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更なる試練
聖魔剣の真相
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リーラとリーミアを乗せた天馬が神殿入り口の門の前へと降り立つ。
2人は天馬から降りると、門番をしている神官剣士に軽く挨拶をして、神殿内へと向かう。廊下を歩いていく。長い廊下の先に礼拝堂が現れ、その中央に大神官が座る椅子が見えて来た。
初めて神殿を訪れた時は大神官は椅子に座っていなかった。今回リーラと一緒に廊下を進んで行くと、大神官は椅子に座って彼等が来るのを待ち侘びていたかの様に、2人を見るなり、椅子から立ち上がって、嬉しそうな表情で女神官長と少女の姿を見る。
「良くぞ無事生還してくれた!」
大神官はリーミアの側に近付き、彼女の方に手を乗せる。
「はい、皆のお陰で、何とか魔の森を浄化する事まで出来ました」
「おおッ!あの森を浄化させたのか!これは……かつて無い程の偉業だであるぞ!」
大神官は驚きながら答える。
「彼女の言葉は真実であります。現に神官剣士達も、結界が消えた森を探索しております。私は先に彼女を休ませる為に、連れて参りました。それと……大神官様にこれを」
リーラは布で包んだ聖魔剣を手渡す。
それを受け取った大神官は、布を取ってテリオンの剣を見つめる。
「リムア姫の転生をするきっかけとなった聖魔剣……このまま封印させるのが良いでしょう」
大神官は、左手の掌から仄かな光を放ち、聖魔剣を封印させようとした。だが……突然、何を思ったのか、封印するのを止める。
「いや……これは、このままにしておきましょう」
大神官の言葉にリーラは唖然とした表情をする。
「何故ですか?」
「この剣は、まだリーミア殿と契約で繋がっておる、つまり……リーミア殿以外の者には扱えぬ物じゃ、もし……仮にこの剣を封印させてしまうと、その剣に相応しい不心得者が手にする可能性があると言う事にも成りかねない。幾ら神殿の中に収めようとも、そう言う輩が何時現れるかもわからないからな……。それよりも、リーミア殿がテリオンの剣に相応しい者を見つけて、その者に授ける方が良いかと思うのだが……宜しいかな?」
大神官がリーラの方を見ると、彼女は杖を床に置き、片膝を突きながら頭を下げて「はい、仰せのままに」と、だけ答える。
それを見たリーミアも、彼女と同じ様に、片膝を突いて頭を下げた。
「ハハ……其方たちの真意は分かったから、頭を上げなさい。それよりもリーミア殿よ、疲れておるでしょう。貴女専用の寝室を用意してあるから、身体を清めて休むが宜しい」
「あ……ありがとうございます。ところで、一つお聞きしても宜しいでしょうか?」
「何かね?」
「テリオンの剣に相応しい人って、どんな人ですか?」
意外な発言にアルメトロスも「ふむ……」と、珍しく考え込んだ。
「正直に言わせてもらうと、実はな……生前の貴女も、リーミア殿貴女自身もテリオンの剣を完全には使いこなせておらぬのだよ」
「ええ……!」
これまで幾度となくテリオンの剣を使っていたリーミアは少し驚いた表情をする。
「次いでに言わせて貰うと、聖魔剣とは人智を遥かに越えた武器だ。それこそ扱い次第では天変地異を起こす最強の武器でもある。実のところ……今まで、それを完全に手中に収めたものは、それを所有して、その剣に名が付けられた、ごく僅かな者達しか居ないであろう……。力の聖魔剣、その剣に秘められた10の奥義を操られてこそ、その剣に秘められた能力が開花されるのだよ」
「そうだったのですか……」
「まあ、エルテンシアの遥か昔の王が造り上げた物だから、そこまで詳しく知る物もいないのだから気にする事はない。ただ……聖魔剣は、それぞれに属性があり、それに適応した者を選ぶ性質がある、何よりも並の人よりも優れた性質があれば、契約のみで扱える聖魔剣なら、自然とその者を所有者に認めたりする事もあるだよ」
それを聞いたリーミアは以前、光の聖魔剣を苦労して手にして持って帰った時に、大神官が簡単に聖魔剣を鞘から抜き出したのを思い出した。
「テリオンの剣は、其方が聖魔剣に適応した者だから、その力に適した効果を発揮しただけでしか無いのだよ。本当のテリオンの剣は炎とは異なる、赤い眩い輝きを剣先から放つらしい……」
それを聞いた時、リーミアがテリオンの剣を使っている時、その様な効果が現れた事が一度も無かった事を思い出す。
