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第2話 いざ、帝都へ

⑧ 挨拶の続き

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 やっぱり帰れなかった。
 宰相のとりなしの下、どうにか体面を整えて挨拶を続行する。
 ……いや今更挨拶がどうとか本気でどうでもよくなってはきているのだが。

「ところでエイル卿よ」

「なんだホモ――じゃない、なんでしょうか、陛下?」

 唐突に口を開いた陛下に返事をする。

「そこはかとなく侮蔑されとる気がするのぅ。
 まあいいわい。
 近頃つまらんと思わんか?」

「と、仰いますと?」

「ヴァルファス帝国が今の領土となって50年。
 あれから一度としてこの国の“形”はほとんど変わっとらん。
 お主はこれをどう思う?」

「他国の侵略を防ぎ、身内にも大きな反乱が無い。
 見事な統治かと思います。
 全て陛下の手腕の賜物かと」

「教科書のような回答じゃな。
 それ、本気で思っとるか?」

「平和に越したことはありません。
 それを維持する陛下へ尊敬の念が尽きないのは確かです」

 事実として、陛下がヴァルファス帝国を建国して・・・・からこちら、大きな戦争は起きていない。
 その要因の大半を、陛下が担っている。
 諸外国に隙を見せず、問題があれば未然に解決。
 それを50年続けてきたのだ。
 ふざけてはいるがこの皇帝、本気で物凄い人物なのである。
 だが陛下は私の答えに不満らしく。

「かぁあああああああっ!!!
 つまらんつまらんつまらん!!
 今から国獲ってきます、程度のことは言えんのか?
 エイル卿、儂がお主くらいの頃合いには、皇帝になっておったのだぞ?」

「そうですね」

 これは決して、陛下が18歳で皇帝を継承した、という意味ではない。

 かつて、帝国は数ある小国の一つだった。
 小国の王に過ぎなかった陛下は、齢15歳で挙兵。
 瞬く間に周囲の国を平定し、18歳の頃に国名をヴァルファス帝国へ改名、皇帝へ収まる。
 進軍はさらに続き、皇帝が20歳を迎えるころ、今の領土が完成した。
 その間、負け戦一度も無し。
 自軍の10倍以上はある敵軍を破ったこともあるらしい。
 戦では常に先頭に立ち、敵国の兵を薙ぎ倒していたとか。
 それだけのことをこなした後、統治も完璧に行っている。
 占領した国へも圧制は敷かず、交通の便を整え、全ての民を平等に扱って性別や種族への差別を廃止した。
 それでいて、先程見せた通り普段は気さく(?)な爺さんだ。
 覇王にして賢王。
 大陸の生きた伝説リビング・レジェンド
 ここまでくるともう、チートと言っていい。
 ……いや、たぶん本当にチート・・・・・・なんだろう。

「それ程に領土が欲しいなら、セルナ将軍にでも頼めばいいではないですか。
 すぐに国の一つや二つ、陥落させますよ」

「そーゆうこと言うかお主は!?
 んなことしたら全面戦争が勃発しちまうじゃろが!」

「でしょうね」

 セルナという将軍は、帝国軍部においてバリバリのタカ派で知られる。
 陛下直々にそんな命令した日には、次の日には大陸中へ宣戦布告しかねない。
 私としても、それは勘弁願いたい。

 出鼻を挫かれた皇帝は、ごほんと一つ咳払いしてから声を荒げて凄んでくる。

「とにかく、儂が言いたいことは!
 一人前面したいのなら、ひとから貰ったもんじゃなく、自分で領土くにを手に入れてみぃってことじゃ!
 なんなら手に入れた土地は主にくれてやってもいいぞ」

「また無茶を言いますね」

 ただここで重要なのは、爵位を認めないとも領を継がせないとも言っていない、ということだ。
 要するに、さっきまでやっていた“おふざけ”の延長のようなもの。
 その証拠に、

「……また陛下の戯れか」
「……困った顔を見て楽しんでるんだろう」

 謁見の間に配備されている兵達も、真剣に捉えていない。

 ――しかし。
 冗談だろうと何だろうと、口にした以上は責任を取って貰おう。
 私はクライブ宰相の方へと軽く目配せした。

「陛下、こんな時ではありますが、お伝えしたいことが」

「ん? なんじゃい?
 儂は今、エイル卿と話をしているのじゃが?」

「それに関係するお話です。
 実は東部諸国連合の一つであり、ウィンシュタット領と国境を同じくする隣国クレアスが、帝国へ“保護”を求めてきておりまして」

「……え?」

 宰相の言葉に、陛下が怪訝な顔へ。

「近年続いた飢饉で国庫が苦しく、是非帝国の一領として迎え入れて頂きたい、と。
 そのようなことが、“ウィンシュタット侯爵を通じて”陳情されまして」

「……え?」

「ウィンシュタット侯爵は先代のフェデル様の頃よりクレアスとは友好的な関係を築いておりましたので、同じ諸国連合よりも帝国を頼りにしたのでしょう。
 これは、ウィンシュタット侯爵のお手柄ですね」

