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男子性愛探求サークル 前編
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坂下当麻がサークル棟の一角にある部屋のドアをノックして開けると、信じられない光景が広がっていた。
「ふ…あ…っ♡あぁ…っ♡あぁん♡」
「あぁ…っ!いい…ぞ…!!」
応接セットの二人掛けのソファに重なって座り、ペニスとアナルで繋がっているらしい青年二人。その体は揺れてソファをギシギシと鳴らしている。
「アッ、アッ、アッ、アッ…♡気持ち、いい~~っっ♡」
「ウッ、ウッ…!いい…っ!ハアッ、ハアッ、ハアッ、ハアッ…!」
部屋のすみに設置されたベッドの上でも、青年二人が繋がっている。
もう一つの二人掛けのソファに座った二人が当麻に気がついた。
「あ~。もしかして、新入生~?見学~?」
手は隣に座っている青年のスラックスの前をくつろげて、そのペニスを扱いている。もう片方の手にはスマホ。画面にはゲイ向けのポルノサイト。
「う…っ!く…っ♡いいよ…!あぁ…新入生…?んむ…♡歓迎…するよ…」
ペニスを扱かれている青年は、ディルドをおしゃぶりしながら当麻に言った。
「ん…ん…♡」
「みんな活動中で手が離せない感じ~。とりあえず、これ、見てて~」
「は、はい…」
この大学にあるという、伝説の"男子性愛研究サークル"…。
まさか、実在するなんて。
当麻は空いている一人掛けのソファに座ると、言われた通りに、テーブルの上に置かれたファイルの一つを手に取った。
中身は…。
男性器の断面図と、それぞれの器官の説明。
男性どうしのセックスの体位の図解説明。
それから、部員のプロフィールだ。
バストアップの写真と、全身のヌード写真、名前と生年月日、学部、出身地、タチかネコか、それに好きな体位、好きなプレイ、性感帯…。
エッチな情報が特に盛りだくさんだ。
「部員は、今ここにいる先輩たちだけですか?」
「ううん。他にもいるよ~」
「このファイルに入ってる人が現役の部員ですか?」
「そんな感じ~あ、博文~イキそう~?」
「ウッ…!イキ…そう…っ!ああぁぁ~~っっ♡」
博文と呼ばれた青年はティッシュを数枚とり、それに射精した。
当麻は胸がドキドキした。目の前で男が絶頂に達したのだ。それに、部屋の中にはずっと、二組のカップルのセックス中の声と音が響き続けている。
「う~ん。見た目は完璧合格~!!僕は財前佳時。君の名は~?」
「あ…っ、ぼ、ぼくは坂下当麻…ですっ!あ、あの…っ」
当麻はファイルのあるページを開いて佳時に見せた。
「こ…この人も現役部員…なんですか?」
「ん~?あ~近衛藤彦クンか~」
佳時は整った顔にニヤリと笑みを浮かべた。
「もちろん部員だよ~。ほとんどユーレー部員だけどね~!」
「そ、そうですか…」
そのページには、近衛藤彦、H○年一月六日生、法政学部、山梨県出身、バリタチ、正常位、特技は駅弁ファック、相手をイかせまくるのが好き…などの情報と共に、写真が貼られていた。
文句無しの美丈夫だ。
当麻は一目惚れしてしまった。
「ああぁん♡やぁん♡もう…だめぇ…♡イッちゃうぅ~~っっ♡」
奥のベッドからため息混じりの高い声が上がる。
「あぁん♡あぁん♡イク…ッ♡イクイクイクイク……ふ…ああぁぁ~~……♡」
「あぁ…っ!あぁ…っ!出る…っ!出ちゃうぅ~~っっ!!先輩…っっ!あぁ…っ!」
ベッドの二人はオーガズムに達したようだった。
「すごい…」
胸と股間を押さえている当麻を、佳時と博文はニヤニヤ笑いをしながら見た。
しばらくすると、ベッドの二人は服を着て応接セットの近くに来て座った。
