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2章 生誕祭に霊草の葉を
14話 王太子の登場と兄様の主張 (一部修正)
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柔らかな金色の髪に温和そうな丸く幼い赤い瞳。きめ細やかな白い肌に、中性的な整った顔立ちは芸術品の様に美しく、将来の姿を皆が夢見るだろう。
兄様とだけ会うと思っていたから、こうして目の前で見られるなんて、ファンとしては泣きたい程に嬉しい。
「ここの別館のシェフは、元パティシエでね。色んな創作お菓子を作っているんだ」
「そ、そそうなんですか。ぜ、是非もっと食べてみたいです」
とても嬉しいが、今まで全く気配が無かったので、心臓が飛び跳ねそうなくらい驚いた私は声が上ずった。
先程のメイドが驚かれていたのは、彼が隠れている事に気づいたからなのだろう。
「誰だ、おまえ! ミューから離れろ!」
即座に兄様が立ち上がって言うが、私はこの男の子が誰であるか知っている。知っていなくとも、別館へ自由に入れる子供となれば限定され、推測が出来る筈だ。しかし、妹に近づく知らない男の子に、兄様は怒ってしまい、考えよりも先に言葉が出たようだ。
10歳なのだから仕方がない事だが、私は内心ハラハラと心配で落ち着かない。
「俺はイグルド・デュアス・レンリオス! 名を名乗れ!」
威勢よく言う兄様。少年はソファの後ろから出てくると、胸に手を当て綺麗なお辞儀をする。何度も練習したのだろう。その動き一つ一つが滑らかで、美しい。
「はじめまして。僕はレーヴァンス・アスレイグ・イリシュタリア。どうぞよろしく」
全てを魅了しそうな可愛らしい微笑みを浮かべ、王太子は自己紹介をする。
アルカディアの戦姫の攻略候補の1人。王太子レーヴァンス。冷静沈着で文武両道。多彩な才能を持ち、完璧な人の様に見えるが、少し天然なギャップがファンを魅了する。
父である国王陛下から遊び相手について話を聞いて、いち早く会いたい、とこっそり別館へ忍び込んだのだろう。
私は、思い切った行動をとった王太子が少し意外だった。ゲーム中では冷静沈着に、行動するにも情報収集を欠かさない人だった。過去編のサイドストーリーは12歳の話だったが、既に本編のレーヴァンスの雛型が出来上がっていた。子供の成長は早いとはいえ、たった2年でここからあそこまで人が変わるとは驚きだ。
一体、何があったのだろう。
「レーヴァンスって、王太子の名前……おまえが、王太子?!」
「そうだよ。この国の王太子!」
心底驚く兄様と笑顔の王太子。
私はちゃんと挨拶をするべきだと思い、立とうとしたがレーヴァンス王子は小さく首を振った。今回はお忍びだから、やらなくて良いと言っているように見えた。
「……なんか、見た目は普通の子供だな」
王族に生まれても、子供は子供であるのは確かだ。しかし、その育ちや教育から、滲み出る高貴さは隠すことは出来ない。初めて目にした私も、サジュや町の子供達とは別格であると直ぐに思った。
今の発言もそうであるが、兄様は相手が王太子と分かっても態度を一切変えてはいない。王族に対する侮辱罪にならないか心配だ。
兄様の発言を受け、レーヴァンス王太子は目を丸くするが、徐々に口元に笑みが浮かび上がり、興奮してなのか頬が赤くなる。
「そうなんだ! 僕は普通の子供! ケーキよりもクッキーが好きで、トマトが少し苦手な子供なんだ!」
「お、おう……そうか」
嬉々とする王太子の思わぬ反応に、私も兄様も驚いた。
けれど、私にはその反応に思い当たる所があった。王太子はゲーム中で孤独を抱えていた。生まれながらに特別扱いをされ、崇拝の対象となり、人として隣に立って話せる存在は唯一幼馴染の臣下だけだった。しかし、その臣下はゲーム中で妖精によって心の闇を増幅させられ、王太子を妬み、陥れようと裏切った。絶望し孤独の中にいる王太子を妖精達が利用しようとしたが、リティナがそれを食い止める。彼女の声に励まされ、王太子は立ち上がり、ラスボスを倒す覚悟を決める。
そう思い返すと、兄様の存在はどうなるのだろう。遊び相手の立場なのに、過去編でもそれを匂わせるセリフや描写が一切無い。自ら辞退したのか、途中でやめさせられたか、本人の希望である魔物の討伐隊や騎士の道に進んで、本編に出ない立ち位置に移行していったのだろうか。
