚が、あの解放感が彼女に訪れるのだ。
「あっあっあっあっあっあっあっあっあっ!!!
来るっ! 来る、来る、来る、来るっ!!
あぁあああああああっ!! 来―――――」
「はい、今日はここまでです」
絶頂に至る寸前。
エルミアの手が、イーファから離れた。
「――え?」
「イーファさんの身体はしっかりとほぐれました。
明日に疲労が残ることは無いでしょう」
「あ、あの、エルミアさん?
アタシ、まだ――」
「まだ?
まだ、何かあるのですか?」
不思議そうな顔で、逆にエルミアが尋ねてくる。
“まだ気持ち良くなりきれてない”などと、言い出せる雰囲気では無かった。
「――いえ、なんでも、ないです」
「そうですか。
では、今夜はもうお休みなさい。
夜更かししてはいけませんよ」
そう告げると、エルミアは手早くイーファにパジャマを着せて、ふとんを被せてくる。
その手際の良さに、少女は何も口を挟めなかった。
「――それでは、失礼しました」
一つこちらに礼をしてから部屋を出る聖女。
残されたイーファは――
(か、身体が、熱い――!)
――マッサージで昂った情欲を持て余していた。
しかし、この欲求不満をどうすれば解消する手段を、性知識のない彼女は思いつかない。
(エルミアさんが言った通り、もう、寝ましょう。
寝れば、朝にはきっと元に戻るはず――)
聖女の言葉を信じて、無理やり目を閉じた。
それが、この感情をさらに蓄積させる行為とも知らず。
明くる日。
ヴィルの講義が始まってから4日目になる。
イーファの“昂り”は――
(――う、ううぅぅううぅ)
全く収まっていなかった。
疼く。
肢体が疼く。
身体の芯が、どうしようもなく熱くなっていく。
(ヴィル先生――)
それは、ヴィル講師の姿を見ることでさらに酷くなっていった。
頭が回らない。
彼以外が目に入らない。
彼の声で脳が蕩けそうになり、その声が何を言っているのか理解が追い付かない。
(ああ、ヤバい――これ、ヤバい――)
午前の講義内容はほとんど頭に残らなかった。
午後は体力トレーニング(要するにグラウンドをひたすら走るだけ)なので、そっちなら大丈夫だろう、と考えてみたものの。
「――はぁっ――はぁっ――はぁっ――はぁっ――」
駄目であった。
寧ろ、走ることで意識が朦朧とする分、なおさら歯止めが利かなくなっている。
(熱い――身体、熱い――)
運動と情欲による相乗効果か、身体が疼いて疼いて仕方なかった。
(先生、先生、先生、先生――)
頭の中が、ヴィルのことでいっぱいになる。
助けて欲しい。
自分をこの昂りから解放して欲しい。
きっと、ヴィル講師ならやってくれるはず。
いや、もう彼にしかできない。
足元も見ず、そんな考えを巡らしていたからだろう。
「――あっ」
イーファは、転んでしまった。
少女が転倒したことに、ヴィルもすぐ気づく。
ずっと彼女を見ていたのだから、当たり前だ。
今日の彼女は昨日にもまして艶っぽかった。
自分に熱い視線を送っているようにすら、感じてしまう。
全て、エルミアのコスプレに起因する青年の思い込みだろう。
ただ、イーファが上の空であったことは事実だったようだ。
少女を“そういう目”で見てしまっていた手前、余り厳しく言えなかったのが災いした。
まさか、走り込みの最中まで“心ここにあらず”という状態だとは。
「大丈夫か、イーファ?」
駆け寄って、少女を抱き起す。
初日に比べて大分優しい口調になってしまっていることに本人は気付いていない。
イーファに振れたことで、彼女の柔らかさや汗でしっとりと濡れた肌の感触が手に伝わってくる。
汗で少しTシャツが透けているのも、危険な代物だ。
短パンから伸びる太ももなど、もはや言うまでもない。
官能的なそれらの感覚を無理やり振り払い、ヴィルは彼女の怪我を確認した。
幸い、少し擦りむいた程度で済んでいるようだ。
ささっと呪文を唱え、治癒魔法でかすり傷を治す――と。
「――先生」
少女が口を開く。
疲労のせいか、瞳はどこか潤んでいた。
「ああ、すまなかったな。
君の異常に気づけなかった。
昨日までのトレーニングで、疲労が溜まってしまったんだろう。
少し休んで――」
「――先、生っ」
突然、イーファが抱き着いてきた。
相手が相手だけに払いのけることもできず、ヴィルは少女にしがみ付かれてしまう。
「お、おい、イーファ?」
「先生、先生――!」
そして、あろうことか彼女は、青年の足に自分の股間を擦り付けてきたのだ。
余りのことに、ヴィルはすぐに対応できなかった。
「先、生――ん、んんっ――ヴィル、先生っ――ああ、あぁあああっ――」
自分の名を口にしながら、甘い息を漏らすイーファ。
その表情はどんどん蕩けていく。
悪戯でやっているわけでは無い。
彼女はこの行為で、本気で感じ始めている。
(――な、なんだ?
