社畜冒険者の異世界変態記

ぐうたら怪人Z

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第二十六話 久々の我が家

① 山無し、オチ無し、意味無し

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 私は長い廊下を歩く。
 物静かな建物の中、私の足音だけが響く。

 目の前には、大きな門。
 その横には守衛の男性が立っている。

 私は、彼へと頭を下げた。

「――お世話になりました」

「もう、こんなところ来るんじゃないぞ」

 いかつい顔の守衛さんは、ややぎこちない笑みを浮かべてくれた。
 重い門が、彼の手によって開けられる。
 鉄格子が開ききる音を聞き終わってから、私は門をくぐった。

 ――建物の外で待っていたのは、見知った顔ぶれ。
 今日、私が外に出るということを、皆覚えていてくれたようだ。
 集まった人々の一人、黒髪を短く整えた美女――美咲さんが、数歩私に近寄ってくる。
 そして、厳かな声で労いの言葉をくれた。

「勤めご苦労だったな」

「――ふぅ。
 娑婆の空気は美味いですね」

「……いや。
 これ退院するときにするやり取りじゃないだろ」

 とりあえず、突っ込んでくれたのは陽葵さんだった。






 私を含めた五人が、ウィンガストの街を歩いていた。
 目的地は私の家。
 なお、陽葵さんとリアさんは昨日既に退院している。

「……ていうか、何だったの、今の?」

「はっはっは、お気になさらず」

「少しやってみたかっただけだ」

 リアさんの疑問に、私と美咲さんがそれぞれ答えた。
 この街の病院、構造がちょっとアレに似ていたので、出所ごっこをしてみたのである。
 守衛さんも案外ノリよく付き合ってくれた。
 なお、発案者は美咲さんだ。

「しかし、美咲さんがこういうことをしようとするとは意外でした」

「ああ、いい予行練習になると思ってな」

「え、予行?」

 どういうことですか?

「だってお前、その内刑務所入りするだろう?
 強姦か何かで」

「しませんよ!?」

 ショックである。
 人を何だと思っているのだ。
 そんな、犯罪者予備軍みたいに私のことを見ていただなんて。

「――あ、そっか」
「――そう、だよな」
「――わ、私は、そうなってもクロダさんを待ち続けますから!」

 おっと?
 どうやら皆さん、同じ意見のようで。

 いや、やりませんよ?
 やっていませんからね?
 どんなに弁解しても納得してくれそうにないから口に出さないけれども。

 落ち込む私をよそに、美咲さんが口を開いた。

「まあ、未来のことは置いておいて、だ。
 この状況に、一言物申したいことがある」

「あら、キョウヤ様もですか。
 実は、私もなんです」

 応じたのは、ローラさんだ。
 美咲さんは彼女の方をジロっと見て、

「――いつまで、君達は付いてくるのだろう?」

「もう面会の用事は済んだのですから、お帰りになられたらどうですか?
 お忙しい立場なのでしょう?」

 バチッという火花が散る音が聞こえた。
 きっと私の耳がおかしくなったのだろう。
 しかし、美咲さんもローラさんも目が笑っていないどころか顔全体が真剣マジなのはどういうことか。

「すげぇ、ローラすげぇ」

「この前の敗北から、もうここまで回復してるのね。
 想像してたよりずっとタフだわ、この人」

 少し離れたところで、陽葵さんとリアさんがひそひそ会話している。
 こちらに加わる気は一切無さそうだった。
 私も向こうへ行ってもいいだろうか。
 駄目かな。
 駄目か。

「これから誠一は久々の帰宅をする。
 長い入院での疲れを癒すのは“恋人”である私の役目なのだがな」

「ええ、クロダさんは昨日まで入院されていました。
 ですから、相応の看護がまだ必要です。
 私はこれでも、リハビリテーションに関する知識も持っていますので」

「君程度の知識なら私だってある。
 しゃしゃり出てくるな」

「失礼ながらキョウヤ様は知識をお持ちなだけなのでは?
 私は経験も豊富です」

「――経験?
 ああ、自分で・・・実践してたか」

「――ええ。
 自分で実践してましたよ、それが何か?」

 やばい。
 目が座ってる。
 2人とも目が座ってる。
 道の通行人が私達を思い切り避けて歩いているのは、美女・美少女(美少年?)揃った集団が物珍しいからだと信じたい。

 「なりふり構ってない感じね、ローラさん」

 「自分で――って、あの人昔なにかあったのか?」

 「それは聞かない方がいいと思うわ。
 すっごい怖かったし」

 リアさんと陽葵さんもまた、少し離れたところへ移動していた。
 遠巻きにしながら、こちらを興味深く伺っている。
 ……安全地帯から見える人の不幸は、それ程までに美味いか。

