13 / 15
こびとたちのポルノ(童話パロ:親指姫)
しおりを挟む
ギリーは子どもが欲しかった。
けれども、男の自分には授かるはずもない。
ある時、魔法使いに相談すると、小さな種をもらった。
その種を植木鉢に植えるとチューリップの花が咲き、その中に親指くらい小さい男の子がいたのだった!
だが、そのかわいい男の子はとんでもなく淫乱だったのである…!
「あんっ♡お父様っ♡そこです…♡そのまま…♡あっ…♡あっ…♡いいっ…っ♡きゃんっ♡あぁん♡出ちゃったあ~っっ♡♡」
裸で足を開いたその中心を、人差し指で優しく何度も擦ると、リリアムは気持ちよさそうに射精した。
「はあ…はあ…♡もっとぉ…♡」
また、同じようにしてやると、はあ、はあ…と喘ぎ、幸せそうにリリアムは果てた。
「あぁん♡あぁん♡気持ちよかったぁ…♡」
一日のうちに何度もギリーはリリアムを指先で慰めた。
そんなある種の蜜月を過ごしていたが、ある日リリアムに求婚者が現れた。
「こんにちは♡リリアム、よろしく」
それはリリアムより一回りほど大きな体のカエル男だった。
ヌメヌメとした緑色の肌、ゲコゲコ言うような声。
リリアムは求婚を受け入れた。そして……。
「あぁん♡あぁん♡カエル男さん…っっ♡気持ちいいよお…っ♡リリィ感じちゃう…っ♡カエル男さんのぬるぬるしたおちんちん…リリィ大好き…っ♡」
「ゲコォ…なんてかわいいんだ♡リリィはオイラの宝物だ…♡」
「だって…だって、本当に気持ちいいからぁ♡あん♡セックス気持ちいい…っ♡おちんちん、好きぃ…っ♡」
指先でペニスを慰められるだけではなく、アナルにペニスを挿入され、激しいセックスを繰り返す日々…。
リリアムはいっそう幸せになった。
ところが…。
カエル男が留守をしている時、家に魚人間が現れた。
「だ、誰?!」
「カエル男のやつ、結婚したと聞いていたが、こんなにかわいらしい男の子だとはギョ…なあ、奥さん…俺を慰めてくれギョ…」
鱗に覆われた肌、離れた目…。
「あっ…だ、だめ…あん…♡いけないよ…こんなこと…ああ…っ♡ぼ、ぼく、カエル男さんのお嫁さんなのに…あっ♡あぁっ♡は、挿入って…♡ああん♡はう…♡気持ちいい…っ♡だめ…♡あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡」
「身体は正直だギョ!かわいい奥さん!とっても、いい具合だギョ…!!俺のペニスはどうだギョ?」
「あっ♡あっ♡ああ…っ♡素敵…です…♡リリィ…感じますっ…♡あっ♡あっ♡」
「じゃあ、俺と来るんだギョ!!ほうれ!」
「あんっ♡」
魚人間はリリアムと下半身を繋げたまま、持ち上げて家まで運んだ。
そして、思う様リリアムを犯しまくった。
「あんっ♡気持ちいい…っ♡あんっ♡あんっ♡リリィ、セックス、大好き…っ♡あんっ♡あんっ♡いっぱい…いっぱいかわいがって…♡♡」
「ああ、もちろんだギョ!!なんてかわいくていやらしい子だギョ!」
毎日、リリアムは魚人間とまぐわった。
しかし…。
「こがねむし~は、金持ちだ~っと。やあ!こんにちは!」
茶色いカサカサした肌の、金持ちそうなコガネムシ男が訪ねてきた。
「魚さんなら留守ですが」
「そうかい。おらはコガネムシ男、ぼっちゃん、ちょっと外に散歩にいかねえか?」
「はあ、いいですけど…」
リリアムとコガネムシ男は外を散歩した。
「それにしても、かわいいねえ。こんなかわいい男の子は見たことがねえ…。おらもうたまんねえ!!」
「あっ!!何をするんです!あ、ちょ…んっ♡あぁん♡こんなところで…だ…め…♡」
「クックックッ!口ではそう言っても…」
