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第一章 心情のココロ!
⑥戦闘パート、というより未央の生い立ち
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私は渚桜を泣かせる事に決意した。
未央はくまのぬいぐるみを持ってようやく眠った渚桜のベビーベットに近寄る。
よくもお父さんとお母さんを洗脳してくれたわね!
そもそもこの年で"洗脳"と言う言葉を覚えるのか小学二年生は。
「えいっ!」
ゴンッ!とゆう音はしなかったがかすかにとぬいぐるみが渚桜に当たったいた。
「うっ」
ぬいぐるみでたたいた音を感知した渚桜は目覚めてしまい、今でも泣きそうな顔であった。
「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
やはり渚桜は泣いてしまった。
「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
渚桜はぎゃんぎゃんぎゃんぎゃん大泣きする。
これに対して未央は
「あぁー!もううるさいわね!多少ぬいぐるみで叩いてあげたんだから感謝しなさいよ!」
「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
「なになに!なんかあったの?」
さっきまでテーブルでうつぶせにして眠っていた両親が渚桜の大泣きで目覚める。
両親はすぐ状況を把握したのだ。
「未央!ぬいぐるみで渚桜を叩いたの!?」
「そうだもん!そうすればお父さんとお母さんは…」
「何してるの!お姉ちゃんなんだから!優しくしなさい!」
「えっ…」
なんと、逆効果だった。
未央にとってはただ、元のお父さんとお母さんに戻ってほしかったから…
またお父さんとお母さんにかまってほしいから
なんで?
なんでこうなるの?
「もういい!」
「あっ!ちょっと未央待ちなさい!どこに行くの!」
未央は急ぎ足で靴を履き、外に出た。
「嫌い!嫌い!嫌い嫌い!お父さんとお母さんなんて大嫌い!」
未央は涙を溢しながらも全速力で走る。
向かう先は無かった。
おじいちゃんやおばあちゃんは結構遠い所に行くし、急いで出てっ行ったものだからお金なんて無い。
未央はこれからどうしようか迷っていた。
__一方__
「まったく、なんなのあの子!」
「そういえば、最近、俺達…いつも渚桜の面倒を見ていて、未央の面倒なんて全然見ていなかったな…」
「はっ!もしかしてそれが!」
「探さなきゃ!そして、謝らなきゃ!」
「うん!」
両親は急いで未央を探す。
渚桜は近所の人に預けた。
「未央ー!」
「未央ー!」
「未央ーどこなのー!」
「出てきてくれー!」
「今日は未央の好きなパスタだよー!」
「ダメだ、全然いない」
「どこか心当たる場所とか無いの?」
「心当たる場所…あっあるかも!」
2人は早速そのある場所に向かう。
「お母さん、どこ?お父さん寂しいよぉ」
未央はいつも両親と一緒に遊んだ公園にいた。
「未央ー!」
「?」
この声は
「未央!もう!そこにいたのね!もう心配かけさせないでよ!」
お父さんとお母さんだった。
「だって!うぅ…」
未央は泣きそうだった。
「ごめんなさーい!ごめんなさい!」
未央は泣きながらも両親に抱きつく。
雨が降り出している状態でも、体が濡れている状態でも、そんなことは考えずに両親は未央を強く抱きしめたのであった。
その後
「すみませーん」
「はーい」
渚桜を近所に預けたので今から3人揃ってお迎えを向かうところだった。
「え!3人とも、大丈夫ですか?」
渚桜を持ち抱えていたところを3人の方へ向かうが、3人は濡れ気味であった。
まぁ驚くだろうな。
「へへへへへへへへへ」
3人揃って子供っぽくヘラヘラ笑っていたのだ。
__2016年__
「ほーら見ろー今日からお前たちが住むお家だぞー」
「わぁー!」
坂本家に一軒家ができたのだ。
「すごーい!」
「ねぇ!」
「俺がデザインしたんだぜ!全て」
「全てじゃないでしょ」
「え?俺にとっては全てだよ!」
「もーう」
「ママとパパ仲良しだねー」
「だね!」
渚桜が言った事に同情する未央。
「おーい、渚桜ー未央ーこっちにおいでー!」
「はーい!」
2人は同時に返事をする。
__2017年__
「あっ!未央字綺麗ねぇ!」
「ほんとだ!」
未央に新たな才能が発揮したのだ。
「書きぞめ展に出してみる?」
「そんな大袈裟な!」
そして出してみたら…
「坂本未央、あなたは金賞を賞する」
パチパチパチパチパチパチ!