「そもそもからして。
 君は自分の住居の方で忙しいのではないのか?」

「お生憎様です、もう住む場所は確保しておりますので」

「……まさか、誠一の家を住まいにしているということじゃないだろうな」

「――っ!?」

「おい、“その手があったか”という顔は止めろ」

「……ローラ・リヴェリ、一生の不覚でした。
 どさくさに紛れて荷物を運びこんでいれば。
 いえ、今からでも――」

「止めろよ?
 お前、本当に止めろよ?
 荷物運んできても捨てるからな?」

「五勇者の一人ともあろうお方が、行き場を無くした女一人見捨てるのですか?」

「先程、家は見つかったと言っていたばかりだろうが!」

 2人の激論は止む気配がない。
 どうしろというのだろう。
 私も他人の振りでもすればいいのか。

 「少し、ローラさんが優勢かしら?」

 「境谷きょうやにあんだけ睨まれて一歩も退かないんだもんなぁ。
  オレとか、ここで見てるだけでもあいつの“気”で皮膚がピリピリするってのに」

 「へぇ、あんた、生物の“オーラ”が感じ取れるようになったの?」

 「……ごめん、かっこつけて言ってみただけ」

 「……あんたね」

 リアさん、陽葵さん。
 和気藹々と話してないで、こっちに助け船出してくれないものですかね?
 さっきから、脂汗が流れて大変なことになっているのですが?

「――ああ、それと」

 美咲さんが矛先を変える。

「君達、何を他人事のようにしているんだ。
 さっきの台詞、ローラだけに言ったものじゃないからな?」

 「うわ、こっち来たっ!?」

 「忘れられてると思ったのに!!」

 突如の攻勢に、少年少女が慌てだす。

「い、いいじゃない、ついて行くくらいっ!」

 開き直った態度で物申すリアさんだったが、

「付いて来る位なら確かに構わないが、家には上げないぞ」

「――くぅっ!?」

 さくっと撃沈され、悔し気に呻いた。
 対して美咲さんは声の調子を若干落として。

「というかだな。
 リア・ヴィーナ、君の場合、本気で考え直した方がいい。
 君と誠一では、相性が最悪だろう。
 負のスパイラルへ陥りかねない。
 行きつく先は破滅だぞ?
 君だって、それは薄々感じ取っているんじゃないのか?」

「そ、そういうガチな感じの説得は止めて!」

 何か痛いところを突かれたらしい。
 しかし、私とリアさんの相性が悪い?
 勝手な主観ではあるものの、そんな気はしないのだが――

「相性が駄目な方向に良すぎるんだよ。
 お互いがお互いを堕落させてる」

 ほほう、そうなのですか。
 ところで今、私は疑問を口に出していなかったはずですが。

「そういう顔をしていた」

 しれっと美咲さんは答える。
 今のも私の顔を読んだということなのか。

「――くっ。
 さりげなく気心知れてる風なアピールをしてくるだなんてっ」

 そして横でローラさんが悔しがってた。
 どういうことなのか。

「あ、オレは別にいいよな?
 だって男だし」

 便乗する形で陽葵さんの主張。

「いや、ダメでしょ」

「ヒナタさん、性別が男なだけで実質的には女の子みたいなものじゃないですか」

「どういう理屈だよっ!?」

 リアさんとローラさんに同タイミングで突っ込まれる。
 しかしOKかNGかは別にして、私も陽葵さんを男の子扱いするのには抵抗があった。
 その愛らしい容姿と艶めかしい肢体で男性を主張するのは無理がある。
 残念ながら美咲さんも同意見――かと思いきや。