「あっ♡あん…♡やぁん♡こんなところで…お外でセックスしちゃうなんて…ぼく…♡あんっ♡あんっ♡気持ちいい…っ♡だ、誰かに見られたら…っ!あんっ♡あんっ♡」
「おおーいいぞ~!お尻がいやらしく動いていやがる…!!くう~~っっ!!たまらん!!イっ!イクッ!!」
「あぁん♡ビクビクしてるぅ…♡奥に精液出されちゃったぁ♡あぁん♡はぁん♡」
「はー!えがったぁ!!じゃあな!ぼっちゃん!」
「ああ…っ♡あん…♡」
コガネムシ男はスッキリすると、リリアムを捨てて去ってしまった。
快感が収まると、リリアムははっとした。
「ここ…どこ…?!!」
そして…。
帰り道がわからなくなってしまったリリアムは、通りがかった野ねずみ男のじいさんに拾われ、一緒に暮らすようになった。
灰色の毛におおわれた、背の曲がったおじいさん。
「あ…ん…♡」
「ほんにお前はめんこいのう…年老いたわしがこんなに元気になってしもうた…!」
「あ…♡あ…♡は…ぁん…♡おじいさま…リリィは…とても、とても…気持ちいいです…♡」
「おお…おお…もっと、かわいがって気持ちよくしてやるで…!なんといやらしい腰つきじゃ…!」
「あん…♡あん…♡はぁ…ん♡セックスするの…気持ち…いい…っ♡」
リリアムと野ねずみ男のじいさんは、時を選ばず頻繁にまぐわった。
その睦みあいの声を隣の家で聞いていたのが、もぐら男である。
ある時、辛抱ならず怒鳴りこんできた。
サングラスをした、黒いコートの男。
「やいやい!毎日毎日、いやらしい声をさせて…!!いい加減に…ほう…なんてかわいい男の子だ…!じいさんなんかにはもったいない!俺と結婚しろ!でないとじいさんをくびり殺してやる!!」
「ひい!わ、わかったよ…!リリアムや、お嫁に行っておくれ…!」
「ええっ!そんな…」
仕方なくリリアムはもぐら男と結婚することになった。
それから…。
「あうっ♡あん…♡もぐら男さん…♡あん♡気持ちいいですぅ…♡お尻…熱くなっちゃう…っ♡あんっ♡あんっ♡」
「ああ…リリアム…リリアム…ほんとにいやらしい男の子だ…!ああ…っ!ああ…っ!」
「はあ…ん…♡どんどん気持ちよくなっちゃう…っ♡あんっ♡もう、射精しそう…っ♡ああ…っっ♡♡」
「俺も…ああ、俺も……っっ!!くおおお…っっ!!」
「あん♡あん♡すごいっ…♡セックス、気持ちいい…っ♡」
もぐら男のセックスはねちっこく、リリアムを喜ばせた。
「あぁぁん♡いい~~っっ♡♡」
ある日の昼のことである。もぐら男は日の光を嫌うので、リリアムが気晴らしに一人で外を散歩していると、ツバメ男の青年が倒れていた。
翼を持った青年は若く美しかった。
リリアムは連れて帰って看病することにした。
もぐら男はほっておけ!と怒ったが、何か運命的なものを感じたのである。
一晩、看病すると、ツバメ男は目を覚まして感謝を表した。
「ありがとう。ぼっちゃん…私は花の国に行く途中だったんだが、翼を怪我してしまって飛べなくなって力尽きてしまったんだ」
「ぼくはリリアム。翼の怪我の手当てをしましょう」
「本当にありがとう!翼が治ったら、あなたも一緒に花の国に行きましょう!あたたかくて、いいところです!ここはじめじめして暗い…!」
リリアムが薬を塗ろうと、かけてあった布団をはぐと、青年のものが頼もしく勃ち上がっていた。若さゆえである。
「ここは元気なんですね」
「お恥ずかしい…あっ…リリアム、何を…っ!あぁっ!!」
「ああ…っ♡許して…♡だって、とても立派なのだもの…♡使わないなんて…あぁっ♡ごめんなさい…♡あんっ♡あんっ♡」
「ああ…っ!恩人とこんなこと…っ!!リリィ…気持ちいいよ…!!」
「あんっ♡リリィが動くから…ツバメさんは無理しないで…じっとしていて…もっと、気持ちよくしてあげる…♡あぁっ♡はぁっ♡」