なんなんだこれは!?
何が起こっている!?)
訳が分からなかった。
いきなり生徒が自分に性器を擦り付けてオナニーを始めたら、誰だってこうなるだろう。
混乱している最中にも、イーファの動きは続く。
「あっあっあっあっあっ!――先生、先生っ――あっああっああっあああっ!!」
クチュクチュという水音が聞こえた。
少女の股間が、濡れている。
汗で、ではない。
それ以外の“体液”によるものだ。
「先生っ――あっあっあっあっ!――ヴィル先生、ヴィル先生っ!――あっ! あっ! あっ! あっ! ああっ!!」
イーファの動きが激しくなる。
恍惚とした顔で青年を見ながら、ただ快楽を貪っていた。
ヴィルのズボンに、彼女の愛液による染みができ始める。
当たるのは、何も彼女の股間だけではなく。
抱き着かれている以上、少女の豊かに実った胸も、ヴィルに押し付けられていた。
柔肉の感触が、ヴィルの性感を刺激する。
(うぉおお、柔らかいっ!?
いや、そうじゃない!!
そうじゃなくて――ど、どうしたらいいんだ!?)
ヴィルもまた彼女を抱きしめてしまう、という欲求も生まれるが、全理性を総動員して却下する。
白昼堂々、校庭の真ん中でセックスを始めてしまいかねない。
――不幸中の幸いというか、今現在、こちらを見れる位置に人影は無いのだが。
だからといって、やっていいことと悪いことがある。
「はぁああああっ――先生っ――あっ!! ああっ!! ああっ!! あぁあああっ!!」
イーファの喘ぎが大きくなっていく。
まるで絶頂を迎えるかのように――――いや、“まるで”ではなく、実際そうなのだろう。
ヴィルは何をするでもなく、少女が高まる様子を見守っていた。
「ああっ!! あっあっあっあっあっ!!
い、くっ――――イクっ!! あぁぁぁああああああああっ!!!!?」
ガクッガクッと彼女の身体が痙攣を始める。
それと同時に、ヴィルの足へ暖かい感覚が広がった。
イーファの股間から噴き出た“液体”が、ズボンを濡らしているのだ。
(イ――イッた、のか?)
そうとしか考えられなかった。
女生徒イーファは、体操着姿でヴィルの足に股を擦り付け――そのまま絶頂を迎えた。
事実を羅列しているというのに、まるで現実感が無い。
「はーっ…はーっ…はーっ…はーっ…」
荒く息を突き、胸を上下させる少女。
その姿もまた、ヴィルの欲情を掻き立てるものであったが、何とか堪える。
「あー……イーファ。
君は、その、疲れているんだ。
本日の講義はこれで終了とする。
部屋に帰って、ゆっくり休憩するように」
少し唇を震わせて、そう告げた。
その言葉が聞こえたのかどうかは分からないが、イーファはのろのろと立ち上がり――
宣言の通り、今日は解散となった。
自室への廊下を、ヴィルは早足で移動している。
(――どうなっているんだ、今日のイーファは!)
厳しく指導し過ぎたのだろうか?
過剰なストレスが、少女をあのような“奇行”に走らせたとか。
(だとしたら、俺のせいか)
反省せねばならない。
明日からの講義内容も、この点を踏まえて修正する必要があるだろう。
だが今はそれどころではなく。
(早く、エルミアに会いたい――!)
イーファの“痴態”で、ヴィルの我慢はもう限界だった。
今すぐにでも、エルミアを抱きたい。
この滾りの全てを、彼女にぶつけたい。
そうしなければ、狂ってしまいそうだ。
(――着いたっ)
部屋の前に到着するなり、ヴィルは素早く扉を開けて中に入る。
そこにはいつも通り、制服を着た少女の姿が。
辛抱堪らず、ヴィルはその子に抱き着く。
「――きゃっ!?」
「――ん?」
だが返ってきたのは、いつもと違う反応。
それもそのはず。
何故気が付かなかったのか――その少女は、エルミアでは無く。
「い、イーファ!?」
「せ、先生?」
つい先刻までヴィルの講義を受けていた女生徒。
赤毛の髪と豊満なスタイルが特徴的な、イーファ・カシジャスがそこに居たのだ。
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