「……え?」

 そこまで宰相が続けたところで、私が宣告する。

「ところで陛下。
 先程、“手に入れた土地はくれてやる”と口にしましたね?
 つまり、クレアスはウィンシュタット領としても良い、と」

「ちょっ――待て。
 言った、確かに言ったしそれを翻すつもりも無いが……
 あの、エイル卿?
 クレアスって、小国とはいえウィンシュタット領と同じ位土地あるんじゃよ?」

「ええ、存じております」

 ちなみにウィンシュタットの領土は、他貴族へ委譲している土地も合わせると帝国領で上位3つの内に入る面積を誇る。

「それ、全部自分のものにしちゃうの?」

「陛下から許しを得ましたので」

 通常、仮に自分の手柄で領土を獲得したからといって、それを全て自分の物にすることはできない。
 勿論功績は考慮されるが、大部分が国へと献上することとなるのだ。

「クレアス、飢饉で大変なんじゃよね?
 ウィンシュタットだけでは、かの国の民を面倒見切れないんじゃないかの?」

「丁度今、我が領には民を数か月養えるほどの食糧が蓄えられているのです。
 不思議なことに」

「……そうか」

 陛下が顔を伏せる。
 諦めたか――と思った次の瞬間、がばっと顔を上げ、

「貴様ら儂をたばかったな!?」

「先に言いだしたのは陛下ですよね?」

「ぬぅ!?」

 クライブ宰相のつっこみにより、陛下撃沈。

 実のところ、皇帝がここ最近今のようなやり取りをどの貴族にもしている、という話を宰相から教えて貰っていたのだ。
 そこで、前々から請願されていたクレアスの件を、この“おふざけ”に絡めてしまおうと画策したわけで。
 勿論幾つかの見返りは要求されたが、この“褒賞”に比べれば微々たるもの。
 持つべきものは、有能な味方である。

「……仕方あるまい。
 このヴァーガード・リューシュ・ヴァルファス、自ら口にしたことを反故にするような真似はせん」

「――では」

「見事、クレアスを調略した暁には、かの国の処遇をウィンシュタット侯爵に一任するものとする!」

 流石皇帝陛下、太っ腹!!

「じゃが分かっとると思うが、この計らいによって他の諸侯との間に軋轢が生じるぞ。
 儂はそこまで面倒みんからな」

「承知しております」

 しっかり指摘してくれる辺り、温情深い。
 実際、皇帝が決定したからといって“はい、そうですか”と全員が全員納得してくれるわけがない。
 幾人かの有力貴族へ袖の下を渡しておく必要があるだろう。
 そんな皮算用をしている間に、皇帝はさらに言葉を続け、

「ああ、それと――宰相よ」

「なんですか、陛下」

「近衛軍の大隊を一つ、ウィンシュタット侯爵預かりにせい」

「――え?」
「――は?」

 ……今度は、我々が驚く番だった。
 近衛軍といえば皇帝直下の軍隊であり、帝国軍最高の練度を誇る精鋭集団。
 大隊――凡そ1000人程度の部隊とはいえ、そう簡単に渡していいものなのか?

 流石のクライブ先生も、仰天したのだろう。
 慌てた口調で陛下へ確認する。

「へ、陛下?
 本気ですか、そのような――」

「構わん。
 エイル卿の侯爵祝いと心得よ。
 ……まあ、どうせ暇しとる連中じゃ。
 食い扶持が減って、助かるぐらいじゃわい」

 そんなわけが無い。
 一般に近衛兵を一人育成するためには、一般兵の10倍以上のコストがかかると言われている。
 それを1000人も手放す――果たして損失はいか程のものか。

「エイル卿よ」

 頭が動転している間に、皇帝陛下がすぐ近くにまで寄ってきた。
 慌てて敬礼の姿勢を取る。

「よいか、クレアスを侮るな。
 領土とは貴族の生命線よ。
 曲がりなりにもそれを手放そうというのだ、国庫が焼け付いた程度・・でそんな決断をするとは思えん。
 相応の“事情”があるに相違ない」

「――はっ」

 成程。
 そのための、近衛大隊か。
 クレアスがどんな真似を――例えば、恭順するフリをしてこちらの寝首を掻こうとしてきても――それを力づくで捻じ伏せられる戦力を賜れたのだ。

「そしてもう一つ。
 お主に近衛軍を贈ったのは、何もクレアスの件に対してだけではない」

 陛下は続ける。

「……備えよ。
 いいか、エイル卿、そう遠くない内に“戦”が起きる。
 我が帝国を殲滅せんとする“敵”が現れるであろう。
 ――その時に、儂が居るとも限らん」

 ……皇帝陛下の逝去をきっかけに、それまで燻っていた反帝国の勢力が大陸に台頭してくる、とのお考えか。
 陛下が高齢であることも考えれば、十分現実味のある話だ。
 それ程までに、皇帝の影響力は大きい。

「だから、備えよ。
 “敵”がどれほど強大であっても帝国を守り切れるように。
 近衛軍だけでは足りぬ・・・・・・・・・・
 さらに強堅な軍を作り上げるのだ。
 何せ、この“敵”は――」