「ああ、なんていやらしい腰遣いだ…!!とても…とてもいい…!!君みたいな優しくて純粋そうな子が、こんなことを知っているなんて…!!」
「あんっ♡気持ちいい…♡ツバメさんのおちんちん…とても…とても素敵…♡あぁん♡」
そうして、ツバメの翼の傷が癒えるまで、リリアムは昼はもぐら男とまぐわい、もぐら男が外出する夜はツバメ男と求めあった。
ツバメ男の傷がすっかり癒えると、リリアムは結局ツバメ男について、花の国に行くことにした。そうして、運命の男に出会うのである。
花の国は名前の通り花々が満ち溢れた国だった。水源が豊かで、陽光がいつもあたたかい。
「なんて、素敵な国だろう!ツバメさん、ありがとう!」
「お礼を言うのは私のほうだよ。リリィ!さあ、この国の王さまにあいさつに行こう!」
国の中心にある城は美しかった。
城に着くと、リリアムは驚いた。
リリアムと同じような親指くらいの大きさの人たちがたくさんいたのである。
そして、王さまにあいさつして、顔を上げると、美しい若者と目があった。
それはこの国の王子だった。
二人は一目で恋に落ちた。お互いにそれがわかった。
胸を焦がすほどの強い恋情をリリアムは初めて知った。
王子はリリアムにこの城で生活するよう提案し、リリアムはそれを了承した。
ツバメ男は自分の住みかに帰り、リリアムだけが城に残った。
それから…。
「ああ…!ああ…!君はなんてかわいくて、いやらしい肉体をしているんだ…!こんなに深い快感は味わったことがない…!!」
王子の寝所で、リリアムと王子は早くも体を重ねた。
「はあっ♡ああっ♡ぼくはリリアムだよ…!リリィって呼んで…♡あぁっ♡王子…ぼくもあなたとのセックスがとてもいい…♡どうしてなの…?あんっ♡気持ちが…よくて…気が遠くなりそうだよ…♡」
「ああ…!はあっ…はあっ…!リリィ、泣いているのかい?」
「あぁ…♡あん…♡気持ちよすぎて…涙が…はぁっ♡おかしく思わないで…!あんっ♡あんっ♡やぁん♡腰が…止まらない……っ♡あぁん♡気持ちいい…っ♡王子…好き…好きです…♡」
「僕もだ…!!リリィ、愛している…!!いつまでも共にいておくれ…!!君は運命の人だ…!あぁっ…!!あぁっ!!いい…!!イってしまいそうだ…!!」
「あんっ♡あぁ…っ♡気持ち…よすぎて…♡ぼくも、ぼくもイキそ…う…っっ♡」
「あぁ…リリィ…イク……ッ!!う…くぅ…あああ……っっ!!」
「あんっ♡ぼくも…あぁっ王子…♡ビクビクしてる…♡ああ…っ♡ああ~~~~っっ♡♡」
「ああ…たまらない…こんなに激しく愛し合ったのは初めてだ…!!それに…こんなに…こんなに、強く長い絶頂は…!ああ…!」
「ああ…あ…♡王子…王子…♡すご…い…っ♡まだ、気持ちいい…っ♡いつまでも…気持ちいいのが終わらないよ…♡ああ♡はあ♡」
永い間、二人はエクスタシーに支配されて、抱き合いながらひくつき、それを堪能した。
ようやく、快感がおさまっても、気分が冷めることもなく、すぐに再び熱く求めあった。
「ああ…!リリィ…!君の肉体がいけない…僕を夢中にさせる…!なんて淫らなんだ…!ああ…好きだ…!!」
「ああ、王子…♡あぁっ♡ん…♡ん…♡こんなに感じるのは初めて…♡ぼくが淫らなのは…あなたのせいです…♡あぁん♡」
そうして、リリアムは王子と末長く愛しあい、幸せに暮らした。
けれども、男の自分には授かるはずもない。
ある時、魔法使いに相談すると、小さな種をもらった。
その種を植木鉢に植えるとチューリップの花が咲き、その中に親指くらい小さい男の子がいたのだった!
だが、そのかわいい男の子はとんでもなく淫乱だったのである…!
