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藪の中

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「由美子…」
「柾木さん…」
 キスを交わし微笑み合う。
 新婚旅行で、秘湯と言われる温泉に来た。
 脱衣所で服を脱ぎ、もちろん混浴なので二人で浸かっていると、細い道へブオンブオン!と轟音を立てて数台のごついバイクが現れた。非常にガラの悪い、北斗〇拳に出てくる悪役のような男たちが乗っている。えー、意外ーこんな人たちでも温泉が趣味なんだあ…。とぽかんとしていると、五、六人の男たちは、ヒャッハー!とおたけびを上げながらズカズカと入浴所へ入って来た。そこでライダースーツを脱ぎだす。
 ライダースーツの下は全裸だ。男たちのペニスはそそり立っている。
「な、なんだ!お前ら!!」
 集団強姦魔だ!妻を守らねば!なんとかして車まで行って、逃げないと!
 妻の前に立って、警戒していると、一人に腕をつかまれひっぱられた。草っ原に押し倒される。
「ゆ、由美子ーっ!!」
 由美子は、タオル一枚を巻いた姿で男たちにロープで拘束され、さるぐつわをかまされていた。
「んんんー!!(柾木さーん!!)」
「くそっ!離せ!妻に何かしたら許さない!!」
「奥さんには何もしねえよ~クヒャヒャヒャヒャ!!てめえの心配をした方がいいぜぇ!!」
「何っ!」
「安心しな!やさしーくしてやるぜ!!」
「いい体してるぜ!それに色白でやわらかそうな肌だなあ~!!」
 男は俺のタオルをはぎとり、両足首をつかんで高く掲げ上げた。
「いいケツだぜ~!俺のちんぽでかわいがってやるからな!!ヒャッハー!」
「ひあっ」
 肛門に、冷たいぬるっとした液体をかけられた。
「おとなしく言うことを聞けば、天国にいかせてやるぜ!!ヒャッハー!!」
「な、なんだと!」
「んんんん~(こいつら、ゲイの強姦魔なんだわ!よかった…って、全然よくないわ!柾木さーん!)」


