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第11話 本当はエッチな冒険者生活
⑤ 宿屋の夜(H)※
しおりを挟む「あら、おかえりなさい、ヴィル」
「ただいま――って、居たのか、エルミア」
部屋に帰って早々、銀髪の性女から声をかけられた。
「アタシも居ますよー」
別方からも声。
イーファも一緒のようだ。
2人共、仕事を終えてからヴィルの部屋で待っていてくれたらしい。
「冒険者の登録、上手くいったの?」
「ああ、つつがなく済んで――ってぇ!?」
何気なく会話を続けたのだが、気づいてしまった。
彼女達の“格好”に。
「ど、どうしたんだ、その服装?」
「ああ、コレ?
ヴィルが冒険者になるっていうから、せっかくだし私達も形だけ入っておこうって思ったの」
「か、形だけ?」
だから、こんな格好なのか。
だからってこんな格好になるのか?
「…………」
改めて、ヴィルは2人を見やる。
まあ、イーファはいい。
彼女の服装はいつも通りだ。
動きやすいインナーに薄手のドレスを纏った衣装で、武闘家の装備をモチーフにしたという。
“魔女”がする格好では無いが、イーファの能力は大分特殊――というか尖っているため、理にかなった服装ではあるのだ。
身体のラインが出やすくはあるものの、特別目くじら立てる程ではないと思う。
だいたい、巨乳・巨尻なイーファにかかれば、大抵の服は色気を醸すように見えることだろう。
問題なのは、エルミアの方。
白を基調としたいつもの聖女用修道服に似ているが、構造が少し、いや大分違う。
(なんというか――なんだ?)
動揺して形容する言葉がどうも思い浮かばない。
敢えて言うなら、そう、全身タイツを着用した上から貫頭衣を羽織っている。
但し、“貫頭衣”とはかなりオブラートに包んだ言い方だ。
極端な言い方だが、縦長の布の真ん中に穴をあけて、そこへ頭を突っ込んでいる、の方が正しいかもしれない。
まあ、意匠自体はしっかりとしているのだが。
で、結局のところ、何がまずいのかと言えば。
「……横から色々と見えてる」
エルミアが今着ている貫頭衣、身体の側面をまるで覆っていない。
或いは、肩口まで思い切りスリットが入っている、という表現の方が分かりやすいだろうか。
要するに、角度次第で彼女の肢体が覗き放題なのだ。
少女の胸にある美しい半球が、しっかりと確認できてしまう。
「タイツもやたら薄いし……」
もし厚手のタイツを着ていたのであれば――それでもエルミアのスタイルの良さを鑑みれば相当煽情的だが――まだなんとかなったかもしれない。
だが今彼女が着ているタイツは極薄生地。
身体のラインが出ているばかりか、肌の色まで少し透けて見えている。
きっと、胸の突起や股の割れ目まで覗けてしまうはずだ。
「……下着も付けてないのか」
「いっそ、着てた方が危ない気もしますけどねー」
ヴィルの呟きに、イーファがあっけらかんと答えた。
確かに、ブラジャーやショーツが丸見えの方が危険度高い、かもしれない。
どっちもどっちか。
「なんだってそんな服を……?」
「失礼ね。これが聖女の正装だったのよ、昔は」
「そんな馬鹿な!?」
エルミアの発した信じられない答えに声を荒げてしまう。
「いえいえ、それが本当なんですよ、先生」
「マジで!?」
イーファも肯定してきた。
「流石にもっと大人しいデザインでしたし、今ではそんな装備する人そうそういないですけど」
「……そうなのか」
どうやら真実のようだ。
こんな格好された聖女と一緒に旅をしていたとは、当時の勇者は羨まし――もとい、なかなか心休まらない生活を強いられていたことだろう。
「でもねヴィル。
イーファだって実はすごい格好してるのよ?」
「エルミアさん!?」
徐に、聖女は魔女のスカートを捲り上げた。
