19 / 157
第19話『はるちゃんのお勉強大作戦 終』
しおりを挟む
はるちゃんは、ドアも閉めずに何か言いたげに、泣きそうな顔をしていた。
は「あ、あのさ、えっと……今の……。」
今の?
は「聞こえてた……翔悟とストロベリーの話……。」
翔「えっ。」
ス「あらま。」
ナイスすぎるんだけど。
は「翔悟がそんなふうに思ってたなんてっ……。」
瞳の潤みが増す。
翔「はる。」
翔悟くんは立ち上がり、はるちゃんに近づく。
翔「そういう事だ。」
その途端、はるちゃんは翔悟くんの胸に顔をくっつけた。
は「あ、ありがと……。」
翔悟くんははるちゃんから目を逸らしてる。やだー、照れてるんですけどー。このカップルどこまでも可愛いよね。ストロベリーおばさんはキュンキュンだよ。
そして、再試の日。
翔「はる、全力で頑張れよ。」
は「うんっ!」
ス「ファイト!」
は「ありがと!」
颯爽と学校の門をくぐるはるちゃん。
翔「はるが再試の日にあんなに生き生きと教室に向かうのは初めて見ました。」
ス「そうなんだね。」
結果はどうなるか分からないけど、めでたしめでたしだね。
☆本日の主要キャラクター☆
・宮下翔悟
・池田はる
・佐藤ストロベリー
(・佐々木ロウクワット)
『はるちゃんのお勉強大作戦』完
ロ「ちょっと待ったぁー!私、出番無さすぎじゃないですか!?これ、一応春軍回ですよね!?せめて、翔悟くんが昔話してるときの私とはるちゃんの会話ぐらい載せてくれたって良くないですか!?!」
ス「はいはい、落ち着いて。何喋ってたの?」
ロ「えっとですね……」
ス「出たっ。回想になるやつ!」
飲み物を取りに、2人で台所へ。
ロ「はるちゃんと翔悟くん、いつから付き合ってるの?」
は「去年からだよ。」
ロ「へぇ!思ったより最近なのね。」
は「そう?ロウクワットは彼氏いないの?」
ロ「いないよ。」
は「えー!意外!モテそうなのに!」
ロ「うーん……私があんまり男に興味無いんだよね。」
は「そうなの!?なんで?」
ロ「彼氏に頼るより自分でした方が早いし、とか思っちゃう。こんなんじゃダメかなーとは思うんだけど。」
は「へぇー。告白されたりとかはしないの?」
ロ「んー、するけど断る。」
は「あ、告白されることあるんだ。1週間に何人くらい?」
ロ「んー、ざっと7人くらい?」
は「え!1日1人じゃん!すごい!」
はるちゃんはお茶をコップに注ぎ終え、お盆に乗せた。
ロ「あ、持つよ。」
は「ありがとー!」
そして、あの修羅場へ。
ス「だからはるちゃん何も持ってなかったんだ。って、え、ロウクワットあの時いたの!?」
ロ「ずっと後ろで聞いてました。」
ス「ははっ、それはつらたんだね。」
ロ「リアルに充実してる2人の姿は眩しかったです。」
ス「そうね。ねぇ、このコーナーいる?」
ロ「……あんまりいりませんね。」
ス「うん、だよね。」
『はるちゃんのお勉強大作戦』 完
To be continued…
は「あ、あのさ、えっと……今の……。」
今の?
は「聞こえてた……翔悟とストロベリーの話……。」
翔「えっ。」
ス「あらま。」
ナイスすぎるんだけど。
は「翔悟がそんなふうに思ってたなんてっ……。」
瞳の潤みが増す。
翔「はる。」
翔悟くんは立ち上がり、はるちゃんに近づく。
翔「そういう事だ。」
その途端、はるちゃんは翔悟くんの胸に顔をくっつけた。
は「あ、ありがと……。」
翔悟くんははるちゃんから目を逸らしてる。やだー、照れてるんですけどー。このカップルどこまでも可愛いよね。ストロベリーおばさんはキュンキュンだよ。
そして、再試の日。
翔「はる、全力で頑張れよ。」
は「うんっ!」
ス「ファイト!」
は「ありがと!」
颯爽と学校の門をくぐるはるちゃん。
翔「はるが再試の日にあんなに生き生きと教室に向かうのは初めて見ました。」
ス「そうなんだね。」
結果はどうなるか分からないけど、めでたしめでたしだね。
☆本日の主要キャラクター☆
・宮下翔悟
・池田はる
・佐藤ストロベリー
(・佐々木ロウクワット)
『はるちゃんのお勉強大作戦』完
ロ「ちょっと待ったぁー!私、出番無さすぎじゃないですか!?これ、一応春軍回ですよね!?せめて、翔悟くんが昔話してるときの私とはるちゃんの会話ぐらい載せてくれたって良くないですか!?!」
ス「はいはい、落ち着いて。何喋ってたの?」
ロ「えっとですね……」
ス「出たっ。回想になるやつ!」
飲み物を取りに、2人で台所へ。
ロ「はるちゃんと翔悟くん、いつから付き合ってるの?」
は「去年からだよ。」
ロ「へぇ!思ったより最近なのね。」
は「そう?ロウクワットは彼氏いないの?」
ロ「いないよ。」
は「えー!意外!モテそうなのに!」
ロ「うーん……私があんまり男に興味無いんだよね。」
は「そうなの!?なんで?」
ロ「彼氏に頼るより自分でした方が早いし、とか思っちゃう。こんなんじゃダメかなーとは思うんだけど。」
は「へぇー。告白されたりとかはしないの?」
ロ「んー、するけど断る。」
は「あ、告白されることあるんだ。1週間に何人くらい?」
ロ「んー、ざっと7人くらい?」
は「え!1日1人じゃん!すごい!」
はるちゃんはお茶をコップに注ぎ終え、お盆に乗せた。
ロ「あ、持つよ。」
は「ありがとー!」
そして、あの修羅場へ。
ス「だからはるちゃん何も持ってなかったんだ。って、え、ロウクワットあの時いたの!?」