ソファが足りないのでパイプ椅子である。
二人ともタイプは違うが、やはり美形である。
二人掛けのソファでは、まだ二人の男たちが交わっている。先程と体位を変えて、対面座位だ。
「あぁん♡あぁん♡いい…いい……」
「ハアッ、ハアッ…あー……っ!」
下から突き上げるタチ役と、その動きに合わせて尻を打ちつけるネコ役。ペニスがアナルに激しく抜き差しされるのがよく見える。
「あ…」
当麻は目が離せなくなった。
やがて、二人はその時を迎えた。
「あん♡イクッ♡イッちゃうぅ~っっ♡あぁん♡気持ちいぃ…♡ああぁぁ~~っっ♡」
「う…く…っ!締まる…っ!中に…出すぞ…っ!くう…!!」
「あ…あ……♡あん…♡」
「あぁ…!いい……っ」
「あん…♡すごく、よかったぁ…♡」
しばらく二人は繋がったまま、小さく何度も喘ぎ、まだ快感を味わっているようだった。
だが、やがて身を離してソファにかけて置いてあった服を身につけた。ネコ役の方がトイレに走った。中出しされた精液の処理に行ったのだ。
六人の部員と当麻は自己紹介をし合った。
ベッドで激しく喘いでいたネコ役が部長らしい。
「じゃあ、さっそく入部テストしようか!当麻くん♡」
「えっ!ぼく、まだ入部するとは…見学に…来ただけで…」
「でも、当麻くんのここ…慰めないと…」
「あっ!」
当麻のスラックスはテントを張っていた。
「入部したら~近衛くんと、エッチ…出来るかも~?」
佳時はからかうように当麻を誘った。
「で、でも…幽霊部員…なんでしょう」
「呼び出せば来てくれるよ~」
「みんな近衛のこと、好きになっちゃうね。魔性の男だ」
部長が笑った。
「そ、そうなんですか…?」
「プロフィールの写真もいいけど、実際、色男だしね。バリタチだし、モテモテで引く手あまただよ」
「だけど~…彼もエッチ大好きだし~新入部員は新鮮だから、そういうことに…なっちゃうかも~?」
「う……入部テストって……」
六人は答えず、にまにまと笑っている。
当麻は覚悟を決めた。
「入部…したい…です…!」
「ふ…あ…っ♡あぁ…っ♡あぁん♡」
「あぁ…っ!いい…ぞ…!!」
応接セットの二人掛けのソファに重なって座り、ペニスとアナルで繋がっているらしい青年二人。その体は揺れてソファをギシギシと鳴らしている。
「アッ、アッ、アッ、アッ…♡気持ち、いい~~っっ♡」
「ウッ、ウッ…!いい…っ!ハアッ、ハアッ、ハアッ、ハアッ…!」
部屋のすみに設置されたベッドの上でも、青年二人が繋がっている。
もう一つの二人掛けのソファに座った二人が当麻に気がついた。
「あ~。もしかして、新入生~?見学~?」
手は隣に座っている青年のスラックスの前をくつろげて、そのペニスを扱いている。もう片方の手にはスマホ。画面にはゲイ向けのポルノサイト。
「う…っ!く…っ♡いいよ…!あぁ…新入生…?んむ…♡歓迎…するよ…」
ペニスを扱かれている青年は、ディルドをおしゃぶりしながら当麻に言った。
「ん…ん…♡」
「みんな活動中で手が離せない感じ~。とりあえず、これ、見てて~」
「は、はい…」
この大学にあるという、伝説の"男子性愛研究サークル"…。
まさか、実在するなんて。
当麻は空いている一人掛けのソファに座ると、言われた通りに、テーブルの上に置かれたファイルの一つを手に取った。
中身は…。
男性器の断面図と、それぞれの器官の説明。
男性どうしのセックスの体位の図解説明。
それから、部員のプロフィールだ。
バストアップの写真と、全身のヌード写真、名前と生年月日、学部、出身地、タチかネコか、それに好きな体位、好きなプレイ、性感帯…。
エッチな情報が特に盛りだくさんだ。
「部員は、今ここにいる先輩たちだけですか?」
「ううん。他にもいるよ~」
