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第11話 本当はエッチな冒険者生活

② 冒険者になりました

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 ギルドの門をくぐって数十分。

「はぁい、登録完了ー」

「へ、もう?」

 簡単な手続きと質疑応答で冒険者になれてしまった。
 様々な審査が課されるものと身構えていたのだが、拍子抜けしてしまう程の手軽さだ。

「アハハ、驚いた?」

 そんなこちらの心情を察したのか、受付嬢が笑いかけてきた。
 茶色の髪をボブカットに整えた、人懐こい雰囲気を振り撒く女性だ。
 可愛らしい顔立ちで言動も若々しいが、年齢はエルミアより数個上に見える。

「多いんだよねー、君みたいな反応する人。
 冒険者になるために、凄い鍛錬してきた人とか、猛勉強してきた人とか。
 早とちりして、ここで剣技とか披露する人もいたり。
 そういう人達に登録の仕方を教えると、だいたい君のような顔します」

「そりゃあ、まあそうだろう。
 冒険者は様々な活動に従事するのだから、それ相応の試験があって然るべきなのではないか?」

「最初からアレコレ色んな依頼なんて受けられないよ?
 駆け出しの冒険者に紹介するのは簡単な依頼だけです。
 誰でもできそうで、ついでに失敗しても本人以外に・・・・・被害は出ないような、簡単な依頼」

「……そういうことか」

 合点がいった。
 冒険者ギルドは幅広く人材を集め、その中で抜きんでた者だけを重用する方針のようだ。

「ということは、冒険者になってもギルドから大した援助は受けられない?」

「まあねー。
 低ランクの冒険者へはギルド側からの干渉はほとんどありません。
 依頼の仲介と、最低限の身分保障だけ」

「ふむふむ」

「その代わり、“難しい”依頼を受けられる程ちゃんと実績積んだ人には色々特典がつくよ?
 アイテムもちょこちょこ割引になるし、一般には立ち入り禁止になっているエリアにも入れるようになったり。
 本人が望めば、きちんとした・・・・・・就職先を斡旋したりも」

「なるほどな」

 とにもかくにも、実力次第ということか。
 ヴィル的に好みなシステムである。
 受付嬢はコロコロ笑いながらこちらを覗き込み、

「登録の時、渡した木製のメダルがあるでしょ?
 あれは冒険者であることの証明証であると同時に、その人のランクも表してるの。
 最初は鉄。
 そっから銅、銀、金、白金って順に上がってく感じ。
 あ、だからメダルは無くさないようにしてね。
 再発行はできるけど、場合によってはランク下げられちゃうことあるから」

 余談だが、“王国”は鉄の産出量が多く、冶金技術の発達にも力を入れていることから、鉄より銅の方が価値が高いそうである。
 いや本当に余談以外の何物でもない話だが。

「了解した。
 それと、依頼はどうやって受けるんだ?」

「そっちの掲示板に張り出されているから、ランクに見合ったのを選んで受付に申告して。
 あ、報酬を依頼人から直接受け取るのも厳禁だからね? ちゃんとギルドを通すこと」

「分かった」

「それと、依頼はパーティーを組んで臨んだ方がいいよ。
 まあ、鉄クラスの依頼は一人でもできる奴が多いけど、早めに信頼できる仲間を見つけておいた方が将来的には有利だからね。
 仲間募集用の掲示板があるからそれを利用してもいいし、自分で交渉してもいいし」

「ほうほう」

 凡その説明はそれで終わったようだ。
 ヴィルは最後に受付嬢へ一礼してから、その場を立ち去る。

(しかし――立場・・を知られたからにはもっと仰々しく迎えられると思っていたが、普通に接してくれたな)

 そういうところも含めて“上”からの指示なのか、或いはこの受付嬢がそんな気質の持ち主なのか。
 どちらにせよ、有難い事である。
 あれこれ身構えられると窮屈で仕方が無いのだ――そう考えることは、傲慢と蔑まれるかもしれないが。

 ともあれ、これなら気兼ねなく一時の冒険者ライフを堪能できそうだと、若干心躍らせてヴィルは依頼が張り付けてあるという掲示板へと向かった。






 その一方。

「……あの人、近い将来間違いなく上級ランクの冒険者になるね、うん」

 受付嬢のニーナは、今さっき立ち去った青年の後ろ姿を追いながら、そう呟いた。

(達人なオーラをビンビン発してたもんねぇ。
 佇まいも隙が無い感じだったし――田舎の方で武術を学んでいたと見た!
 あと受け答えから結構教養がありそうな感じだったのも高ポイント……!)

 さらに心の中で台詞を続ける。
 彼女は冒険者ギルド受付として幾人もの冒険者志願な人々を見てきたが、今の青年はその中でも飛び切り逸材だった。
 志願すれば誰もが冒険者になれる昨今、律儀に不必要な・・・・紹介状・・・まで用意してきたところも好感が持てる。

(顔もいい感じにイケメンだったし――目つきが鋭すぎるのがちょい気になるけど。
 今のうちに唾つけとこうかな?)