「父上から、遊び相手を用意すると言っていたけれど、君達が来てくれて嬉しいよ」
財力も軍もあまり持ち合わせてはいない田舎の男爵。しかも、災害が発生して少し経った後にお父様は国王に呼ばれた。お父様の活躍が気に入ったと表向きに言われていても、災害の支援をする代わりにレンリオス家の嫡子を王太子の遊び相手にしろと命令されたようにも見える。そう考えてしまうと、王室と繋がりは出来ても、兄様を人質に取られている様な変な感じがする。
「あのさ、友達なっても良いけれど、俺は自分の生まれた土地が好きなんだ。強くなって、御父様の後を継ぐって決めている。ミューだって、自分のやりたい事があるんだ。だから、ずっとは一緒に居られない」
兄様はきっぱりと自分の意思を伝える。威風堂々とした姿は10歳の子供ではなく、レンリオス家の次期当主の片鱗が見えた気がした。
「うん! それで良いよ。僕の言う通りにならなくて良い。でも生誕祭の最中は、一緒に遊んでほしいな」
その反応もまた嬉しい様子の王太子。凄く変わっているように見えるが、何でも思い通りになり過ぎると、逆に疎外感があったのだろう。何をやっても褒められ、もてはやされ、称えられる。それが無知な子供であったら、自尊心が膨らみ続ける。しかし、彼は聡明であり、王国を背負う後継者として育てられ、今も多くを学んでいる。
自然と客観視と距離感を覚え、孤独が常に彼の隣に座り始める。
「その為に来たようなモノだから、良いぞ」
「ありがとう!」
「もう夜だし、明日な」
「うん! それじゃ、改めて明日挨拶に来るよ。2人とも、またね!!」
王太子は大きく手を振り、部屋を出て行った。
一気に室内は静かになり、まるで嵐が過ぎ去ったかのようだ。
「なんか、変な奴だった」
兄様はポツリと言う。そこで緊張の糸が切れたらしく、ソファに座ると沈むように身を任せる。
「兄様は、王太子様は嫌い?」
「うーん……はじめて会ったから、わかんない。良いやつそうだとは思う。ミューは?」
「私は嫌いじゃないよ。もっと話せば、仲良く出来そう」
素直な感想を述べる。
「活発そうだから、兄様と気が合うんじゃないかな?」
「それじゃ、今度槍と剣の稽古に誘ってみるか」
ゲーム上のレーヴァンス王太子も好きだが、今の天真爛漫な彼が壊れるのは少し可哀そうに思う。今後の彼の行く末は、兄様に掛かっている様な気がした。
兄様とだけ会うと思っていたから、こうして目の前で見られるなんて、ファンとしては泣きたい程に嬉しい。
「ここの別館のシェフは、元パティシエでね。色んな創作お菓子を作っているんだ」
「そ、そそうなんですか。ぜ、是非もっと食べてみたいです」
とても嬉しいが、今まで全く気配が無かったので、心臓が飛び跳ねそうなくらい驚いた私は声が上ずった。
先程のメイドが驚かれていたのは、彼が隠れている事に気づいたからなのだろう。
「誰だ、おまえ! ミューから離れろ!」
即座に兄様が立ち上がって言うが、私はこの男の子が誰であるか知っている。知っていなくとも、別館へ自由に入れる子供となれば限定され、推測が出来る筈だ。しかし、妹に近づく知らない男の子に、兄様は怒ってしまい、考えよりも先に言葉が出たようだ。
10歳なのだから仕方がない事だが、私は内心ハラハラと心配で落ち着かない。
「俺はイグルド・デュアス・レンリオス! 名を名乗れ!」
威勢よく言う兄様。少年はソファの後ろから出てくると、胸に手を当て綺麗なお辞儀をする。何度も練習したのだろう。その動き一つ一つが滑らかで、美しい。
「はじめまして。僕はレーヴァンス・アスレイグ・イリシュタリア。どうぞよろしく」
全てを魅了しそうな可愛らしい微笑みを浮かべ、王太子は自己紹介をする。
アルカディアの戦姫の攻略候補の1人。王太子レーヴァンス。冷静沈着で文武両道。多彩な才能を持ち、完璧な人の様に見えるが、少し天然なギャップがファンを魅了する。
父である国王陛下から遊び相手について話を聞いて、いち早く会いたい、とこっそり別館へ忍び込んだのだろう。
私は、思い切った行動をとった王太子が少し意外だった。ゲーム中では冷静沈着に、行動するにも情報収集を欠かさない人だった。過去編のサイドストーリーは12歳の話だったが、既に本編のレーヴァンスの雛型が出来上がっていた。子供の成長は早いとはいえ、たった2年でここからあそこまで人が変わるとは驚きだ。
一体、何があったのだろう。
