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本気でイッちゃう泡王子!
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「こんにちは…♡今日はお早いお着きですね♡西村さん♡」
「ああ、今日もよろしくね。蛍くん…」
「じゃ、お部屋に行きましょう♡」
ここは、男ばかりが在籍する男性向け超高級ソープ『桃源城』。
若く、整った顔立ちで、しかもサービスのいい男子が揃っていると評判の店である。
その中でもナンバーワンの座を誇っているのが 蛍という青年だ。
若く、あどけなくすら見える整った顔立ちに、適度な筋肉がつき、ふっくらとして見える肉体。柔らかな声色。サービスする姿も一生懸命で、彼にぞっこんの常連客は多く、予約は常に半年先まで埋まっている。
西村もそんな客の一人だ。清潔感はあるが、極めて平凡な初老の男である。
部屋へ入ると、蛍は西村が服を脱ぐのを手伝い、丁寧にハンガーにかける。
部屋には大きな浴室と、大きなベッドが備えられている。
この店の売りの一つがマットローションプレイだ。
蛍も全裸になり、ローションを用意してその体にたっぷりまとわせ、マットにうつ伏せで横たわる西村に全身で塗りつける。
「はぁ…ぁん♡今日も…いっぱい気持ちよくなって下さいね…♡」
「ああ…」
「あん♡あぁ…♡あぁん♡」
蛍の甘い声を耳許で聞かされ、客は興奮が高まる。
「あん…♡いつもの…しますか…♡は…あ…ぁん…♡」
「ああ…頼む…」
蛍はペニスの先端を客の尻の割れ目に擦り付ける。
客は高い声をあげた。
「ほぉ…ん♡はう…♡うぉぉ…ん♡」
「あぁん♡気持ちいい~…♡西村さん…カワイイ…♡」
「オホッ…♡オッ…♡」
それから、ペニスのほんの先端だけを客のアナルに挿入する。西村はこれが好きなのだ。
キャストによる挿入行為も、別料金だが、先端だけということで蛍はサービスですることにしている。
「オオオオッ♡くっ…フウフウ…♡」
「あん…♡西村さん…っ♡ほーら…♡挿入ったり…出たり…挿入ったり…出たり…♡あん…♡あん…♡だ…め…♡西村さんのお尻に射精しちゃうぅ…♡」
「オッ♡オッ♡オ…ッ♡」
「サービス…しなきゃ…いけないのに…っ♡あぁん♡気持ちいいよう…っ♡はあ…ぁん♡」
「アオッ…♡も、もう少し…挿れて…!オフッ♡」
「ハア…ハア…♡じゃあ、もう少し…だけ…♡あん…っ♡」
西村のアナルは蛍の亀頭をヌプ…ッ、と飲み込んだ。
「あぁ…っ♡」
「アッフ…ッ♡オッ♡オッ♡」
「あん♡あん…っ♡」
挿れたり、出したりをしばらく繰り返し、西村を仰向けにさせる。
西村の性器はすっかり勃ちあがっている。
蛍はそれを含み、喉の奥まで飲み込んで、頭を上下させて舐めしゃぶり、吸った。
「おお…お……っ!!」
「んく…♡んん…っ♡おいしい…♡」
「ああ……っ♡」
蛍はそれからローションで体をすべらせて、西村の体を刺激した。
乳首どうしを擦り合わせ、股間に太ももを挟んでぬるぬると往復させ、松葉くずしの体勢をとって、股間と股間をくっつけて腰をくねくねと動かす。
充分に客の性感を高めると、蛍は訊ねた。
「あぁん♡あぁん♡もう…♡挿れて…いいですか…?あん…っ♡」
「挿れたい…っ!」
「あぁん…♡」
挿入行為は別料金だが、もちろんここで断る客はいない。
騎乗位の本番。一回戦目が始まる。
「は…あ…あぁ…あん…♡西村さんの立派なおちんちんが…挿入って…♡気持ち…いいです…♡うぅん…♡」
「オッ!オオーッ♡いい~っっ!!」
「はっ…あ…♡ん…あん…っ♡あん…っ♡あん…っ♡あん…っ♡」