「あんっ♡お父様っ♡そこです…♡そのまま…♡あっ…♡あっ…♡いいっ…っ♡きゃんっ♡あぁん♡出ちゃったあ~っっ♡♡」
裸で足を開いたその中心を、人差し指で優しく何度も擦ると、リリアムは気持ちよさそうに射精した。
「はあ…はあ…♡もっとぉ…♡」
また、同じようにしてやると、はあ、はあ…と喘ぎ、幸せそうにリリアムは果てた。
「あぁん♡あぁん♡気持ちよかったぁ…♡」
一日のうちに何度もギリーはリリアムを指先で慰めた。
そんなある種の蜜月を過ごしていたが、ある日リリアムに求婚者が現れた。
「こんにちは♡リリアム、よろしく」
それはリリアムより一回りほど大きな体のカエル男だった。
ヌメヌメとした緑色の肌、ゲコゲコ言うような声。
リリアムは求婚を受け入れた。そして……。
「あぁん♡あぁん♡カエル男さん…っっ♡気持ちいいよお…っ♡リリィ感じちゃう…っ♡カエル男さんのぬるぬるしたおちんちん…リリィ大好き…っ♡」
「ゲコォ…なんてかわいいんだ♡リリィはオイラの宝物だ…♡」
「だって…だって、本当に気持ちいいからぁ♡あん♡セックス気持ちいい…っ♡おちんちん、好きぃ…っ♡」
指先でペニスを慰められるだけではなく、アナルにペニスを挿入され、激しいセックスを繰り返す日々…。
リリアムはいっそう幸せになった。
ところが…。
カエル男が留守をしている時、家に魚人間が現れた。
「だ、誰?!」
「カエル男のやつ、結婚したと聞いていたが、こんなにかわいらしい男の子だとはギョ…なあ、奥さん…俺を慰めてくれギョ…」
鱗に覆われた肌、離れた目…。
「あっ…だ、だめ…あん…♡いけないよ…こんなこと…ああ…っ♡ぼ、ぼく、カエル男さんのお嫁さんなのに…あっ♡あぁっ♡は、挿入って…♡ああん♡はう…♡気持ちいい…っ♡だめ…♡あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡」
「身体は正直だギョ!かわいい奥さん!とっても、いい具合だギョ…!!俺のペニスはどうだギョ?」
「あっ♡あっ♡ああ…っ♡素敵…です…♡リリィ…感じますっ…♡あっ♡あっ♡」
「じゃあ、俺と来るんだギョ!!ほうれ!」
「あんっ♡」
魚人間はリリアムと下半身を繋げたまま、持ち上げて家まで運んだ。
そして、思う様リリアムを犯しまくった。
「あんっ♡気持ちいい…っ♡あんっ♡あんっ♡リリィ、セックス、大好き…っ♡あんっ♡あんっ♡いっぱい…いっぱいかわいがって…♡♡」
「ああ、もちろんだギョ!!なんてかわいくていやらしい子だギョ!」
毎日、リリアムは魚人間とまぐわった。
しかし…。
「こがねむし~は、金持ちだ~っと。やあ!こんにちは!」
茶色いカサカサした肌の、金持ちそうなコガネムシ男が訪ねてきた。
「魚さんなら留守ですが」
「そうかい。おらはコガネムシ男、ぼっちゃん、ちょっと外に散歩にいかねえか?」
「はあ、いいですけど…」
リリアムとコガネムシ男は外を散歩した。
「それにしても、かわいいねえ。こんなかわいい男の子は見たことがねえ…。おらもうたまんねえ!!」
「あっ!!何をするんです!あ、ちょ…んっ♡あぁん♡こんなところで…だ…め…♡」
「クックックッ!口ではそう言っても…」
「あっ♡あん…♡やぁん♡こんなところで…お外でセックスしちゃうなんて…ぼく…♡あんっ♡あんっ♡気持ちいい…っ♡だ、誰かに見られたら…っ!あんっ♡あんっ♡」
「おおーいいぞ~!お尻がいやらしく動いていやがる…!!くう~~っっ!!たまらん!!イっ!イクッ!!」
「あぁん♡ビクビクしてるぅ…♡奥に精液出されちゃったぁ♡あぁん♡はぁん♡」
「はー!えがったぁ!!じゃあな!ぼっちゃん!」
「ああ…っ♡あん…♡」
コガネムシ男はスッキリすると、リリアムを捨てて去ってしまった。
快感が収まると、リリアムははっとした。
「ここ…どこ…?!!」
そして…。
帰り道がわからなくなってしまったリリアムは、通りがかった野ねずみ男のじいさんに拾われ、一緒に暮らすようになった。
灰色の毛におおわれた、背の曲がったおじいさん。
「あ…ん…♡」
「ほんにお前はめんこいのう…年老いたわしがこんなに元気になってしもうた…!」
「あ…♡あ…♡は…ぁん…♡おじいさま…リリィは…とても、とても…気持ちいいです…♡」
「おお…おお…もっと、かわいがって気持ちよくしてやるで…!なんといやらしい腰つきじゃ…!」
「あん…♡あん…♡はぁ…ん♡セックスするの…気持ち…いい…っ♡」
