実録！！子宮に腫瘤が…？(筋腫だった)

病院へ行こう

 今月、22日のことである。
 一週間くらい前から、腹痛とお腹の張りに苦しんでいた私は、妹に病院行け！！と叱られた。
 どうせ、便秘だよ…。めんどくさいよ…となんとか回避しようとしたのだが、便秘なら野菜食え！！ポテチ食うな！！とポテチを取り上げられたので、観念して近くの病院に行くことにした。

 受付にて。

「今日はどうされましたか？」

「腹痛で…」

「あんまり痛かったら、言ってくださいね！優先しますから！」

 な、なんと言う優しさ…。
 ここは昔、態度の悪い人が多かったのだが、最近は優しいのである。

 予診で症状を伝え、体温を測る。

「吐き気は？」

「ありません～」

「便通は？」

「ほぼ、毎日あります～」

 私は子供の頃からひどい便秘体質だったが、朝食をオーバーナイトオーツに変えてから、一日一回は便通が来ていたのだ。
 ちなみにレシピは…。

 ロールドタイプのオートミール大さじ山盛り三杯
 純ココア大さじ一杯
 蜂蜜大さじ山盛り一杯くらい(かな…？大くておけ)
 牛乳一カップくらい

 を、レンジで二分チンして、朝まで放置する。

 である。

「体温測って下さい」

「37度…でも、これが平熱…」

「いや、ヒートテックみたいなの着てるなら、ちょっとパタパタして熱を逃がしてもう一回」

「36.9度…」

「うん、下がったね！」

 れいのウィルスが流行ってから、病院は体温に厳しい。
 37度が目安らしい。
 私は平熱が高いのだが…。

 待合室に戻り、待つこと十数分。
 更に中待ち合いで待ち、診察室に呼ばれる。

 どうせ、便秘が出きってないだけなのにめんどくさいな～。
 その時はそう思っていた。

 お腹の張りなど、症状を伝え、診察台に乗る。
 ペロッとお腹を出すと、すぐに先生と看護師さんが言った。

「張ってますね～…」

「張ってるね…」

 触ってもないのに…。

「妊娠してない？」

「ないっす、ないっす…」

「じゃあ、CT撮ってもらおう」

 ええ…？どうせ便秘なのに…。

 だが、CT画像が上がって来てみると、どうやら違ったようだ。

「うーん…これ腸ね、これ胃ね…ここにあるのが腫瘤…」

「ぴえ」

「多分、子宮の腫瘤…ここまで大きくなってると言うことは良性だと…」

(でかくね？腹の半分腫瘤じゃね？)

「婦人科に紹介状出すから、行ってね。どこか希望ある？この辺だとねえ…」

「女医さんがいいんですが！」

 私は婦人科に嫌な思い出がある。二十歳そこそこの頃である。ちょっと不正出血があったので行ったのだ。
 そうしたら男性医師に、何度も性交経験の有無を疑われたのだ。

「したことないの？本当に？本当に本当に本当に？？」

 五回以上聞かれた。
 確かに女の患者はまず妊娠を疑えと言われるらしいが(医龍の知識)なんか、処女ですみませんという恥ずかしい気持ちでいっぱいになった。
 そして、あの内診台である。足パッカーンのやつ。あれ、やだね…。

 と、いうことで先生は名簿を持ってきて、この病院は女医さん多いんじゃない？名前が舞とか…たぶん女性…と、紹介状を書いてくれることになった。