イーファはスパッツを履いているため、それ自体然程問題は無い(いや、あるか)筈だが――
「ほら、イーファも下着履いてないから、生地越しにマンスジ丸わかりじゃない♪」
「え、その、パンティ履いてるとラインが見えちゃうって言ったの、エルミアさんですよね……?」
――エルミアの指摘通り、その股間部には“筋”が浮き出ている。
聖女の格好に比べればささやかなものだが、雄を掻き立てるフェティシズムがそこにあった。
「……ふむ」
静かに頷いて、静かな表情のままヴィルは2人に近寄る。
もう、限界だ。
「さ、ヴィル。
今夜はナニをして――――あひぃぃいいいいいいい!!?」
唐突にエルミアが悶絶した。
理由は簡単、自分が彼女の乳首を捻ったからだ。
先述の通り、彼女の服は側面ががら空きなため、手を突っ込むのに一切の不自由が無かった。
「せ、先生!? 急にどうしたんで―――んうぅうううううううう!!?」
今度はイーファが嬌声をあげる。
スパッツの生地の上から、彼女の陰核を抓んでやったのだ。
「ちょっ!? ヴぃ、ヴィル!? いきなりすぎ――んひぁあああああああっ!!!?」
「ダメっ!! ダメですっ!! そこ、つねっちゃ――あぁぁああああああああああっ!!!!?」
乱暴に胸を揉みしだきながら、乳首とクリトリスを摘まむ指へさらに力を入れる。
ほとんど悲鳴に近い声を聴いても、手を緩めない。
今日一日で溜まりに溜まった性欲が爆発したのだ。
最早理性による歯止めなど効かない。
こうなっては、この2人で発散する以外に鎮める手立てはない。
「あっあっあっ、おっぱいっ、あっあっ、すご、あっ、つよいっ、あっあっ、あぁああああああっ!!!」
「あっ!! あっ!! ダメですっ!! ダメなのに!! あっ!! おひっ!! あ”っ!! イグっ!! イグぅっ!!」
二者二様に喘ぐが、イーファの方は既に限界が近そうだった。
膝がガクガクと震え、目の焦点がずれてきている。
ヴィルがさらに彼女の陰核と抓り上げると――
「あ”っ!! あ”っ!! あ”っ!! あ”あ”あ”ぁぁっぁあああああああっ!!!!!」
――あっさりと、イーファは陥落した。
脚から力が抜け、その場にヘタレ込む。
潮を吹いたのか失禁したのか、スパッツを履いた股間に“染み”が広がっていった。
「エルミア」
そんなイーファは一旦置き、ターゲットを聖女に絞る。
声をかけられた少女は、しかしまだこちらの意図を理解してはいないようで、
「ヴぃ、ヴィル? なんだか今日は、積極的、ね……?」
「そうだな」
おずおずとこちらを見返してくる彼女の胸元を、強引に開けた。
貫頭衣が裂け、中からは丸い双丘が、タイツに覆われたおっぱいが、プルンッと顔を覗かせた。
間髪入れず、それに吸い付く。
「あっ――あ、あ、あ、あ、あっ――そんなに、シタかったの?――あ、あ、あんっ♪」
打って変わって、甘い息を吐くエルミア。
柔らかい胸の先端はコリコリと固まっており、その突起物を舌の上で転がしていく。
タイツの質感が、舌に優しい。
「はっ、あっ、あっ、あっ、気持ち、い、いい、ああぁぁぁぁんっ」
うっとりと喘ぐ彼女だが――
「あ、あ、あ――はひぃいいいいいっ!!!?」
――そこに“歯を立てる”と、先程同様の苦悶に変わる。
「やっ! あっ! あっ! 乳首、ちぎれちゃうっ!! ちぎれちゃうのっ!!」
ビクビクと肢体を震わせるが、それでも彼女は逃げようとはしない。
ヴィルから離れようとするどころか、逆にこちらの頭を抱きしめてくる。
彼女のおっぱいが顔全体に押し付けられた。
スベスベとしたタイツ生地と、その中に詰まった弾力ある柔肉による圧迫が、とてつもなく心地よかった。
一方で、
「あっあっあっあっあっ!! いた、いたいっ!! いたいのにっ!! ああっあっあっあっああ!! か、感じちゃうっ!!!