 ぐっと顔を寄せてくる。
 私だけに聞こえるような声で、告げた。

「――この世界の住人では・・・・・・・・・太刀打ちできん」

 ……なんだ、バレてたのか。

「故に、備えるのだ。
 お主が・・・、備えねばならんのだ。
 儂の言いたいことが、分かるか?」

 陛下の視線が私に突き刺さる。
 この様子からすると、私に近衛軍を譲るのはこの老人の中では最初から決定事項だったということか。
 いったいいつ私の素性を知ったのか分からないが――まあ、陛下であればどうとでもしたのであろう。

 ともあれ、質問されている以上答えねばなるまい。

「私としては、“これは汝に関係する話ではない”と言われるのを期待していたのですが」

「……なんじゃい、バレとったんか」

「確証はありませんでしたが」

 経歴が色々と被るし、何より自分で名乗っている・・・・・・・・・
 ノーヒントならば厳しいだろうが、私は自分自身という“前例”があることを知っているわけだから。

「なになに? じゃあ、お主どの辺りの出よ?」

 いきなりフランクになる陛下。
 なんだその、“お前、どこ中よ?”とか聞いてくる学生ノリは。

「ニホンという国です。
 陛下には、“倭国”と名乗った方が馴染みがあるかもしれませんが」

「ああ! ああ! 日本! 日本ね!
 分かる分かる!!」

 え、分かるの?
 貴方が生きてる当時――つまりまあ“地球で暮らしていた当時”という意味だが――日本はまだ無いはずなのに。
 そんなツッコミをする暇もなく、陛下は宰相の方へ振り返って。

「クライブ! こいつ、今から将軍!!」

「分かりました」

 いや、分からん。

「何を頷いているのですか、宰相閣下!!
 何の冗談です、陛下!
 私に将軍位など勤まるとでも!?」

「分かっとる分かっとる、皆まで言うな。
 お主のとこの人間は、皆揃って最初は謙遜するんじゃ。
 その美徳を否定する気はせんが、時には自己主張することも大事じゃぞ?」

「いえ決して謙遜などではなく!
 ……というか陛下、ひょっとして私以外の日本人と面識があるのですか?」

 後半は小声で。

「あるよ、あるある。
 懐かしいのぅ、島津は優秀な武人じゃった。
 本当に最後の一兵になるまで戦っちまう軍隊なんぞ、儂はアレ以外に知らぬ。
 武田の軍略も凄かった。
 次から次へと繰り出される策に心躍らされたわい。
 ああ、船坂も恐ろしい兵じゃったのう。
 死んでも死んでも蘇るとか、ちょっとしたホラーじゃよ」

 遠い目をして語る陛下。

「ところで塚原卜伝という男を知っとるか?
 儂のこの傷、そいつにつけられたんじゃが。
 いやぁ、手傷を負ったのなんぞ久方ぶりじゃった」

 そう言いながら胸の古傷を見せてくる。
 ……戦ったことあるんかい、あの剣聖と。

 というかさっきからビッグネームしか出てこない。
 そんなのと一介のサラリーマンを同列に並べられちゃ困る。

「どいつもこいつも頭のねじが一本抜けとるような連中ばかりじゃったが、誰も彼もが優秀な戦士であった。
 一度、部下にしてみたいと思っとったんじゃよ」

 その辺りを日本人の代表格として扱われるのは、不服に感じる人が多いと思う。
 どうやら陛下、かなり特殊な方々とばかり出会っていた模様。
 しかも口振りからして、その面子を倒してきているようでもある。
 ……やっぱり凄いな、この人。

 しかし異世界で日本人の名を聞けるのは感慨深いが、今は誤解を解くのが先決。

「陛下がお会いした方々は日本でも天才と謳われている者達です。
 対して私は何の取柄も無い凡人。
 陛下のご期待には応えられないかと」

「むぅ――まあ、そういうことにしておこうか」

 一先ず、納得してくれたようである。
 まだ誤った捉え方をされているようなので、おいおい説明が必要かもしれないが。

「さて、面白い会話もできたところでそろそろお開きと――なんじゃい?」

 そこで気付く。
 いつの間にか私達は兵達に取り囲まれていた。
 しかも全員が武器を構えている。
 随分と剣呑とした空気だ。

「おいおい、どうした?
 まさか、エイル卿が儂に何かするとでも思ったのか?」

「いえ、陛下がエイル卿の前で服をお脱ぎになられたので。
 これは事案発生かと思い、最悪の場合陛下を刺し違えてでも止める覚悟でありました」

 言われてみれば。
 陛下は上半身の古傷を見せるため、上着を脱ぎ捨てていた。
 確かに、客観的に見て危険な構図である。

「……お主ら、“近衛”の意味分かっとるんかい!?」

 さもありなん。
 変な真似ばかりするから、そうなるのである。



 何はともあれ。
 私は皇帝陛下への挨拶を無事こなしつつ、ついでに隣国の統治権を手に入れ、近衛軍の一部も預かった。
 うむ、豊作豊作。



 第2話 完
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