リリアムと野ねずみ男のじいさんは、時を選ばず頻繁にまぐわった。
その睦みあいの声を隣の家で聞いていたのが、もぐら男である。
ある時、辛抱ならず怒鳴りこんできた。
サングラスをした、黒いコートの男。
「やいやい!毎日毎日、いやらしい声をさせて…!!いい加減に…ほう…なんてかわいい男の子だ…!じいさんなんかにはもったいない!俺と結婚しろ!でないとじいさんをくびり殺してやる!!」
「ひい!わ、わかったよ…!リリアムや、お嫁に行っておくれ…!」
「ええっ!そんな…」
仕方なくリリアムはもぐら男と結婚することになった。
それから…。
「あうっ♡あん…♡もぐら男さん…♡あん♡気持ちいいですぅ…♡お尻…熱くなっちゃう…っ♡あんっ♡あんっ♡」
「ああ…リリアム…リリアム…ほんとにいやらしい男の子だ…!ああ…っ!ああ…っ!」
「はあ…ん…♡どんどん気持ちよくなっちゃう…っ♡あんっ♡もう、射精しそう…っ♡ああ…っっ♡♡」
「俺も…ああ、俺も……っっ!!くおおお…っっ!!」
「あん♡あん♡すごいっ…♡セックス、気持ちいい…っ♡」
もぐら男のセックスはねちっこく、リリアムを喜ばせた。
「あぁぁん♡いい~~っっ♡♡」
ある日の昼のことである。もぐら男は日の光を嫌うので、リリアムが気晴らしに一人で外を散歩していると、ツバメ男の青年が倒れていた。
翼を持った青年は若く美しかった。
リリアムは連れて帰って看病することにした。
もぐら男はほっておけ!と怒ったが、何か運命的なものを感じたのである。
一晩、看病すると、ツバメ男は目を覚まして感謝を表した。
「ありがとう。ぼっちゃん…私は花の国に行く途中だったんだが、翼を怪我してしまって飛べなくなって力尽きてしまったんだ」
「ぼくはリリアム。翼の怪我の手当てをしましょう」
「本当にありがとう!翼が治ったら、あなたも一緒に花の国に行きましょう!あたたかくて、いいところです!ここはじめじめして暗い…!」
リリアムが薬を塗ろうと、かけてあった布団をはぐと、青年のものが頼もしく勃ち上がっていた。若さゆえである。
「ここは元気なんですね」
「お恥ずかしい…あっ…リリアム、何を…っ!あぁっ!!」
「ああ…っ♡許して…♡だって、とても立派なのだもの…♡使わないなんて…あぁっ♡ごめんなさい…♡あんっ♡あんっ♡」
「ああ…っ!恩人とこんなこと…っ!!リリィ…気持ちいいよ…!!」
「あんっ♡リリィが動くから…ツバメさんは無理しないで…じっとしていて…もっと、気持ちよくしてあげる…♡あぁっ♡はぁっ♡」
「ああ、なんていやらしい腰遣いだ…!!とても…とてもいい…!!君みたいな優しくて純粋そうな子が、こんなことを知っているなんて…!!」
「あんっ♡気持ちいい…♡ツバメさんのおちんちん…とても…とても素敵…♡あぁん♡」
そうして、ツバメの翼の傷が癒えるまで、リリアムは昼はもぐら男とまぐわい、もぐら男が外出する夜はツバメ男と求めあった。
ツバメ男の傷がすっかり癒えると、リリアムは結局ツバメ男について、花の国に行くことにした。そうして、運命の男に出会うのである。
花の国は名前の通り花々が満ち溢れた国だった。水源が豊かで、陽光がいつもあたたかい。
「なんて、素敵な国だろう!ツバメさん、ありがとう!」
「お礼を言うのは私のほうだよ。リリィ!さあ、この国の王さまにあいさつに行こう!」
国の中心にある城は美しかった。
城に着くと、リリアムは驚いた。
リリアムと同じような親指くらいの大きさの人たちがたくさんいたのである。
そして、王さまにあいさつして、顔を上げると、美しい若者と目があった。
それはこの国の王子だった。
二人は一目で恋に落ちた。お互いにそれがわかった。
胸を焦がすほどの強い恋情をリリアムは初めて知った。
王子はリリアムにこの城で生活するよう提案し、リリアムはそれを了承した。
ツバメ男は自分の住みかに帰り、リリアムだけが城に残った。
それから…。
「ああ…!ああ…!君はなんてかわいくて、いやらしい肉体をしているんだ…!こんなに深い快感は味わったことがない…!!」
王子の寝所で、リリアムと王子は早くも体を重ねた。
「はあっ♡ああっ♡ぼくはリリアムだよ…!リリィって呼んで…♡あぁっ♡王子…ぼくもあなたとのセックスがとてもいい…♡どうしてなの…?あんっ♡気持ちが…よくて…気が遠くなりそうだよ…♡」
「ああ…!はあっ…はあっ…!リリィ、泣いているのかい?」
