社畜冒険者の異世界変態記

ぐうたら怪人Z

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第三十話 最近の進捗報告を

① 陽葵さんは頑張ってます

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 こんにちは。
 皆さん、近頃如何お過ごしでしょうか?
 ……などと妙に畏まった挨拶から入ってしまった。
 なんだか妙に間が空いてしまったような、大分お久しぶりなような、そんな気がしたのである。
 おかしい、別にこの間――私とティファレトとの戦いから然程時間は経っていないはずなのに……

 とまあ、そんな時空にまつわる話は置いておいて、私の現状をまず報告しよう。
 今どこに居るかと言えば、<次元迷宮>の『赤色区域』である。
 ウィンガストにあるダンジョンの最奥に近い場所、と言った方が分かりやすいだろうか?
 何故そんなところに居るかと問われれば、陽葵さんの脱出装置を実践しているから、と答えよう。
 美咲さんに命じられた役割を、私は忠実に実行している。

 つまるところ、陽葵さんとリアさんはとうとうゴール――青龍ケセドがいる階層の程近くにまで辿り着いたわけだ。
 実にめでたい話である。

 そして報告と言えばもう一つある。
 今、陽葵さんのパーティーには新しいメンバーが加わっていた。
 アーニーこと兄貴さんと、サンこと三下さんである。
 迷宮攻略に参加させて欲しいと、向こうから申し出てきたのだ。
 赤龍ゲブラーとの戦闘で、兄貴さんは自分と勇者達との“力の差”を強く認識したようで。
 己をさらに鍛え上げるのに、<次元迷宮>の奥を目指す陽葵さんへの同行は丁度良いものだったらしい。

 ただ正直なところ、私はこの話、少々不安があった。
 何せ、兄貴さんも三下さんも、元々はエレナさんをレイプしようとした所で知り合ったわけである。
 いちいち取り立ててはいないものの、彼らはレイプ未遂犯なのだ。
 そんな2人が、見目麗しい美少女である陽葵さんやリアさんと共に行動したら、迷宮探索そっちのけで乱交でも始めるのではないか――私はそれを危惧したのだ。
 特に三下さんは少し前にリアさんを犯そうとした前科もある。

 ……ただ、結局のところそれは杞憂であった。
 彼らは真面目に迷宮攻略に勤しんでいる。
 というより――

 「あ、兄貴ぃっ!!
  この魔物、武器が効かねぇっ!!」

 「防御が固すぎる! お前の得物じゃ無理だ!!
  俺とリアで撃破するから、サンは足止めに徹しろ!!」

 「あいあいさー!!!
  しがみ付いてでも動き止めてみせますぜ!!!」

 ――そんな余裕、彼らには無かった。
 何せここは『赤色区域』。
 魔物もトラップも、最強クラスの代物がわんさか湧いて出るエリアだ。
 一瞬たりとも気を抜くことはできず、一度魔物と遭遇しようものなら全力を尽くさねば打倒は困難。
 ……いや、全力で臨んだとしても相性次第で勝利はおぼつかなく、撤退も常に考慮しておかなければならない。
 彼らの場合、陽葵さんは<勇者ヒーロー>で兄貴さんは<カタナ>、どちらも<戦士ファイター>系の職業クラスだ。
 三下さんの<暗殺士アサシン>は<盗賊シーフ>系の中でも攻撃的な職業、リアさんは魔族なので職業クラスの枠に収まらないものの、前衛としての動きが得意のようで。
 要するにこのパーティー、回復を務める役回りが居ない(一応リアさんは回復スキルを多少使えるが)非常に前のめりなパーティーなので、持久戦はなるべく避けねばならない。
 今戦っている魔物――とにかく防御の固い巨大なカニ型の魔物『シヲマネキ』相手ならば、逃げた方が好ましいのだが。
 彼等には逃げられない理由があった。

 「あー! くそっ!! 離せ!! 離せって!!」

 陽葵さんが掴まっているのだ。
 例によって例のごとくである。
 この<次元迷宮>探索が始まってから、毎回のように見られる光景だ。
 魔物を強制的に発情させる『欲情の呪符』のおかげで、出会った魔物は悉く彼に種付けしようと襲いかかってくるのだ。
 そのせいで陽葵さん、生物学上は年若い男の子であるというのに、大家族のお母さんもかくやという回数の出産を経験してしまっている。
 尻穴から卵をひり出すのを、出産と形容するならば、だが。
 ……改めて書くと、酷い話である。