あぁぁああああああああああああっ!!!?」
エルミアは感に入った声で喘ぐ。
きっと、このまま乳首を噛み千切ったとしても彼女は受け入れるだろう。
――流石に、そんなことはしないが。
「あぁあああああ――――ん、んぅ……?」
胸から口を離したところで、少女の声が止まった。
「ヴィル―――きゃっ!?」
再び自分へ話しかけてくるが、それには答えず。
代わりに、貫頭衣を捲りあげ、下半身を露わにする。
思った通り、タイツは透けに透け、秘部の形がくっきりと分かる有様だ。
股間からトロトロと愛液が流れ落ち、生地が濡れて張り付いているのも、それを助長している。
「もう、我慢できないのね? それじゃ――」
こちらを受け入れるため、エルミアはタイツを脱ごうとしたが、そんなものは待ってられない。
「――え?」
ヴィルは己のイチモツを取り出すと、両手で聖女の腰を抱きかかえ、
「まさか、え、嘘でしょ――?」
そのガチガチに勃起した愚息を目掛け、聖女の股を振り下ろした。
「――おひぁあああああああああああああああああっ!!!!!!!?」
狙いは一切過たず。
青年の肉棒は聖女の膣へ、タイツの生地ごと捻じ込まれた。
「嘘ッ!? 嘘ぉッ!!? 入っちゃった!? タイツ着てたのに、おちんぽ入っちゃったのぉっ!!?」
珍しく、聖女が驚きの声を上げた。
正直、ヴィルも驚いている。
自分の性器でこんなことができるとは――理性が飛んでいるからこそ、だろう。
そもそも正気だったならば、タイツの上から突き挿そうとは思わない。
(だが――これはこれで、堪らない――!!)
生地は未だヴィルのイチモツを覆っている。
余程伸縮性のある素材を使っているのか。
そのおかげで彼は、膣による締め付けとタイツのつるつるとした触感を同時に味わっていた。
これまで生きてきて感じたことのない刺激だ。
(これで動いたら――どうなる!?)
その欲求に抗う術を、今のヴィルは持っていない。
欲望のまま、青年は腰を動かし始める。
「おほぉおおおおおおっ!!? 何これっ!? 何これっ!? 動くの!? 動けちゃうの!!?」
エルミアもまた、流石にこんな経験は無いようで、新鮮な感覚に戸惑っている様子だ。
しかしピストン運動を始めると――
「あっ! あっ! あっ! あっ! ヴィルのおちんぽにっ! タイツが被さってっ!! あっ! あっ! こ、これ、凄いっ!!?」
――すぐに順応してきた。
ぐっちょぐっちょと音を立てて突き込まれる肉棒を、恍惚の表情で受け入れる。
流石は性女。
(まあエルミアだからなぁ。
……それはそれとして、この、感触、は!!)
普段、ヒダが絡まるのとは異なる。
愛液によってぐちょぐちょになった生地に包まれながら、膣肉で扱かれるこの味わい。
それは、蓄積された性欲を満足させるに十分な逸品であった。
「――もっと。もっとだ!!」
さらに堪能すべく、ヴィルは腰を激しく動かした。
男女の下半身がぶつかり合い、パン、パン、と湿度も帯びた打音が部屋に響く。
同時に、腕でエルミアの肢体そのものも上下に振り始め、
「お”っ!! お”っ!! お”っ!! お”っ!! お”っ!!