「あぁ…♡あん…♡気持ちよすぎて…涙が…はぁっ♡おかしく思わないで…!あんっ♡あんっ♡やぁん♡腰が…止まらない……っ♡あぁん♡気持ちいい…っ♡王子…好き…好きです…♡」
「僕もだ…!!リリィ、愛している…!!いつまでも共にいておくれ…!!君は運命の人だ…!あぁっ…!!あぁっ!!いい…!!イってしまいそうだ…!!」
「あんっ♡あぁ…っ♡気持ち…よすぎて…♡ぼくも、ぼくもイキそ…う…っっ♡」
「あぁ…リリィ…イク……ッ!!う…くぅ…あああ……っっ!!」
「あんっ♡ぼくも…あぁっ王子…♡ビクビクしてる…♡ああ…っ♡ああ~~~~っっ♡♡」
「ああ…たまらない…こんなに激しく愛し合ったのは初めてだ…!!それに…こんなに…こんなに、強く長い絶頂は…!ああ…!」
「ああ…あ…♡王子…王子…♡すご…い…っ♡まだ、気持ちいい…っ♡いつまでも…気持ちいいのが終わらないよ…♡ああ♡はあ♡」
永い間、二人はエクスタシーに支配されて、抱き合いながらひくつき、それを堪能した。
ようやく、快感がおさまっても、気分が冷めることもなく、すぐに再び熱く求めあった。
「ああ…!リリィ…!君の肉体がいけない…僕を夢中にさせる…!なんて淫らなんだ…!ああ…好きだ…!!」
「ああ、王子…♡あぁっ♡ん…♡ん…♡こんなに感じるのは初めて…♡ぼくが淫らなのは…あなたのせいです…♡あぁん♡」
そうして、リリアムは王子と末長く愛しあい、幸せに暮らした。
17
お気に入りに追加
147
あなたにおすすめの小説
【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集
あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。
こちらの短編集は
絶対支配な攻めが、
快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす
1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。
不定期更新ですが、
1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
書きかけの長編が止まってますが、
短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。
よろしくお願いします!
お客様と商品
あかまロケ
BL
馬鹿で、不細工で、性格最悪…なオレが、衣食住提供と引き換えに体を売る相手は高校時代一度も面識の無かったエリートモテモテイケメン御曹司で。オレは商品で、相手はお客様。そう思って毎日せっせとお客様に尽くす涙ぐましい努力のオレの物語。(*ムーンライトノベルズ・pixivにも投稿してます。)
禁断の祈祷室
土岐ゆうば(金湯叶)
BL
リュアオス神を祀る神殿の神官長であるアメデアには専用の祈祷室があった。
アメデア以外は誰も入ることが許されない部屋には、神の像と燭台そして聖典があるだけ。窓もなにもなく、出入口は木の扉一つ。扉の前には護衛が待機しており、アメデア以外は誰もいない。
それなのに祈祷が終わると、アメデアの体には情交の痕がある。アメデアの聖痕は濃く輝き、その強力な神聖力によって人々を助ける。
救済のために神は神官を抱くのか。
それとも愛したがゆえに彼を抱くのか。
神×神官の許された神秘的な夜の話。
※小説家になろう(ムーンライトノベルズ)でも掲載しています。
神官、触手育成の神託を受ける
彩月野生
BL
神官ルネリクスはある時、神託を受け、密かに触手と交わり快楽を貪るようになるが、傭兵上がりの屈強な将軍アロルフに見つかり、弱味を握られてしまい、彼と肉体関係を持つようになり、苦悩と悦楽の日々を過ごすようになる。
(誤字脱字報告不要)
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです
おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの)
BDSM要素はほぼ無し。
甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。
順次スケベパートも追加していきます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる