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第1章 旧皇帝派のリーダー ラビア
第1話 旧皇帝派軍
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ノマル砦を占領してから13年が経過しようとしていた。
帝都軍はかなり焦っているんだろうなぁ…ふふふ
今までも何回か攻砦してきているがそれでも決して敗れたことの無いこの百戦錬磨の絶壁要塞ノマル砦…
帝都軍はどうしてここの警備を薄くしてしまったのか…ほんとにおバカさんたちね、私たちとしては嬉しい限りだけど。
アトラ兵「ラビア様、ご報告がございます」
(アトラ兵とは旧皇帝の兵士のこと)
ラビア「ん?どうしたの?」
アトラ兵「帝都の下の水道トンネルから微かではありますが魔力を検知しました。」
ラビア「正体は?」
アトラ兵「まだ不明ではあるものの不規則な魔力エネルギーのため、もしかしたら死者復活の薬があるのかもしれません」
普通魔力は不規則なエネルギー反応ではなく一定を保っているためここまで不規則なことはまずありえない、そして死者の完全復活剤の薬は時間によって活発化することがあるのでもしかしたらそれかもしれない。
ラビア「わかった準備が整え次第向かって」
アトラ兵「了解いたしました」
ようやく手がかりを見つけたな、まぁでもそれが薬であるかどうかなんか分からない、もしかしたらもうすぐで息絶えてしまう魔物かもしれない、でも行ってみないよりはマシだ。
しかしずっとこのノマル砦に引きこもる訳にもいかないな…
帝国側も奪還に向けてかなり動きがあるからな。
取られないとは思うが念の為だ。
そうだな…帝国支配の手始めに近くの帝国領のマタル村でも侵略してうちらの領地にしようかな。
ラビア「ねぇ、ガピ?」
ガピ「はい、なにか」
ラビア「えっとねぇ…この近くにマタル村あんじゃん」
ラビア「あの水道トンネルに行ったアトラ兵が戻ってきたらでいいんだけど、兵をあげてマタル村を侵略してうちらの領地にしようかなぁって考えてるんだけどどう?」
ガピ「よい考えですね、最近帝都軍が活発に動いているのでいつ取られるかわかったもんじゃないですしね、万が一負けてしまった時の隠れ家という感じでもいいかもしれませんね。」
ラビア「さっすが~わかってるぅ~」
ガピとは昔からの仲で幼馴染、私の事わかってくれるのはガピだけだよォ
まぁでも鈍感すぎて私がガピのこと好きって気づいてないんだよねぇ…早く気づいてほしいな…
そう考えながら|ω・`)じー っとガピを見ていた。
ガピ「どうかした?」
ラビア「いや?なんでも」
ずっとこんな会話をしていた。
そして時間がたち、アトラ兵が帰ってきた。
アトラ兵「ご報告致します。魔力エネルギーの正体は水道トンネルに住む瀕死の水スライムでした。」
アトラ兵「一応探索の邪魔にならないように水スライムの家である近くのロマ湖に返してあげました。」
ラビア「わかった、ありがと。」
ラビア「あとガピから話あるからそれ聞いて」
アトラ兵「わかりました。」
ん~またハズレか、まぁまだ探索しきれてないところもあるし、手当り次第探していくか…
さてやるか
スキル発動 捜技 「特殊エネルギー探知」
さて、次にエネルギー反応が出てるのはっと…
ん~そんな不自然なエネルギー反応はないか…
少し遠征でも行こうかな。
そう考えてたのもつかの間…あることが起こった。
ドゥゴォォォン!
突然爆発音が鳴り響いた。
ラビア「ど、どうした?」
まじで何があった?