「レーヴァンスって、王太子の名前……おまえが、王太子?!」
「そうだよ。この国の王太子!」
心底驚く兄様と笑顔の王太子。
私はちゃんと挨拶をするべきだと思い、立とうとしたがレーヴァンス王子は小さく首を振った。今回はお忍びだから、やらなくて良いと言っているように見えた。
「……なんか、見た目は普通の子供だな」
王族に生まれても、子供は子供であるのは確かだ。しかし、その育ちや教育から、滲み出る高貴さは隠すことは出来ない。初めて目にした私も、サジュや町の子供達とは別格であると直ぐに思った。
今の発言もそうであるが、兄様は相手が王太子と分かっても態度を一切変えてはいない。王族に対する侮辱罪にならないか心配だ。
兄様の発言を受け、レーヴァンス王太子は目を丸くするが、徐々に口元に笑みが浮かび上がり、興奮してなのか頬が赤くなる。
「そうなんだ! 僕は普通の子供! ケーキよりもクッキーが好きで、トマトが少し苦手な子供なんだ!」
「お、おう……そうか」
嬉々とする王太子の思わぬ反応に、私も兄様も驚いた。
けれど、私にはその反応に思い当たる所があった。王太子はゲーム中で孤独を抱えていた。生まれながらに特別扱いをされ、崇拝の対象となり、人として隣に立って話せる存在は唯一幼馴染の臣下だけだった。しかし、その臣下はゲーム中で妖精によって心の闇を増幅させられ、王太子を妬み、陥れようと裏切った。絶望し孤独の中にいる王太子を妖精達が利用しようとしたが、リティナがそれを食い止める。彼女の声に励まされ、王太子は立ち上がり、ラスボスを倒す覚悟を決める。
そう思い返すと、兄様の存在はどうなるのだろう。遊び相手の立場なのに、過去編でもそれを匂わせるセリフや描写が一切無い。自ら辞退したのか、途中でやめさせられたか、本人の希望である魔物の討伐隊や騎士の道に進んで、本編に出ない立ち位置に移行していったのだろうか。
「父上から、遊び相手を用意すると言っていたけれど、君達が来てくれて嬉しいよ」
財力も軍もあまり持ち合わせてはいない田舎の男爵。しかも、災害が発生して少し経った後にお父様は国王に呼ばれた。お父様の活躍が気に入ったと表向きに言われていても、災害の支援をする代わりにレンリオス家の嫡子を王太子の遊び相手にしろと命令されたようにも見える。そう考えてしまうと、王室と繋がりは出来ても、兄様を人質に取られている様な変な感じがする。
「あのさ、友達なっても良いけれど、俺は自分の生まれた土地が好きなんだ。強くなって、御父様の後を継ぐって決めている。ミューだって、自分のやりたい事があるんだ。だから、ずっとは一緒に居られない」
兄様はきっぱりと自分の意思を伝える。威風堂々とした姿は10歳の子供ではなく、レンリオス家の次期当主の片鱗が見えた気がした。
「うん! それで良いよ。僕の言う通りにならなくて良い。でも生誕祭の最中は、一緒に遊んでほしいな」
その反応もまた嬉しい様子の王太子。凄く変わっているように見えるが、何でも思い通りになり過ぎると、逆に疎外感があったのだろう。何をやっても褒められ、もてはやされ、称えられる。それが無知な子供であったら、自尊心が膨らみ続ける。しかし、彼は聡明であり、王国を背負う後継者として育てられ、今も多くを学んでいる。
自然と客観視と距離感を覚え、孤独が常に彼の隣に座り始める。
「その為に来たようなモノだから、良いぞ」
「ありがとう!」
「もう夜だし、明日な」
「うん! それじゃ、改めて明日挨拶に来るよ。2人とも、またね!!」
王太子は大きく手を振り、部屋を出て行った。
一気に室内は静かになり、まるで嵐が過ぎ去ったかのようだ。
「なんか、変な奴だった」
兄様はポツリと言う。そこで緊張の糸が切れたらしく、ソファに座ると沈むように身を任せる。
「兄様は、王太子様は嫌い?」
「うーん……はじめて会ったから、わかんない。良いやつそうだとは思う。ミューは?」
「私は嫌いじゃないよ。もっと話せば、仲良く出来そう」
素直な感想を述べる。
「活発そうだから、兄様と気が合うんじゃないかな?」
「それじゃ、今度槍と剣の稽古に誘ってみるか」
ゲーム上のレーヴァンス王太子も好きだが、今の天真爛漫な彼が壊れるのは少し可哀そうに思う。今後の彼の行く末は、兄様に掛かっている様な気がした。
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