リーミアは、自分が光の聖魔剣を扱っている時、眩い光を放っている事を思い出す。それと……アスファードも聖魔剣を抜き出した時に炎が剣先から発せられていた事を思い出す。
あれは……属性に適応した事を意味してたんだ。リーミアは聖魔剣の性質を少し理解した。
「さてと……」
大神官は周囲を見回すと、たまたま近くを歩いていた女性神官を見付けて彼女に声を掛ける。
「そこの者、こちらへ」
「はーい!」
彼女は大神官に声を掛けられると、嬉しそうに駆け寄って来た。
「どの様な御用件で?」
彼女はアルメトロスの側に来るなり、片膝を突いて頭を下げる。
「この方を浴場へと連れて行き、体を清めさせたら寝室へ案内させなさい」
「かしこまりました!」
彼女は顔を上げるなりリーミアの顔を見て微笑みながら「ではリーミア様、行きましょう!」と、彼女の手を握りながら広間を後にする。
広い空間にリーラと、アルメトロスだけになると、彼は再び椅子に腰掛ける。
「さてと……では、話を聞こうか……実際どうだったのだ?」
アルメトロスは、リーミアがいた時の様な柔らかい表情では無く、真剣な眼差しでリーラを見る。
「私の思惑通りでしたね。正直言って、王宮に彼女を不穏分子として扱う輩がいるのは今回の事で明白となりました。それこそ裏でどんな策略を練っているのか、まるで筋が見通せません……。これ以上彼女に重荷を担がせる行為には、許し難いものを感じずにはいられません。それにリーミア様御自身、こちらに連れて来る間に本人から聞きましたが……脱走者の罪を彼女自身が被り、称号の格下げをも受ける覚悟らしいです。私としては歯痒い思いであります……」
「ふむ……以前から王宮内には、我等とは思惑が異なる者が居ると言う噂があったが、まさかリムア姫の転生した者にも牙を剥くような輩だったとはな……早めの対処が必要であるな。それにしても……リーミア殿の器量の深さには感服致す限りだ」
「はい、何があっても決して他者を裏切らないし……疑いすら抱かない純粋さは素晴らしい限りです。でも……それに付け込んで、彼女を追い払う輩が居るのには耐え難いものを感じてしまいます」
そう返事をしながらリーラは大神官に声を掛ける。
「実は……今回の件で私なりの提案がりますが……」
「ほお、其方の提案とは……?」
「実はですね……」
リーラは少し意地悪そうに笑みを浮かべた。
2人は天馬から降りると、門番をしている神官剣士に軽く挨拶をして、神殿内へと向かう。廊下を歩いていく。長い廊下の先に礼拝堂が現れ、その中央に大神官が座る椅子が見えて来た。
初めて神殿を訪れた時は大神官は椅子に座っていなかった。今回リーラと一緒に廊下を進んで行くと、大神官は椅子に座って彼等が来るのを待ち侘びていたかの様に、2人を見るなり、椅子から立ち上がって、嬉しそうな表情で女神官長と少女の姿を見る。
「良くぞ無事生還してくれた!」
大神官はリーミアの側に近付き、彼女の方に手を乗せる。
「はい、皆のお陰で、何とか魔の森を浄化する事まで出来ました」
「おおッ!あの森を浄化させたのか!これは……かつて無い程の偉業だであるぞ!」
大神官は驚きながら答える。
「彼女の言葉は真実であります。現に神官剣士達も、結界が消えた森を探索しております。私は先に彼女を休ませる為に、連れて参りました。それと……大神官様にこれを」
リーラは布で包んだ聖魔剣を手渡す。
それを受け取った大神官は、布を取ってテリオンの剣を見つめる。
「リムア姫の転生をするきっかけとなった聖魔剣……このまま封印させるのが良いでしょう」
大神官は、左手の掌から仄かな光を放ち、聖魔剣を封印させようとした。だが……突然、何を思ったのか、封印するのを止める。
「いや……これは、このままにしておきましょう」
大神官の言葉にリーラは唖然とした表情をする。
「何故ですか?」
「この剣は、まだリーミア殿と契約で繋がっておる、つまり……リーミア殿以外の者には扱えぬ物じゃ、もし……仮にこの剣を封印させてしまうと、その剣に相応しい不心得者が手にする可能性があると言う事にも成りかねない。幾ら神殿の中に収めようとも、そう言う輩が何時現れるかもわからないからな……。それよりも、リーミア殿がテリオンの剣に相応しい者を見つけて、その者に授ける方が良いかと思うのだが……宜しいかな?」
大神官がリーラの方を見ると、彼女は杖を床に置き、片膝を突きながら頭を下げて「はい、仰せのままに」と、だけ答える。