 「ヒナタ! もう少し頑張って!!」

 「頑張ってって、どうやって!?」

 リアさんが激励を飛ばすも、陽葵さんは泣き顔だ。
 彼女も巨大な鎌でシヲマネキを切りつけているのだが、異常な硬さと見上げる程の巨躯を誇る魔物には致命的なダメージが入りづらい。

 「けつ穴を締めるんだよぉっ!!
  挿れられちゃったらおしめぇよ!?」

 「もちっとオブラートに包めやぁっ!!」

 アドバイス(?)を飛ばす三下さんを怒鳴りつける陽葵さん。
 まあモノには言い方があるのかもしれないが、実のところカニの産卵管が先程から陽葵さんのお尻をツンツン突いているので、適切な助言ともいえる。
 と、そんなところで、

「……いやはや、大変な状態ですね」

 私は大きく息をつく。
 もうじき、出番が来てしまうかもしれない。
 いざという時しっかり動くため、軽く食事をしておくことにする。
 手に持った肉にかぶり付くと、口の中にカニの香り・・・・・が広がる。

「ふむふむ、いい味です」

 迷宮の奥底でこんな美味いカニが食べられるとは。
 いや、迷宮の奥底だからこそ食べられるわけなのだが。

「……世の中って不公平ですね」

「どうされました、ローラさん?」

 私の隣では、陽葵さんの治療役をお願いしているローラさんが、同じくカニを頬張っている。
 ピチピチのボディスーツを着ている美女が、口からカニ汁を垂らしながら食事している様は、どこか煽情的だ。
 しかし彼女、なんとなく世の無常を噛み締めているような顔だが……?

「いえ、どうという程のものでもないのですけれど。
 ヒナタさん、必死に頑張ってるっていうのに――こう、なんていうか――」

 彼女の視線がすっと横にずれる。
 そちらには、つい先刻私が倒したシヲマネキの死骸が。
 魔物は基本的に倒すと魔晶石を残して消えてしまうのだが、稀にアイテムをドロップすることがある。
 今回は幸運なことに、カニ肉を落としてくれたのだ。
 故に、こうして我々はカニ料理を食しているわけだが。

「ヒナタさん達は4人で手こずっている魔物を、クロダさんは一人で……」

 ああ、そういうことか。

「いやいや、私は何度かこの魔物と戦う経験がありましたからね。
 初見ではこうもいきません」

 というか、初見では危うく殺されかけた。
 一緒に探索してくれていたガルムさんが助けてくれなければ、そのままカニの餌になったことだろう。
 こうして単独でシヲマネキを倒せるようになったのは、さらに4,5回戦った後だ。
 今は問題なく倒せるが、それも私が持つ特性『社畜』のおかげであり、100%私の実力かというとかなり怪しい。

「そういうことも含めて不公平だと思う訳ですけれど」

「むむぅ」

「まあ、私もなんやかんやでレベルが90超えてますから、クロダさんのことは言えないのですけどね」

「……あー」

 そんなこともありましたね。
 ローラさんは黄龍ティファレトの気紛れだかなんだか分からない行為により、レベルが91にまで引き上げられている。
 レベルだけであれば、今この場にいる誰よりも高い。
 もっとも、ローラさんは余り戦闘向けの能力値ステータスをしていない上に、職業クラスも<錬金術師アルケミスト>とサポート特化型、その上戦闘経験もほとんどない。
 仮に戦ったとして、リアさん達に勝つのは相当難しいだろう。
 とはいえその支援能力はかなりズバ抜けたものになっており、私が余裕をもって今の階層フロアに居られるのも、彼女のおかげによるところが大きいのだ。

 ちなみに余り吹聴できる話でもないが、私も“同じ方法”でレベルが上がっていたりして、実は結構強くなっている。
 ……忘れたい思い出なのだが。

「まあしかし、陽葵さん達も大分強くなっているんですよ」

「そうなんですか?」

「はい。特にリアさんは凄い成長ですね。
 あのシヲマネキという魔物、かなり危険度の高い相手でして。
 それ相手にほとんど危なげなく戦えているのは、相当ですよ。
 冒険者であればランクAクラスに片足突っ込んでます」

