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教えてあげるね、先生
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家庭教師のバイトって最高!
ガリ勉して有名高出て、M大に入っててよかった!!と、俺は思う。
週三日二時間、勉強に付き合うだけで、四万五千円の収入を得られる。
破格の待遇だ。しかも、美味しいおやつが食べられる。
たいていは、母親の作った凝った焼き菓子。そうでない時でも、有名どころのお菓子が提供される。
一緒に出される紅茶もとても美味しい。
しかも、仕事は超イージー。と、いうのも担当している才谷紫苑はもともと頭がいいのだ。俺がいる意味あるのかなというレベル。というか、うらやましいレベル。
頭がよい上に、スポーツもできるらしい。家は金持ち。身長も高い。顔面の方の偏差値も高い。
目にかぶさるか、かぶさらないかぐらいで切りそろえられた黒髪はサラサラで、そこからのぞく目は知的で鋭く、だが笑うと一気に人懐っこい印象になる。にきびひとつない透明感のある肌、子供らしいふっくらした頬につんと尖った唇。
まだ、あどけなさを残したかんばせだが、成長後も美形になるに違いなかった。
俺はと言うと、特に自分の顔に不満はないが、たびたびからかわれるのがいただけない。
母親譲りの顔は女顔で、その上童顔なので年下に見られて舐められる。勉強ばかりしていて、運動は不得手。筋トレなどするが、華奢な体つきなのもあまり改善しない。
ある時、俺は言った。
「はあー、紫苑くんってモテるでしょ」
「えっ?いや、別にモテませんよ」
「嘘だあ…だって完璧じゃん。顔はいいし、身長は高いし、勉強もスポーツも出来て…」
「先生、俺の顔好きなんですか?」
「え?好きっていうか…客観的に見て…」
紫苑はふふっと笑って、意味深にこっちを見た。
「じゃあ、脈ありですね」
「……」
脈ありって何が…。
その翌々日、才谷家を訪れると、珍しく紫苑が迎えてくれた。いつもは母親が迎えてくれるのだが。
「先生、いらっしゃい」
「あれ、お母様は」
「婦人会に行ってます」
「あ、そうなんだ」
いつものように部屋へ行くと、紫苑がお菓子とお茶を盆に乗せて運んできた。
「今日は、ツッカベッカライのクッキーです。紅茶はぼくが淹れました」
「へー、ありがとお…」
紫苑は盆をベッドの上に置いた。いつもは机か、ミニテーブルの上に置かれるのだが。
二人でベッドに座ってお茶をする。
「紅茶、美味しいよ」
「よかった」
クッキーもさくさく、ほろほろとして美味しい。
食べ終わると、紫苑は盆をベッドから下ろして床に置き、俺に勢いよく抱きついてきた。二人でベッドに転がる。
「うわっ何なに?」
「今日は勉強したくなーい!」
「何言ってんの。そういうわけには…」
「いいことしようよ」
紫苑が俺の上に乗っかって、手を取って愛しげにキスをした。
「いいことって…」
「こういうこと」
「ちょっ…あ…」
唇にキスをされる。ファーストキスだった。紫苑の手は俺の股間を服の上から撫でさすった。
「だ、だめ…」
「今日は、ぼくが先生に教える番」
「な、何を…」
紫苑の手がズボンの中に侵入し、じかに性器に触れて敏感なところを刺激する。
「あっ…嘘…だめ…っんんっ」
制止したい気持ちと、もっと触ってほしいという気持ちがせめぎ合った。紫苑は何を考えているんだ??俺のことが好きだったの?