ヴィルの、が、はげし、くっ!! お”っ!! お”っ!! お”っ!! 私、の、子宮、突い、て、るっ!? お”っ!! お”っ!! お”っ!!」
喉が裂けそうな程の嬌声。
聖女は完全に為すがままだ。
最も、ヴィルに抱えられたこの体勢では、彼女が自発的に行える行動などたかが知れているのだが。
エルミアの肢体はゆさゆさとゆすぶられると同時に、弾力のある胸もまたプルンプルンと揺れる。
その光景は、青年をさらに興奮させた。
「お”っ!! お”っ!! お”っ!! おちんぽがっ!! お”っ!! お”っ!! お”っ!! お腹、叩いてるっ!! お”っ!! お”っ!!」
みっともなく涎や涙を流しながら、彼女は乱れた。
膣も呼応するように、肉棒を搾ってくる。
熱く、強い絞め付けは、この時間を永遠と続けたいという欲求をヴィルに抱かせた。
しかし、このままで終わらせる訳にはいかない。
ただ膣内に挿入しただけでは、彼の支配欲は満たされないのだ。
(――このタイツの伸びなら、いける!)
幸い、これまでの行為で彼女の子宮は十分下がってきている。
膣口からは愛液が止めどなく溢れ出ており、彼女の方も準備は十分と見える。
ヴィルは自分の腰の位置と相手の股の位置を調整し、“狙い”を定め。
思い切り、“ソコ”を目指して股間を突き入れた。
「ぐひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!?!!!?」
今日一番の雄叫び。
エルミアの子宮内へ、タイツ付きの肉棒が到達した瞬間である。
「あ”っ!? がっ!? あ”っ!? あ”っ!? あ”っ!?
し、子宮にっ、一番、奥にっ!! き、来ちゃっ――あ”、あ”、あ”、あ”、あ”、あ”、あ”、あ”っ」
子宮の中でさらにピストンを続ける。
子宮口が愚息のカリに当たり、その刺激がヴィルを昂らせていく。
「あ”、あ”、あ”、タイツ、破け、ないっ!? なんで、破け、ない、のっ!?
あ”、あ”、あ”、あ”、あ”、あ”っ!!」
「確かに丈夫だな、このタイツ」
聖女の正装だという触れ込みは、こんなところで実証されてしまった。
これだけ突き込んでも損傷しない辺り、相当に強靭な素材で作られているのだろう。
どうでもいいところで感心してしまうヴィルである。
それはそれとして、腰の運動は止めないのだが。
「い”、い”、い”、い”、い”、い”っ!!?
ヴぃ、ヴィル、もう、私、イクっ!! あ”、あ”、あ”、あ”、あ”っ!! イク、からっ!!」
「ああ、俺もだ」
「い”、い”、一緒、にっ、あ”、あ”、あ”、一緒に、イキ、ましょっ!!
あ”、あ”、あ”、あ”、あ”、も、もうっ、あ”、あ”、あ”、あ”、あ”っ!!!」
「そうだな。
だがその前に、最後の仕上げかな」
「あ”、あ”、あ”、あ”、最後、の、仕上げ――!?」
そこで、エルミアの表情がぎょっとしたものに変わる。
「ヴィル? まさかそれって、アレのことでは――あ”、あ”、あ”、あ”、あ”、あ”っ!?
こんな状態でアレをされたら、私――あ”、あ”、あ”、あ”っ――こ、壊れ、壊れて、しまいますっ!!
ま、待って下さい、一度、止まって――!?」
「いや、もう止まらない」
というより、最初から止まるつもりは微塵も無かった。
聖女の口調が変わったことから、割と本気で怯えているのが伝わってくる、が。
ここまで“ヤりきる”ことを心に決めていたのだ。
――ヴィルは、全身の力を込めて、エルミアの胎内へ“震撃”を解き放つ。
「あびゃぁあああああああああああああああああああああっ!!!!?!!!!!?」
聖女のものとは――いや、人のものとは思えぬ絶叫。
「お”ぅっ!!? お”ぅっ!!? お”ぅっ!!? お”ぅっ!!? お”ぅっ!!?
し、子宮がぁっ!!! ふ、震えてぇっ!!!?