蛍のペースでことは進む。巧みに腰をつかい、客を追い込み、射精に至らせる。西村は得意客であるのでどうすればイカせられるか、蛍はよく心得ていた。
そして、蛍自身もオーガズムに達し、射精すると客はいっそう喜ぶ。そのことも蛍はよくわかっている。
「アウッ…!いいよ…!蛍ぃ~っ!あー…っ!あー…っ!ああ、イクッ……イクイクイクイク…」
「あん♡僕も…僕もイキそう~~っっ♡出してぇ…っ♡精液、お尻に出されながらイッちゃうぅ~~♡♡」
「ああ…っ!!出る…う~~っっ!!」
「あん♡あぁん♡気持ちいい~~っっ♡イッちゃうぅ…っっ♡」
客は蛍の体内で射精し、蛍もまた、ピュクッピュッ…と、射精した。
「あぁ…ん…♡よかっ…たぁ~っ…♡」
「フーッ…フーッ…フーッ…ああ…っ!よかった…!」
蛍は腰を上げて結合を解くと、マットから降り、その白い臀部を客に見えるようにした。
「あぁ…♡出されたものが…溢れて…♡あん…っ♡」
つうっ、と白濁が太ももを伝う。いやらしい光景に客は更なる満足を覚える。
これから、ローションを洗い流して、ベッドで二回戦を行うのが西村のいつものコースだ。
蛍は客をシャワーへと誘導する。
その頃、隣の部屋では…。
「ボ、ボク…こういうところ…初めてで…よろしくお願いします…」
純情そうな青年が、緊張した様子でキャストの 彗に服を脱がされていた。
「これから、いっぱい気持ちよくなるんですよ~♡リラックスして、ぼくといっぱいエッチなことしましょう♡ね…♡」
「は…はい…っ!」
彗は、蛍に次ぐ人気のある男子だ。
中性的な美貌で、スリムだがどこか肉感がある。その肌はプニプニした感触でそれを好む客が多い。
そして、バイセクシャルの客や、本来異性愛者だが、より刺激を求める客がよくつく。
青年はマットの上にうつ伏せで寝かされ、彗のローションを使った奉仕を受けた。
「あ…ああ…っ!すごいです……っ!」
「あん♡ぬるぬる気持ちいいですか~?ぼくの体…感じて…♡」
勃起した乳首を背中に擦り付け、両足で客の片足の太ももとふくらはぎを挟み、股間を押しつける。
「あ…あ…っ!すごくエッチです…こ、こんなこと…っ!彗さんの…硬いおちんちんを感じます…!あ…っ!乳首がつんとして…!」
「あぁん♡感じて…こっちの足も…♡」
「ああ…!すごい…」
「それに、こうすると…気持ちいいでしょ…♡」
青年の尻の割れ目にペニスを擦りつける。
「ああ…っ!すごく…気持ちいいです…っ!ああ…っ!あう…っ!」
充分にうつ伏せでのサービスを行い、青年に仰向けに寝てもらう。
青年は彗に上に乗られ、存分にその肉体の弾力を味わった。
ペニスとペニスがぬるぬると擦れ合い、二人はビクビクと身を震わせ喘いだ。
「アッ!アッ!彗…さん…っ!ああ~~っっ!!ボク…ボク…!アァ…ッ!」
「あぅ…♡あぁぁん♡気持ちいい~…っ♡」
彗は青年の乳首を舐め、指先でくすぐった。キスもする。
「アウッ!アアアアッ!んんっ…んん…っ」
「はぁん♡キスも初めて~?」
「初めて…です…ああ…男の人とこんなこと…」
彗は青年の乳首をいやらしい音を立てながら舐め、ペニスを扱き始めた。
「ああ…あ……!」
「カワイイ~♡本番…するんですよね♡」
「し…したい…です!ウウッ!アウッ!アウ…ッ!イ、イッちゃ…」
「まだですよ~♡おちんちんをぼくの中に挿れて、ズボズボして~…♡それから、精液出すんですよ…♡」
「で、でも、ほんとにもう…っ!ああ…ああ~~っっ!!」
青年はドプッ…ドプッ…と濃い精液を放った。
「あ…っ♡出ちゃった~♡初めてなのに、刺激が強すぎましたね♡でも、まだこんなにビンビン…♡」
「ハア…ハア…」
青年は心地よい疲労を感じながら、胸を上下させている。
