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抗えないほど情熱的なキス
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毎週月曜日、午後一で行われる企画広報部の定例会議は、予定していた一時間よりも早く終わった。
今月の書記当番に当たっていた私は、部員たちが雑談しながら出ていくのを横目に、一人会議室の奥に進む。
持ち込んだパソコンや、プロジェクターの配線コードを片付けていると、背後から「なあ」と呼びかけられた。
一瞬ギクッと手を止めてから、背筋を伸ばして肩越しに振り返る。
スラックスのポケットに片手を突っ込んだ郡司さんが立っていた。
「わかりやすく避けるなよ」
前髪を掻き上げ、私からわずかに視線を外しながら、不機嫌そうな声で呟く。
私は無言のまま、再びしっかり前を向いた。
束ねたコードを、ケースに収納する。
「……避ける以前に、無視か」
呆れたような声の後、これ見よがしに大きな溜め息をつくのが聞こえる。
朝からデスクで向き合っていても、ずっと目を逸らし、声をかけられてもスルー。
郡司さんの言葉に反応を返すのは、仕事の依頼への返事のみという私に、彼が苛立っているのはよくわかる。
でも、あんなことをされた後だ。
オフィスで業務中の態度としてどうなのかというのは自覚しているけど、平気な顔なんかできない。
真後ろに立っている郡司さんを意識しないようシャットアウトして、私は片付けのペースを上げた。
「まあいい。とにかく伝えておく。仕事の話だ。明日の夜、付き合え」
私の態度に業を煮やしたかのように、郡司さんはぶっきら棒な口調でそう言った。
それを耳にして、私は手を止めた。
頭ごなしな業務命令に怪訝な気持ちで、ほんの少しだけ郡司さんを肩越しに振り返る。
彼は不貞腐れたような表情を浮かべ、ガシガシと頭を掻いていた。
「フォーマルな服着てくるか、持参するかしろ」
「フォーマル?」
続いた命令はさらに訝しさを強めるものだったから、私は無意識に眉を寄せて聞き返していた。
きちんと背筋を伸ばし、回れ右をして、郡司さんに正面から向き合う。
それを見て、彼はわずかに目を伏せ、ふうっと唇の先で吹くような息を吐いた。
「明日。来年の春夏新製品のプレス発表会があるんだ。俺が担当した企画じゃないから部外者だけど、出席させてもらえるよう、融通利かしてもらえたから」
「ぷ、プレス発表会……ですか?」
郡司さんの言葉を自分の口で言ったら、語尾が尻上がりになった。
私の反応を見て、郡司さんは「ああ」と相槌を打つ。
「お前、今まで発表会に出たことはないだろ? 次回、俺の企画でやる時には、プレス向けの草稿案も頼もうと思ってる。だから、その勉強も兼ねて、明日連れていきたい」
郡司さんは胸の前で腕組みをして、意識的なのか、事務的に私に告げた。
「でも……明日? そんな、急に」
プレス向けと言うからには、もっとずっと前から予定は決まっていたはずだ。
なのに、突然今日になって言われることが、とても不可解だった。
けれど、郡司さんは無言で何度か頷く。
「ちょっと前から出席させてもらえるように交渉してたんだけど、OKの返事がもらえたのが今朝だった。仕方ないだろ」
「今朝……?」
そのワードが胸に引っかかり、私は思わず呟いていた。
「仕事でも、俺とじゃ嫌か?」
私の呟きには答えず、探ってくる郡司さんに、何度か首を横に振って反応を返した。
「……いえ。仕事なら、同行します」
もしかして、と、私は思考を巡らせていた。
今朝、郡司さんが秘書室の光永さんと並んで歩いているのを見た時、私も聡美も二人の接点がわからなかった。
もしも、この話をしていたのだとしたら、二人には確かに仕事上の接点があったということになる。
マスコミ向けの大きなプレス発表会ともなれば、その総責任者は、営業・企画部門を総括する取締役執行役員になる。
光永さんは、郡司さんの言う『OKの返事』を伝えていたのではないだろうか。
聡美と一緒になって『ホテル出勤』を妄想してしまったけど、私の勘が当たっているとしたら、すごく失礼なことだったんじゃ……?