ロ「ずっと後ろで聞いてました。」
ス「ははっ、それはつらたんだね。」
ロ「リアルに充実してる2人の姿は眩しかったです。」
ス「そうね。ねぇ、このコーナーいる?」
ロ「……あんまりいりませんね。」
ス「うん、だよね。」
『はるちゃんのお勉強大作戦』 完
To be continued…
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
一人だけ竜が宿っていた説。~異世界召喚されてすぐに逃げました~
十本スイ
ファンタジー
ある日、異世界に召喚された主人公――大森星馬は、自身の中に何かが宿っていることに気づく。驚くことにその正体は神とも呼ばれた竜だった。そのせいか絶大な力を持つことになった星馬は、召喚した者たちに好き勝手に使われるのが嫌で、自由を求めて一人その場から逃げたのである。そうして異世界を満喫しようと、自分に憑依した竜と楽しく会話しつつ旅をする。しかし世の中は乱世を迎えており、星馬も徐々に巻き込まれていくが……。
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
10歳で記憶喪失になったけど、チート従魔たちと異世界ライフを楽しみます(リメイク版)
犬社護
ファンタジー
10歳の咲耶(さや)は家族とのキャンプ旅行で就寝中、豪雨の影響で発生した土石流に巻き込まれてしまう。
意識が浮上して目覚めると、そこは森の中。
彼女は10歳の見知らぬ少女となっており、その子の記憶も喪失していたことで、自分が異世界に転生していることにも気づかず、何故深い森の中にいるのかもわからないまま途方に暮れてしまう。
そんな状況の中、森で知り合った冒険者ベイツと霊鳥ルウリと出会ったことで、彼女は徐々に自分の置かれている状況を把握していく。持ち前の明るくてのほほんとしたマイペースな性格もあって、咲耶は前世の知識を駆使して、徐々に異世界にも慣れていくのだが、そんな彼女に転機が訪れる。それ以降、これまで不明だった咲耶自身の力も解放され、様々な人々や精霊、魔物たちと出会い愛されていく。
これは、ちょっぴり天然な《咲耶》とチート従魔たちとのまったり異世界物語。
○○○
旧版を基に再編集しています。
第二章(16話付近)以降、完全オリジナルとなります。
旧版に関しては、8月1日に削除予定なのでご注意ください。
この作品は、ノベルアップ+にも投稿しています。
女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。
もる
ファンタジー
目覚めるとそこは地球とは違う世界だった。
怒る女神にブサイク認定され地上に落とされる俺はこの先生きのこることができるのか?
初投稿でのんびり書きます。
※23年6月20日追記
本作品、及び当作者の作品の名称(モンスター及び生き物名、都市名、異世界人名など作者が作った名称)を盗用したり真似たりするのはやめてください。
人質から始まった凡庸で優しい王子の英雄譚
咲良喜玖
ファンタジー
アーリア戦記から抜粋。
帝国歴515年。サナリア歴3年。
新国家サナリア王国は、超大国ガルナズン帝国の使者からの宣告により、国家存亡の危機に陥る。
アーリア大陸を二分している超大国との戦いは、全滅覚悟の死の戦争である。
だからこそ、サナリア王アハトは、帝国に従属することを決めるのだが。
当然それだけで交渉が終わるわけがなく、従属した証を示せとの命令が下された。
命令の中身。
それは、二人の王子の内のどちらかを選べとの事だった。
出来たばかりの国を守るために、サナリア王が判断した人物。
それが第一王子である【フュン・メイダルフィア】だった。
フュンは弟に比べて能力が低く、武芸や勉学が出来ない。
彼の良さをあげるとしたら、ただ人に優しいだけ。
そんな人物では、国を背負うことが出来ないだろうと、彼は帝国の人質となってしまったのだ。
しかし、この人質がきっかけとなり、長らく続いているアーリア大陸の戦乱の歴史が変わっていく。
西のイーナミア王国。東のガルナズン帝国。
アーリア大陸の歴史を支える二つの巨大国家を揺るがす英雄が誕生することになるのだ。
偉大なる人質。フュンの物語が今始まる。
他サイトにも書いています。
こちらでは、出来るだけシンプルにしていますので、章分けも簡易にして、解説をしているあとがきもありません。
小説だけを読める形にしています。
ダンジョンの戦闘配信? いやいや魔獣達のための癒しスローライフ配信です!!
ありぽん
ファンタジー
はぁ、一体この能力は何なんだ。
こんな役に立たないんじゃ、そりゃあパーティーから追放されるよな。
ん? 何だお前、自ら寄ってくるなんて、変わった魔獣だな。
って、おいお前! ずいぶん疲れてるじゃないか!?
だけど俺の能力じゃ……。
え? 何だ!? まさか!?
そうか、俺のこの力はそういうことだったのか。これなら!!
ダンジョンでは戦闘の配信ばかり。別に悪いことじゃいけけれど、だけど戦闘後の魔獣達は?
魔獣達だって人同様疲れるんだ。
だから俺は、授かったこの力を使って戦闘後の魔獣達を。いやいや共に暮らしている魔獣達が、まったりゆっくり暮らせるように、魔獣専用もふもふスローライフ配信を始めよう!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる