スリープしか魔法が使えないんですけど! 【18禁 サイドストーリー】死にかけた少年が見た走馬灯は 死後の世界や前世の生活まで見えてしまった!

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7-01 初めてのパーティー

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ヨモギさんが研究に集中してる間に、
夕食の準備をする。
冷蔵庫がないので基本的に、
毎日買い物に商店街へ行くことになる。

新鮮な肉は、毎日冒険者が
狩ってくるので問題ない。
俺はストレイジ(時空間収納)があるので関係ないが、

野菜が足りないので買い足しに行く
ボーちゃんの出す肥料で今度お庭にでも、
畑を作らせてもらうかな。

さて今日の夕食は何にしよう
そうだ香辛料的な物を採取してたので、
カレーを作ってみるか
ウサギの肉入りカレーとサラダにした。

じっくりコトコト煮てたら、
ヨモギさんがフラフラ近づいてきた。

ヨモギ「何~この食欲を誘う匂い~お腹すいた~」
俺「食事にしましょうかヨモギさん」

ヨモギ「ウマイうまい美味い、なんて料理なんだいユージ君」
俺「カレーです香辛料を使ってます」

ヨモギ「何とあの薬草を料理に使うのか
すごいな君は、もう家の嫁に来い。」

いや真面目な話、
宿を引き払ってうちに下宿してみないか

俺「でも~男と女だし…」

ヨモギ「君は、私を襲うつもりなのかい?」

俺「めっそうもございません
ありがたく住まわせてもらいます。」

ヨモギ「よし、じゃあ今日からいいぞ!」

俺「いきなりですか!わかりました
後から宿に置いてる荷物を取って来ます。」

ヨモギ「その代わりに家事全般頼むぞ!」

俺「やはり、それが目的ですか~
あはは、家事は好きな方なので喜んで!」
思い掛けず定住先が見つかった。

ヨモギ「話は変わるがユージ君
ほぼシャンプーの製作の目ぼしが付いたぞ」
仕事が早い!!

ヨモギ「一つだけ素材が足らない
アロエという薬草だ
明日ギルドに依頼を出しに行ってくれ。」

俺「それなら僕が取ってきますよ~」

ヨモギ「いや~その生息地はC級モンスターの
生息地なんだ、君じゃ無理だろ。」

俺「ん~ギリ行けない事もないけど
僕のスキルサーチとカバンを使えば大量に取れますし」

ヨモギ「ダメだ、君を危険にさらす訳にはいかん!
それなら冒険者パーティの同行が条件だ。」

ん~どうしよう
大人数だと俺の秘密が漏れるだろうし、
ヨモギには内緒で1人だけ同行してもらうか
また小さな嘘をついた。

俺「ヨモギさーん
お庭にお風呂設置していいですか?」
宿を引き払って2階のヨモギさんの
隣の部屋に間借りする事になった

メルちゃんを庭に設置して、
スライム達と一緒にお風呂に入る。
小鳥のピーちゃんも最近はすっかり気に入ってる
ボーちゃんと大はしゃぎだ。

俺らの後に、ヨモギさんも入ってもらった。
「君にはもう…何も言わねぇ…」

翌日、ギルドに行きパセリさんにその事を相談する…

パセリ「ああ~ちょうど1人、パーティーの
仲間が怪我をして暇してる人がいるから
紹介するね」と言われた

C級  女剣士 LV32 赤髪のアルスだ!

俺「C級モンスターの生息地ですが
よろしくお願いします」

アルス「はあ~ん、素材収集だーぁ?
なんでそんなダサい事しないといけないんだよ~」

パセリ「どうせ暇でしょう、行ってあげなさいよ。」

アルス「あそこなら1泊するぞ~用意はできてんのか?」

俺「はい、大丈夫です!」

アルス「じゃあ、さっさと行くぞ~遅れんなよ」

俺「は、はい せっかちな人だなぁ
じゃあパセリさん行ってきます。」

パセリ「気をつけてねー
早くシャンプー作ってね~」
うん、俺よりそっちの方が大事だよね(笑)
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