「じゃあ、そういうことで」
郡司さんは素っ気なくそう言って、私にくるりと背を向けた。
会議室のドアに向かって歩き出しながら、思い出したように「あ」と呟く。
「……悪かった」
私に背中を見せたままで、一言、そう言った。
「っ、え?」
一瞬、どうして謝られたのか理解できずに聞き返してしまったけれど、すぐに合点がいく。
このタイミングで郡司さんが私に謝る理由など、もちろん一つしか思い浮かばない。
「あ、えっと……」
今朝から今の今まで、私はずっと郡司さんを『無視』してきた。
それは強引にキスされたことへの怒りがほとんどだけど、今朝、光永さんと和やかに出勤する彼の姿を見て、モヤモヤしていたのも理由の一つ。
だけど、今朝の出勤風景の種明かしをされてしまったら、自分でも不思議なくらい胸が軽くなっていて、彼の謝罪になんと言って反応すればいいか困る。
「明日、俺と若槻さんは主催者側じゃないゲスト出席だから。いつまでもその態度で別行動取られても困る。一応謝っておくから、機嫌直せ」
だと言うのに、郡司さんが続けたその微妙すぎる言葉に、私は再びカチンときてしまう。
「ちょ、ちょっと待って」
「は?」
言い逃げ、と言っていいほど、あっさりとドアレバーに手をかけていた郡司さんを、私は尖った声で呼び止めた。
彼も鬱陶しそうに眉間に皺を刻んで振り返る。
「ぐ、郡司さんの謝罪って。……土曜日のこと、ですよね」
「そうだけど?」
「だったら、『一応』ってなんですか!?」
言いながら怒りが湧き上がってきて、私は大股で彼の方に歩を進めていた。
私の剣幕に怯んだように、郡司さんがドアに背を預けた。
目の前でピタリと止まった私を、顎を引いて見下ろしている。
「そんな誠意のない謝罪ってありますか。一応って……『本当は悪いことしたなんて思ってない』って、そう言ってるように聞こえます」
グッと顎を上げて、頭一つ分高い位置にある郡司さんの顔を、睨みつけて捲し立てた。
憤慨する私を瞬きしながら見ていた郡司さんが、「ああ」と素っ気なく呟く。
「実際、その通りだから、なんとも言えない」
「なっ……なんですか、その態度!」
あまりにもシレッと、悪びれずに呟く彼に、私は怒り心頭。
思わず彼のネクタイをグッと掴み上げてしまった。
引かれるままにわずかに背を屈めた郡司さんが、「うぐっ」と小さな呻き声を漏らす。
「散々私と忍を侮辱して、同意もなくき……キスしておいて、その態度って……!!」
「侮辱じゃなくて、一般的多数意見を言ったまで。それから、お前にキスしたのも、ふざけたわけでもからかったわけでもない」
「っ……!?」
あまりにふてぶてしいその物言いに、私は返す言葉もなく絶句した。
なにか言いたいのに、言葉にならない。
先走るように口だけがパクパクと動く私を、郡司さんは冷めた瞳で見遣ってから、はあっと深い溜め息をついた。
「お前さ……俺の言ったこと、大事なとこだけ全部スルーするように、頭ん中プログラミングされてるんだろ」
「え?」
「……からかってるだけで、あんなキスする男じゃねえぞ、俺は」
まるで吐き捨てるようにそう言って、郡司さんは私から顔を背けた。
チッと小さな舌打ちと同時に、彼が私に背を向ける。
「え? あ」
ガチャッと音がして、郡司さんの目の前で会議室のドアが開いた。
彼は隙間に身を滑らせるようにして、なんともスマートに廊下に出て行ってしまう。
郡司さんの言葉の意味に気を取られて、一瞬反応が遅れてしまった私の鼻先で、バタンと音を立ててドアが閉められた。
わずかな風を顔に感じて怯んだ私は、もちろんその場に立ち尽くすだけ。
「からかってないなら、なんであんな……」
頭の中が混乱していて、私は無意識にそう口にしていた。
自分では答えの出せない疑問に、もちろん誰も答えてはくれない。
なのに、ただ胸がドキドキと騒いでいて、自分の心臓の反応に戸惑いながら、私はギュッと胸元を握りしめた。
今月の書記当番に当たっていた私は、部員たちが雑談しながら出ていくのを横目に、一人会議室の奥に進む。
持ち込んだパソコンや、プロジェクターの配線コードを片付けていると、背後から「なあ」と呼びかけられた。
一瞬ギクッと手を止めてから、背筋を伸ばして肩越しに振り返る。
スラックスのポケットに片手を突っ込んだ郡司さんが立っていた。
「わかりやすく避けるなよ」
前髪を掻き上げ、私からわずかに視線を外しながら、不機嫌そうな声で呟く。
私は無言のまま、再びしっかり前を向いた。
束ねたコードを、ケースに収納する。
「……避ける以前に、無視か」
呆れたような声の後、これ見よがしに大きな溜め息をつくのが聞こえる。
朝からデスクで向き合っていても、ずっと目を逸らし、声をかけられてもスルー。
郡司さんの言葉に反応を返すのは、仕事の依頼への返事のみという私に、彼が苛立っているのはよくわかる。
でも、あんなことをされた後だ。
オフィスで業務中の態度としてどうなのかというのは自覚しているけど、平気な顔なんかできない。
真後ろに立っている郡司さんを意識しないようシャットアウトして、私は片付けのペースを上げた。
「まあいい。とにかく伝えておく。仕事の話だ。明日の夜、付き合え」
私の態度に業を煮やしたかのように、郡司さんはぶっきら棒な口調でそう言った。
それを耳にして、私は手を止めた。
頭ごなしな業務命令に怪訝な気持ちで、ほんの少しだけ郡司さんを肩越しに振り返る。
彼は不貞腐れたような表情を浮かべ、ガシガシと頭を掻いていた。
「フォーマルな服着てくるか、持参するかしろ」
「フォーマル?」
続いた命令はさらに訝しさを強めるものだったから、私は無意識に眉を寄せて聞き返していた。
きちんと背筋を伸ばし、回れ右をして、郡司さんに正面から向き合う。
それを見て、彼はわずかに目を伏せ、ふうっと唇の先で吹くような息を吐いた。
「明日。来年の春夏新製品のプレス発表会があるんだ。俺が担当した企画じゃないから部外者だけど、出席させてもらえるよう、融通利かしてもらえたから」
「ぷ、プレス発表会……ですか?」
郡司さんの言葉を自分の口で言ったら、語尾が尻上がりになった。
私の反応を見て、郡司さんは「ああ」と相槌を打つ。
「お前、今まで発表会に出たことはないだろ? 次回、俺の企画でやる時には、プレス向けの草稿案も頼もうと思ってる。だから、その勉強も兼ねて、明日連れていきたい」
郡司さんは胸の前で腕組みをして、意識的なのか、事務的に私に告げた。
「でも……明日? そんな、急に」
プレス向けと言うからには、もっとずっと前から予定は決まっていたはずだ。
なのに、突然今日になって言われることが、とても不可解だった。
けれど、郡司さんは無言で何度か頷く。
「ちょっと前から出席させてもらえるように交渉してたんだけど、OKの返事がもらえたのが今朝だった。仕方ないだろ」
「今朝……?」
そのワードが胸に引っかかり、私は思わず呟いていた。
「仕事でも、俺とじゃ嫌か?」
私の呟きには答えず、探ってくる郡司さんに、何度か首を横に振って反応を返した。
「……いえ。仕事なら、同行します」
もしかして、と、私は思考を巡らせていた。
今朝、郡司さんが秘書室の光永さんと並んで歩いているのを見た時、私も聡美も二人の接点がわからなかった。
もしも、この話をしていたのだとしたら、二人には確かに仕事上の接点があったということになる。
マスコミ向けの大きなプレス発表会ともなれば、その総責任者は、営業・企画部門を総括する取締役執行役員になる。
光永さんは、郡司さんの言う『OKの返事』を伝えていたのではないだろうか。
聡美と一緒になって『ホテル出勤』を妄想してしまったけど、私の勘が当たっているとしたら、すごく失礼なことだったんじゃ……?
「じゃあ、そういうことで」
郡司さんは素っ気なくそう言って、私にくるりと背を向けた。
会議室のドアに向かって歩き出しながら、思い出したように「あ」と呟く。
「……悪かった」
私に背中を見せたままで、一言、そう言った。
「っ、え?」
一瞬、どうして謝られたのか理解できずに聞き返してしまったけれど、すぐに合点がいく。
このタイミングで郡司さんが私に謝る理由など、もちろん一つしか思い浮かばない。
「あ、えっと……」
今朝から今の今まで、私はずっと郡司さんを『無視』してきた。
それは強引にキスされたことへの怒りがほとんどだけど、今朝、光永さんと和やかに出勤する彼の姿を見て、モヤモヤしていたのも理由の一つ。
だけど、今朝の出勤風景の種明かしをされてしまったら、自分でも不思議なくらい胸が軽くなっていて、彼の謝罪になんと言って反応すればいいか困る。
「明日、俺と若槻さんは主催者側じゃないゲスト出席だから。いつまでもその態度で別行動取られても困る。一応謝っておくから、機嫌直せ」
だと言うのに、郡司さんが続けたその微妙すぎる言葉に、私は再びカチンときてしまう。
「ちょ、ちょっと待って」
「は?」
言い逃げ、と言っていいほど、あっさりとドアレバーに手をかけていた郡司さんを、私は尖った声で呼び止めた。
彼も鬱陶しそうに眉間に皺を刻んで振り返る。
「ぐ、郡司さんの謝罪って。……土曜日のこと、ですよね」
「そうだけど?」
「だったら、『一応』ってなんですか!?」
言いながら怒りが湧き上がってきて、私は大股で彼の方に歩を進めていた。
私の剣幕に怯んだように、郡司さんがドアに背を預けた。
目の前でピタリと止まった私を、顎を引いて見下ろしている。
「そんな誠意のない謝罪ってありますか。一応って……『本当は悪いことしたなんて思ってない』って、そう言ってるように聞こえます」
グッと顎を上げて、頭一つ分高い位置にある郡司さんの顔を、睨みつけて捲し立てた。
憤慨する私を瞬きしながら見ていた郡司さんが、「ああ」と素っ気なく呟く。
「実際、その通りだから、なんとも言えない」
「なっ……なんですか、その態度!」
あまりにもシレッと、悪びれずに呟く彼に、私は怒り心頭。
思わず彼のネクタイをグッと掴み上げてしまった。
引かれるままにわずかに背を屈めた郡司さんが、「うぐっ」と小さな呻き声を漏らす。
「散々私と忍を侮辱して、同意もなくき……キスしておいて、その態度って……!!」
「侮辱じゃなくて、一般的多数意見を言ったまで。それから、お前にキスしたのも、ふざけたわけでもからかったわけでもない」
「っ……!?」
あまりにふてぶてしいその物言いに、私は返す言葉もなく絶句した。
なにか言いたいのに、言葉にならない。
先走るように口だけがパクパクと動く私を、郡司さんは冷めた瞳で見遣ってから、はあっと深い溜め息をついた。
「お前さ……俺の言ったこと、大事なとこだけ全部スルーするように、頭ん中プログラミングされてるんだろ」
「え?」
「……からかってるだけで、あんなキスする男じゃねえぞ、俺は」
まるで吐き捨てるようにそう言って、郡司さんは私から顔を背けた。
チッと小さな舌打ちと同時に、彼が私に背を向ける。
「え? あ」
ガチャッと音がして、郡司さんの目の前で会議室のドアが開いた。
彼は隙間に身を滑らせるようにして、なんともスマートに廊下に出て行ってしまう。
郡司さんの言葉の意味に気を取られて、一瞬反応が遅れてしまった私の鼻先で、バタンと音を立ててドアが閉められた。
わずかな風を顔に感じて怯んだ私は、もちろんその場に立ち尽くすだけ。
「からかってないなら、なんであんな……」
頭の中が混乱していて、私は無意識にそう口にしていた。
自分では答えの出せない疑問に、もちろん誰も答えてはくれない。
なのに、ただ胸がドキドキと騒いでいて、自分の心臓の反応に戸惑いながら、私はギュッと胸元を握りしめた。
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