 絶賛、花の独身である。
 仕事柄出会いに恵まれてはいるものの、巡りが悪くなかなか“そういう仲”に発展することが無かったのだ。

(冒険者は冒険者同士でくっつくことが多くてねぇ。
 彼を狙うなら、今度はガンガンアタックかけてかなきゃ)

 過去の失敗を思い返し、戦略を練る。
 こういうのはスピード勝負だ。
 男が他の女の子に目移りするより先に、心を射止める必要がある。
 既成事実を作っても良い。

(……とはいえ)

 そこで、意識がふと現実に返った。
 “ギルド長”に命じられたことを想いだし、げんなりした気分になる。
 人目も気にせず、大きくため息を吐く。

(“帝国”のお偉い様に接待しろって?
 何それ? 受付がやる仕事ですか?)

 何でもお隣の国から重鎮がお忍びで来訪したそうだ。
 しかも、余興として冒険者の真似事までご所望らしい。
 ニーナはその男が気分良く・・・・滞在できるよう取り計らうことを、ギルドの長から命じられていた。

(女好きが高じて国を出奔した将軍でしょ。
 どうせ、髭面の親父か禿げ面の親父か、その両方の可能性も……!!
 あーやだやだ、相手したくない相手したくない!)

 最悪、一夜を共にすることも想定される。
 穢れてしまうだの嘆く身の上でもないが、だからといって嫌悪感が湧かない筈も無い。
 相手の身分が身分なだけに、相応以上の報酬ボーナスが約束されているものの――

(だったら、そういうアレに抵抗ない子を選んでよ!
 なんでわたしがやんなくちゃいけないの!
 いや確かに目が飛び出る程の金額見せられちゃったけど!)

 選別理由は、このギルドで働いている女性の中で一番見た目が良い+独身なので“ナニか”があっても大丈夫、という喜んでいいのかどうか微妙なものだった。
 しかし、他国のVIP絡みとなれば断るのも難しい。
 場合によっては今後の生活に大きな影響が出る。
 あとはまあ――お金の誘惑がなかなか跳ね除け難いものであったことも確かだ。

(……ふー、涙が出そう)

 再度大きなため息。
 最終的に引き受けてしまった自分が悪いとはいえ、そう簡単に心の整理は付けられない。
 どうにか迷いを振り払うように大きく背伸びをしてから。

「ま、一時の我慢だよ、我慢!
 ボーナス出たら豪遊しよー!」

 パンパンっと頬を叩いて覚悟を決める。

「さぁて、将軍様はいつ来るかな?
 そろそろって話だけど――」

 ――ちなみに。
 青年から渡された“紹介状”は必要が無いので・・・・・・・適当に引き出しへ仕舞い込んでいた。
 その中身が開かれるのは、当分先のこととなる。

 そんな訳で、ニーナは気合いを入れた顔のまま、来ることは無い“将軍”を待ち続けるのであった。
 ……実は割とぽんこつな子である。






 そのような事情が展開しているとは露も知らず、ヴィルは依頼掲示板を眺めていた。

「……溝掃除にネズミ退治、薬草採取にイノシシ狩りか。
 流石は駆け出しに渡す依頼だ、凄いラインナップだな」

 確かに初心者にうってつけの内容だ――狂暴な野生動物は下手な魔物より危険なこともあるので一概には言えないが。
 ともあれ、大分初心者からかけ離れた実力を持つ彼にとっては少々退屈な代物でもある。

(1週間これだけをやり続けるというのもなぁ)

 なんというか、新鮮味が無い。
 できれば冒険者ならではの依頼というのを体験してみたいのだが、弱い魔物を討伐するものですら銅クラスが必要という有様。
 “上”に再度便宜を図って貰えばどうとでもなるのだろうけれど、流石にそう何度も頼るのは気が引ける。

「……とりあえず、ここに貼ってある依頼を全部片づけてみるか。
 ひょっとするとすぐに銅クラスへ上がれるかもしれない」

 無論、一日で終わらせるつもりだ。
 無茶苦茶な選択だが、実行するだけのポテンシャルがヴィルにはある。
 もっともそんなことをすれば他の鉄クラス冒険者達の受ける依頼が無くなりかねないが――

(薬草採取とか、途絶えようのない依頼もあるから大丈夫だろう)

 ――そんな理論武装をしてしまった。
 彼は本気だ。
 残念ながら止める人は周りに居ない。
 早速やってみるかと、受付へ戻ろうとしたところで、

「なあ、アンタ!」

「む?」

 後ろから声をかけられた。
 振り返れば、そこには一人の男性が――

(ん? いや、女性か?)

 ――性別が判断しにくい、中性的な顔立ちの人物が居た。
 短めに切られたセミショートの金髪が印象的。

「俺に何か用だろうか?」

「ああそうさ、アンタに用があるのさ」

 その青年――便宜上、こう呼ばせて貰う――は、なんとも快活な笑みを浮かべて首肯した。

「アンタ、ついさっき登録を済ませたペーペー・・・・だろ。
 だが腕に自信あるせいで鉄の依頼じゃ満足できない――違うか?」

「……まあ、そうだ」

 改めて他人から指摘されると、己の傲慢さが浮き彫りになったように感じてなんとも気恥ずかしい。
 ヴィルは軽く頭を下げると、

「いや、すまない。
 少々気が逸っていたようだ。
 こんなことに不満を抱くようでは、この先思いやられるな」

「いいさいいさ、アンタが凄腕の剣士だってーのは佇まいだけでよく分かるさ。
 別にオレ様はアンタを咎めようと思って声かけた訳じゃない」

(……オレ様?)

