スリープしか魔法が使えないんですけど！ 【18禁 サイドストーリー】死にかけた少年が見た走馬灯は 死後の世界や前世の生活まで見えてしまった！

12-04

シャル「やっと終わった、
ユージ早く行きましょう」
待ち構えた様にシャルが引っ張って行く。

シャル「ユージだけ旅行に行くなんてずるい＃」

俺「仕事ですよ、それより
プレゼントを買ってまいりました」
俺は真珠と綺麗な貝殻をプレゼントした

シャル「綺麗…ありがとう。
今度は二人で行きたいですね」
何かと二人になりたがるな

俺「お嬢様はそんな勝手は出来ないでしょう？」

シャル「シャル！」
メイドさんもいるのに、ふぅ

俺「シャルは領主の一人娘なんだから
俺なんかとは付き合えないでしょ」

シャル「こっそり付き合う」

メイド「お嬢様っ」

俺「そんな事したら、
父親に殺されます、勘弁して下さい」

シャル「私の立場は自覚してます、
その上で言ってるの
好きでも無い人の物になる前に、好きな人と…」

俺「シャル…メイドさんが聞いてるのに」

シャル「この子はいいの、私の味方なんだから」
そんな訳あるか、
鵜呑みにしてホイホイ話に乗ったら破滅だ

メイド「……」

俺「僕はこの先お父さんと
大事な仕事が増えてきます

なのでそんな事できませんよ、
メイドさんも困ってますから。」

馬車に揺られこちらに干渉せず
外を見ているメイドにスリープを掛ける
シャルの耳元で囁く

俺「シャル、みたいな可愛い娘と
付き合えたら死んでもいいよ
でもマジで殺されるのは勘弁だよ」

シャル「本当に？私可愛い？
ユージは私の事好き？」

俺「好きですよシャル」

シャル「一回だけで良いの、
初めては好きな人とがいい」

俺「夜中、窓の鍵を開けておいて下さい」
シャルは驚きの後、目を潤ませ柔かに微笑む

シャル「はい、わかりました」
可愛いなあ、本当にいいのかなぁ、
やばいなぁどうしよう。

メイドのスリープが消え、
首がカクンっとなって
窓枠におでこをぶつけた、

メイドさんは顔が真っ赤だ
俺とシャルは大声で笑った。

物件は理想的な広さだった、
工場は申し分なく人を増やす事が出来そう

領内の人材を探し回って、失業者、
シングルマザー、まだ働けそうな老人

スラムの人、奴隷、全てを見て回って
埋もれてる才能を発掘しよう。

寮も男女10人ずつ入れる、
20は雇用出来るな、事務所も倉庫もある、

食堂もデカイ、人材派遣会社も良いな、
あ、ギルドと被るか
あれは派遣だな今考えると。

いつ領主からGOが掛かっても良い様にしときたいな、
とりあえず大量に購入した魚をどうにかしたい、
弁当屋、惣菜屋、フィッシュ&チップス、フィッシュバーガー

など考え事をしてる横でシャルがソワソワしてた

シャル「ユージ、今日本当に来る？犬いるよ
誰か起きて来たらどうしよう、
お母様に見つからないかしら…」

その事で頭いっぱいかーい、
この歳の子は興味深々だよね
俺も猿だもんなー、中2だからしょうがないよね。

メイドさんは離れて聴こえてない、さっきはカクンって
させてごめんね

シャルとやって来世の俺大丈夫かな、
騙して無理やりするんじゃ無いから大丈夫だよね、

シャルが望んだ事だし傷つくどころか感謝されるよね
ん～良しとしましょう、そして楽しもう。

夜這いか～