「このファイルに入ってる人が現役の部員ですか?」
「そんな感じ~あ、博文~イキそう~?」
「ウッ…!イキ…そう…っ!ああぁぁ~~っっ♡」
博文と呼ばれた青年はティッシュを数枚とり、それに射精した。
当麻は胸がドキドキした。目の前で男が絶頂に達したのだ。それに、部屋の中にはずっと、二組のカップルのセックス中の声と音が響き続けている。
「う~ん。見た目は完璧合格~!!僕は財前佳時。君の名は~?」
「あ…っ、ぼ、ぼくは坂下当麻…ですっ!あ、あの…っ」
当麻はファイルのあるページを開いて佳時に見せた。
「こ…この人も現役部員…なんですか?」
「ん~?あ~近衛藤彦クンか~」
佳時は整った顔にニヤリと笑みを浮かべた。
「もちろん部員だよ~。ほとんどユーレー部員だけどね~!」
「そ、そうですか…」
そのページには、近衛藤彦、H○年一月六日生、法政学部、山梨県出身、バリタチ、正常位、特技は駅弁ファック、相手をイかせまくるのが好き…などの情報と共に、写真が貼られていた。
文句無しの美丈夫だ。
当麻は一目惚れしてしまった。
「ああぁん♡やぁん♡もう…だめぇ…♡イッちゃうぅ~~っっ♡」
奥のベッドからため息混じりの高い声が上がる。
「あぁん♡あぁん♡イク…ッ♡イクイクイクイク……ふ…ああぁぁ~~……♡」
「あぁ…っ!あぁ…っ!出る…っ!出ちゃうぅ~~っっ!!先輩…っっ!あぁ…っ!」
ベッドの二人はオーガズムに達したようだった。
「すごい…」
胸と股間を押さえている当麻を、佳時と博文はニヤニヤ笑いをしながら見た。
しばらくすると、ベッドの二人は服を着て応接セットの近くに来て座った。
ソファが足りないのでパイプ椅子である。
二人ともタイプは違うが、やはり美形である。
二人掛けのソファでは、まだ二人の男たちが交わっている。先程と体位を変えて、対面座位だ。
「あぁん♡あぁん♡いい…いい……」
「ハアッ、ハアッ…あー……っ!」
下から突き上げるタチ役と、その動きに合わせて尻を打ちつけるネコ役。ペニスがアナルに激しく抜き差しされるのがよく見える。
「あ…」
当麻は目が離せなくなった。
やがて、二人はその時を迎えた。
「あん♡イクッ♡イッちゃうぅ~っっ♡あぁん♡気持ちいぃ…♡ああぁぁ~~っっ♡」
「う…く…っ!締まる…っ!中に…出すぞ…っ!くう…!!」
「あ…あ……♡あん…♡」
「あぁ…!いい……っ」
「あん…♡すごく、よかったぁ…♡」
しばらく二人は繋がったまま、小さく何度も喘ぎ、まだ快感を味わっているようだった。
だが、やがて身を離してソファにかけて置いてあった服を身につけた。ネコ役の方がトイレに走った。中出しされた精液の処理に行ったのだ。
六人の部員と当麻は自己紹介をし合った。
ベッドで激しく喘いでいたネコ役が部長らしい。
「じゃあ、さっそく入部テストしようか!当麻くん♡」
「えっ!ぼく、まだ入部するとは…見学に…来ただけで…」
「でも、当麻くんのここ…慰めないと…」
「あっ!」
当麻のスラックスはテントを張っていた。
「入部したら~近衛くんと、エッチ…出来るかも~?」
佳時はからかうように当麻を誘った。
「で、でも…幽霊部員…なんでしょう」
「呼び出せば来てくれるよ~」
「みんな近衛のこと、好きになっちゃうね。魔性の男だ」
部長が笑った。
「そ、そうなんですか…?」
「プロフィールの写真もいいけど、実際、色男だしね。バリタチだし、モテモテで引く手あまただよ」
「だけど~…彼もエッチ大好きだし~新入部員は新鮮だから、そういうことに…なっちゃうかも~?」
「う……入部テストって……」
六人は答えず、にまにまと笑っている。
当麻は覚悟を決めた。
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