「それでも片足つっこむっていう程度なんですね」

「ランクA昇格のためには、戦闘力が7年前の5勇者と同等に近い水準に達している必要があるそうでして」

「……それ、ランクAの冒険者は存在しないってことじゃ」

「一応、数人はいるそうですよ」

 気に恐ろしきは、そんな強さの者達を育成できてしまう『冒険者システム』か。
 流石は美咲さんが開発しただけのことはある。
 なお、ランクA冒険者は一年中<次元迷宮>に篭っているか、どこぞの国に抱えられるかしているので、ウィンガストの街で暮らしていてもまずお目にかかれない。

 そんな雑談をしている内に、

 「うぉおおおおおっ!! 今じゃ、リアちゃんっ!! 兄貴っ!!!」
  あっしごとコイツを殺れぇえええええいっ!!!」

 「ば、バカっ!! そんなことしたらアンタも!!」

 「サンはそう簡単に死にはせんっ!!
  早くしなけりゃあいつの身体がもたんぞ!!」

 「ぐっ――こんのぉおおおおっ!!!!」

 三下さんが身体を張ってカニを抑えているところへ、リアさんと兄貴さんの全力技が決まる。
 それをもって、とうとうシヲマネキは倒れ伏したのだった。
 コンビネーションの勝利である。
 案外良いパーティーなのかもしれない。

 「はぁっ、はぁっ、ヒナタ、無事!?」

 早速リアさんは、陽葵さんの救助に向かう――が。

 「うっ」

 思わず息を詰まらせてしまった。
 遅れて兄貴さんと三下さん(生きてた)もその場所へ到着する。

 「……生きては、いるな」

 「……どー見ても無事じゃねぇっすわ。
  っていうかもう、男として終わっちゃってる感じ……?」

 兄貴さんですら言葉を詰まらせ、三下さんに至っては完全にドン引きしていた。
 彼等3人の前には――

 「……げぼっ……おぇっ……」

 ――入りきらなくなった・・・・・・・・・『卵』を口から吐き出す、陽葵さんの姿があった。
 尻には産卵管が奥深くまで刺さり、腹は臨月を迎えた産婦のように膨れ上がっている。

 私の場所からでは、あの少年がいかなる状態か正確に把握できないが……
 一つ確かなことは、今日の探索はここで終了、ということだった。






「皆さん、お疲れ様でした」

 <次元迷宮>から帰って。
 陽葵さんとローラさん以外のメンバーは、アンナさんが用意してくれたセレンソン商会の一室で休憩中である。
 男性陣は鎧を外し身軽になり、リアさんはラフなTシャツにスパッツといういつもの普段着に着替え終えていた。
 そんな彼らへ、私はねぎらいの言葉をかけるのだが――

「……うん」
「……ああ」
「……まあ」

 ――皆さん、気のない返事。
 というか、リアさん兄貴さん三下さん、全員が疲労が溜まり尽くしたような表情だ。
 壁にもたれかかっていたり、床に座り込んでいたり、見事に3人とも気力が底をついた状態。

「あー……どうも皆さん、本当にお疲れの様で」

「……うん」
「……ああ」
「……まあ」

 おっと、これはまずい。
 全員、死んだ魚のような目をしている。
 徹夜で残業して朝を迎えた同僚のような瞳だ。

 無理もない。
 赤色区域は本来、ランクA冒険者が活動する領域。
 彼等は確かに強いが、まだあの区域を探索するレベルには達していないのだ。
 それを、青龍ケセドより託されたアイテム『青の証』のワープ機能で、街での補給や休憩を頻繁に繰り返しつつ無理やり進んでいるのである。
 寧ろ、疲労困憊にならない方がおかしい。

「あの、ポーションを用意いたしましょうか?」

「いらん」

「あっし、もうさっさと眠りてぇ。
 鉛仕込んだみてぇに瞼が重いんで」

 提案したものの、兄貴さんと三下さんにはすげなく断られてしまった。
 強力なモンスターと幾度となく戦いすり減らした神経は、アイテムによる単純な治癒では回復しないのだろう。

