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9.結婚式
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あれから私達はすぐに国に帰り、国王に結婚許可をもらった。
そしてアレク殿下からは謝罪の手紙と共に拉致の犯人である麗華様は身分剥奪と終身刑になり、男二人は犯罪労働者としてここ20年は強制労働になると報告があった。
今思うとアレク殿下は意外に悪い人じゃないのかと思えてきた。
まぁ好きに離れないけど。
「カノン。」
「はい!」
「何もボーッとしてるの?
今から結婚式なのに、」
そう今日は結婚式。
真っ白な正装を来ているウォルター様はいつも以上にキラキラしていて目に毒だ。
私も真っ白なドレスに着替えてウォルター様の隣に並んでいる。
これもウォルター様からの贈り物。
「ごめんね。
少しあのことを考えてたの、許してウォルター様。」
そう言って私はウォルター様にキスをする。
「……ずるいよ、カノン」
「へへ、さぁ行きましょう!」
これから私達は人生をずっと共にする。
この先にもあの日のような事件はたくさん待ち構えていると思う。
だけどウォルター様と二人で乗り越えて行けたらいいなと思い今日、神様に誓う。
【これからずっと……】
そしてアレク殿下からは謝罪の手紙と共に拉致の犯人である麗華様は身分剥奪と終身刑になり、男二人は犯罪労働者としてここ20年は強制労働になると報告があった。
今思うとアレク殿下は意外に悪い人じゃないのかと思えてきた。
まぁ好きに離れないけど。
「カノン。」
「はい!」
「何もボーッとしてるの?
今から結婚式なのに、」
そう今日は結婚式。
真っ白な正装を来ているウォルター様はいつも以上にキラキラしていて目に毒だ。
私も真っ白なドレスに着替えてウォルター様の隣に並んでいる。
これもウォルター様からの贈り物。
「ごめんね。
少しあのことを考えてたの、許してウォルター様。」
そう言って私はウォルター様にキスをする。
「……ずるいよ、カノン」
「へへ、さぁ行きましょう!」
これから私達は人生をずっと共にする。
この先にもあの日のような事件はたくさん待ち構えていると思う。
だけどウォルター様と二人で乗り越えて行けたらいいなと思い今日、神様に誓う。
【これからずっと……】
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