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二人の門出 その2
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「むっ・・・!」
自身の認識阻害の魔法に気付かれたフローラは、驚愕のあまり口の中にあったスープの具を喉に詰まらせそうになった。
シュウも椅子から腰を浮かせて身構える。
認識阻害の魔法は使い手によってその効果の強さや範囲などが左右されるが、聖女であるフローラのそれは格別な強さを誇っているはずだった。そうなると少なくとも一般人がフローラの認識阻害の魔法を見破ることは出来ないのだが、目の前にいる老婆はシュウ達が認識阻害の魔法で姿を変えていることに気付いた・・・これにシュウ達は驚愕したのだ。
(もう追っ手が来たのか?)
シュウは相手が老婆であれ、油断せずに警戒していると・・・
「あぁ、悪いねぇ別に脅かすつもりはなかったんだけどね。ちょっと懐かしくなってね」
老婆はそう言ってケラケラと笑いながら、空いている椅子に腰を掛けた。
唖然とするシュウ達を余所に、老婆はフローラを見つめながら続ける。
「その魔力・・・アンタ聖女だろう?何を隠そう、私も元聖女さ」
「「えっ!?」」
シュウとフローラが同時に驚愕の声を上げる。
「何十年も前に、私もアンタらと同じように駆け落ちしたのさ」
シュウとフローラは思わず顔を見合わせる。
果たしてこんな偶然があるのか?と。
しかし、実際に目の前の老婆は聖女であるフローラの認識阻害の魔法を見抜いている。それは老婆が言う通り聖魔法に強い聖女にしかできないことだった。
「駆け落ちしたって・・・代々聖女は聖神教会の政略のために・・・」
歴代聖女達は例外なく政略のために婚姻を結ばされたはずで、一部の逃げた者は全員は捕まり、訳有り貴族や王族に嫁がされるか、それすら拒否した者は教会の怒りを買った罰として見せしめもかねて闇から闇へ葬られた・・・そうシュウは記憶していた。
聖神教会と聖女に纏わる闇である。
「聖女だって人間さね。私を含め中には添い遂げたい人がいて、駆け落ちした子だっていたのさ。アンタ達のようにね」
「教会の追っ手を振り切った・・・と?」
「そうだよ。今ここにこうしているのが証拠さ。まぁ、楽だった道じゃないけどねぇ。私以外にもうまく逃げ延びたのは何人も知ってるよ。残念ながら捕まったのもいるけどね」
老婆はかつてのその聖女達のことを思い出すように、遠い目をしてそう言った。
「それでは・・・教会は逃げ延びた聖女のことを隠蔽していたのですか」
シュウは呆然と呟くが、それはそうかと考え直す。
教会で囲っている聖女が逃げ出さないように、徹底してその辺は管理するのが普通だと。
シュウはフローラを連れての逃避行には少なからず不安を感じているが、それでも逃げ延びた聖女が実際にいるという話を知り、いくらか希望を見出した。
だがここで、これまで穏やかに笑みを浮かべていた老婆がスッと目を細め、真剣な顔をしてフローラを指さしながら言った。
「忠告しとくよ。その認識阻害の魔法は、聖女だけが見抜けるわけじゃない。世の中にはそういった特殊魔法に鼻が利く者だっているんだ。教会にいる専門の聖女追跡隊にはまず通用しないと考えたほうがいい。だから決してその能力を過信しちゃいけない。強力な魔法はそれだけ足がつきやすくなるし、逆に足をすくわれる結果になりかねないからね」
実際に認識阻害の魔法の効かなかった白金の騎士団と昼間に悶着があっただけに、老婆の言葉を聞いたフローラは体を強張らせる。この村でも認識阻害魔法さえ使っていればまず大丈夫だろうと考えていただけに、なおの事老婆の言葉はフローラに刺さった。
「あんたもだよ。彼女だけじゃなくて、あんたも頑張らなきゃいけないんだからね」
老婆がそう言いながら次に突然シュウをビシッと指さすと、シュウは「は、はい」とたじたじになりながら返事をする。
年齢のせいなのか、元聖女のせいか、それとも大変な逃避行の経験があるせいなのか、老婆の言葉にはそれなりに修羅場をくぐってきたシュウにも刺さるほど貫禄があった。
「まぁ、脅かすつもりじゃなかったんだけどね。ちょっと一言言っておきたいと思ってついね・・・年を取ると嫌だねぇ」
老婆は破顔してそう言うと、唐突にカードを取り出してテーブルの上に表を伏せて並べだした。
そのカードと並べ方にはシュウに見覚えがあった。
帝都でもそこら中でいる占い師がやっているそれと同じものだと気付く。
「お詫びだよ。私は副業で占いもやっているのさ。いつもならそこそこの金額を取るんだけど、今回はサービスで二人のこれからを占うよ。さ、一枚カードを選んどくれ」
