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2.隣国・アクアライト帝国
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暗い暗い海の底に沈んでいく。
あれから私はどうなったんだろう。
もしかして死んだのかな…?
瞼の向こうに光を感じ、目を開ける。
見たことの無い装飾が施された天井。
暮らしていた王城の天井に似ているようだけど少し違う。
ここがどこか確認しようと思い、ベットから起き上がろうとする。
「っ!」
そうだった。
私、崖から落ちて…ん?
ということは誰かが助けてくれたのか…。
ガチャ
部屋の扉が開いた。
入ってきたのは、
平均より少し低めの身長の女性。
髪は青みが強い紺色の綺麗なボブで侍女服らしきものを着ている。
「…あ!目が覚めたんですね!」
「…えっと」
「もう3日も眠り続けていたんですよ」
3日も…。
「あの、ここはどこですか?」
「もしかして、記憶が無いんですか?!」
「いや、記憶はあるのですが、ここがどこなのかは分からないので……」
「なるほどです。
ここはアクアライト帝国のアクアライト王家・王太子殿下のお屋敷になりま。」
アクアライト帝国…。
って隣国の。
崖から落ちた先はもう、シルジュ親王国ではなくアクアライト帝国だったのか、
「アクアライト帝国…。貴方は…」
「私はラズと申します。
王太子殿下の命により、貴方様のお世話をしておりました」
「私はシルジュ親王国出身のカノン・ティレーネと申します。今までお世話になりました」
そういえば、隣国の人間が勝手に国に入ってたってなると侵入になるんじゃ…。
ラズさんもシルジュ親王国って聞いて少し焦ってるように感じる。
「…アクアライト帝国の方ではなかったのですね。
まぁひとまずカノン様が目を覚ましたら、お伝えするように王太子殿下に言われているのでお知らせしてきますね。
カノン様は重症なのですから動かず安静にしておいて下さい」
そう言ってラズさんは部屋を出ていった。
それから少し経って扉をノックする音が聞こえた。
そして入ってきたのは、
アレク殿下より背が高く
琥珀のように綺麗な金髪の髪を後ろでまとめたヘアスタイル。
そして、サファイアのように輝いた青の瞳を持った綺麗な男性。
この人が王太子殿下なのだろう。
綺麗な人過ぎて見てるだけでドキドキしてきた
「…加減はどうだろうか?」
「お陰様で…。
何から何までありがとうございます」
「目を覚ましたばかりで申し訳ないが、
なぜあんな森の中で重症をおい倒れていたのか教えていただいても大丈夫だろうか」
「はい」
そうして、私は今までの経緯を王太子殿下に話した。
シルジュ親王国で聖女だったこと、
聖女の任務として戦場にいたこと、
治癒魔法と聖力の使いすぎで意識を失ったこと、
そしてそれと同時に崖から落ちたこと。
「…そうだったのか、」
「はい、申し訳ありません。
意識を失っていたとはいえ国に無断侵入となってしまって、」
「いや、それは大丈夫だ。
ひとつ聖女殿に聞きたいのだが、」
「はい」
「シルジュ親王国に、国に帰りたいか?」
国に、帰りたいかと言えば帰りたくない。
麗華様やアレク殿下に
神殿からの扱いも何もかも
逃げ出したかった。
だから、崖から落ちた時、
やっと解放されるって思った。
でも、国民を見放すのは……。
「聖女殿。いや、カノン・ティレーネ嬢。
今こんなことを言うのは間違ってるかもしれないけど、僕は君に国へ帰って欲しくない」
「え、」
「僕は君のことを好きになってしまったんだ」
ん?
好きに…って
いきなり?!!
「…王太子殿下には私なんかでは釣り合わないと思います」
「そんなこと関係ない。
こんな感情になったのは初めてなんだ。
君を発見してから3日このまま目を覚まさなかったらって考えるだけで、何も手につかなくなった。
こんなことは何回もあったのに、
僕自身初めてのことに戸惑ってるんだ」
「それはただ助けた人が目を覚ましたらっていう思いが間違って感じ捉えちゃっただけですよ」
そうそのはず、
だって出会って4日…。
実際その中で話してるのは今日だけなのに好きだなんて…。
「…今すぐに返事してくれなくてもいい。
ただ、僕が君を好きって言うことだけは覚えていて欲しい」
「わかりました。
あと、私、国には帰りたくない、です」
「わかった。
では、君がアクアライト帝国民になる手続きと許可を貰ってくる。
身体も良くなってきたら、国王への謁見があるかもしれないからそれまでゆっくり休んで」
そう言って王太子殿下は部屋を出ていった。
私は体力なんかが万全じゃなかったのか王太子殿下が出ていってすぐに眠りについた。
あれから私はどうなったんだろう。
もしかして死んだのかな…?