「ああ…んん…」
紫苑に唇をふさがれ、舌を入れられるいやらしいキスをされる。ペニスは紫苑の手で擦られて、勃起し、だらだらと汁を分泌した。
拒絶しようにも、力が入らない。
いや、拒む必要ないんじゃないか。という気持ちが俺を支配しつつあった。紫苑はそれに気づいたのか、ペニスを刺激する手を休め、俺の衣服を脱がせにかかった。
「あ、じ、自分で…」
「うん」
俺は自分で服を脱ぎ、紫苑も脱いでいく。生まれたままの姿になると、紫苑が抱きついてきた。肌と肌がぴったりとくっつく。
「ああ…」
「先生…気持ちいい…」
紫苑も勃起している。そのペニスを俺のものにくっつけて、お互い快感を味わった。
「や…ううっ…気持ちいぃ…っ」
「うう…ああ…気持ち…いいでしょ…」
舌と、指で俺の乳首を舐めたり、つまんだりしながら紫苑は言う。それも感じた。
どんどん、興奮してくる。
紫苑の言うことに従って、膝裏に手を入れてぐっと引き寄せる。
ベッド下の引き出しから紫苑は小さなボトルを取り出すと、中の粘液を俺のアナルに擦りつけ、指をゆっくり入れてきた。
「んく…」
「力抜いて…」
「んっ…うん…」
紫苑の指がゆっくり入ってくる。そしてお腹の方を押すようにしながら、抜き差しする。
「やっ…なんか…んん…」
「どんな感じ?」
「んん、わかんない…」
「苦しい?」
「んー、少し…」
「気持ちいい?」
「うんん…少し…あっ、そこ…」
「ここ?」
「あっ…あう…」
紫苑は指を抜くと、代わりにもっと熱く太いものをあてがってきた。
「ああ…っ」
「うあ…ひくってした…あ…」
俺の足をベッドについた腕で広げる形になって、紫苑はゆっくり腰を進めてきた。
俺は急に焦ってきた。
「あ…入って…入ってきちゃう…!セックスしちゃう…!」
「はあ…先生…気持ちいい…」
「んん…すごい…お尻に入って、くる…っ」
「はあ…ああ…先生…っ」
全部を入れ終わると、しばらくじっとしてから、紫苑は腰を動かし始めた。
「ああ…あ…先生の中、気持ちいい…」
「あ…あ…」
「先生はまだ…気持ちよく…ないよね…」
「う…うう…」
「少しずつ…気持ちよくなれるように…感覚つかんで…ああ…」
紫苑の手が俺のペニスを扱きだした。
「先生と一緒に気持ちよくなりたい…」
「あっ…あっ…」
ぐちゅぐちゅと音を立ててお尻を突かれながら、ペニスを扱かれる。どちらの快感なのかわからなくなって、だんだん、アナルを使ったセックスに興奮してくる。
「あ…あん…っ気持ちい…あっ…あっ…」
「ああ…気持ちいい…あ…すごい…ああ…いく…っ」
紫苑が快感に呻きながら、激しく俺を突く。
「ああっ…!」
「先生…先生…っううっ…!」
「や…ああ…!」
紫苑が絶頂に達して、俺の中で射精した。奥に押しつけるように腰を動かす。じわっと精液が中に広がるのを感じる。
遅れて、俺も紫苑の手で扱かれて、射精する。射精の快感よりも、紫苑が自分のお尻で絶頂に達したことの方に満足していることに、俺は気がついた。
「先生…んんっ」
紫苑が俺を抱きしめて、キスをしてくる。俺はそれに応えた。
「先生、また、しよう…先生の体、ぼくがもっとエッチにしてあげる…」
「ん…うん…」
俺の胸は期待に高鳴った。
ガリ勉して有名高出て、M大に入っててよかった!!と、俺は思う。
週三日二時間、勉強に付き合うだけで、四万五千円の収入を得られる。
破格の待遇だ。しかも、美味しいおやつが食べられる。
たいていは、母親の作った凝った焼き菓子。そうでない時でも、有名どころのお菓子が提供される。
一緒に出される紅茶もとても美味しい。
しかも、仕事は超イージー。と、いうのも担当している才谷紫苑はもともと頭がいいのだ。俺がいる意味あるのかなというレベル。というか、うらやましいレベル。
頭がよい上に、スポーツもできるらしい。家は金持ち。身長も高い。顔面の方の偏差値も高い。
目にかぶさるか、かぶさらないかぐらいで切りそろえられた黒髪はサラサラで、そこからのぞく目は知的で鋭く、だが笑うと一気に人懐っこい印象になる。にきびひとつない透明感のある肌、子供らしいふっくらした頬につんと尖った唇。
まだ、あどけなさを残したかんばせだが、成長後も美形になるに違いなかった。
俺はと言うと、特に自分の顔に不満はないが、たびたびからかわれるのがいただけない。
母親譲りの顔は女顔で、その上童顔なので年下に見られて舐められる。勉強ばかりしていて、運動は不得手。筋トレなどするが、華奢な体つきなのもあまり改善しない。
ある時、俺は言った。
「はあー、紫苑くんってモテるでしょ」
「えっ?いや、別にモテませんよ」
「嘘だあ…だって完璧じゃん。顔はいいし、身長は高いし、勉強もスポーツも出来て…」
「先生、俺の顔好きなんですか?」
「え?好きっていうか…客観的に見て…」
紫苑はふふっと笑って、意味深にこっちを見た。
「じゃあ、脈ありですね」
「……」
脈ありって何が…。
その翌々日、才谷家を訪れると、珍しく紫苑が迎えてくれた。いつもは母親が迎えてくれるのだが。
「先生、いらっしゃい」
「あれ、お母様は」
「婦人会に行ってます」
「あ、そうなんだ」
いつものように部屋へ行くと、紫苑がお菓子とお茶を盆に乗せて運んできた。
「今日は、ツッカベッカライのクッキーです。紅茶はぼくが淹れました」
「へー、ありがとお…」
紫苑は盆をベッドの上に置いた。いつもは机か、ミニテーブルの上に置かれるのだが。
二人でベッドに座ってお茶をする。
「紅茶、美味しいよ」
「よかった」
クッキーもさくさく、ほろほろとして美味しい。
食べ終わると、紫苑は盆をベッドから下ろして床に置き、俺に勢いよく抱きついてきた。二人でベッドに転がる。
「うわっ何なに?」
「今日は勉強したくなーい!」
「何言ってんの。そういうわけには…」
「いいことしようよ」
紫苑が俺の上に乗っかって、手を取って愛しげにキスをした。
「いいことって…」
「こういうこと」
「ちょっ…あ…」
唇にキスをされる。ファーストキスだった。紫苑の手は俺の股間を服の上から撫でさすった。
「だ、だめ…」
「今日は、ぼくが先生に教える番」
「な、何を…」
紫苑の手がズボンの中に侵入し、じかに性器に触れて敏感なところを刺激する。
「あっ…嘘…だめ…っんんっ」
制止したい気持ちと、もっと触ってほしいという気持ちがせめぎ合った。紫苑は何を考えているんだ??俺のことが好きだったの?