アトラ兵の中の誰かが大砲でも誤射でもしたのか?。
アトラ兵「ラビア様~!」
ラビア「どうした何があった」
アトラ兵「帝都軍が攻めてきました!」
アトラ兵「その数なんと…」
アトラ兵「5万人以上!!」
次回 ノマル砦防衛戦
5月中にはあげる予定
帝都軍はかなり焦っているんだろうなぁ…ふふふ
今までも何回か攻砦してきているがそれでも決して敗れたことの無いこの百戦錬磨の絶壁要塞ノマル砦…
帝都軍はどうしてここの警備を薄くしてしまったのか…ほんとにおバカさんたちね、私たちとしては嬉しい限りだけど。
アトラ兵「ラビア様、ご報告がございます」
(アトラ兵とは旧皇帝の兵士のこと)
ラビア「ん?どうしたの?」
アトラ兵「帝都の下の水道トンネルから微かではありますが魔力を検知しました。」
ラビア「正体は?」
アトラ兵「まだ不明ではあるものの不規則な魔力エネルギーのため、もしかしたら死者復活の薬があるのかもしれません」
普通魔力は不規則なエネルギー反応ではなく一定を保っているためここまで不規則なことはまずありえない、そして死者の完全復活剤の薬は時間によって活発化することがあるのでもしかしたらそれかもしれない。
ラビア「わかった準備が整え次第向かって」
アトラ兵「了解いたしました」
ようやく手がかりを見つけたな、まぁでもそれが薬であるかどうかなんか分からない、もしかしたらもうすぐで息絶えてしまう魔物かもしれない、でも行ってみないよりはマシだ。
しかしずっとこのノマル砦に引きこもる訳にもいかないな…
帝国側も奪還に向けてかなり動きがあるからな。
取られないとは思うが念の為だ。
そうだな…帝国支配の手始めに近くの帝国領のマタル村でも侵略してうちらの領地にしようかな。
ラビア「ねぇ、ガピ?」
ガピ「はい、なにか」
ラビア「えっとねぇ…この近くにマタル村あんじゃん」
ラビア「あの水道トンネルに行ったアトラ兵が戻ってきたらでいいんだけど、兵をあげてマタル村を侵略してうちらの領地にしようかなぁって考えてるんだけどどう?」
ガピ「よい考えですね、最近帝都軍が活発に動いているのでいつ取られるかわかったもんじゃないですしね、万が一負けてしまった時の隠れ家という感じでもいいかもしれませんね。」
ラビア「さっすが~わかってるぅ~」
ガピとは昔からの仲で幼馴染、私の事わかってくれるのはガピだけだよォ
まぁでも鈍感すぎて私がガピのこと好きって気づいてないんだよねぇ…早く気づいてほしいな…
そう考えながら|ω・`)じー っとガピを見ていた。
ガピ「どうかした?」
ラビア「いや?なんでも」
ずっとこんな会話をしていた。
そして時間がたち、アトラ兵が帰ってきた。
アトラ兵「ご報告致します。魔力エネルギーの正体は水道トンネルに住む瀕死の水スライムでした。」
アトラ兵「一応探索の邪魔にならないように水スライムの家である近くのロマ湖に返してあげました。」
ラビア「わかった、ありがと。」
ラビア「あとガピから話あるからそれ聞いて」
アトラ兵「わかりました。」
ん~またハズレか、まぁまだ探索しきれてないところもあるし、手当り次第探していくか…
さてやるか
スキル発動 捜技 「特殊エネルギー探知」
さて、次にエネルギー反応が出てるのはっと…
ん~そんな不自然なエネルギー反応はないか…
少し遠征でも行こうかな。
そう考えてたのもつかの間…あることが起こった。
ドゥゴォォォン!
突然爆発音が鳴り響いた。
ラビア「ど、どうした?」
まじで何があった?
アトラ兵の中の誰かが大砲でも誤射でもしたのか?。
アトラ兵「ラビア様~!」
ラビア「どうした何があった」
アトラ兵「帝都軍が攻めてきました!」
アトラ兵「その数なんと…」
アトラ兵「5万人以上!!」
次回 ノマル砦防衛戦
5月中にはあげる予定
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