「ぼくのお尻の穴に挿れて…ズボズボしましょ~♡」
彗は青年の腰にまたがり、ペニスをつかんでアナルへ導いた。ゆっくり腰を沈めていく。
「あ…♡あっ♡あぁ~…ん♡」
「ああ…っ!!彗さんの中に挿入っちゃう…!ああっ!初めて、セックスしちゃう…!」
「はぁ…♡あん♡そうだよ~♡挿入っちゃうよ~♡あ…あぁ…っ♡」
彗は青年のものをアナルに飲み込むと、腰を遣い、ペニスを搾るように上下に動いて責めた。
「ああっ!すご…い…っ!あふ…ヤバい…っ!」
「あぁん♡あぁ…ん♡おちんちん、気持ちいい…♡ぼくのお尻の穴…いっぱい味わって…♡いっぱい気持ちよくなって、いっぱい精液、出そうね~♡」
「彗さん…っ!すごく…いいです…!ああっ!さっき出したのに…もう精液がどんどんたまってきてる感じがする…っ!あぁ~…っ!」
「あぁん♡いい…♡いい…♡はぁ…ん♡」
彗は腰を遣いながら、いやらしく自分の胸をさすり、乳首をいじった。ペニスも扱いて、激しく乱れた。
青年はそれを見せつけられて、興奮が増した。
「ああーっ!!彗さん…っ!ボク…ボク、また……!出ちゃうぅ…!」
「あぁん♡出して~…っ♡中に出して~♡あん♡あん♡ぼくも…あぁん♡イキそう~…っ♡」
「あ…っ!もう…くう…うぅ…っ!」
青年は呻いて、達した。彗の中で弾け、精液をドクッ、ドクッ、と射出する。
「はあ…っ!はあ…っ!気持ちいい~っ……」
「あん♡あぁ…っ♡イクッ♡イッちゃう~…っっ♡」
彗も後から追うように達する。ピュッ、ピュッ…と、出して満足そうにため息をついた。
「はぁ…ん♡あぁ…♡すごく…よかった~…♡」
「ボクも…!よかった…です…その…」
「まだ、時間はたっぷりあるよ~♡いっぱいエッチしようね~♡今度は…ベッドで…♡」
そして、その隣の部屋で…。
「君、かわいいね~」
「あ…♡ありがとうございます…♡」
星が自分より二回りは大きくたくましい男に奉仕していた。
今週から入った、期待の新人である。実際の年齢よりずっと幼く見える容貌に小柄な体をしている。
大きなペニスを小さな舌でペロペロと舐める姿はけなげに見えた。
「んふ…♡んん…っ♡」
「もう、いいよ。挿れたい」
「は、はい…♡あ…っ♡」
客は起き上がり、星を押し倒し自分が上になり、腰をつかんでせわしなく挿入した。
「ああ…っ♡そんな…♡あんっ♡」
「アアー…!いい具合だ…!ウッ、ウッ、ウッ…」
客は自分のペースで、腰をピストンさせ始めた。荒々しい動きで星をもてあそぶ。
「あん♡ボクがサービスしなきゃいけないのに…♡あ…っ♡あ…っ♡気持ちいいです…♡あぁん♡」
星は切なそうに甘くかすれた声で喘ぎ、目を潤ませ、小さな口で必死で呼吸する。激しく突かれながら、一生懸命にペニスを扱いて、快感を貪ろうとする。
その姿が客にはたまらないのだ。
「アア…アア…いい~…っ!」
「はう…っ♡あんっ♡あんっ♡男の人とセックスするの…大好き…っ♡ボクのお尻で気持ちよくなって、いっぱい精液出して欲しい…っ♡あぁん♡」
「ああ…っ!たまらない…アアーーッッ!!」
客は星に覆い被さり、その胸にすっぽりと納めるように抱きしめて、猛烈なピストンを始めた。
「アアアアアア~~……ッッ!!」
「はうっ♡あっ♡あっ♡あっ♡あっ…♡あん♡あぁん♡」
「アーーーー!!出すぞーっ!!」
「あぁん♡」
客は星の体内に、勢いよく射精した。ビクビクと脈打つ肉棒。
「オオ…オオ…ッ……」
「あんっ♡ボクも…ボクもイッちゃうぅ…っ♡ああ…っ♡」
星もトロトロッ…と、射精する。
「あ…は…♡はぁ…♡はぁ…♡気持ち、いぃ…っ♡」
客がペニスを引き抜くと、星のアナルは広がり、ひくつきながら、注ぎ込まれた精液をこぼしている。