 …………


「あんっ…♡あんっ…♡」
「ヒャッハー!具合がいいぜ!かわいらしい声で喘ぎやがって!とんだ淫乱だな!自分から腰振っていやがるぜ!!」
「はあんっ…♡気持ちいいよお…っ♡」
 十数分後、俺はすっかりアナルセックスの虜になっていた。連中のテクニックは怖ろしく巧みだったのだ…!
「んんんん…!(柾木さん、気持ちいいみたい…よかった…ってよくないわ!やめて!やめてよ!)」
 由美子が見ている。俺はそれにも興奮した。
「ぐうっ!そろそろ出すぜ!中にたっぷり出してやるからよく味わいな!!イエーイ!イク!イクぜえ~!!」
「あっ♡ああああ…っ♡出てるっ♡出てるう…っ♡」
「くう~!しめつけやがる!!ふう…」
「次は俺だー!ヒャッハー!!四つん這いになれ!」
「はあ…はあ…」
 俺は犬の姿勢を取らされた。ローションが足され、ギンギンに勃起した男のペニスが入ってくる。
「ああん♡イイっ♡」
「ふう…チンコが好きなようだな!!」
「あん♡好きい♡大好きいっ♡あんあん♡いっぱい、いっぱいじゅぽじゅぽしてえ…っ♡」
「お望みどおりにしてやるさ!!イエーイ!!」
「あっ、ああっ♡」
 激しく突かれて、俺もそれに合わせて腰を振った。
「ああんっ♡やあん…♡あんっ…♡あっ…♡あっ…♡イキそう…っ♡お尻犯されながらイッちゃう…っ♡イッちゃう…っ♡ああー…っ♡」
 俺は射精した。生まれて初めての快感だった。
「あう…♡ああん…♡」
「こいつ、ケツだけでイッたぜ!!なんて才能だ!!ヒャッハア!ブラボーーッ!!」
「あんあん♡ああん…っ♡」
「おんやあ、お口がお留守だぜ?!これを食らいなっ!!」
「んふう…っ!」
 口にペニスを突っ込まれる。苦しいが、満たされた気持ちになった。
「うんっ♡んんうっ♡」
 歯を立てないようにして、舌を使い、喉の奥まで飲み込み奉仕する。
「ヒャッハー!たまらないぜ!うめえもんだな!!ほんとに初めてかあー?!!」
 フェラチオをしながら、腰を振り、お尻を締め付ける。
「うおおっ!イキそうだぜ…!!くうっ最高だぜ!イクっ!イックう~!!」
「んんん…♡」
 また、中出しされる。気持ちいい…。
「ヒャッハー!!次はオイラの番だい!!ここに座んな!」
「んん…♡」
 一度口を離すと、足を広げて地面に座った男の、勃起したペニスの上に腰を下ろした。アナルにペニスが入ってくる。
「はあ…ん♡気持ち…いい…♡」
「こっちもよろしくな!」
 再び、ペニスを咥える。下から打ち付けられながら、腰も動かす。
「んん…っ♡」
「おっおっ…出すぜ…出すぜ…!!一滴残らず飲み干しな!!」
「んんーっ♡」
 口の中に射精され、ごくん、ごくんと飲み込む。
「んん…♡美味しい…っ♡あんっ♡ああん…っ♡」
「んんんんー!!(ザーメンが美味いわけあるかい!柾木さんが壊れていく…)」
「ああん♡ああん♡気持ち、いいっ♡おちんぽ、すっごく気持ちいいっ♡」
「おめえ、なんてかわいいんだ!オイラのお嫁さんになるか?なーんてな!ふう…ふう…出すぞ!」
「はあん♡出して…っ♡中でイッてえ…っ♡いいっ♡ああん…っ♡」
 どぴゅ♡どぴゅ♡と、お尻の中に射精される。俺は恍惚とそれを受け止めた。
「ああ…ん…♡ああ…♡」
 快感に震えていると、男たちの中でも特に身長が高く、彫りが深い顔立ちの男が、俺の前に立ちはだかり、厳かに言った。
「そろそろ、わしの番じゃな…!」
「ヒャッハー!大将のお出ましだぜーっ!!」
「覚悟しろよ、にいちゃん!よがり狂っちまうぜ!!」
 男は草っ原に仰向けに寝転んだ。立派な一物が隆々と天を仰いでいる。
「またがれ」
 俺は言われるがまま、男の上をまたぎ、膝立ちになってアナルにペニスを当て、ゆっくりと腰を下ろしていった。
「あ…はあ…♡はあ…ん♡あん…♡」
「おお、おぬし、名器を持っておるな!!よいぞ…!」
「あ…ん…♡とっても…硬い…♡はあ…ああん…♡入っ…た…♡あん…♡」
 俺はゆっくりと腰を振り始めた。男の節ばった手が俺の腰をつかみ揺さぶって、下から突き上げてくる。
「あんっ♡あんっ♡すごいっ♡すっごく♡気持ちいい…っ♡あっ♡あっ♡イッちゃ…イッちゃう…♡あんっ♡だめっまだ、だめ…!」
 俺は快感を逃そうと、腰を動かすペースを変えた。
「ああ…♡あ…っ♡」
「おぬし…、いい筋をしとるな…!!」
「ああん…♡あっ♡あっ♡やあ…ん♡気持ちいい…っ♡あっ…♡」
 イキそうになるたび、俺は体勢やペースを変え、射精を堪えた。
 そうして、長い快感の果て…。ついに相手が限界を迎えた。
「おおっ!イキそうだ…!くうっ出る…イクイク…イク…!」
「ああん♡俺もっ♡俺もイッちゃう…っ♡一緒にイッちゃうーっ♡」
 めいっぱい締め付け、激しく腰を振る。
「おおおお…っ!」
 男が俺の中で射精する。
「ああん♡ああ…っ♡ああ…っ♡あーーーー…♡」
 同時に俺もイク。
 お尻の中に出されながら、自分も射精したのだ。
 周囲がざわめいた。
「スゲエ!同時だ!!ヒャッハー!!」
「トコロテンだぜ!!」
「やるなあ!にいちゃん!!」
 拍手喝采の後、更に何度も俺は犯され、解放された時には日も暮れかかっていた。
 男たちが去った後、よろよろと縛られたままの由美子の元に向かい、縄をほどきさるぐつわを外した。
「ぷはっ!柾木さん…!」
「由美子…!」
 すっかり、湯冷めしてしまった。
 尻に出された精液を、由美子にかきだしてもらい、衣服を身に着けて、宿に戻った。
 

 …………


 新居に帰ってからは、平和な新婚生活が待っていた。
 一つだけ、変わったことがある。
 夜はペニバンで、由美子に責めてもらうのだ。
「柾木さん…いくよ…!」
「うん…きて…♡」
 パンッパンッ!由美子の責めは激しい。俺は感じてしまう。
「ああん♡いいっ♡いいよお…っ♡♡」
「うふ…♡柾木クン、かわいい…♡」
 由美子も目覚めてしまったのだ。
「あん♡気持ちいい…っ♡由美子…由美子さん…♡ああん…♡」
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