シュウは占いを信じていない。神官であったときすら神のことを信じていなかったのだから、その手のものを信じないのは当然といえば当然だった。だから占いなどしたことのないシュウは警戒したのだが、フローラはそうでもないらしく、あっさりとカードを一枚手に取った。
「うん・・・アンタにゃこれから明るい未来が待っていると出てるよ。苦労することはあるかもしれないけど、そんなことどうでも良くなるくらい幸せになれるみたいだよ」
「本当ですか!」
フローラは満面の笑顔で「幸せになれるんですって」とシュウに向けて視線を向ける。
この流れになるとシュウだけがカードを引かないわけにはいかない。だからシュウも仕方が無しに一枚引いた。
「おお、これは珍しい。アンタもこれからいくらか障害はあるけど、『尋常ならないくらいに幸せになる』と出ているよ」
「え?な、なんですかそれは・・・」
普通に幸せになる、とは違うのか?とシュウは訊ねるも・・・
「さぁ、ただそのように占いに出ているだけだからね。私も詳しいことはよくわからないさ」
「えぇ・・・(困惑)」
結局のところは幸せになるんだから良いじゃないか、と言われたシュウは釈然としないながらも「まぁ悪い結果じゃないみたいだから良いか」と思うようにした。
「それでは、二人に幸あらんことを」
食事を言え、酒場を出ようとするシュウ達を老婆は祈る仕草をして送り出した。
たまたま逃避した先で、なんという奇跡的な出会いをしたのだろうとフローラは興奮している。
「私達も幸せになりましょう。占いに出ていたし、大丈夫ですよ!」
そう言って笑顔を向けるフローラの頭を、シュウはそっと撫でた。
(私も頑張れ、か。キャラじゃないんですがねぇ・・・まぁ・・・)
可愛い後輩のために、やってみますか。
シュウはそう決心した。
-----
「あらいけない」
老婆は先ほどシュウが引いたカードの占いの結果について、なんとなく気になってもう一度調べ直していた。
その結果、とんでもないことがわかったのだ。
「歳は取りたくないねぇ・・・占い、全然違う結果を伝えちゃったじゃない。間違えちゃったよ・・・まぁ、なんとかなるさね、多分・・・」
老婆はシュウの占いの結果を大きく間違えて解釈し、それを伝えてしまっていたのだ。
「尋常ならざるほどの、死んだほうがマシというレベルの女難の相・・・か。くわばらくわばら」
実際のシュウの占い結果は、前途は極めて多難と出ていた。
自身の認識阻害の魔法に気付かれたフローラは、驚愕のあまり口の中にあったスープの具を喉に詰まらせそうになった。
シュウも椅子から腰を浮かせて身構える。
認識阻害の魔法は使い手によってその効果の強さや範囲などが左右されるが、聖女であるフローラのそれは格別な強さを誇っているはずだった。そうなると少なくとも一般人がフローラの認識阻害の魔法を見破ることは出来ないのだが、目の前にいる老婆はシュウ達が認識阻害の魔法で姿を変えていることに気付いた・・・これにシュウ達は驚愕したのだ。
(もう追っ手が来たのか?)
シュウは相手が老婆であれ、油断せずに警戒していると・・・
「あぁ、悪いねぇ別に脅かすつもりはなかったんだけどね。ちょっと懐かしくなってね」
老婆はそう言ってケラケラと笑いながら、空いている椅子に腰を掛けた。
唖然とするシュウ達を余所に、老婆はフローラを見つめながら続ける。
「その魔力・・・アンタ聖女だろう?何を隠そう、私も元聖女さ」
「「えっ!?」」
シュウとフローラが同時に驚愕の声を上げる。
「何十年も前に、私もアンタらと同じように駆け落ちしたのさ」
シュウとフローラは思わず顔を見合わせる。
果たしてこんな偶然があるのか?と。
しかし、実際に目の前の老婆は聖女であるフローラの認識阻害の魔法を見抜いている。それは老婆が言う通り聖魔法に強い聖女にしかできないことだった。
「駆け落ちしたって・・・代々聖女は聖神教会の政略のために・・・」
歴代聖女達は例外なく政略のために婚姻を結ばされたはずで、一部の逃げた者は全員は捕まり、訳有り貴族や王族に嫁がされるか、それすら拒否した者は教会の怒りを買った罰として見せしめもかねて闇から闇へ葬られた・・・そうシュウは記憶していた。
聖神教会と聖女に纏わる闇である。
「聖女だって人間さね。私を含め中には添い遂げたい人がいて、駆け落ちした子だっていたのさ。アンタ達のようにね」
「教会の追っ手を振り切った・・・と?」
「そうだよ。今ここにこうしているのが証拠さ。まぁ、楽だった道じゃないけどねぇ。私以外にもうまく逃げ延びたのは何人も知ってるよ。残念ながら捕まったのもいるけどね」
老婆はかつてのその聖女達のことを思い出すように、遠い目をしてそう言った。
「それでは・・・教会は逃げ延びた聖女のことを隠蔽していたのですか」