「ああ――そうだな、室坂陽葵はいいんじゃないか?」

「キョウヤ様!?」

「どういうこと!?」

 美咲さんの発言にくってかかる女性陣。

「いや、男にまで目くじらを立てるのもどうかと思っただけだ。
 深い意味はないさ――はははっ」

 実にワザとらしい笑顔。

「――まさか」

「――あんた、ひょっとして」

 それにピンと来るものがあったのか。
 ローラさんとリアさんは、美咲さんに詰め寄り――
 そのまま、さささっと素早く3人固まって私から離れていく。

 「――そういう・・・・趣味だったの、あんたっ!?」

 「――勇者様ともあろうお方が……」

 「――う、うるさいなっ!
  別にいいだろ、人の趣味をとやかく言うな!」

 珍しくミサキさんが慌てているようなのだが。

 「だいたい、君達はどうなんだ、君達はっ!
  そういう・・・・妄想をしたことが無いと、はっきり言いきれるのか!?」

 「――い、いや、それは、まあ」

 「――嫌いじゃ、ないですけれど」

 「――ほら見ろ、ほら見ろっ!!」

 何を話しているのだろうか。
 ここからだとよく聞こえない。
 だが<感覚強化>を使って盗み聞きしようものなら、美咲さんに殺されそうな予感があった。

 「――で、でも、ヒナタさんは無理ですよ!
  だってあの子、完璧に女性ですよ!?」

 「――男同士だっていうのには変わらないだろうが!
  じゃあ、お前は誰だったら良いんだ!?」

 「――それはその、もっと男らしい感じの。
  容姿だけならデュスト様とか最高です。
  アーニーさんはギリギリ許容範囲ですかね」

 「――その辺りが良カップリングであることに異論はないが……」

 「――あ、それとガルム様も。
  あの方、実際にクロダさんととても仲が良さそうでしたし」

 「――ああ、実はその組み合わせ、私も期待している」

 っっ!?
 なんだろう、今、背筋にぞわっとした悪寒が。

 「――リアさんは?」

 「――え?」

 「――リア・ヴィーナ、君はどうなんだ。
  ここまで来て、一人だんまりを決め込むのは良くないぞ」

 「――あ、あたし?
  あたしは、その――店長、とか?」

 「――ガチムチ好きか」

 「――業が深いですね」

 「――な、なんで2人して一歩引くのよっ!?」

 ……よくは分からないが。
 時折聞こえる単語からして、好きな男性のトークでもしているのだろうか。
 ローラさんはデュストさんや兄貴さんみたいな人が好み?
 ガルムが妙に人気なのは解せないが。
 リアさんは、なんだかんだで店長に気がある、のか?

「……女の人が、こういう・・・・話題で盛り上がるの、万国共通なんだなぁ」

 私の隣では、陽葵さんがしみじみと呟いていた。

「そうですね。
 好きな男性についての会話。
 いわばガールズトークというやつでしょうか」

「ガールズトークなのはあってるけど、想像してるのとは違うやつだぞ。
 ……クロダは分かんない方がいいかもだけど」

 む、違ったのか?






 それから十数分。
 私達はまだ街の通りを歩いていた。
 自宅まではもう少しかかる。
 私の家と病院の距離が離れていることに加え、この街が巨大なクレーター内に出来ているために坂が多いということも、移動に時間がかかる要因だ。

「そういえば、気になっていたのですけれど」

「ん、なんだ?」

「どうして、クロダさんを選んだのでしょう。
 敢えて、ご自分の恋人をこんな危険な任務に就かせなくとも――」

 ローラさんが美咲さんへ話しかけている。
 あのガールズトーク(?)の後、2人の間にあった張りつめた空気は多少緩和していた。
 善哉、善哉。

「ふむ。
 その理由は3つある」

 美咲さんが指を一本立てる。

「1つ。
 能力的問題。
 私のバックアップがあるとはいえ、勇者と戦うには相応の資質が必要だ。
 誠一には、それがあった」

 二本目の指を立てる。

「2つ。
 性格的問題。
 世界の命運を左右する案件だ。
 信用できる相手でなければ、託すことなどできない。
 その点、誠一は私に忠実だ。
 ――女性関連のアレコレを除けば」

「はっはっはっは」

 私を睨んできたので、朗らかに笑って受け流す。

 ……実のところ。
 何故私を選んだのかも何も、付き合う条件・・・・・・として、勇者の代理となることを突き付けられたわけで。
 恋人を勇者代理にしたのではなく、勇者代理になったから・・・・・美咲さんは私を恋人として受け入れてくれたのだ。
 ローラさんの指摘は、順序が逆なのである。

 それはそれとして、美咲さんは三本目の指を立てた。

「最後の一つは――」

「女の勘?」

「――っ!?」

 陽葵さんの言葉に美咲さんが動揺した。

「む、室坂陽葵――何故っ」

「……やっぱり、そうだったんだな、境谷」

 したり顔で陽葵さんは頷く。

「あんたは、●星市出身だったわけか!」

「くっ!?」

 ●星市?
 東京にそんな市あったかな?