 なんだか凄い一人称を使う人だった。
 なおのこと性別が行方不明だ。
 改めて見れば顔は実に整っており身体付きも華奢なのだが、背は高いし雰囲気も男らしい頼もしさがある。
 それと胸もなだらかで――いや、流石にこれは性別がどちらであっても失礼極まりないので、言及はよそう。

「実はオレ様のパーティーメンバーに一人体調崩した奴がいてな」

 青年は言葉を続ける。

「仲間が欠けてる状態じゃ依頼を受けるのは心もとないんだが――間が悪いことにちょうど金欠でさ。
 その間何の仕事もしないって訳にもいかないんだ。
 だから、補充要員を探していたって訳さ」

「ほう――つまり俺は君のお眼鏡に叶ったと?
 しかしいいのか、初対面の相手をそう簡単に勧誘して」

 実力も人柄も分かっていない人間を簡単に誘うものだろうか。
 そんな疑問をぶつけたのだが、青年は自身ありげな表情を崩すことは無く。

「これでも人を見る目はあるつもりさ。
 気付いてないのか? この今ギルドに居る腕利きの冒険者連中、さっきからずっとアンタを興味津々に見定めてるんだぜ?」

「むむ」

 自分に視線が集まっていることに一応自覚はあった。
 単に新人に対する興味だとばかり思っていたが。

「そもそも、最初パーティーを組むときは誰だって初対面同士なんだからな。
 気にしたって仕方ない」

「……それもそうか」

 気にし過ぎては、冒険者などやっていられない、ということだろう。

「で、どうする?
 オレ様は銀の冒険者だ、アンタが求めてる依頼を提供できると思うぜ。
 互いにメリットのある話じゃないか?」

「ふむ」

 正直、願ったりかなったりな提案だった。
 都合が良すぎて裏を疑ってしまうくらいに。

「幾つか質問がある。
 まず、知っての通り俺は鉄クラスな訳だが、銀の君とパーティーを組んでも問題ないのか?」

「それは問題ない。
 受けられる依頼は、メンバーで一番高いランクを基準にするんだ。
 極端な話、金クラスが一人で他は鉄のパーティーでも、金専用の依頼が受けられるのさ。
 ま、金クラスまで上がれる人間がそんな判断することは無いだろうけどな」

「そうだったのか」

 こういうところにも、パーティーを組むメリットが存在したらしい。

「二つ目の質問。
 その欠員メンバーが戻って来たら、俺の扱いはどうなる?」

「あー、そこはアンタの働き次第だ。
 碌に役に立たなきゃ抜けて貰うし、動きが良けりゃこっちから正式なパーティー入りを頼むさ。
 逆にそっちの都合が悪くなったらいつ抜けてくれても構わない。
 一言相談は欲しいけどさ」

 あくまで臨時のバイトということのようだ。
 これは有難い。
 期間限定の冒険者なので、長期間拘束されると困ってしまう。

「最後の質問。
 君の名前は?」

「それが出るってことは承諾したってことだな?
 オレ様はクリスさ。アンタは?」

「ヴィルだ。
 どの程度の付き合いになるかは分からないが、しばらく厄介になる」

 言って、軽く握手を交わす。
 クリスは満足げに微笑むと、

「詳しいところは明日打合せしようか。
 今日はこっちのメンバーもオレ様しか来てないしさ。
 それに――そっちにだって準備は必要だろ?」

「ん?」

「まさかそんな格好・・・・・で冒険に出るつもりじゃないだろ、てことさ」

「あー……」

 言われてみれば、ヴィルの装備は完全に旅人仕様。
 鎧の一つもつけてはいない。

「なんなら、いい店紹介してやるけど」

「お言葉に甘えさせて貰おう――まだ王都に来て間が無くてな。
 ついでに、冒険に必要なアイテムの類も教えてくれると助かる」

「構わないさ。
 そんじゃ、この後ちょっと店巡りでもするか?
 ただ、資金の方はそっちでなんとかしてくれよ。
 言っただろ、金欠だってさ」

「ああ、大丈夫だ」

 そんな風に会話を締めくくると、ヴィルとクリスは冒険者ギルドを後にするのだった。






 2人が立ち去ってから少しして。

「どこ? ねぇ? どこ?
 将軍様、いったいどこにいるの?」

「冒険者ギルドに向かったという話でしたが――どこにもおられませんねぇ」

「ひょっとして、入れ違いになったのでは?」

 ギルドの館内をあたふたした様子で周る女性達が居たのだが、それはヴィルの与り知らぬことである。



 『ドキッ! お色気まみれなヴィルの冒険者生活! パコパコもあるよ!』計画は、早くも暗礁に乗り上げかけていた……!!

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