「え?私が!」
「未央凄いじゃなーい!」
「お姉ちゃん凄ーい!」
「ありがとう!」
__2018年__
「いやーん!」
どうやら渚桜は予防接種で注射をやるらしい。
「はーい大人しくしてねー」
「注射いやいやー!」
親も看護師も困惑していた。
「先生、私を最初にやってください」
「え?あ、うん」
未央が自らと注射をする。
「渚桜、よーく見ててね」
「うん」
泣き顔で頷く。
未央は注射を打たれる。
「ほら、痛くないでしょ?」
「お姉ちゃん…先生!私もやる!」
「え、あうん」
「ありがとう、未央」
母親は小声で未央に感謝する。
__2019年__
今日は修学旅行だ。
友達と一緒に行くんだぁ♪
楽しみ♪
「…………………………」
少年は未央を見つめていた。
彼の名前は柴田力人
一様幼馴染。
__2020年__
「今」
「今」
「別れの時」
「飛び立とう」
「未来信じて」
今日は卒業式だ。
「いやぁーみなさん…行かないでー!くぅーふふふふふふふ(涙)」
「先生が泣いてどうするんだよー!」
「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」
相変わらずの賑やかだ。
__そして入学式__
「坂本未央!」
「はい!」
「おねぇちゃーん!」
渚桜は未央を呼ぶ。
「コラ!渚桜座りなさい!」
小さい声で渚桜を注意する。
(もーう!)
未央の顔が赤くなった。
「あれが、未央の妹…」
私は陸上部に入った。
新しい自分の第一歩を踏み出すために。
最初は難しかったよ?
__2021年__
それは一年の終わりの終業式だった。
「未央さん!前からずっと好きでした!付き合ってください!」
「え…」
急の告白…
私はどう受け止めればいいのかわからない。
だって彼は幼馴染で友達だよ?
そんな彼を異性として見るの?
でも、彼の想いは本物。
だから…
「はい!」
未央はくまのぬいぐるみを持ってようやく眠った渚桜のベビーベットに近寄る。
よくもお父さんとお母さんを洗脳してくれたわね!
そもそもこの年で"洗脳"と言う言葉を覚えるのか小学二年生は。
「えいっ!」
ゴンッ!とゆう音はしなかったがかすかにとぬいぐるみが渚桜に当たったいた。
「うっ」
ぬいぐるみでたたいた音を感知した渚桜は目覚めてしまい、今でも泣きそうな顔であった。
「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
やはり渚桜は泣いてしまった。
「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
渚桜はぎゃんぎゃんぎゃんぎゃん大泣きする。
これに対して未央は
「あぁー!もううるさいわね!多少ぬいぐるみで叩いてあげたんだから感謝しなさいよ!」
「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
「なになに!なんかあったの?」
さっきまでテーブルでうつぶせにして眠っていた両親が渚桜の大泣きで目覚める。
両親はすぐ状況を把握したのだ。
「未央!ぬいぐるみで渚桜を叩いたの!?」
「そうだもん!そうすればお父さんとお母さんは…」
「何してるの!お姉ちゃんなんだから!優しくしなさい!」
「えっ…」
なんと、逆効果だった。
未央にとってはただ、元のお父さんとお母さんに戻ってほしかったから…
またお父さんとお母さんにかまってほしいから
なんで?
なんでこうなるの?