それを見たリーミアも、彼女と同じ様に、片膝を突いて頭を下げた。
「ハハ……其方たちの真意は分かったから、頭を上げなさい。それよりもリーミア殿よ、疲れておるでしょう。貴女専用の寝室を用意してあるから、身体を清めて休むが宜しい」
「あ……ありがとうございます。ところで、一つお聞きしても宜しいでしょうか?」
「何かね?」
「テリオンの剣に相応しい人って、どんな人ですか?」
意外な発言にアルメトロスも「ふむ……」と、珍しく考え込んだ。
「正直に言わせてもらうと、実はな……生前の貴女も、リーミア殿貴女自身もテリオンの剣を完全には使いこなせておらぬのだよ」
「ええ……!」
これまで幾度となくテリオンの剣を使っていたリーミアは少し驚いた表情をする。
「次いでに言わせて貰うと、聖魔剣とは人智を遥かに越えた武器だ。それこそ扱い次第では天変地異を起こす最強の武器でもある。実のところ……今まで、それを完全に手中に収めたものは、それを所有して、その剣に名が付けられた、ごく僅かな者達しか居ないであろう……。力の聖魔剣、その剣に秘められた10の奥義を操られてこそ、その剣に秘められた能力が開花されるのだよ」
「そうだったのですか……」
「まあ、エルテンシアの遥か昔の王が造り上げた物だから、そこまで詳しく知る物もいないのだから気にする事はない。ただ……聖魔剣は、それぞれに属性があり、それに適応した者を選ぶ性質がある、何よりも並の人よりも優れた性質があれば、契約のみで扱える聖魔剣なら、自然とその者を所有者に認めたりする事もあるだよ」
それを聞いたリーミアは以前、光の聖魔剣を苦労して手にして持って帰った時に、大神官が簡単に聖魔剣を鞘から抜き出したのを思い出した。
「テリオンの剣は、其方が聖魔剣に適応した者だから、その力に適した効果を発揮しただけでしか無いのだよ。本当のテリオンの剣は炎とは異なる、赤い眩い輝きを剣先から放つらしい……」
それを聞いた時、リーミアがテリオンの剣を使っている時、その様な効果が現れた事が一度も無かった事を思い出す。
リーミアは、自分が光の聖魔剣を扱っている時、眩い光を放っている事を思い出す。それと……アスファードも聖魔剣を抜き出した時に炎が剣先から発せられていた事を思い出す。
あれは……属性に適応した事を意味してたんだ。リーミアは聖魔剣の性質を少し理解した。
「さてと……」
大神官は周囲を見回すと、たまたま近くを歩いていた女性神官を見付けて彼女に声を掛ける。
「そこの者、こちらへ」
「はーい!」
彼女は大神官に声を掛けられると、嬉しそうに駆け寄って来た。
「どの様な御用件で?」
彼女はアルメトロスの側に来るなり、片膝を突いて頭を下げる。
「この方を浴場へと連れて行き、体を清めさせたら寝室へ案内させなさい」
「かしこまりました!」
彼女は顔を上げるなりリーミアの顔を見て微笑みながら「ではリーミア様、行きましょう!」と、彼女の手を握りながら広間を後にする。
広い空間にリーラと、アルメトロスだけになると、彼は再び椅子に腰掛ける。
「さてと……では、話を聞こうか……実際どうだったのだ?」
アルメトロスは、リーミアがいた時の様な柔らかい表情では無く、真剣な眼差しでリーラを見る。
「私の思惑通りでしたね。正直言って、王宮に彼女を不穏分子として扱う輩がいるのは今回の事で明白となりました。それこそ裏でどんな策略を練っているのか、まるで筋が見通せません……。これ以上彼女に重荷を担がせる行為には、許し難いものを感じずにはいられません。それにリーミア様御自身、こちらに連れて来る間に本人から聞きましたが……脱走者の罪を彼女自身が被り、称号の格下げをも受ける覚悟らしいです。私としては歯痒い思いであります……」
「ふむ……以前から王宮内には、我等とは思惑が異なる者が居ると言う噂があったが、まさかリムア姫の転生した者にも牙を剥くような輩だったとはな……早めの対処が必要であるな。それにしても……リーミア殿の器量の深さには感服致す限りだ」
「はい、何があっても決して他者を裏切らないし……疑いすら抱かない純粋さは素晴らしい限りです。でも……それに付け込んで、彼女を追い払う輩が居るのには耐え難いものを感じてしまいます」
そう返事をしながらリーラは大神官に声を掛ける。
「実は……今回の件で私なりの提案がりますが……」
「ほお、其方の提案とは……?」
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