「……俺達はもう帰る。
 明日の出立時間は適当に連絡寄こせ」

「明日も協力頂けるのですか?」

 この疲労っぷりをみるに、明日は休むかと思ったのだが。
 そんな私の疑問に対し、兄貴さんは一つ睨みを入れてから、

「この程度で音を上げるとでも思ったか?
 都合のいい修練の機会だ、逃がすわけがないだろう」

「ぶっちゃけ、あっしは休みたいんですがねぇ。
 ただ、あっしらより酷い目見てるガキが頑張るってんなら、一抜けちまうのはカッコ悪いっしょ」

 三下さんも続く。
 有難いことにどうやら彼ら、まだまだ協力する腹積もりらしい。
 私が手出しできない関係上、これはかなり助かる。

「……ありがとうございます」

「ふんっ」

 頭を下げた私を残し、二人はそのまま部屋を出て行ってしまった。
 部屋に居るのは、私とリアさんだけ。
 この後どうするのか聞いたところ、

「あたしも、帰るわ。
 ヒナタの容態は気がかりだけど、ローラさんがいるなら大丈夫だろうし。
 今は、少しでも身体休めたい……」

「……そうですか」

 彼女の疲れ具合も、先の2人と大差ないようだ。
 いや、あのパーティーで治癒スキルや支援スキルを持っているのはリアさん位なので、単純な疲労は彼等以上かもしれない。
 いつもは快活な表情を見せる可愛らしい顔も、今は沈んでいる。
 迷宮探索の要ともいえる彼女に無理はさせられない。

「では――」

 私はリアさんのシャツに横から手を挿し込む。

「あっ」

 途端にビクっと反応する彼女の肢体。
 手の平には乳首のコリっとした感触が。
 どうやら彼女、今日はノーブラのようだ。

「ちょ、ちょっと、クロダ?」

「なんですか?」

「あたし、すっごく疲れてるんだけど。
 すぐに休みたいって、言ったよね?」

「はい、聞きました。
 ですから、今日は1回だけにしておこうかと」

「そ、そういう捉え方するの!?――――あうぅっ!?」

 両手でリアさんの胸を揉み上げる。
 ハリのある柔らかさが堪らない。
 巨乳と呼ぶには些か小さめだが、掴むにはちょうど良い大きさだ。
 肌のスベスベ具合も実に素晴らしい。
 肩辺りまで伸びたセミショートのブラウンヘアからは、すっきりした甘い匂いも香ってきた。
 <次元迷宮>を脱出してすぐにお風呂へ入っていたようなので、それも原因だろう。

「あっ! あっ! あっ! あっ! あっ!!」

 一つ揉むたびに肢体を震わせるリアさん。

「どうですかね?
 やはり、早く休んだ方が良いでしょうか?」

 言いながら、乳首をぎゅっと抓む。

「あ、あぁあああああっ!!!?」

 リアさんが身体を仰け反らせた。
 同時にスパッツから、ピチョピチョと液体が漏れ落ちる。
 今ので軽く気をやったようだ。

「……如何です?」

「はぁっ……はぁっ……だ、ダメに決まってるでしょ!」

 ぬぅ、意外にも意思が固い。
 リアさんも相当に疲れが溜まっているのだろう。
 そうまで言われては私も引き下がるしか――

「……い、1回だけだなんて、ダメ。
 あたし、肉便器なんだから――クロダの気が済むまで、いっぱいハメハメして♡」

 ――なるほど、そういうことか。

「ならば、貴女が今すべきことは何ですか?」

「……ん」

 その言葉に、リアさんがゆっくりと動き出した。
 一旦私から身体を離すと、スパッツを脱ぐ。
 そして壁に手を付いて、産まれたままの姿になった尻をこちらへ突き出してきた。
 形の良いプリッとした尻肉が、ふりふりと目の前で揺れている。
 股間の割れ目から透明な汁がとろっと滴った。
 その光景を目にしただけで、むくむくと愚息が立ち上がってくる。

「あたしのおまんこに、クロダの太いおちんぽ、挿れて♡」

 蕩けた瞳で私を見つめながら、リアさんが口を開く。
 甘い蜂蜜のような声色だ。
 男の欲情を掻き立ててくる。

「おやおや、肉便器が命令するんですか?」

「い、挿れて下さい♡
 あたし、ちんぽ無しじゃもう生きていけないの♡」

 自らの指で雌の入り口をクパァッと開きながら、リアさんが懇願してきた。
 膣肉は綺麗なサーモンピンク。
 愛液で濡れて艶のある光沢を帯び、物欲しそうにヒクついている。

「であれば仕方ありませんね。
 今、挿入してあげます」

「う、うん♡
 早く、早く――!」

 嬉しそうに腰をふるリアさん。
 その艶めかしい景色を鑑賞しながら、手早くイチモツを取り出した。
 前述の通り、私のソレは既に準備万端。
 いつでも挿入可能だ。
 私は両手で少女の尻をがしっと掴む。
 指が柔肉へ食い込んでいく感触を味わいながら――

「――いきますよ」

 そう宣言して、男根を少女の膣口へと滑り込ませていく。

「あ、ああぁああああああっ!!!
 来たっ! 来たぁああああああっ!!!」

 リアさんの口から歓喜の声を溢れ出る。
 彼女の膣内は、待ち望んでいた肉棒を悦んで迎え入れてくれた。
 しかし挿入のスムーズさとは裏腹に、愚息にはヒダが次々と絡まってぎゅうぎゅう締め付けてくる。
 そして棒の先端にもコリッとした感触が――

「――なんだ、もう子宮が下りてきているではないですか」

「あっあぁああああ――――だ、だって!
 欲しかったのっ! 欲しかったから!!」

「そんなにコレが味わいたかったんですね」

 そこまで期待されていたのなら、応えなければ男が廃るというもの。
 私は“狙い”を上手く定め、腰を思い切り少女へ叩きつける。

「おっほっ!!?」

 亀頭が狭い子宮口をこじ開け、子宮の内部へと侵入した。

「あっ!? かっ!? はっ!? ああっ!?」

 口をパクパクと動かすリアさん。
 目からは涙、口からは涎が流れ、表情は蕩けている。
 どうやら満足してくれているようだ。
 私は一安心し、腰を前後に振り出した。

「おっ!!? おっ!!? おっ!!!? おぉおおっ!!!
 おほぉおおおおおおおおおおっ!!!!?」

 だらしなく顔を緩ませながら、少女が喘ぐ。
 彼女の子宮口が上手い具合にカリへひっかかり、なかなか強烈な快感をイチモツへ与えてくれた。
 一度目の射精に、そう時間はかからなそうだ。

「あひっ!! あひっ!! おひぃっ!!
 おっ!! おほっ!! おほっ!! んぉおおおおっ!!!」

 子宮の入り口だけでなく、膣肉もまた竿を扱きあげてくる。
 根元から先端まで満遍無く刺激され、私は絶頂へ導かれていった。

「おっおっおっおっおっおっおおおおっ!!!?」

 尻を、胸を、プルプルと揺らしながらリアさんは嬌声を吐き出し続ける。
 腰を一突きする度に女性器からは愛液が噴き出た。
 まさかとは思うが、1回ごとにイっているのだろうか?
 その予想を裏付けるように、膣の締め付けがどんどん強固なっていく。
 膣痙攣でも始めたかのように。
 まあ、気持ち良いので問題ない。

「――まず1度目、イキますよ」

 宣言し、愚息を少女の一番深い場所にまで突き挿す。
 先端が子宮壁にまで当たるのを感じながら、私は射精感を解放した。

「おぉおぉぉおおおおおおっ!!!?
 あひゃぁあああああああああああああっ!!!!?」

 子宮内へ直接精液を注いでやると、リアさんの肢体がガクガク痙攣しだした。
 どうやら、彼女もイってくれたらしい。
 ……何度目の絶頂なのかは分からないが。

「お、ほ、ほ、あ、あ――――あ、あ、あ、あ――――」

 視線を宙に彷徨わせながら、リアさんが甘い吐息を断続的に吐く。
 瞳孔も口も開きっぱなしだ。
 理性が完全に吹き飛んでいるようだった――が。

「おひぃいいいいいいいいいいいいいっ!!!!?」

 私が再び動き出すと同時に、また嬌声を叫び出した。
 当初はこれで終わりにするつもりだったのだが、リアさん自身に“気の済むまでやって欲しい”と請われた以上、遠慮する必要はあるまい。
 2度目の射精を迎えるべく、私はピストン運動を早める。

「おおぅっ!!? おおぅっ!!? おぉおおおっ!!!
 おほっ!? んほぉおおおおおおおおおっ!!!!?」

 少女は白目を剥きかけながら、私の責めに絶叫を上げ続けた。






 ――しかし。
 リアさんの体力をもってしても、今日の疲れは如何ともしがたかったらしい。
 3度目の中出しを終わったところで、残念ながら彼女は動かなくなってしまった。




 第三十話②へ続く
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