「もういい!」
「あっ!ちょっと未央待ちなさい!どこに行くの!」
未央は急ぎ足で靴を履き、外に出た。
「嫌い!嫌い!嫌い嫌い!お父さんとお母さんなんて大嫌い!」
未央は涙を溢しながらも全速力で走る。
向かう先は無かった。
おじいちゃんやおばあちゃんは結構遠い所に行くし、急いで出てっ行ったものだからお金なんて無い。
未央はこれからどうしようか迷っていた。
__一方__
「まったく、なんなのあの子!」
「そういえば、最近、俺達…いつも渚桜の面倒を見ていて、未央の面倒なんて全然見ていなかったな…」
「はっ!もしかしてそれが!」
「探さなきゃ!そして、謝らなきゃ!」
「うん!」
両親は急いで未央を探す。
渚桜は近所の人に預けた。
「未央ー!」
「未央ー!」
「未央ーどこなのー!」
「出てきてくれー!」
「今日は未央の好きなパスタだよー!」
「ダメだ、全然いない」
「どこか心当たる場所とか無いの?」
「心当たる場所…あっあるかも!」
2人は早速そのある場所に向かう。
「お母さん、どこ?お父さん寂しいよぉ」
未央はいつも両親と一緒に遊んだ公園にいた。
「未央ー!」
「?」
この声は
「未央!もう!そこにいたのね!もう心配かけさせないでよ!」
お父さんとお母さんだった。
「だって!うぅ…」
未央は泣きそうだった。
「ごめんなさーい!ごめんなさい!」
未央は泣きながらも両親に抱きつく。
雨が降り出している状態でも、体が濡れている状態でも、そんなことは考えずに両親は未央を強く抱きしめたのであった。
その後
「すみませーん」
「はーい」
渚桜を近所に預けたので今から3人揃ってお迎えを向かうところだった。
「え!3人とも、大丈夫ですか?」
渚桜を持ち抱えていたところを3人の方へ向かうが、3人は濡れ気味であった。
まぁ驚くだろうな。
「へへへへへへへへへ」
3人揃って子供っぽくヘラヘラ笑っていたのだ。
__2016年__
「ほーら見ろー今日からお前たちが住むお家だぞー」
「わぁー!」
坂本家に一軒家ができたのだ。
「すごーい!」
「ねぇ!」
「俺がデザインしたんだぜ!全て」
「全てじゃないでしょ」
「え?俺にとっては全てだよ!」
「もーう」
「ママとパパ仲良しだねー」
「だね!」
渚桜が言った事に同情する未央。
「おーい、渚桜ー未央ーこっちにおいでー!」
「はーい!」
2人は同時に返事をする。
__2017年__
「あっ!未央字綺麗ねぇ!」
「ほんとだ!」
未央に新たな才能が発揮したのだ。
「書きぞめ展に出してみる?」
「そんな大袈裟な!」
そして出してみたら…
「坂本未央、あなたは金賞を賞する」
パチパチパチパチパチパチ!
「え?私が!」
「未央凄いじゃなーい!」
「お姉ちゃん凄ーい!」
「ありがとう!」
__2018年__
「いやーん!」
どうやら渚桜は予防接種で注射をやるらしい。
「はーい大人しくしてねー」
「注射いやいやー!」
親も看護師も困惑していた。
「先生、私を最初にやってください」
「え?あ、うん」
未央が自らと注射をする。
「渚桜、よーく見ててね」
「うん」
泣き顔で頷く。
未央は注射を打たれる。
「ほら、痛くないでしょ?」
「お姉ちゃん…先生!私もやる!」
「え、あうん」
「ありがとう、未央」
母親は小声で未央に感謝する。
__2019年__
今日は修学旅行だ。
友達と一緒に行くんだぁ♪
楽しみ♪
「…………………………」
少年は未央を見つめていた。
彼の名前は柴田力人
一様幼馴染。
__2020年__
「今」
「今」
「別れの時」
「飛び立とう」
「未来信じて」
今日は卒業式だ。
「いやぁーみなさん…行かないでー!くぅーふふふふふふふ(涙)」
「先生が泣いてどうするんだよー!」
「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」
相変わらずの賑やかだ。
__そして入学式__
「坂本未央!」
「はい!」
「おねぇちゃーん!」
渚桜は未央を呼ぶ。
「コラ!渚桜座りなさい!」
小さい声で渚桜を注意する。
(もーう!)
未央の顔が赤くなった。
「あれが、未央の妹…」
私は陸上部に入った。
新しい自分の第一歩を踏み出すために。
最初は難しかったよ?
__2021年__
それは一年の終わりの終業式だった。
「未央さん!前からずっと好きでした!付き合ってください!」
「え…」
急の告白…
私はどう受け止めればいいのかわからない。
だって彼は幼馴染で友達だよ?
そんな彼を異性として見るの?
でも、彼の想いは本物。
だから…
「はい!」
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