「職業に<カタナ>とか<忍者カゲ>とかあったから、もしかしてと思ってたんだ。
 スキルにも<修羅イクサガミ>とか<念動キネティック>とかそれっぽいのあったし」

「だ、だが、それが分かるということは君も――!」

「おう、オレだって大好きだ!」

「――っ!!」

 パァァァッと美咲さんの表情が明るくなる。
 純粋無垢な笑顔というかなんというか。
 滅茶苦茶魅力的な微笑みだった。

「そうか、そうだったか。
 ――どのあたりからやりだしたんだ?」

「Dからかなぁ。
 RRも部活の先輩と少し遊んだことある。
 まあ、一番やってたのはDXとかそっちなんだけどね。
 境谷は?」

「私は元々ル●ル派だった。
 その辺からG●R●Sは一通り」

「ああ、言われてみればスキルの取得方法がマ●ックと似てたような?」

「それは結果論だ。
 最適な方法を模索していたら最終的にあそこに落ち着いたというだけで。
 まあ、参考にはしたが」

「へぇー」

 何だろう。
 よく分からない。
 よく分からないが、とてもマニアックな話をしている気がする。

 確実に言えるのは、この辺りの会話はストーリーとは何の関係も無いということだ!
 ――適当に読み飛ばして・・・・・・・・・問題ない・・・・と見た。

「――まさか、黒田を気に入った理由って、あいつが社●メ●ト●ウンに似てるから?」

「違う! 断じて違う!
 確かに一目見たとき、なんか似てるなぁとは思ったけど!
 しかし言ってはなんだが、日本人でそれなりに容貌整ってれば大体イケるだろ、あの人」

「まあ、黒田って外見特徴あんまり無いもんな。
 普通に格好良いとは思うけど、なんか平均的というか。
 でもだからこそ、ミラーシェードくらいかけても良さそうじゃないか?」

「私も強く勧めたんだが――」

 そういえば東京に居た頃、美咲さんにやたらソレミラーシェードについて語られたような。
 いまいち性に合わなかったので、やんわりと辞退したが。

「だったらせめて刀!
 刀持たせようっ!!」

「何が“せめて”なのか分からないけれども。
 いや、それも試したんだ。
 試したんだが――武器を持たせると射式格闘術シュート・アーツの難易度が格段に跳ね上がってなぁ。
 誠一の<社畜>をもってしても、習得は無理だった。
 出会ったのがあと1,2年早ければと悔やんでならない」

「そっかぁ」

「――完成させたかったな、電磁●刀レール●ン

「ってそっちかよっ!?」

 ……まあ。
 色々言いたいことはあるのだけれども、一言。
 美咲さんはいいとして、陽葵さん。
 貴方、年齢としいくつだ。



 ――絶対誰もついて来れていない話題はこれ位にして。



 私達一向は、ようやく家に到達した。
 病院を出た当初はどうなることかと肝を冷やしたが、なんだかんだと皆さん打ち解けているようだ。

「――黒田はク●ツでいいとして……オレはフェイ●かな、やっぱり」

「――君はマ●キンだろう、間違いなく」

「――なんで!?」

 特に美咲さんと陽葵さんは妙に意気投合している。
 (おそらくは)マイナーな共通の趣味を持つことが分かり、互いに親近感を抱いたのだろう。
 これで彼女が“陽葵さんを見捨てる”可能性が減ったと考えれば、喜ばしいことではある。

 ……ただ、一つ懸念点が。
 ともすれば忘れてしまいそうになるのだが、陽葵さんは生物学上一応は男に属する。
 彼を信じていないわけではないのだけれども、変なこと・・・・が起きないよう、後で“釘”を挿して・・・おかねば。

「――ん、もう着いたのか」

「意外と早かったなぁ。
 もっとかかるもんかと思ってたのに」

 到着したことに気付き、2人は会話を中断した。
 リアさんはそんな彼らをジト目で見ていた。

「……あんた達、よく分かんない話をずーっとしてたもんね」

「お二人は気が合うようですね。
 どうでしょう、クロダさんから乗り換えてみては?
 美男(?)美女同士、お似合いだと思いますよ」

 ローラさん、そこには言及しないで下さい。
 ちょっと私に危機感が積もってしまうので。

「性質の悪いジョークはそこまでだ、ローラ。
 ……まあ、ここまで来させた以上、すぐに追い返す真似はしないが。
 なるべく早めに帰るんだぞ、お前達」

「――今日のところは、それで勘弁してあげましょう」

「だんだん物言いが尊大になってきたな!?」

 強いなぁ、ローラさん。
 いったい何が彼女をここまで強くさせているのだろう。
 それとも私が気づかなかっただけで、元からこれ程強いお方だったのだろうか。

「よし、退院パーティーしようぜ、退院パーティー!」

「ま、今日くらいはいいんじゃないの?
 祝勝もかねてさ」

「……そうですね、パーティーまでは厳しいですが、食事会程度なら」

 アンナさんやジェラルドさんは、未だに後処理に追われていると聞く。
 ゲブラーによる被害の大きさも考えれば余り浮かれてはいけないかもしれない、が。
 リアさんの言う通り、多少は慰安をしても罰は当たらないだろう。
 家にある食材の在庫が足りるかどうか少々不安だけれど――まだ日も高いし、近所のお店で買い足せばいい。

 アレコレ考えながら、私は家のドアを開ける。


「おかえりー、クロダ君♪
 ご飯にする? お風呂にする?
 そ・れ・と・も♪
 ボ――」

 バタンッ。

 私は扉を閉めた。
 なんだこのデジャブ。



 第二十六話②へ続く
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