壊れっ!! 壊れるっ!! 壊れますっ!!! お”お”ぼぁああああああああああああああああっ!!!!!」
壊れるのは子宮なのか、それとも彼女の精神なのか。
おそらく、その両方だろう。
「大丈夫だ、どんなになっても、俺はお前から離れない」
激しく痙攣を起こす少女の肢体をぎゅっと抱き締める。
それはつまり、どれだけもがいても彼女は逃げられない、ということ。
「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”っ!!!!!」
喉が張り裂けんばかりに叫んでいた。
超振動で内臓を震えさせているのだから、当たり前か。
「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”っ!!!!!」
“震撃”の影響はヴィルにも出る。
当然の話だが、これだけ肉棒を酷使すれば、股間が被る刺激も馬鹿にならない。
青年にもまた、限界が刻々と近づき――
――ブツッ
唐突に、何かが破ける音がした。
一瞬、エルミアの“致命的な何か”をとうとう壊してしまったのかと焦るが、違った。
壊れたのは、タイツだ。
いかに丈夫であろうと、“震撃”の耐えきる程の代物ではなかったらしい。
イチモツから“覆い”が剥がされ、“生”の感触が襲いかかる。
これまで幾度も味わった感覚だが、今日のソレは実に新鮮で、鮮烈だった。
その“衝撃”は、ヴィルを一瞬で絶頂へ到達させるものであり――
「――出すぞ、エルミア!!」
「んがぁあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”っ!!!!!!」
たっぷりと。
一日で溜めに溜めた精液を、聖女の子宮内へ直接流し込む。
ビュルビュルと、音すら聞こえそうな勢いで射精する。
「がっ!! あ”っ!! あ”っ!! あ”っ!! あ”っ!!」
エルミアはと言えば、自身へ注がれる精子を、白目を剥いたまま迎え入れていた。
顔の穴という穴から液体を垂れ流し、完全に気を逸している。
身体からも力は消え去り、ヴィルが支えなければその場に倒れることだろう。
「……よっと」
出すモノを出し終えたヴィルは、一旦彼女から離れ、その身体をそっと床に置く。
イチモツが引き抜かれた膣穴からは精液と愛液が入り混じった“汁”がドロドロ流れ落ちた。
それだけではなく、黄色い液体――小水も、股間からジョロジョロと零れ落ちる。
「―――――あ”っ」
“汁”の流出が終わったところで、エルミアはその動きを完全に止める。
……一応安否確認したところ、別段生命活動に異常はなかった。
単に気絶しただけだ。
「……ふぅ」
一仕事(?)ヤり終え、ヴィルは額の汗をぬぐい――あることに気付く。
股間が、まだ勃起していた。
あれだけエルミアとまぐわったというのに、自身の性欲はまだ尽きていなかったらしい。
「わ、我ながら恐ろしい」
どれだけ欲求不満が溜まっていたというのか。
発情期の雄犬だってもっと分別あるだろうに。
「ま、まあ、なってしまったものは仕方がない」
どうにか鎮めねばならない。
しかし――
「さて、どうしたものか」
――頭を捻る。
エルミアはしばらく無理だ。
今抱いたところで、何の反応も起こせはしないだろう。
それ位には衰弱している。
治癒魔法を使えばなんとでもなるが……恋人をそこまで酷使するのは、性的欲求を持て余したヴィルでも気が引けた。
なんとは無しに部屋を見渡すと、
「あ」
「あ」
赤毛の少女と目があう。
ずっとこちらを見物していたのだろう、イーファはちょうど自慰の真っ最中。
股を大きく広げ、指で敏感な場所を擦っていた。
「え、えーと、その……先生?」
「イーファ――」
オナニーを中断し、伺うような視線でこちらを見てくる少女へ、ヴィルは厳かに宣言する。
「――次はお前だ」
「やっぱり!?」
自分で慰めていたため、彼女の恥部は既に十分湿っている。
これ幸いと、青年は少女に覆い被さり――
「あひぃいいいいいいいいいいいいいいいっ!!!!?」
――部屋に新たな嬌声が響いた。
その後。
部屋に響く喘ぎ声は交互に入れ替わり――夜が大分更けても、その声は途切れなかったという。
冒険者生活一日目 終了
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