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5. 夜間行進

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アスカを応急処置して、
歩けるところまで回復させる

マサオ「なんで、ここを曲がったんだ?」

アスカ「ありえないだろ、ここを曲がるなんて」

コノミ「あの時は何の疑いも無かったよ」

カナデ「普通に曲がってしまった」

俺「先輩が言ってたのここじゃね」

あ!旧道に入るな…

怖え~早くここから移動しようよ
オシッコしたいよ

少し歩くと田舎なのに24hコンビニがあった

俺達は店内に駆け込んだ

店員さんはそんな俺達を見て
トイレはあちらですよと言った

女子達は3人で個室に入って用を足した
一人で入る事が出来なかったのだ

マサオくんも俺を見て来たけど
ちょっと勘弁してもらった

皆んなが用を済ませ、トイレから出ると
店員さんが5人にコーヒーをおごってくれた

店員「今年もやっぱり来たね、毎年なんだよ
   必ず1組駆け込んで来て、オバケが~ってね」

俺達はその話を聞いてまたゾッとした
あの場所は一体なんなんだろう

場所が俺達に催眠術をかけてたのは
俺だけ分かったけど、でも一体どうやって…

ある条件が重なった場所なのか
実態はないけど、ある意思を持った何かが
この世に存在するのかは謎である…

コーヒーを飲んで、オバケ騒動で
俺達の眠気がぶっ飛んだ

アスカのすり傷もコンビニで処置して
再び俺達は歩き出した

休憩所(am3:00) 残り3時間だね…

マサオ「なんだか、もう終わりか」

アスカ「ユウ…おんぶ…」

カナデ・コノミ「アホか」

俺達はゴールまでハイテンションで
ギャーギャー騒ぎながら歩いた

先生「お前たちだけ、なんでそんなに元気なんだ?」

先生~幽霊を見た~  怖かった~ わーわー

先生「今年はお前達か…でも、
   そんなハイテンションな奴らは初めてだな」

タイムは23:40 なかなかのタイムで俺達はゴールした

学園に帰るバスでは、皆んな熟睡で
いつの間にか学校に着いていた、そこで解散になった。


ケイコ「それで、幽霊の正体ってなんだったの?」

俺とケイコちゃんは学園では、ほぼ会えない。
なので、金曜日の部活の帰りに待ち合わせして一緒に実家へ
帰える事に、俺は1泊して土曜日の夜に家に帰るようにした。

ケイコちゃんは、金曜日の夜中に家を抜け出して
俺の家で愛を育む、土曜日の朝は寝不足で部活が大変そう

学園の食堂で一緒にご飯を食べてたけど
普通科で使う人がほとんどいない

俺とケイコちゃんが一緒にいると
特進の奴らが睨んでくる

ケイコちゃんの同級生などは敵意ありありだ
飯がノドを通らない

ケイコちゃんも立場が悪そうで
悪目立ちしだしたので、学食で食べるのをやめた

ケイコ「お昼、友達と食べるね」
俺「今度から、ご飯は普通科の教室で食べるね」

一緒の事考えてたようだ、
お互いをいたわっての言葉

ケイコ「ユウ…浮気しちゃイヤだよ」

俺「分かってるよ」

わき腹が、むずがゆかった。





























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