「ああ…んん…」
紫苑に唇をふさがれ、舌を入れられるいやらしいキスをされる。ペニスは紫苑の手で擦られて、勃起し、だらだらと汁を分泌した。
拒絶しようにも、力が入らない。
いや、拒む必要ないんじゃないか。という気持ちが俺を支配しつつあった。紫苑はそれに気づいたのか、ペニスを刺激する手を休め、俺の衣服を脱がせにかかった。
「あ、じ、自分で…」
「うん」
俺は自分で服を脱ぎ、紫苑も脱いでいく。生まれたままの姿になると、紫苑が抱きついてきた。肌と肌がぴったりとくっつく。
「ああ…」
「先生…気持ちいい…」
紫苑も勃起している。そのペニスを俺のものにくっつけて、お互い快感を味わった。
「や…ううっ…気持ちいぃ…っ」
「うう…ああ…気持ち…いいでしょ…」
舌と、指で俺の乳首を舐めたり、つまんだりしながら紫苑は言う。それも感じた。
どんどん、興奮してくる。
紫苑の言うことに従って、膝裏に手を入れてぐっと引き寄せる。
ベッド下の引き出しから紫苑は小さなボトルを取り出すと、中の粘液を俺のアナルに擦りつけ、指をゆっくり入れてきた。
「んく…」
「力抜いて…」
「んっ…うん…」
紫苑の指がゆっくり入ってくる。そしてお腹の方を押すようにしながら、抜き差しする。
「やっ…なんか…んん…」
「どんな感じ?」
「んん、わかんない…」
「苦しい?」
「んー、少し…」
「気持ちいい?」
「うんん…少し…あっ、そこ…」
「ここ?」
「あっ…あう…」
紫苑は指を抜くと、代わりにもっと熱く太いものをあてがってきた。
「ああ…っ」
「うあ…ひくってした…あ…」
俺の足をベッドについた腕で広げる形になって、紫苑はゆっくり腰を進めてきた。
俺は急に焦ってきた。
「あ…入って…入ってきちゃう…!セックスしちゃう…!」
「はあ…先生…気持ちいい…」
「んん…すごい…お尻に入って、くる…っ」
「はあ…ああ…先生…っ」
全部を入れ終わると、しばらくじっとしてから、紫苑は腰を動かし始めた。
「ああ…あ…先生の中、気持ちいい…」
「あ…あ…」
「先生はまだ…気持ちよく…ないよね…」
「う…うう…」
「少しずつ…気持ちよくなれるように…感覚つかんで…ああ…」
紫苑の手が俺のペニスを扱きだした。
「先生と一緒に気持ちよくなりたい…」
「あっ…あっ…」
ぐちゅぐちゅと音を立ててお尻を突かれながら、ペニスを扱かれる。どちらの快感なのかわからなくなって、だんだん、アナルを使ったセックスに興奮してくる。
「あ…あん…っ気持ちい…あっ…あっ…」
「ああ…気持ちいい…あ…すごい…ああ…いく…っ」
紫苑が快感に呻きながら、激しく俺を突く。
「ああっ…!」
「先生…先生…っううっ…!」
「や…ああ…!」
紫苑が絶頂に達して、俺の中で射精した。奥に押しつけるように腰を動かす。じわっと精液が中に広がるのを感じる。
遅れて、俺も紫苑の手で扱かれて、射精する。射精の快感よりも、紫苑が自分のお尻で絶頂に達したことの方に満足していることに、俺は気がついた。
「先生…んんっ」
紫苑が俺を抱きしめて、キスをしてくる。俺はそれに応えた。
「先生、また、しよう…先生の体、ぼくがもっとエッチにしてあげる…」
「ん…うん…」
俺の胸は期待に高鳴った。
応援ありがとうございます!
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