瞼の向こうに光を感じ、目を開ける。
見たことの無い装飾が施された天井。
暮らしていた王城の天井に似ているようだけど少し違う。
ここがどこか確認しようと思い、ベットから起き上がろうとする。
「っ!」
そうだった。
私、崖から落ちて…ん?
ということは誰かが助けてくれたのか…。
ガチャ
部屋の扉が開いた。
入ってきたのは、
平均より少し低めの身長の女性。
髪は青みが強い紺色の綺麗なボブで侍女服らしきものを着ている。
「…あ!目が覚めたんですね!」
「…えっと」
「もう3日も眠り続けていたんですよ」
3日も…。
「あの、ここはどこですか?」
「もしかして、記憶が無いんですか?!」
「いや、記憶はあるのですが、ここがどこなのかは分からないので……」
「なるほどです。
ここはアクアライト帝国のアクアライト王家・王太子殿下のお屋敷になりま。」
アクアライト帝国…。
って隣国の。
崖から落ちた先はもう、シルジュ親王国ではなくアクアライト帝国だったのか、
「アクアライト帝国…。貴方は…」
「私はラズと申します。
王太子殿下の命により、貴方様のお世話をしておりました」
「私はシルジュ親王国出身のカノン・ティレーネと申します。今までお世話になりました」
そういえば、隣国の人間が勝手に国に入ってたってなると侵入になるんじゃ…。
ラズさんもシルジュ親王国って聞いて少し焦ってるように感じる。
「…アクアライト帝国の方ではなかったのですね。
まぁひとまずカノン様が目を覚ましたら、お伝えするように王太子殿下に言われているのでお知らせしてきますね。
カノン様は重症なのですから動かず安静にしておいて下さい」
そう言ってラズさんは部屋を出ていった。
それから少し経って扉をノックする音が聞こえた。
そして入ってきたのは、
アレク殿下より背が高く
琥珀のように綺麗な金髪の髪を後ろでまとめたヘアスタイル。
そして、サファイアのように輝いた青の瞳を持った綺麗な男性。
この人が王太子殿下なのだろう。
綺麗な人過ぎて見てるだけでドキドキしてきた
「…加減はどうだろうか?」
「お陰様で…。
何から何までありがとうございます」
「目を覚ましたばかりで申し訳ないが、
なぜあんな森の中で重症をおい倒れていたのか教えていただいても大丈夫だろうか」
「はい」
そうして、私は今までの経緯を王太子殿下に話した。
シルジュ親王国で聖女だったこと、
聖女の任務として戦場にいたこと、
治癒魔法と聖力の使いすぎで意識を失ったこと、
そしてそれと同時に崖から落ちたこと。
「…そうだったのか、」
「はい、申し訳ありません。
意識を失っていたとはいえ国に無断侵入となってしまって、」
「いや、それは大丈夫だ。
ひとつ聖女殿に聞きたいのだが、」
「はい」
「シルジュ親王国に、国に帰りたいか?」
国に、帰りたいかと言えば帰りたくない。
麗華様やアレク殿下に
神殿からの扱いも何もかも
逃げ出したかった。
だから、崖から落ちた時、
やっと解放されるって思った。
でも、国民を見放すのは……。
「聖女殿。いや、カノン・ティレーネ嬢。
今こんなことを言うのは間違ってるかもしれないけど、僕は君に国へ帰って欲しくない」
「え、」
「僕は君のことを好きになってしまったんだ」
ん?
好きに…って
いきなり?!!
「…王太子殿下には私なんかでは釣り合わないと思います」
「そんなこと関係ない。
こんな感情になったのは初めてなんだ。
君を発見してから3日このまま目を覚まさなかったらって考えるだけで、何も手につかなくなった。
こんなことは何回もあったのに、
僕自身初めてのことに戸惑ってるんだ」
「それはただ助けた人が目を覚ましたらっていう思いが間違って感じ捉えちゃっただけですよ」
そうそのはず、
だって出会って4日…。
実際その中で話してるのは今日だけなのに好きだなんて…。
「…今すぐに返事してくれなくてもいい。
ただ、僕が君を好きって言うことだけは覚えていて欲しい」
「わかりました。
あと、私、国には帰りたくない、です」
「わかった。
では、君がアクアライト帝国民になる手続きと許可を貰ってくる。
身体も良くなってきたら、国王への謁見があるかもしれないからそれまでゆっくり休んで」
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