シュウは呆然と呟くが、それはそうかと考え直す。
教会で囲っている聖女が逃げ出さないように、徹底してその辺は管理するのが普通だと。
シュウはフローラを連れての逃避行には少なからず不安を感じているが、それでも逃げ延びた聖女が実際にいるという話を知り、いくらか希望を見出した。
だがここで、これまで穏やかに笑みを浮かべていた老婆がスッと目を細め、真剣な顔をしてフローラを指さしながら言った。
「忠告しとくよ。その認識阻害の魔法は、聖女だけが見抜けるわけじゃない。世の中にはそういった特殊魔法に鼻が利く者だっているんだ。教会にいる専門の聖女追跡隊にはまず通用しないと考えたほうがいい。だから決してその能力を過信しちゃいけない。強力な魔法はそれだけ足がつきやすくなるし、逆に足をすくわれる結果になりかねないからね」
実際に認識阻害の魔法の効かなかった白金の騎士団と昼間に悶着があっただけに、老婆の言葉を聞いたフローラは体を強張らせる。この村でも認識阻害魔法さえ使っていればまず大丈夫だろうと考えていただけに、なおの事老婆の言葉はフローラに刺さった。
「あんたもだよ。彼女だけじゃなくて、あんたも頑張らなきゃいけないんだからね」
老婆がそう言いながら次に突然シュウをビシッと指さすと、シュウは「は、はい」とたじたじになりながら返事をする。
年齢のせいなのか、元聖女のせいか、それとも大変な逃避行の経験があるせいなのか、老婆の言葉にはそれなりに修羅場をくぐってきたシュウにも刺さるほど貫禄があった。
「まぁ、脅かすつもりじゃなかったんだけどね。ちょっと一言言っておきたいと思ってついね・・・年を取ると嫌だねぇ」
老婆は破顔してそう言うと、唐突にカードを取り出してテーブルの上に表を伏せて並べだした。
そのカードと並べ方にはシュウに見覚えがあった。
帝都でもそこら中でいる占い師がやっているそれと同じものだと気付く。
「お詫びだよ。私は副業で占いもやっているのさ。いつもならそこそこの金額を取るんだけど、今回はサービスで二人のこれからを占うよ。さ、一枚カードを選んどくれ」
シュウは占いを信じていない。神官であったときすら神のことを信じていなかったのだから、その手のものを信じないのは当然といえば当然だった。だから占いなどしたことのないシュウは警戒したのだが、フローラはそうでもないらしく、あっさりとカードを一枚手に取った。
「うん・・・アンタにゃこれから明るい未来が待っていると出てるよ。苦労することはあるかもしれないけど、そんなことどうでも良くなるくらい幸せになれるみたいだよ」
「本当ですか!」
フローラは満面の笑顔で「幸せになれるんですって」とシュウに向けて視線を向ける。
この流れになるとシュウだけがカードを引かないわけにはいかない。だからシュウも仕方が無しに一枚引いた。
「おお、これは珍しい。アンタもこれからいくらか障害はあるけど、『尋常ならないくらいに幸せになる』と出ているよ」
「え?な、なんですかそれは・・・」
普通に幸せになる、とは違うのか?とシュウは訊ねるも・・・
「さぁ、ただそのように占いに出ているだけだからね。私も詳しいことはよくわからないさ」
「えぇ・・・(困惑)」
結局のところは幸せになるんだから良いじゃないか、と言われたシュウは釈然としないながらも「まぁ悪い結果じゃないみたいだから良いか」と思うようにした。
「それでは、二人に幸あらんことを」
食事を言え、酒場を出ようとするシュウ達を老婆は祈る仕草をして送り出した。
たまたま逃避した先で、なんという奇跡的な出会いをしたのだろうとフローラは興奮している。
「私達も幸せになりましょう。占いに出ていたし、大丈夫ですよ!」
そう言って笑顔を向けるフローラの頭を、シュウはそっと撫でた。
(私も頑張れ、か。キャラじゃないんですがねぇ・・・まぁ・・・)
可愛い後輩のために、やってみますか。
シュウはそう決心した。
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「あらいけない」
老婆は先ほどシュウが引いたカードの占いの結果について、なんとなく気になってもう一度調べ直していた。
その結果、とんでもないことがわかったのだ。
「歳は取りたくないねぇ・・・占い、全然違う結果を伝えちゃったじゃない。間違えちゃったよ・・・まぁ、なんとかなるさね、多分・・・」
老婆はシュウの占いの結果を大きく間違えて解釈し、それを伝えてしまっていたのだ。
「尋常ならざるほどの、死んだほうがマシというレベルの女難の相・・・か。くわばらくわばら」
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