「すげえ、エロい…!」
「あ…♡ん…♡」
そして、今、蛍の部屋では…。
「ん…♡あん♡結月さん…♡結月…♡あん♡いい……」
「俺も…いい…蛍…かわいい」
「は…んっ…♡」
蛍が二人目の客である、結月という青年と対面座位で繋がり、ゆっくり楽しんで愛し合っていた。
結月は客であって客ではない。蛍が一目惚れして、恋に落ち、予約は優先され、本番の代金は受け取らない相手だ。
「あ…あ…っ♡気持ち…いい…♡気持ち…いい…♡結月…♡好き…好きだ…♡ずっと、こうしてたい…っ♡あぁん♡」
下から突き上げられるのに合わせて、蛍も結月に抱きつきながら、尻を上下させ、深い繋がりと、粘膜が擦られる快感を堪能している。
「あ…♡あ…♡だめ……っ♡ああ♡イキそ…う…♡あぁん♡」
その時が近づいて、蛍は強烈な官能への期待と、終わってしまう寂しさにさいなまれた。
「俺もイキたいよ…蛍…」
「あぁ♡あぁ♡あん♡一緒に…♡一緒にイキたい…っ♡」
二人の動きはいっそういやらしく激しいものになった。
「あぁ♡あん♡イクッ♡イクッ♡んん~~…っ♡ああ~~…っっ♡」
「あ…あ…っ!出る……っ!くう…っ…」
「あっ♡あん♡すごい…♡気持ちい…い…っ♡」
「ああ…っ!いい……!!」
蛍がピュクッ…ピュクッ…と二人の間で射精し、結月の精は蛍の中にたっぷりと放たれた。
しばらく二人は全力で愛し合った余韻に酔い、ピクピクと震えた。
人心地つくと、名残を惜しみながら体を離して、蛍は結月の身支度を手伝った。
「次はいつ…?」
「わかんない。来月かな…」
蛍は結月の連絡先さえ知らなかった。
もう、二度と会えないことだってあり得る。
悲痛な面持ちで、蛍は結月を見送った。
「ああ、今日もよろしくね。蛍くん…」
「じゃ、お部屋に行きましょう♡」
ここは、男ばかりが在籍する男性向け超高級ソープ『桃源城』。
若く、整った顔立ちで、しかもサービスのいい男子が揃っていると評判の店である。
その中でもナンバーワンの座を誇っているのが 蛍という青年だ。
若く、あどけなくすら見える整った顔立ちに、適度な筋肉がつき、ふっくらとして見える肉体。柔らかな声色。サービスする姿も一生懸命で、彼にぞっこんの常連客は多く、予約は常に半年先まで埋まっている。
西村もそんな客の一人だ。清潔感はあるが、極めて平凡な初老の男である。
部屋へ入ると、蛍は西村が服を脱ぐのを手伝い、丁寧にハンガーにかける。
部屋には大きな浴室と、大きなベッドが備えられている。
この店の売りの一つがマットローションプレイだ。
蛍も全裸になり、ローションを用意してその体にたっぷりまとわせ、マットにうつ伏せで横たわる西村に全身で塗りつける。
「はぁ…ぁん♡今日も…いっぱい気持ちよくなって下さいね…♡」
「ああ…」
「あん♡あぁ…♡あぁん♡」
蛍の甘い声を耳許で聞かされ、客は興奮が高まる。
「あん…♡いつもの…しますか…♡は…あ…ぁん…♡」
「ああ…頼む…」
蛍はペニスの先端を客の尻の割れ目に擦り付ける。
客は高い声をあげた。
「ほぉ…ん♡はう…♡うぉぉ…ん♡」
「あぁん♡気持ちいい~…♡西村さん…カワイイ…♡」
「オホッ…♡オッ…♡」
それから、ペニスのほんの先端だけを客のアナルに挿入する。西村はこれが好きなのだ。
キャストによる挿入行為も、別料金だが、先端だけということで蛍はサービスですることにしている。
「オオオオッ♡くっ…フウフウ…♡」
「あん…♡西村さん…っ♡ほーら…♡挿入ったり…出たり…挿入ったり…出たり…♡あん…♡あん…♡だ…め…♡西村さんのお尻に射精しちゃうぅ…♡」
「オッ♡オッ♡オ…ッ♡」
「サービス…しなきゃ…いけないのに…っ♡あぁん♡気持ちいいよう…っ♡はあ…ぁん♡」
「アオッ…♡も、もう少し…挿れて…!オフッ♡」
「ハア…ハア…♡じゃあ、もう少し…だけ…♡あん…っ♡」
西村のアナルは蛍の亀頭をヌプ…ッ、と飲み込んだ。
「あぁ…っ♡」
「アッフ…ッ♡オッ♡オッ♡」
「あん♡あん…っ♡」
挿れたり、出したりをしばらく繰り返し、西村を仰向けにさせる。
西村の性器はすっかり勃ちあがっている。
蛍はそれを含み、喉の奥まで飲み込んで、頭を上下させて舐めしゃぶり、吸った。
「おお…お……っ!!」
「んく…♡んん…っ♡おいしい…♡」
「ああ……っ♡」
蛍はそれからローションで体をすべらせて、西村の体を刺激した。
乳首どうしを擦り合わせ、股間に太ももを挟んでぬるぬると往復させ、松葉くずしの体勢をとって、股間と股間をくっつけて腰をくねくねと動かす。
充分に客の性感を高めると、蛍は訊ねた。
「あぁん♡あぁん♡もう…♡挿れて…いいですか…?あん…っ♡」
「挿れたい…っ!」
「あぁん…♡」
挿入行為は別料金だが、もちろんここで断る客はいない。
騎乗位の本番。一回戦目が始まる。
「は…あ…あぁ…あん…♡西村さんの立派なおちんちんが…挿入って…♡気持ち…いいです…♡うぅん…♡」
「オッ!オオーッ♡いい~っっ!!」
「はっ…あ…♡ん…あん…っ♡あん…っ♡あん…っ♡あん…っ♡」
蛍のペースでことは進む。巧みに腰をつかい、客を追い込み、射精に至らせる。西村は得意客であるのでどうすればイカせられるか、蛍はよく心得ていた。
そして、蛍自身もオーガズムに達し、射精すると客はいっそう喜ぶ。そのことも蛍はよくわかっている。
「アウッ…!いいよ…!蛍ぃ~っ!あー…っ!あー…っ!ああ、イクッ……イクイクイクイク…」
「あん♡僕も…僕もイキそう~~っっ♡出してぇ…っ♡精液、お尻に出されながらイッちゃうぅ~~♡♡」
「ああ…っ!!出る…う~~っっ!!」
「あん♡あぁん♡気持ちいい~~っっ♡イッちゃうぅ…っっ♡」
客は蛍の体内で射精し、蛍もまた、ピュクッピュッ…と、射精した。
「あぁ…ん…♡よかっ…たぁ~っ…♡」
「フーッ…フーッ…フーッ…ああ…っ!よかった…!」
蛍は腰を上げて結合を解くと、マットから降り、その白い臀部を客に見えるようにした。
「あぁ…♡出されたものが…溢れて…♡あん…っ♡」
つうっ、と白濁が太ももを伝う。いやらしい光景に客は更なる満足を覚える。
これから、ローションを洗い流して、ベッドで二回戦を行うのが西村のいつものコースだ。
蛍は客をシャワーへと誘導する。
その頃、隣の部屋では…。
「ボ、ボク…こういうところ…初めてで…よろしくお願いします…」
純情そうな青年が、緊張した様子でキャストの 彗に服を脱がされていた。
「これから、いっぱい気持ちよくなるんですよ~♡リラックスして、ぼくといっぱいエッチなことしましょう♡ね…♡」
「は…はい…っ!」
彗は、蛍に次ぐ人気のある男子だ。
中性的な美貌で、スリムだがどこか肉感がある。その肌はプニプニした感触でそれを好む客が多い。
そして、バイセクシャルの客や、本来異性愛者だが、より刺激を求める客がよくつく。
青年はマットの上にうつ伏せで寝かされ、彗のローションを使った奉仕を受けた。
「あ…ああ…っ!すごいです……っ!」
「あん♡ぬるぬる気持ちいいですか~?ぼくの体…感じて…♡」
勃起した乳首を背中に擦り付け、両足で客の片足の太ももとふくらはぎを挟み、股間を押しつける。
「あ…あ…っ!すごくエッチです…こ、こんなこと…っ!彗さんの…硬いおちんちんを感じます…!あ…っ!乳首がつんとして…!」
「あぁん♡感じて…こっちの足も…♡」
「ああ…!すごい…」
「それに、こうすると…気持ちいいでしょ…♡」
青年の尻の割れ目にペニスを擦りつける。
「ああ…っ!すごく…気持ちいいです…っ!ああ…っ!あう…っ!」
充分にうつ伏せでのサービスを行い、青年に仰向けに寝てもらう。
青年は彗に上に乗られ、存分にその肉体の弾力を味わった。
ペニスとペニスがぬるぬると擦れ合い、二人はビクビクと身を震わせ喘いだ。
「アッ!アッ!彗…さん…っ!ああ~~っっ!!ボク…ボク…!アァ…ッ!」
「あぅ…♡あぁぁん♡気持ちいい~…っ♡」
彗は青年の乳首を舐め、指先でくすぐった。キスもする。
「アウッ!アアアアッ!んんっ…んん…っ」
「はぁん♡キスも初めて~?」
「初めて…です…ああ…男の人とこんなこと…」
彗は青年の乳首をいやらしい音を立てながら舐め、ペニスを扱き始めた。
「ああ…あ……!」
「カワイイ~♡本番…するんですよね♡」
「し…したい…です!ウウッ!アウッ!アウ…ッ!イ、イッちゃ…」
「まだですよ~♡おちんちんをぼくの中に挿れて、ズボズボして~…♡それから、精液出すんですよ…♡」
「で、でも、ほんとにもう…っ!ああ…ああ~~っっ!!」
青年はドプッ…ドプッ…と濃い精液を放った。
「あ…っ♡出ちゃった~♡初めてなのに、刺激が強すぎましたね♡でも、まだこんなにビンビン…♡」
「ハア…ハア…」
青年は心地よい疲労を感じながら、胸を上下させている。
「ぼくのお尻の穴に挿れて…ズボズボしましょ~♡」
彗は青年の腰にまたがり、ペニスをつかんでアナルへ導いた。ゆっくり腰を沈めていく。
「あ…♡あっ♡あぁ~…ん♡」
「ああ…っ!!彗さんの中に挿入っちゃう…!ああっ!初めて、セックスしちゃう…!」
「はぁ…♡あん♡そうだよ~♡挿入っちゃうよ~♡あ…あぁ…っ♡」
彗は青年のものをアナルに飲み込むと、腰を遣い、ペニスを搾るように上下に動いて責めた。
「ああっ!すご…い…っ!あふ…ヤバい…っ!」
「あぁん♡あぁ…ん♡おちんちん、気持ちいい…♡ぼくのお尻の穴…いっぱい味わって…♡いっぱい気持ちよくなって、いっぱい精液、出そうね~♡」
「彗さん…っ!すごく…いいです…!ああっ!さっき出したのに…もう精液がどんどんたまってきてる感じがする…っ!あぁ~…っ!」
「あぁん♡いい…♡いい…♡はぁ…ん♡」
彗は腰を遣いながら、いやらしく自分の胸をさすり、乳首をいじった。ペニスも扱いて、激しく乱れた。
青年はそれを見せつけられて、興奮が増した。
「ああーっ!!彗さん…っ!ボク…ボク、また……!出ちゃうぅ…!」
「あぁん♡出して~…っ♡中に出して~♡あん♡あん♡ぼくも…あぁん♡イキそう~…っ♡」
「あ…っ!もう…くう…うぅ…っ!」
青年は呻いて、達した。彗の中で弾け、精液をドクッ、ドクッ、と射出する。
「はあ…っ!はあ…っ!気持ちいい~っ……」
「あん♡あぁ…っ♡イクッ♡イッちゃう~…っっ♡」
彗も後から追うように達する。ピュッ、ピュッ…と、出して満足そうにため息をついた。
「はぁ…ん♡あぁ…♡すごく…よかった~…♡」
「ボクも…!よかった…です…その…」
「まだ、時間はたっぷりあるよ~♡いっぱいエッチしようね~♡今度は…ベッドで…♡」
そして、その隣の部屋で…。
「君、かわいいね~」
「あ…♡ありがとうございます…♡」
星が自分より二回りは大きくたくましい男に奉仕していた。
今週から入った、期待の新人である。実際の年齢よりずっと幼く見える容貌に小柄な体をしている。
大きなペニスを小さな舌でペロペロと舐める姿はけなげに見えた。
「んふ…♡んん…っ♡」
「もう、いいよ。挿れたい」
「は、はい…♡あ…っ♡」
客は起き上がり、星を押し倒し自分が上になり、腰をつかんでせわしなく挿入した。
「ああ…っ♡そんな…♡あんっ♡」
「アアー…!いい具合だ…!ウッ、ウッ、ウッ…」
客は自分のペースで、腰をピストンさせ始めた。荒々しい動きで星をもてあそぶ。
「あん♡ボクがサービスしなきゃいけないのに…♡あ…っ♡あ…っ♡気持ちいいです…♡あぁん♡」
星は切なそうに甘くかすれた声で喘ぎ、目を潤ませ、小さな口で必死で呼吸する。激しく突かれながら、一生懸命にペニスを扱いて、快感を貪ろうとする。
その姿が客にはたまらないのだ。
「アア…アア…いい~…っ!」
「はう…っ♡あんっ♡あんっ♡男の人とセックスするの…大好き…っ♡ボクのお尻で気持ちよくなって、いっぱい精液出して欲しい…っ♡あぁん♡」
「ああ…っ!たまらない…アアーーッッ!!」
客は星に覆い被さり、その胸にすっぽりと納めるように抱きしめて、猛烈なピストンを始めた。
「アアアアアア~~……ッッ!!」
「はうっ♡あっ♡あっ♡あっ♡あっ…♡あん♡あぁん♡」
「アーーーー!!出すぞーっ!!」
「あぁん♡」
客は星の体内に、勢いよく射精した。ビクビクと脈打つ肉棒。
「オオ…オオ…ッ……」
「あんっ♡ボクも…ボクもイッちゃうぅ…っ♡ああ…っ♡」
星もトロトロッ…と、射精する。
「あ…は…♡はぁ…♡はぁ…♡気持ち、いぃ…っ♡」
客がペニスを引き抜くと、星のアナルは広がり、ひくつきながら、注ぎ込まれた精液をこぼしている。
「すげえ、エロい…!」
「あ…♡ん…♡」
そして、今、蛍の部屋では…。
「ん…♡あん♡結月さん…♡結月…♡あん♡いい……」
「俺も…いい…蛍…かわいい」
「は…んっ…♡」
蛍が二人目の客である、結月という青年と対面座位で繋がり、ゆっくり楽しんで愛し合っていた。
結月は客であって客ではない。蛍が一目惚れして、恋に落ち、予約は優先され、本番の代金は受け取らない相手だ。
「あ…あ…っ♡気持ち…いい…♡気持ち…いい…♡結月…♡好き…好きだ…♡ずっと、こうしてたい…っ♡あぁん♡」
下から突き上げられるのに合わせて、蛍も結月に抱きつきながら、尻を上下させ、深い繋がりと、粘膜が擦られる快感を堪能している。
「あ…♡あ…♡だめ……っ♡ああ♡イキそ…う…♡あぁん♡」
その時が近づいて、蛍は強烈な官能への期待と、終わってしまう寂しさにさいなまれた。
「俺もイキたいよ…蛍…」
「あぁ♡あぁ♡あん♡一緒に…♡一緒にイキたい…っ♡」
二人の動きはいっそういやらしく激しいものになった。
「あぁ♡あん♡イクッ♡イクッ♡んん~~…っ♡ああ~~…っっ♡」
「あ…あ…っ!出る……っ!くう…っ…」
「あっ♡あん♡すごい…♡気持ちい…い…っ♡」
「ああ…っ!いい……!!」
蛍がピュクッ…ピュクッ…と二人の間で射精し、結月の精は蛍の中にたっぷりと放たれた。
しばらく二人は全力で愛し合った余韻に酔い、ピクピクと震えた。
人心地つくと、名残を惜しみながら体を離して、蛍は結月の身支度を手伝った。
「次はいつ…?」
「わかんない。来月かな…」
蛍は結月の連絡先さえ知らなかった。
もう、二度と会えないことだってあり得る。
悲痛な面持ちで、蛍は結月を見送った。
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ある宅配便のお兄さんの話
てんつぶ
BL
宅配便のお兄さん(モブ)×淫乱平凡DKのNTR。
ひたすらえっちなことだけしているお話です。
諸々タグ御確認の上、お好きな方どうぞ~。
※こちらを原作としたシチュエーション&BLドラマボイスを公開しています。
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